2018年8月31日

【最新情報】小田急電鉄ロマンスカー展望車両『VSE』『GSE』の運用を公表(2018年8月27日更新)

2018年8月31日、小田急電鉄が展望座席車両のあるロマンスカー2形式(『VSE』50000形・『GSE』70000形)の9月分・10月分の運用を公表しました(更新時点のデータです)。
▲展望座席車両をもつロマンスカー『VSE』50000形(写真左)・『GSE』70000形(写真右)。両形式は本来なら共通運用だが、実質は運用が固定化されていて狙いやすい。

2018年7月11日よりロマンスカー『VSE』50000形、『GSE』70000形ともに2編成ずつの4編成体制となっています。それでは以下の運用予定表を見ていきましょう。

9月分・10月分では何日のどの列車に、どの形式で運転されるかがすべて記載されており、『V』が『VSE』、『G』が『GSE』の充当となります。ただし9月・10月の一部の平日に限り、所定の『EXE/EXEα』で運用される平日N45N65運用(ただし厳密には平日N65運用)を『VSE』が代走する予定となっており、その場合は秦野(OH39)始発の『モーニングウェイ72号』本厚木(OH34)・小田原(OH47)始発の『さがみ』(前者は74号、後者は94号)小田原線系統・江ノ島線系統の『ホームウェイ』(前者は3号、後者は89号)にも充当されるため、注目を集めそうです。今回も列車番号をもとに『VSE』『GSE』の2形式の運用を運用番号の形式で表記していますので、運用表(平日N65運用を含む)を確認しながら照らし合わせてみてください。なお代走運用の当該となる平日N65運用は通常は海老名検車区を出庫する運用であり、充当車両の『VSE』は平日N32運用、土曜休日N32運用・土曜休日N34運用で運用され、喜多見検車区出入庫を基本としているため、『VSE』が平日N45N65運用(平日N65運用)に充当される場合は喜多見検車区からの臨時回送の形で充当されそうですね。

◆ロマンスカー展望車両の運用予定表◆
青色・・・平日ダイヤ 赤色・・・土曜休日ダイヤ
黄色・・・『VSE』が平日N45N65運用(厳密には平日N65運用)を代走
※車型はVSE・・・50000形、GSE・・・70000形

【2018年9月】 ※『VSE』1本が『N65《代走》』の場合は『N34(予備)』の表記は『なし』
01日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
02日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
03日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
04日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
05日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
06日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
07日・・・N31:GSE N32:VSE N33:VSE N34(予備):GSE
08日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
09日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
10日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
11日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):なし N65《代走》:VSE
12日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
13日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):なし N65《代走》:VSE
14日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
15日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
16日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
17日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
18日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
19日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
20日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
21日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):なし N65《代走》:VSE
22日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
23日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
24日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
25日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
26日・・・N31:GSE N32:GSE N33:VSE N34(予備):なし N65《代走》:VSE
27日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
28日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
29日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
30日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE

【2018年10月】
01日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
02日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
03日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
04日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
05日・・・N31:GSE N32:GSE N33:VSE N34(予備):なし N65《代走》:VSE
06日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
07日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
08日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
09日・・・N31:GSE N32:VSE N33:VSE N34(予備):GSE
10日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
11日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
12日・・・N31:GSE N32:VSE N33:VSE N34(予備):GSE
13日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
14日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
15日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
16日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
17日・・・N31:GSE N32:VSE N33:VSE N34(予備):GSE
18日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
19日・・・N31:GSE N32:VSE N33:VSE N34(予備):GSE
20日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
21日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
22日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
23日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
24日・・・N31:GSE N32:VSE N33:VSE N34(予備):GSE
25日・・・N31:GSE N32:VSE N33:VSE N34(予備):GSE
26日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
27日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
28日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34:VSE
29日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
30日・・・N31:GSE N32:VSE N33:GSE N34(予備):VSE
31日・・・N31:GSE N32:VSE N33:VSE N34(予備):GSE

~~~~~~~~~~~★展望車両のロマンスカー運用について★~~~~~~~~~~~
【駅名表記について】
宿・・・新宿(OH01)、成・・・成城学園前(OH14)、大・・・相模大野(OH28)・大野総合車両所、海・・・海老名(OH32)・海老名検車区、厚・・・本厚木、伊・・・伊勢原(OH36)、秦・・・秦野、小・・・小田原、湯・・・箱根湯本(OH51)、藤・・・藤沢(OE13)、江・・・片瀬江ノ島(OE16)

【展望車両の運用について】
※備考※ 列車番号・・・回送列車、列車番号・・・一般特急列車(列車愛称は問わず共通)

【代走運用における注意点】
通常の平日N45N65運用(代走時は平日N65運用)は『EXE/EXEα』による運用である

★平日N31運用★
喜多見検車区出庫
大0000←成0000 9009レ
大野総合車両所入出庫
大0612→宿0648 0992レ
湯0827←宿0700 0151レ
湯0903→宿1047 0002レ
湯1224←宿1100 0717レ
湯1235→宿1407 0116レ
湯1550←宿1420 0035レ
湯1626→宿1805 0130レ
江1930←宿1815 0681レ
江1956→宿2105 0502レ
藤2218←宿2115 0687レ
藤0000→成0000 9040レ
喜多見検車区入庫

★平日N32運用★
喜多見検車区出庫
伊0000←成0000 9023レ
伊0000→厚0000 9008レ
厚0857→宿0944 0170レ
湯1124←宿1000 0713レ
湯1134→宿1307 0112レ
湯1451←宿1320 0031レ
湯1512→宿1647 0026レ
湯1827←宿1700 0147レ
湯1839→宿2005 0140レ
藤2117←宿2015 0685レ
藤0000→宿0000 9034レ
厚2348←宿2300 0621レ
伊0000←厚0000 9055レ
伊0000→成0000 9054レ
喜多見検車区入庫

★平日N33運用★
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 9020レ
湯1334←宿1200 0123レ
湯1348→宿1527 0322レ
湯1712←宿1540 0341レ
湯1725→宿1905 0034レ
藤2020←宿1915 0683レ
藤0000→成0000 9032レ
喜多見検車区入庫
 
★平日N34運用★
喜多見検車区終日予備留置

★平日N65運用《VSE代走》★
9月11日・13日・21日・26日・10月5日運転
海老名検車区出庫
秦0000←海0000 9003レ
秦0608→宿0702 0672レ
厚0000←宿0000 9021レ
厚0000→海0000 9006レ
海老名検車区入出庫
伊0000←海0000 9025レ
伊0000→厚0000 9010レ
厚1018→宿1107 0174レ
湯1254←宿1120 0019レ
湯1307→宿1447 0018レ
湯1633←宿1500 0137レ
湯1643→宿1820 0052レ
小1958←宿1830 0903レ
小0000→足0000 9030レ
足#6入出庫
小0000←足0000 9047レ
小2050→宿2205 0384レ
藤2318←宿2215 0689レ
藤0000→大0000 9048レ
海0000←大0000 9057レ
海老名検車区入庫
 
★土曜休日N31運用★
喜多見検車区出庫
伊0000←成0000 9009レ
伊0000→厚0000 9010レ

厚0756→宿0847 0974レ
湯1014←宿0900 0705レ
湯1027→宿1207 0782レ
湯1344←宿1220 0017レ
湯1355→宿1527 0320レ
湯1717←宿1540 0331レ
湯1730→宿1906 0126レ
湯2057←宿1920 0907レ
湯2115→宿2246 0270レ
成0000←宿0000 9045レ
喜多見検車区入庫
 
★土曜休日N32運用★
喜多見検車区出庫
湯0000←成0000 9007レ
湯0812→宿0947 0202レ
湯1113←宿1000 0707レ
湯1125→宿1307 0112レ
湯1454←宿1320 0021レ
湯1508→宿1647 0054レ
湯1828←宿1700 0135レ
湯1839→宿2006 0128レ
湯2156←宿2020 0911レ
湯2207→宿2327 0272レ
成0000←宿0000 9049レ
喜多見検車区入庫


★土曜休日N33運用★
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 9004レ
湯0850←宿0720 0251レ
湯0910→宿1048 0006レ
湯1215←宿1100 0711レ
湯1228→宿1407 0116レ
湯1545←宿1420 0025レ
湯1554→宿1727 0056レ
秦1838←宿1740 0373レ
秦0000→成0000 9042レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N34運用★
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 9002レ
湯0820←宿0700 0101レ
湯0831→宿1007 0104レ
湯1154←宿1027 0257レ
湯1207→宿1347 0214レ
湯1527←宿1400 0123レ
湯1537→宿1707 0784レ
湯1858←宿1720 0771レ
湯1910→宿2045 0262レ
小2218←宿2100 0613レ
小0000→成0000 9056レ
喜多見検車区入庫
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2018年8月30日

【異例の併結】205系1000番台横ナハW4編成と1100番台横ナハT15編成が併結試運転

2018年8月29日、東日本旅客鉄道南武線支線向けの205系1000番台横ナハW4編成(2両編成)と鶴見線向けの同系列1100番台横ナハT15編成(3両編成)の両者が連結され、南武線の武蔵中原(JN-08)~立川(JN-26)間を往復する試運転を行いました。
▲南武線支線の205系1000番台(写真2枚)と鶴見線の1100番台が連結して南武線内を5両編成で試運転を行った。南武線支線と鶴見線の同系列が併結のうえで試運転を行って立川まで入線するのは極めて異例である。

編成は下り方(立川寄り)から横ナハT15編成+横ナハW4編成という3両+2両の5両編成の組成であり、両者の併結試運転による詳細な理由は明らかになっていません。片方はワンマン運転を実施する車両ですが、もう片方はワンマン運転を行わない車両です。なぜ同じ顔つきの1000番台と1100番台で併結試運転を行ったのでしょうか。

【編成組成】
←立川寄り         川崎(JN-01)寄り→
《T15》クモハ204-1105+モハ205-38+クハ205-1105+《W4》クモハ204-1003+クモハ205-1003

2018年8月29日

【臨時列車】小田急電鉄ロマンスカー『MSE』60000形使用の特急『ふじさん』31号・32号を運転へ

2018年8月24日、小田急電鉄がロマンスカー『MSE』60000形(6両編成)を使用する特急『ふじさん』の臨時列車(31号・32号)を11月23日・24日・25日に運転すると発表しました。
▲ロマンスカー『MSE』60000形の特急『ふじさん』の臨時列車(31号・32号)を増発。10月23日以降から同列車の特急券が発売となり、11月23日~25日は特急『ふじさん』が5往復の運転となる。

定期列車となる特急『ふじさん』は平日に3往復(下り1号・3号・5号、上り2号・4号・6号)、土曜休日に4往復(下り1号・3号・5号・11号、上り2号・4号・6号・12号)が運転されており、それに臨時運転の1往復(31号・32号)を加えると、11月23日から25日にかけては特急『ふじさん』が合計5往復となり、静岡県御殿場市方面へのお出かけが大変便利になります。ただし乗車の際には特急券が必要となりますので、事前にお買い求めのうえで乗車するようにしてください。ただし、東海旅客鉄道御殿場線内ではICカードは使用できませんのでご注意ください。

【特急『ふじさん』運転概要】
★備考1★
特急『ふじさん』停車駅
新宿(OH01)、新百合ヶ丘(OH23)、相模大野(OH28)、本厚木(OH34)、秦野(OH39)、松田(CB04)、駿河小山(CB08)、御殿場(CB10)

※駿河小山に停車する『ふじさん』は平日の下り2本、上り1本(0401Mレ0403Mレ0406Mレ[いずれも平日N74運用])、土曜休日の下り3本、上り2本(0401Mレ0403Mレ[いずれも土曜休日N73運用]・0406Mレ[土曜休日N74運用]・0411Mレ[土曜休日N74運用]・0412Mレ[土曜休日N73運用])のみ

★備考2★ 駅名表記は以下の通りです。
宿・・・新宿、百・・・新百合ヶ丘、大・・・相模大野、厚・・・本厚木、秦・・・秦野、松・・・松田、殿・・・御殿場

《定期列車》
[平日下り]
0401Mレ(N74) 殿0813←宿0640
0403Mレ(N74) 殿1224←宿1040
0405Mレ(N74) 殿1621←宿1440
[平日上り]
0402Mレ(N74) 殿0848→宿1027
0404Mレ(N74) 殿1248→宿1427
0406Mレ(N74) 殿1847→宿2020

[土曜休日下り]
0401Mレ(N73) 殿0813←宿0640
0411Mレ(N74) 殿1018←宿0840
0403Mレ(N73) 殿1224←宿1040
0405Mレ(N73) 殿1621←宿1440
[土曜休日上り]
0402Mレ(N73) 殿0848→宿1029
0404Mレ(N73) 殿1248→宿1427
0412Mレ(N73) 殿1646→宿1827
0406Mレ(N74) 殿1847→宿2026

《臨時列車》 ※運用番号は予想です。
★備考3★
運転日注意(11月23日~25日運転)、駿河小山は通過

[臨時運転下り]
0831Mレ(臨時N74) 殿1418←宿1240
[臨時運転上り]
0832Mレ(臨時N74) 殿1048→宿1227
※運用上の流れの予想は0832Mレ0831Mレ

《臨時運転ダイヤ》
殿1048→松1115→秦1127→厚1140→大1150→百1202→宿1227 0832Mレ
殿1418←松1353←秦1339←厚1325←大1314←百1303←宿1240 0831Mレ

【廃車か】東日本旅客鉄道185系200番台宮オオB3編成(6両編成)が長野総合車両センターへ回送される

2018年8月28日、東日本旅客鉄道185系200番台宮オオB3編成(クハ185-205以下6両)が所属先の大宮総合車両センターに近い東大宮操車場から武蔵野線・中央本線・篠ノ井線経由で長野総合車両センターまで自走回送されました。同編成は廃車解体になるものと思われます。
▲当時の田町車両センター(東チタ:現在は消滅)に在籍していたときから湘南色ブロック塗装となっていた185系200番台宮オオB3編成(2015年5月撮影)。
▲湘南色ブロック塗装からストライプ塗装に変更された宮オオB3編成(2016年1月、2017年1月撮影)。8月上旬の8両編成の宮オオB2編成に続いて、長野総合車両センターへの帰らぬ旅に出た。秋の臨時列車や修学旅行向けを含む団体専用列車がE257系0番台(長モト)・500番台(千マリ)に置き換えられる前に185系200番台の廃車が進んでいる。

この編成はもともと7両編成で4号車にサロ185-205が連結されていましたが、同車両のみが廃車となって6両編成に組成されてからは修学旅行向けを含む団体専用列車や臨時快速列車のほか、先頭車に京浜東北・根岸線入線に対応するATCを搭載していることから、横浜(JK-12)~松本間を横浜線・中央本線経由で結ぶ特急『はまかいじ』1往復(往路の9086M列車9061M列車は横浜7時51分発→松本11時22分着、復路の9064M列車9083M列車は松本15時21分発→横浜18時41分着)にも使用されていました。また6両編成に組成された編成では初めての編成単位での廃車となります。これで185系は0番台・200番台を合わせて10両6編成(A1・A3・A5~A8)、7両3編成(OM04・OM08・OM09)、6両4編成(OM03・B4・B5・B6)、5両6編成(C1~C6)、4両2編成(B7・C7)の合計143両/227両の在籍となりました。

【185系0番台・200番台在籍状況】 ※2018年8月29日現在
全体=143両
《0番台》 在籍数=94両
[10両編成]A1・A3・A5・A6・A7・A8
[5両編成]C1・C2・C3・C4・C5・C6
[4両編成]C7
《200番台》 在籍数=49両
[7両編成]OM04・OM08・OM09
[6両編成]OM03・B4・B5・B6
[4両編成]B7

★廃車済みの車両★
全体=84両
※単体で廃車となったサハ185-7(C7)・サロ185形200番台(OM03・B2~B7)は車両数のみに含む 
《0番台》 車両数=21両
[10両編成]A2・A4
《200番台》 車両数=63両
[8両編成]B2
[7両編成]OM01・OM02・OM05・OM06・OM07・B1
[6両編成]B3

※宮オオB2編成はサロ185-204を抜き、宮オオB7編成の電動車1ユニット2両(ハイフン以下231)を連結して8両編成を組成、廃車となった。
※宮オオOM07編成は宮オオOM06編成からサロ185-211と電動車1ユニット2両(ハイフン以下221)を連結してA編成と同じ10両編成を組成、上野東京ライン関連の試運転に使用され、廃車となった。

2018年8月27日

【期間限定】西武鉄道30000系38105Fの『ぐでたまスマイルトレイン』が新宿線で運用開始

2018年8月25日、西武鉄道小手指車両基地所属で池袋線・狭山線などを中心に運用されていた30000系38105Fの『ぐでたまスマイルトレイン』が南入曽車両基地に移り、新宿線・拝島線での運用を開始しました。正式な転属となったのかは定かではありませんが、38101Fとの車両交換の形で運用されているようです
▲池袋線・狭山線などで運用されていた『ぐでたまスマイルトレイン』の30000系38105F。ついに新宿線・拝島線での運用を開始した。新旧2000系が多数在籍するなかでも黄色の30000系は異彩を放つ。基本的に単独運用のみであるため、クハ38105の表情を撮る最大のチャンスといえる。
▲『ぐでたまスマイルトレイン』の30000系38105Fと入れ替わりで小手指車両基地に移り、池袋線・狭山線などで運用されている30000系38101F。新製当初からは新宿線・拝島線で運用されていた。

『ぐでたまスマイルトレイン』の30000系38105Fは同日の5802レ(新所沢[SS-24]5時22分発)より運用に入っています。8両固定編成のため各駅停車メインでの運用となり、土曜休日のみ急行などの優等種別に入る予定です。なお池袋線では10両編成での運用に入ることが多くクハ38105が先頭に出ることが無かったために、新宿線・拝島線ではクハ38105の表情を頻繁に見ることができます。同編成は38101Fと入れ替わるように新宿線系統に移ったものと思われます。今回は一時的な貸出のためと思われ、11月までの運転を予定しています。なお新宿線・拝島線で運用を開始した38105Fは車内LCD旅客案内表示器が17インチタイプで40000系と似たタイプのものに交換済みですので、外観だけでなく内装でも異彩を放ちそうですね。

2018年8月25日

【記録のチャンス】東日本旅客鉄道185系0番台・200番台使用の秋の増発列車について

2018年8月24日、東日本旅客鉄道が秋の増発列車を発表しました。今回の目玉はE257系0番台への置き換えが決まっている185系0番台・200番台(宮オオ)を使用した臨時列車となりそうです。
▲今後の去就が大変気になる185系0番台・200番台をしっかり記録するチャンスである。
▲個人的には185系0番台・200番台だけでなく、651系0番台水カツK103編成からも目が離せない。

185系0番台・200番台を使用する臨時列車は以下の通りとなります。ただし運転日が限られていること、全車指定席であることに留意していただき、撮影時には多くのファンが集まることが予想されますので安全に十分気をつけてください。さらに651系0番台水カツK103編成が充当されるものと思われる臨時列車も注目したいですね(651系1000番台[宮オオ]の特急『草津』は除外)。

【185系0番台・200番台使用の臨時列車】
☆快速 川越まつり号☆ 大船(JO-09, JS-09)←→川越
車両数:6両(宮オオ:OM03・B3・B4・B5・B6のいずれか)
運転日:10月20日・21日
ダイヤ(往路):船0929→川1109
ダイヤ(復路):船1828←川1640

☆快速 おさんぽ川越号☆ 新習志野(JE-12)←→川越
車両数:4両(宮オオ:B7・C7のいずれか)
運転日:10月20日・21日
ダイヤ(往路):習0903→川1029
ダイヤ(復路):習1741←川1600

☆快速 ホリデー快速あたみ号☆ 青梅←→熱海(CA00)
車両数:6両(宮オオ:OM03・B3・B4・B5・B6のいずれか)
運転日:11月10日・11日
ダイヤ(往路):梅0841→熱1114
ダイヤ(復路):梅1954←熱1710

☆快速 鎌倉紅葉号☆ 青梅(JC-62)←→鎌倉(JO-07)
車両数:6両(宮オオ:OM03・B3・B4・B5・B6のいずれか)
運転日:11月23日・24日・25日
ダイヤ(往路):梅0841→鎌1023
ダイヤ(復路):梅1954←鎌1800

☆特急 踊り子131号☆ 我孫子(JJ-08)→伊豆急下田(IZ-16)
車両数:7両(宮オオ:OM04・OM08・OM09のいずれか)
運転日:10月27日・11月10日・17日・23日・24日
ダイヤ:我1045→下1421

☆特急 踊り子132号☆ 伊豆急下田→我孫子
車両数:7両(宮オオ:OM04・OM08・OM09のいずれか)
運転日:10月28日・11月11日・18日・24日・25日
ダイヤ:我1810←下1433

【651系0番台使用の臨時列車】
☆快速 ぶらり川越号☆ 日立←→川越
運転日:10月20日・21日
ダイヤ(往路):日0647→川0949
ダイヤ(復路):日1851←川1520

☆快速 わくわく舞浜号☆ 日立←→東京(JE-01)
運転日:11月13日
ダイヤ(往路):日0647→東0959
ダイヤ(復路):日2254←東1944

☆快速 ぶらり高尾散策号☆ 日立←→高尾(JC-24)
運転日:11月10日・17日・23日・24日
ダイヤ(往路):日0647→高1007
ダイヤ(復路):日1904←高1610

【行先表示注目】東日本旅客鉄道205系5000番台千ケヨM36編成がインドネシアに譲渡(5編成/42編成)

2018年8月24日、東日本旅客鉄道武蔵野線向けの205系5000番台千ケヨM36編成(クハ205-103以下8両)が所属先の京葉車両センターから総合車両製作所新津事業所まで配給輸送されました。

▲武蔵野線向け205系ではインドネシア譲渡5編成目の千ケヨM36編成。最後部の行先表示器に掲示されたのは今までの『ジャカルタ』ではなく『マリンドリーム ブキットドゥリ』となっている。

同編成のJRマークとドアステッカーは撤去され、編成番号札は『M36』から黄色の『5』に変更されていました。最後尾車両の前面幕はインドネシアに渡った先の4編成と異なり、『ジャカルタ』ではなく『マリンドリーム ブキットドゥリ』となっています。またこの編成は種別行先案内表示器がLED化されていたため、譲渡時の姿に違和感を覚えた方もいらっしゃることと思います。これで武蔵野線の205系は譲渡5編成目となります。今後このような譲渡配給輸送列車があと37回見られそうです。

同編成は新製配置が中原電車区(南武線向け6両編成)で、当時の浦和電車区(現:さいたま車両センター)とともに209系0番台が投入された時に京浜東北・根岸線で運用されていた205系0番台から中間車4両を組み込んで中央・総武線に転属、その同線にE231系0番台が投入された時には京葉線(京葉車両センター)の千ケヨ21編成として転属し、京葉線を中心に運用されていました。しかし2007年には205系0番台宮ハエ24編成(現在はインドネシアに譲渡済み)が川越線内の踏切事故に巻き込まれて損傷の酷い中間電動車2両が廃車となった際に、同編成から中間電動車2両を転用し8両編成に短縮したうえで一時的に保留車となっていました。2009年には横浜線での増発に伴い、8両編成を組成する武蔵野線向けの205系0番台1本(当時の千ケヨM66編成→横クラH28編成、現在はインドネシアに譲渡済み)を転用した際に保留車となった8両を転用したのが現在の千ケヨM36編成でした。もともと同編成は10両編成で電動車と付随車のMT比は6M4Tでしたが、宮ハエ24編成の復旧のために中間電動車を転用したため4M4Tとなっていたために、武蔵野線転用時には中間電動車4両のVVVFインバータ制御への改造が実施されて5000番台となり、最後の5000番台化改造編成となっていました。

2018年8月24日

【予想外】東日本旅客鉄道E231系元八ミツB16編成が4両編成で川越線・八高線向けに転用へ

2018年8月22日、東日本旅客鉄道E231系0番台元八ミツB16編成(クハE231-16以下10両)のうちの4両(クハE231-16+モハE231-32+モハE230-32+クハE230-16)が制御装置の更新工事のため入場していた青森改造センターを出場し、秋田総合車両センターへ入場のため配給輸送されました。

▲E231系では元0番台八ミツB5編成から改造された3000番台宮ハエ41編成および元0番台八ミツB6編成から改造された3000番台宮ハエ42編成以来となる、3編成目となる3000番台(予想:宮ハエ43編成)が元0番台八ミツB16編成から改造の4両で誕生か。

▲ついに置き換えられる209系3000番台(宮ハエ)。川越線・八高線向け同系列で最初に離脱したのは宮ハエ62編成(クハ209-3002以下4両)である。機器更新工事は受けずにそのまま廃車か。

同編成には制御装置の機器更新工事のほか、半自動ドアスイッチが新たに設置されていたため、武蔵野線向けではなく川越線・八高線向けに転用され、3000番台となり『(仮)宮ハエ43編成(クハE231-3003+モハE231-3003+モハE230-3003+クハE230-3003)』として改造されるものと思われます。なお編成から外された付随車4両(6扉車のサハE230-16を含む)はすべて廃車解体になるものと思われますが、半自動ドアスイッチが設置されなかったモハE231-31+モハE230-31の電動車1ユニットが残されているので、八ミツB11編成(付随車2両の代わりにモハE231-9+モハE230-9を組み込み)、八ミツB14編成(付随車2両の代わりにモハE231-11+モハE230-11を組み込み)に続いてもう1編成の0番台は中央・総武線に残留することが考えられます。

一方で209系3500番台・E231系3000番台の転入で209系3000番台・3100番台も置き換えられ、すでに宮ハエ62編成が運用を離脱しています。近く廃車になるものと思われ、残る209系は3000番台が3編成、3100番台が2編成となります。

2018年8月22日

【遂に目撃】東日本旅客鉄道E233系6000番台の110周年ヘッドマーク車を激写する

8月22日のこと。私が神奈川県川崎市鶴見区で用事があったため外出していましたが、その用事が終わったあとのことです。鶴見(JK-15, JI-01)からE233系1000番台宮サイ119編成の1315B列車(平日15B運用)で移動しました。

E233系6000番台横クラH028編成(元駅スタンプ:山手[JK-08])。1433K列車(平日33K運用)。東神奈川(JK-13, JH-13)で途中下車し、横浜線をメインに観察することに。

E233系6000番台横クラH001編成(元駅スタンプ:東神奈川[JK-13])。4350K列車(平日51K運用)。ちょうど帰りの時間帯に横浜線開業110周年ヘッドマーク車のトップナンバーが快速列車で南下していることを知り、横浜線が合流する東神奈川で撮りました。

ヘッドマークのデザインは両方とも共通しています。『横浜線』の文字の書体が2014年頃まで活躍していた205系0番台を思い起こさせます(現在は一部がインドネシアで運用中です)。

ちょうどE233系6000番台横クラH010編成(元駅スタンプ:中山[JH-19])の1421K列車(平日21K運用)と並びました。横クラH010編成の方には影がかかっていますが・・・。

ヘッドマーク車の横クラH001編成に乗り、横浜(JK-12, JT-05)で東海道線に乗り継ぎました。

185系0番台宮オオC4編成+宮オオA6編成。3026M列車。おまけといえばおまけですが、E257系0番台(長モト)への置き換えが発表された185系0番台の特急『踊り子』をしっかり記録。前5両の宮オオC4編成は伊豆箱根鉄道駿豆線の修善寺(IS13)からの4026M列車3026M列車でした。ちなみに写真の前5両の宮オオC4編成は検査を通していたのか、きれいな姿となっていました。

【新展開】東京急行電鉄池上線・多摩川線向け7700系、養老鉄道養老線向けに譲渡へ

2018年8月22日、近畿日本鉄道の子会社である養老鉄道が養老線向けに東京急行電鉄池上線・多摩川線で使用されていた雪が谷検車区所属の7700系を15両購入し、既存車両600系の更新を目的に導入すると発表しました。これで7700系は一部が養老鉄道に譲渡されることになります。
▲池上線・多摩川線の7700系を養老鉄道が購入し、既存車両の600系を置き換えることとなった。すなわち7700系は解体されずに三重県・岐阜県へと渡ることになる。

現在養老鉄道の600系は601F・602F(以上3両編成)・604F・606F(以上2両編成)、611F(3両編成)・612F・613F・614F(以上2両編成)、621F・623F・624F・625F(以上3両編成)の3両7編成(21両)、2両5編成(10両)の31両が在籍しており、その半分の15両が7700系に置き換えられる計算となります。導入数は3両3編成、2両3編成となり、一部編成は3両のまま譲渡、一部編成は中間車を廃車して2両に短縮し譲渡する形となりそうです。塗装は赤と緑の2種類が用意され、前面部および側面部に帯を巻く編成、前面部が歌舞伎塗装となる編成が赤と緑のバージョンで登場する予定のため、4種類の7700系の帯や塗装を楽しむことができそうです。なお譲渡の際にはパンタグラフの交換(シングルアーム式への変更)とスカートの取付改造がなされそうですね。養老鉄道向けの7700系の運用開始は2019年2月~3月とのことです。今後は池上線・多摩川線から撤退する7700系が『TOQ i』に牽引されて長津田車両工場に回送された時は廃車除籍と養老鉄道譲渡に向けた動きとみてよさそうですね。

2018年8月21日

【直通解禁への動き】東京急行電鉄2020系、東武鉄道スカイツリーラインで乗務員訓練

2018年8月19日、東京急行電鉄田園都市線向けの新型車両2020系2121Fが東武鉄道スカイツリーラインで試運転を行っています。同系列は北千住(TS-09)~南栗橋(TI-03)間で1往復、北千住~北越谷(TS-22)間で4往復実施されています(列車番号:49K)。
▲東武鉄道スカイツリーラインでの試運転が続けられている2020系(写真右側)。先頭車の『サークルK』ステッカーが残っているが、いずれは主力車両の8500系などを置き換えていくため、スカイツリーライン直通運用に入ることを想定した乗務員ハンドル訓練と思われる。

新型車両2020系は現在10両5編成(2121F~2125F)が在籍し、7月から8月にかけても2124F・2125F以外の編成が頻繁に南栗橋車両管区に貸し出され、乗務員ハンドル訓練を行っていたようです。スカイツリーラインでは8500系(『サークルK』の8606F・8642Fを除く)・5000系と同様に、主に準急や急行に充当されることが予想されるため、複々線区間では外側の急行線を走行しました。東武鉄道スカイツリーラインに2020系が乗り入れれば『サークルK』ステッカーが撤去され、8500系(『サークルK』の8606F・8642Fを除く)、5000系と共通でK運用に入るものと推測されます。

2018年8月20日

【世代交代へ】東日本旅客鉄道『ホリデー快速鎌倉』、185系200番台6両編成での運用を終了

2018年8月19日、東日本旅客鉄道185系200番台(宮オオ:6両編成のみ)が土曜休日に充当される『ホリデー快速鎌倉』(往路は8522M8723M、復路は8722M8523M)での運用を終了しました。18日・19日の同列車に充当されたのはいずれも宮オオOM03編成でした。
▲185系200番台による『ホリデー快速鎌倉』の最終運用は18日・19日ともに同系列で唯一のシングルアームパンタグラフを搭載する宮オオOM03編成だった(写真はストライプ塗装への変更前の姿である)。9月からはE257系500番台(千マリ)に変更される予定である。

▲『ホリデー快速鎌倉』では185系200番台のB編成を中心に充当されていた。写真は上から順に宮オオB3編成、宮オオB4編成、宮オオB5編成、宮オオB6編成。ここではストライプ塗装変更前の写真もあるので注意。

この『ホリデー快速鎌倉』は2013年から大宮総合車両センターに所属する185系200番台(B編成・OM編成)で運転され、基本的に普通車のみの6両編成で組成されている宮オオB3編成、宮オオB4編成、宮オオB5編成、宮オオB6編成、宮オオOM03編成のみが充当されていました。同系列による『ホリデー快速鎌倉』では自由席が4両、指定席が2両設定され、自由席では乗車券のみで乗車できるお得な列車となっていました。次回運転時の9月15日からはE257系500番台(千マリ)に変更され、この場合では全5両が指定席となる予定です。

この『ホリデー快速鎌倉』の車両変更を機に185系200番台(宮オオ)の廃車解体が進む可能性があります。直近では8月上旬に普通車のみの8両編成を組成していた宮オオB2編成が廃車解体のために長野総合車両センターまで自走回送されたため、E257系0番台(長モト)の特急『踊り子』への転用(大宮総合車両センターへの転入)などの今後の動きが注目されます。なお、185系による臨時快速としては東京(JT-01)寄りから6両(主に宮オオB4編成が多いかも)+4両(宮オオB7編成・宮オオC7編成のいずれか)で組成される『ムーンライトながら』が残っており、一部編成を残すことも考えられます。栃木県日光方面への修学旅行臨時列車についても185系0番台・200番台からE257系などに置き換えられることが予想されるために、普通列車や特急列車への汎用が可能で製造された185系にも(0番台・200番台ともに)いよいよ終焉の時が迫ってくるかもしれませんね。

2018年8月19日

【遂に登場】東京地下鉄丸ノ内線新型車両の2000系2101Fが甲種輸送される

2018年8月18日、東京地下鉄丸ノ内線向けの新型車両2000系2101F(6両編成)が日本車両製造豊川製作所を新製出場し、甲種輸送が行われています。

▲丸ノ内線に02系の後継車両、2000系のトップナンバー(2101F)が登場。銀座線の1000系と同じく全53編成(2101F~2153F)が日本車両製造豊川製作所で製造されるものと思われる。また1000系と同じく途中から陸送で中野検車区に搬入されるようだ

▲丸ノ内線支線向けの02系6編成については置き換え対象には入っていないが・・・。

2000系トップナンバーの編成は荻窪(M-01)寄りから『2101+2201+2301+2401+2501+2001』と組成されており、外観塗装はグローイング・スカーレットが採用されています。側面上部には02系と同じサインウェーブのデザインが入っています。制御装置は銀座線の1000系で培った最新技術をさらに発展させたPMSMで、車内照明や前照灯のLED化、車内LCD旅客案内表示器の17インチ3画面が採用されています。また全車両にフリースペース(車椅子・ベビーカーも利用可能)と、東京地下鉄の車両では初となる荷物置きの小さなテーブル、荷物かけ、電源のコンセント(1両2ヶ所ずつ)が設置されています。なお丸ノ内線全駅にホームドアが設置されているため、新製当初から転落防止幌は設置されていません。現在の丸ノ内線の自動放送は日本語を森谷真弓氏、英語放送をクリステル・チアリ氏が担当していますが、新型車両2000系では自動放送の英語放送がクリステル・チアリ氏ではなく亀井・シーナ・佐代子氏が担当するものと思われます。2000系の営業運転開始は2019年2月からですが、丸ノ内線では荻窪~池袋(M-25)間を反時計回り(池袋方面)、時計回り(荻窪方面)で大回りするように運転するため、入念な試運転が必要かもしれませんね。

2018年8月18日

【思わぬ珍事】寝台特急『サンライズ出雲・瀬戸』、白昼の東海道線に現る

8月18日、私が用事の後で東日本旅客鉄道東海道線・上野東京ラインに乗車したときのことです。
E231系1000番台横コツS-19編成+E233系3000番台横コツE-09編成。1578E列車。これは本来なら小山車両センター所属編成の運用ですが、どちらも国府津車両センター所属編成で運用でした。茅ヶ崎からはこれに乗って大船(JT-07, JS-07)からはE233系3000番台横コツE-71編成+E231系1000番台宮ヤマU527編成の4822Y列車に乗り継ぎ(こちらは小山車両センター所属編成での代走運用)、横浜(JO-13, JS-13)に向かいました。

横浜で乗り換えようとすると、7番線・8番線の発車標に『寝台特急 サンライズ瀬戸 東京 大幅遅れ 14両』と書いてありました。本来は横浜は6時45分発なのですが、何らかの事情で4時間以上も遅れていたものと思われます

285系0番台米トウI3編成+3000番台海カキI5編成。5032M列車。東京(JT-01)寄りから西日本旅客鉄道の後藤総合車両所出雲支所所属の0番台の米トウI3編成(クハネ285-3以下7両)、東海旅客鉄道の大垣車両区所属の3000番台海カキI5編成(クハネ285-3003以下7両)の14両編成で来ました。まさかの白昼の時間帯に『サンライズ出雲・瀬戸』が走行するのは異例です。発車時にはミュージックホーンを鳴らしていきました。

まさかの出会いを果たしたところで横浜を離れました。5番線・6番線のホーム下り方に多くの鉄道ファンが集まっていたのはそれがお目当てだったようですね。

2018年8月17日

【駅名改称】東京急行電鉄田園都市線南町田(DT-25)の駅名を改称、急行停車駅に

2018年8月16日、東京急行電鉄が2017年2月に閉館したグランベリーモール跡地などを利用して『南町田グランベリーパーク』の工事が進められている中、同施設の最寄りである田園都市線南町田(DT-25)について、現在の駅名から『南町田グランベリーパーク』(Minami-Machida GRANDBERRY PARK、駅番号同じ)に2019年度(2019年4月~2020年3月)中に改称し、平日に限り通過している急行を同駅に停車させると発表しました。
▲南町田には主力車両の8500系(写真は8629F)のほか、大井町線乗り入れ車両や東京地下鉄(写真は8117F)・東武鉄道からの乗り入れ車両を含めて最大11車種が発着する。

▲現在の南町田。北口には神奈川中央交通のバス発着所、南口にはグランベリーモール跡地で引き続き工事が進められている。

同駅は2面2線の相対式ホームで、ホームドアはありません。また2017年7月時点において改札口は下り1番ホームに直結する正面口(旧グランベリーモール口)と北口の2箇所があり、ホームからコンコースに繋がるエレベーターが設置されています。北口には神奈川中央交通バスが発着する停留所が設けられています。今後はコンコースの改修工事などが予定されており、エスカレーターおよびホームドアの設置と改札口の追加設置(正面口改札、グランベリーパーク側の新南口改札)、改札内トイレと待合室のリニューアル工事などを予定しています。2019年度中の駅名改称ということで、2020年3月までに行うダイヤ改正で駅名改称とともに終日急行が停車するようにするものと予想されます。

2018年8月14日

【実現可能?】東日本旅客鉄道、山手線と東北新幹線で自動運行に向けた検討を開始か

2018年8月13日付の読売新聞(夕刊記事)によると、東日本旅客鉄道が山手線および東北新幹線での自動運転方式(運転士のいない無人運転)の導入に向けた検討に入ることが分かりました。
▲山手線の主力車両であるE231系500番台、E235系0番台(いずれも東トウ)。大規模改良工事を予定している一部の駅を除き、可動式ホーム柵(ホームドア)が設置されている。平日朝夕ラッシュ時間帯はもとより、日中時間帯でも運転本数が多い。
▲東北新幹線の主力車両であるE5系(仙セシ)とE6系(秋アキ)。東京~盛岡間は一部の列車や臨時列車など除き基本的に両者が併結されて運用されており(ただし『やまびこ』や『なすの』ではE3系0番台[秋アキ]との併結運用がある)、両系列は盛岡にて増解結作業を行うため、その対応が気になるところ。

これは経験豊富なベテラン運転士の不足により、将来的に運転士・車掌の退職者が増えることが見込まれていることに対応するものです。ただし緊急時などの対応を考えて、第一段階として車掌のみの乗務を目指すということです。現在のところ、私が知っている限りで自動運転を行う列車はおもに東京臨海新交通ゆりかもめ、横浜新都市新交通シーサイドライン、東京都交通局日暮里・舎人ライナー、舞浜ディズニーリゾートラインなどが知られています(ただし手動運転の場合や乗務員が乗務する場合あり)。ただ自動運転の導入にあたっては運用車両へのATO対応工事施工やホームドア設置などをまずは推奨する必要があり、費用や安全対策などの課題が気になりますね。

2018年8月13日

【運用離脱】東日本旅客鉄道E231系500番台東トウ522編成が転用改造工事へ

2018年8月10日、東日本旅客鉄道山手線内回り・外回りで運用されていたE231系500番台東トウ522編成(クハE231-522以下11両)が東京総合車両センター(西エリア)に入場しました。同編成は転用改造工事と機器更新工事を受けるものと思われます。
▲E231系500番台からついに520番代の編成が消滅。10号車のサハE231-4622はE235系に編入するため『(仮)サハE235-4622』として転用され、残り10両は東京総合車両センターから三鷹車両センターに転属し『(仮)八ミツA522編成』になるものと思われる。
▲池袋(JY-13)で並んだE231系500番台東トウ505編成(写真左側)と東トウ522編成(写真右側)。
▲E235系0番台量産車の増備が続いている。東トウ18編成からは新製当初より車内に防犯カメラが設置されている(写真は新製当初からの防犯カメラ設置編成である東トウ19編成)。

これでE231系500番台(東トウ)から520番代の編成が消滅します。同系列で最初に転用のために運用を離脱したのが当時の東トウ520編成(現在の八ミツA520編成)ですので、元東トウ520編成の離脱・転用から約4年が経ったことになります。E235系0番台(東トウ)は登場から約3年で現在は23編成目(東トウ23編成:ただし10号車はサハE235形4600番台を連結する予定)が登場しているため、今後もこのような動きが続きそうです。

2018年8月11日

【廃車の動きか】東京都交通局5300形5302Fが総合車両製作所横浜事業所へ

2018年8月10日、東京都交通局馬込車両検修場に所属する5300形5302Fが京浜急行電鉄本線・逗子線を経由して総合車両製作所横浜事業所まで自走回送されました(列車番号:91T)。

▲5300形5302Fが先に回送された5301Fのあとを追うようにして総合車両製作所横浜事業所への帰らぬ旅へ出た。これで残る5300形は8両25編成(200両)の在籍となった。同形式は総合車両製作所横浜事業所から搬出の形で解体処分になるようだ。

▲5300形は初期編成の5301F・5302Fが廃車の動きとなったため、5303Fの動きには注意したい

前回の5300形5301Fに引き続き、ファインテック久里浜事業所に立ち寄る形で回送されたために、廃車となる可能性が高いものと思われます。先に回送されていた5301Fは8月6日から8日にかけて総合車両製作所横浜事業所から解体のため搬出となったため、5302Fもこのような動きになるものと思われます。現時点で番号順で初期編成から廃車となっているため、5303Fの動向が注目されます

2018年8月9日

【転用改造へ】東日本旅客鉄道209系500番台八ミツC509編成が秋田総合車両センターへ

2018年8月8日から9日にかけて、東日本旅客鉄道三鷹車両センター所属の209系500番台八ミツC509編成(クハ209-509以下10両)がEF64形1032号機の牽引によって豊田車両センターから秋田総合車両センターまで配給輸送されました。他路線への転用改造工事と走行機器の更新工事のためと思われます。

▲209系500番台では最後となった菱形パンタグラフ搭載の八ミツC509編成が中央・総武線を離れ転用改造工事を受けることに。秋田総合車両センター入場なので武蔵野線向けが有力か。

▲209系500番台で武蔵野線向けに転用された編成のなかにシングルアームパンタグラフの編成(千ケヨM71編成~千ケヨM74編成)だけでなく菱形パンタグラフの編成(千ケヨM81編成:写真)が存在するため、この編成もそれに倣って『(仮)千ケヨM84編成』となるのだろうか。

この編成は8月6日に方向転換を行って三鷹車両センタ―に戻り、7日に豊田車両センターに自走回送されていました。今後は武蔵野線向けの転用改造工事と走行機器の更新工事が施工されるものと思われます。菱形パンタグラフを搭載しているため、出場時には『(仮)千ケヨM84編成』になるものと予想されます。

【209系500番台転用改造工事の状況(2018年8月9日現在)】
< >・・・入場先 [  ]・・・転用路線
水色は入場中 橙色は転用改造工事施工済み

元八ミツC501編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ51編成
元八ミツC502編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ52編成

元八ミツC503編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ53編成
元八ミツC504編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ54編成
元八ミツC505編成・・・<郡山>[川越線・八高線]3500番台宮ハエ55編成
元八ミツC506編成・・・<秋田>[京葉線・武蔵野線]500番台千ケヨM81編成
元八ミツC507編成・・・<秋田>[京葉線・武蔵野線]500番台千ケヨM82編成
現八ミツC508編成・・・<??>[??????]
元八ミツC509編成・・・<秋田>[京葉線・武蔵野線]500番台千ケヨM84編成

現八ミツC510編成・・・<??>[??????]
現八ミツC511編成・・・<??>[??????]
現八ミツC512編成・・・<??>[??????]
元八ミツC516編成・・・<秋田>[京葉線・武蔵野線]500番台千ケヨM74編成


※注意※
八ミツC512編成の次が元八ミツC516編成(現在の千ケヨM74編成)である理由はクハ209-513以下が千ケヨM71編成、クハ209-514以下が千ケヨM72編成、クハ209-515以下が千ケヨM73編成となっているため。