2022年10月28日

【VSEと甲種輸送が楽しめる】小田急電鉄、『VSEに乗って5000形増備車の搬入を見に行こう!』開催へ

2022年10月27日、小田急電鉄が同年12月3日にロマンスカー“VSE”50000形を使用して、今夏のナイトツアー以来となる同形式への車中泊となる企画として、『VSEに乗って5000形増備車の搬入を見に行こう!』を開催することが発表されました。
▲2022年3月11日に定期営業運転を終了したロマンスカー“VSE”50000形と甲種輸送されてくる5000形5062Fとのコラボレーションが見られる。5000形の新製投入により1000形の非リニューアル車両の置き換えが完了したが、8000形も8056Fが同形式4両固定編成で廃車除籍処分となっていて、油断はできない。
▲ロマンスカー“VSE”50000形とコラボするのは今年度分では最後の増備と思われる5000形5062Fの甲種輸送の新松田(OH41)到着時となる。なお同編成についても海老名検車区までは自走回送になりそうだ。

今回は新宿(OH01)を22時頃に発車し、途中の秦野(OH39)1番ホームではトイレ休憩などを兼ねて約1時間ほど停車、そのあとに新松田1番ホームに到着した後、5000形5062Fの甲種輸送の搬入作業(日本貨物鉄道新鶴見機関区所属の電気機関車であるEF65形2000番台が東海旅客鉄道御殿場線との連絡線を経由して新松田まで牽引して切り離れたあと、5062Fが近接の海老名検車区まで自走回送される様子)を見学し、新松田1番ホームに停泊することになるロマンスカー“VSE”50000形で車中泊をし、上下線の間にある折り返し線を経由して新宿に戻る行程となります。なお新松田の4番ホームには翌日に3000レとなる10両編成が1本留置されることになっています(平日E65運用→土曜休日E66運用の充当車両)。これが5000形となる可能性もあります。なお展望席では追加料金がかかりますのでご注意願います。

5000形の増備は今年度分最後と思われます。今年度分は3編成(30両)が増備されることとなっており、5060F5061Fがすでに登場しています。今度の5062Fで今年度分は出揃います。現役の通勤形電車では最古参の8000形にも廃車が出ているので、注意が必要です。