2018年3月31日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2018.03.31 『GSE』と1095F試運転に出くわす~

2018年3月31日は小田急電鉄小田原線を撮影。今回は私の地元の伊勢原(OH36)~愛甲石田(OH35)間の定点ポイントにて。運用番号は判明した分のみ記載します。

8000形8057F+8257F。1006レ。日中時間帯に設定されている『急行相模大野(OH28)』。平日では上りのラッシュ時間帯にも設定されており、6両編成・10両編成で運転される列車のほかに(ただし6両編成の列車では小田原[OH47]→新松田[OH41]は各駅停車として運転し、新松田から急行に化ける)、新たに8両編成で運転される列車も設定されました。

8000形8055F+3000形3261F。3042レ。もはや早朝や平日ラッシュ時間帯の主力種別となった『快速急行』。私が普段移動で使う列車も快速急行となり、新宿(OH01)到着が早まりました。
ロマンスカー『GSE』70000形70051F。0330レ(土曜休日N31運用)。4月中の土曜休日はこの運用に固定される『GSE』。同編成は4月27日のみ運休となるのでご注意を。

1000形1095F。この編成は『GSE』の通過直前に下りから現れ、サハ1295(元クハ1256)の車輪が新品になっていたので、同車両の車輪交換後の試運転のようです。4000形4058Fの3015レを待避してからすぐに発車していきました。撮影は以上です。

東京急行電鉄田園都市線のニューフェイス2020系に出会うも・・・

2018年3月31日は用事で外出していたついでに、東京急行電鉄田園都市線へ向かいました。今回は長津田(DT-22)で撮影。この路線は大井町線とともにダイヤ改正を行ったばかりですので、運用番号のみ記載します。

2000系2002F。土曜休日32K運用。なんと『32K』表示で突然長津田検車区から出庫してきました。幸運なことにリニューアル前の2002Fを記録できました。その前に運用を調べた時には『32K』で2020系の運用だったので、もしかして・・・。

2020系2121F。土曜休日32K運用。今回のお目当てであるヘッドマーク付きの2020系を望遠で撮ったものの、残念なことになんと長津田で車両交換される、という結末。ちなみにこの列車は押上(Z-14)10時34分発、中央林間(DT-27)12時11分着の下り各駅停車です。前面部の種別行先表示を見ると、『各停 DT-27 中央林間』と書いてあります。

ちなみに側面部は『各停 DT-27 中央林間』『次はつくし野(DT-23)』と次の停車駅まで表示していたものの、到着後に『回送』表示となり、長津田検車区に入庫してしまいました。

2000系とともに置き換えられる8500系も記録。右側の8500系は土曜休日21K運用の8627Fで中央林間11時54分発、押上13時09分着の列車です。

8500系といえば、青帯の8637Fの旅客用扉が赤、緑、黄、青の4色となり、注目されていますね。

2000系2002F。土曜休日32K運用。この列車は交換前まで2020系の運用になるはずだった列車。中央林間12時17分発、押上(Z-14)13時29分着の列車です。2003Fがリニューアル更新工事と制御装置の交換を行ったため、2001F・2002Fの動向が気になるところ。2020系2121Fの代わりに2000系2002Fのリニューアル前の姿の記録ができるとは・・・。

私が調査した運用は以下の通りです。参考になさってください。

【8500系[DT]】
土曜休日05K運用・・・8615F
土曜休日07K運用・・・8619F
土曜休日12K運用・・・8622F
土曜休日15K運用・・・8616F
土曜休日16K運用・・・8637F ※旅客用扉が赤、緑、黄、青
土曜休日18K運用・・・8633F
土曜休日21K運用・・・8627F
土曜休日23K運用・・・8626F

【2000系[DT]】
土曜休日32K運用・・・2002F ※長津田12時01発より2020系2121Fから変更

【5000系[DT]】
土曜休日06K運用・・・5115F
土曜休日10K運用・・・5110F
土曜休日11K運用・・・5102F
土曜休日19K運用・・・5101F
土曜休日25K運用・・・5107F ※TOKYU SQUAREラッピング・ヘッドマーク車

【6000系[OM]】
土曜休日131運用・・・6105F ※長1146→大1225、長1314←大1236でそれぞれ確認
土曜休日133運用・・・6104F ※長1214←大1136で確認
土曜休日135運用・・・6101F ※長1316→大1355で確認
土曜休日136運用・・・6106F ※長1144←大1106、長1216→大1255でそれぞれ確認

【東京地下鉄8000系】
土曜休日59S運用・・・8115F
土曜休日63S運用・・・8114F
土曜休日65S運用・・・8102F
土曜休日73S運用・・・8111F
土曜休日77S運用・・・8109F
土曜休日78T運用・・・8108F ※代走運用

【東京地下鉄08系】
土曜休日57S運用・・・08-104F

【東武鉄道50000・50050系】
土曜休日54T運用・・・51062F
土曜休日64T運用・・・51066F
土曜休日66T運用・・・51053F
土曜休日68T運用・・・51058F
土曜休日74T運用・・・51063F
土曜休日76T運用・・・51051F ※春の全国交通安全運動ヘッドマーク車
土曜休日80T運用・・・51052F

2018年3月30日

東京臨海新交通7000・7200系の後継の新型車両『7500系』を導入へ

2018年3月29日、東京臨海新交通ゆりかもめ(新橋[U-01]~有明[U-13]~豊洲[U-16]間)で運用されている7000・7200系4次車~6次車の後継車両として7300系をベースとした新型車両『7500系』を導入すると発表しました。同社は2020年の東京五輪までにゆりかもめの車両を7000・7200系から7300系や7500系に統一すると発表しており、7000・7200系の動向が注目されています。
▲新豊洲(U-15)に進入する7000・7200系(写真は7261F)。この系列の置き換えは7300系の追加増備ではなく仕様変更を行った新系列車両『7500系』で行われる。こちらも三菱重工業で6両8編成(48両)が製造・導入され、付番ルールから7511F~7581Fが導入されるものと思われる。
▲写真は豊洲に進入する、7500系のベースとなる7300系(写真は7341F)。この系列は7000系全18編成(1次車~3次車)を置き換えるために、2016年までに三菱重工業で7311F~7481Fの全18編成が製造・投入された。

新型車両7500系の基本的な仕様は7300系をベースとするものの、7300系との違いとして、前面部の窓上部と前照灯付近に青色の追加、番号の位置変更(7300系では非常用扉下部に『31』~『48』と掲出されていたが、7500系では運転台下部に変更し、『51』~『58』が掲出される)、LEDタイプの前照灯を1灯から3灯に変更、ゆりかもめのロゴマークと正面の2桁の番号の下部にLEDライトを追加(詳細は後述)17インチワイドの車内LCD旅客案内表示器の全旅客用扉上部への配置と広告画面を追加し2画面に増強(7300系では17インチワイドのものが1画面で千鳥配置)、送風機を1両あたり2台新設(つまり1編成あたり12台)、旅客用扉脇の手すりの形状変更と吊り手の増設、車椅子スペース(ベビーカースペース兼用)の手すりの2段化と床面への掲示(7300系では手すり1本のみで車椅子スペース[ベビーカースペース兼用]は座席のない部分で非常通報装置や係員への通報装置が設置されている)、前面窓の映り込みの低減による前面眺望の向上などが挙げられます。前述した『LEDライト』とはここでは『自動運転灯』と呼ばれるもので、青色もしくは別の色の点灯で自動運転の列車か手動運転の列車かを前面下部のLEDライトで判別できるようになります。青色の場合は自動運転という意味、別の色の場合は手動運転という意味になるものと予想されます。この新型車両7500系は2018年秋に1編成(7511F)が導入され、2020年6月までに8編成(7511F~7581F)が導入されることになっています。私にとってゆりかもめは7300系の導入前後に記録は重ねていましたが、ここ最近はかなりのご無沙汰です。機会があればぜひ見に行きたいと考えています。

2018年3月29日

東日本旅客鉄道E353系の『スーパーあずさ』を初撮影&武蔵野線のレア車に遭遇

2018年3月29日、私は早朝から移動し東京ディズニーリゾートへ向かっていた時のこと。

E353系長モトS201編成+長モトS106編成。1M列車。まずは新宿(JC-05)にて。なんと付属編成を伴わずに落成した長モトS106編成を目撃。この写真では見えにくいですが、相方は量産先行車から量産車改造を受けていた長モトS201編成でした。量産化改造前の長モトS201編成+長モトS101編成や単独での長モトS102編成などの試運転は何度か撮影しましたが、意外にも運用を開始してからの撮影は初めてです。続いては東京(JE-01)にて。
205系0番台千ケヨM64編成。551E列車750E列車(平日51E運用)。なんと貴重な0番台に遭遇。しかもメルヘン顔です。いずれはこの編成も海外譲渡になるのですがね。

255系千マリBe-01編成。1052M列車。機器更新工事を受ける前(東芝製GTO素子VVVFインバータだったとき)に録音して当時の『さざなみ』で乗って以来、乗っていない255系を撮影。機器更新後も録音したいのですが(『しおさい』なら乗れますが)、なかなか乗る機会がありません・・・。

そして東京ディズニーリゾートからの帰りで舞浜(JE-07)にて。

205系0番台千ケヨM51編成。1419E列車(平日19E運用)。なんと南武線から転用された千ケヨM51編成を偶然にも目撃。すでにインドネシアに渡った南武線時代の同僚と共演する可能性はあるかもしれない!?

東日本旅客鉄道E231系0番台八ミツB31編成が転用改造工事へ

2018年3月27日、東日本旅客鉄道E231系0番台八ミツB31編成(クハE231-31以下10両)が回送先の豊田車両センターから青森改造センターまで配給輸送されました。他路線への転用改造工事のためと思われます。なお、高崎線の高崎以南はEF64形1030号機、高崎以北はEF81形141号機がそれぞれ牽引しています。
▲E231系0番台で最初に機器更新工事を受けたのが八ミツB31編成。ちなみに前回および前々回の元八ミツB9編成と元八ミツB13編成が武蔵野線に転用されたため、八ミツB31編成は一体どの路線に転用されるのだろうか。機器更新工事はすでに受けているため、帯変更などで済みそうだ。

個人的な転用先の予想は武蔵野線向けで『(仮)千ケヨMU33編成』とみています。E231系0番台を改造した川越線・八高線向け3000番台が2編成、機器更新工事を施工して武蔵野線向けとした0番台が3編成となっており、代わりに205系は3000番台1編成が長野総合車両センターに輸送されて廃車解体処分、5000番台2編成が総合車両製作所新津事業所に輸送されて廃車除籍(解体はされずにインドネシア譲渡)となっています。

【E231系0番台の転用改造状況】 ※いずれも2018年3月27日現在
元0番台八ミツB5編成(10両)→3000番台宮ハエ41編成(4両)
元0番台八ミツB6編成(10両)→3000番台宮ハエ42編成(4両)
元0番台八ミツB9編成(10両)→0番台千ケヨMU31編成(8両)
元0番台八ミツB13編成(10両)→0番台千ケヨMU32編成(8両)
元0番台八ミツB22編成(10両)→0番台千ケヨMU2編成(8両)

【209系500番台の転用改造状況】
元500番台八ミツC501編成(10両)→3500番台宮ハエ51編成(4両)
元500番台八ミツC502編成(10両)→3500番台宮ハエ52編成(4両)
元500番台八ミツC516編成(10両)→??

【悲報】西武鉄道9000系9101F(桃色塗装)が横瀬車両基地へ廃車回送される

2018年3月27日、西武鉄道武蔵丘車両基地所属の9000系9101F(桃色塗装)が小手指車両基地から横瀬車両基地へ回送されました。廃車解体のためと思われます。
▲桃色塗装の9000系9101Fが帰らぬ旅に出てしまった。桃色塗装となった当初は歌手・タレントのきゃりーぱみゅぱみゅとコラボした“SEIBU KPP TRAIN”として運転され、池袋線や狭山線だけでなく、VVVFインバータ制御に更新された後では初めて新宿線や拝島線も駆け抜けた(写真は鷺ノ宮[SS-09]にて)。
▲“SEIBU KPP TRAIN”として運用を終えた後も桃色塗装は維持され、この塗装にマッチしたのか交通系ICカードのPASMOが10周年を迎えたときのヘッドマークも掲出された(所沢[SI-17]にて)。
▲大泉学園(SI-11)まで各駅停車だが、石神井公園(SI-10)を通過する通勤準急に充当されたときの9101F。これで桃色塗装の9000系は姿を消した。小手指車両基地を発つ際には2代目L-trainの9108Fとの並びを見せてくれた。今までありがとう、桃色塗装の9101F(所沢にて)。

▲9000系の写真を漁っていたら見つけた黄色塗装時代の9000系9101F(上2枚は石神井公園[SI-10]、下1枚は練馬[SI-06])。“SEIBU KPP TRAIN”となったときにエコマークが撤去された。

これで9000系は5編成となり、黄色塗装は9102F、9104F、9105Fの3編成と、RED LUCKY TRAINの9103F、2代目L-trainの9108Fが残るのみとなっています。9101Fの廃車によって4色から3色に減り、寂しくなったような気がします。地上運用も9000系の廃車で6000系や40000系の出番がかなり増えているので・・・。

2018年3月27日

東京地下鉄丸ノ内線に新型車両『2000系』を導入へ

2018年3月26日、東京地下鉄が丸ノ内線(本線・支線の一部区間)で運用されている中野検車区所属の02系の後継となる新型車両2000系を導入すると発表しました。
▲約30年間丸ノ内線を駆け抜けた02系53編成(02-101F~02-153F)がついに新型車両2000系に置き換えられる。写真は後楽園(M-22)に進入する02-145F。

▲中野坂上(M-06)~方南町(Mb-03)を結ぶ支線向けの02系6編成(02-181F~02-186F)は置き換え対象から外れている。

塗装は02系の後継となることから『グローイング・スカーレット』が採用され、側面部上部には02系と同じサインウェーブのデザインが取り入れられます。制御装置などは銀座線の1000系で培った最新技術をさらに発展させたものとし(2000系でも制御装置はPMSMとなる予定)、車内照明のLED化、車内LCD旅客案内表示器の17インチワイドの3画面化(1000系1134F以降または13000系と同じタイプ、ただし前者の1134F以前の編成でも3画面に改造された編成がある)などの採用が予定されています。なお全車両にフリースペース(車椅子・ベビーカーも利用可能)と、東京地下鉄の車両では初めてとなる荷物置きの小さなテーブルや荷物かけと電源コンセント(1両2ヶ所ずつ)が設置されるほか、東京五輪に備えて車内Wi-Fiや、13000系と同じステレオ方式の放送システムが導入されます。座席は一人あたりの座席幅が拡大されたものとなり(フリースペース部分は2人掛け)、クッション性の高いものが採用されます。また座席の袖仕切り板や連結面の貫通扉に透明な強化ガラスが採用され、車内の見通しが改善されます。冷房装置は02系よりもさらに増強されたものが搭載されるようです。なお車端部の窓は東京地下鉄の車両で初めて丸形になります。導入数は6両53編成(318両)で本線向けの02系をすべて置き換える計算となっています。つまり制御装置がPMSMモーターに更新された編成のほか、新製当初からVVVFインバータ制御の編成、更新工事を受けた際に17インチワイドの車内LCD旅客案内表示器を持つ編成や『パッとビジョン』タイプの車内LCD旅客案内表示器に変更された編成などもすべて置き換えられます。現在の自動放送では日本語を森谷真弓氏、英語放送をクリステル・チアリ氏が担当していますが、新型車両2000系から自動放送の英語放送をクリステル・チアリ氏ではなく、半蔵門線や千代田線などと同じ亀井・シーナ・佐代子氏が担当する可能性があります。余談ですが、丸ノ内線では2022年度からCBTCを採用することとなっており、2000系でCBTCを当初から搭載する可能性もありそうです。

2018年3月26日

東京急行電鉄2000系2003Fが大規模リニューアル工事を受けて出場

2018年3月17日に東京急行電鉄長津田検車区所属の2000系2003Fが大規模なリニューアル更新工事を終えて、検車区併設の長津田車両工場を出場していたことが分かりました。なお付随車にあたるサハ2703・サハ2803はリニューアルされずに存置されたままとなっています。

▲大規模リニューアル更新工事で制御装置の機器更新工事が施工された2000系2003F。電動車のパンタグラフの交換と追加設置まで行われた(写真は更新前の同編成を東京地下鉄半蔵門線の神保町[Z-07]で捉えたもの)。
▲田園都市線には後継車両として3月30日のダイヤ改正から導入されるものと思われる2020系(写真は2121F)。総合車両製作所横浜事業所で製造された2121F、総合車両製作所新津事業所で製造された2122F・2123Fがすでに登場しており、本格的なデビューはもうすぐだ。

同編成に施工されたリニューアル更新工事の内容として制御装置の機器更新工事の施工(日立製作所製GTO素子→三菱電機製SiC素子)、スタンションポールの新設、車椅子やベビーカーでも利用可能なフリースペースの追加設置、座席モケットの交換、中間電動車のパンタグラフの交換(ひし形パンタグラフ→シングルアームパンタグラフ)と増設(ダブルパンタグラフ化)がおもに確認されているようです。ただし付随車のサハ2703・サハ2803には施行されず、今後の減車(付随車の廃車)による転用を意識したものと思われます。2000系は後継車両である2020系の置き換え対象となっていることから、リニューアル前後の2000系の動向が注目されるほか、8500系の状況が気になるところです。

ちなみに後継車両2020系は2000系、8500系、8090・8590系、5000系と共通運用で使用されるものと思われます。2020系は誘導障害試験の試運転で東武鉄道スカイツリーラインに入線していたようですが、当面はスカイツリーラインに乗り入れない『サークルK』運用になるのか、それとも運用開始当初からスカイツリーラインに直通するのか、注目されます。この系列は東京急行電鉄の社員向けの試乗会に使用され、ヘッドマークが掲出されたようですね。

東京急行電鉄5000・5050系0番台5156Fが横浜高速鉄道Y500系Y517Fに

2018年3月24日の009-072レ(土曜休日09K運用)より、東京急行電鉄5000・5050系0番台5156Fを横浜高速鉄道に譲渡し、仕様変更したY500系Y517Fが運用を開始しています。
▲写真の5000・5050系0番台(ただし種車は写真の編成ではないので注意)に最低限の仕様変更を施し、Y500系Y517Fと称した編成が運用に入った。運用範囲は仕様変更前と変わらず。

▲従来のY500系の仕様(写真はY515F)。種別表示は幕式、行先表示はLED式で、ドアチャイムの音色が5000系列とは異なる。なお2014年2月の大雪による衝突事故で残念ながら廃車となったY516Fもこの仕様だった。

東京急行電鉄5000・5050系0番台の5156Fから仕様変更されたY500系Y517Fと従来のY500系との識別として、前面部・側面部の種別行先案内表示器がすべてフルカラーLED式となっていること、ドアチャイムは5000系列と同じままであること、号車ステッカーが丸型となっていること、車内仕様が種車の元5156Fのままであることなどが挙げられます。基本的に種車の仕様を維持したままで、車体のラッピング・ロゴマーク・車両番号・ドアステッカーをY500系仕様に変更したものとみられます。なお車内LCD旅客案内表示器は15インチのままでした(5000・5050系0番台としては廃車扱いで車籍を横浜高速鉄道のY500系としている)。

2014年2月の大雪により元住吉(TY-12)下りホームで発生した衝突事故では衝突した側の5000・5050系0番台5155Fと衝突された側のY500系Y516Fの8両2編成が廃車となりました。前者の代替として大幅に仕様を変更した5177Fが導入されていましたが、Y500系Y516Fの代替がなく、一部は5000・5050系4000番台を8両編成に短縮したうえで運用されています(2018年3月現在では4105Fが該当します)。Y516Fの代替として5000・5050系0番台5156FのY500系への仕様変更が挙がったものと思われます。元5156FがY500系Y517Fとなったことで、元住吉検車区に在籍する5000・5050系は8両25編成(5151F~5154F・5157F~5177Fの200両)、10両10編成(4101F~4110F:100両、ただし4105Fは8両編成となっており、デハ4606・サハ4705の2両が保留車となっている)、Y500系は8両6編成(Y511F~Y515F・Y517Fの48両)となっています(いずれも2018年3月25日現在)。

2018年3月24日

東日本旅客鉄道E231系1000番台小山初期編成の機器未更新編成、残りは1本に

2018年3月23日、東日本旅客鉄道E231系1000番台宮ヤマU12編成(クハE231-8006以下5両)が制御装置の機器更新工事のため郡山総合車両センターに入場しました。
▲走行機器更新工事のために入場した宮ヤマU12編成。小山初期編成の付属編成で貴重な機器未更新車の1本だった。
▲残る小山車両センター所属初期編成の機器未更新車は宮ヤマU2編成のみとなる。

これでE231系1000番台宮ヤマ初期編成の機器未更新車は宮ヤマU2編成(クハE231-8001以下5両)の1編成のみ(電動車ではモハE231-1002+モハE230-1002のみ)となります。早めの録音を推奨します。なお小山増備編成と国府津増備編成は現在のところ機器未更新ですが、こちらも早めの録音を推奨します。

2018年3月23日

相模鉄道11000系の『そうにゃんトレイン』、5代目の11003Fに交代

2018年3月23日の平日61運用(かしわ台[SO-17]5時57分発の4008レ)から、相模鉄道11000系を使用した『そうにゃんトレイン』の5代目が運転を開始しています。当該編成はなんと初代、3代目『そうにゃんトレイン』を務めた11003Fとなっています。
▲初代、3代目に続いて5代目の『そうにゃんトレイン』となった11000系11003F(1枚目は3代目のとき、2枚目はラッピング前の姿)。不思議なことに今回も11003F(初代、3代目、5代目)と11004F(2代目、4代目)が交互に『そうにゃんトレイン』となっている。
▲4代目『そうにゃんトレイン』の11000系11004F(1枚目は写真左側)。3月22日の3026レ3033レで『そうにゃんトレイン』としての運用を終えた。

今回の5代目『そうにゃんトレイン』は横浜(SO-01)寄り先頭車のクハ11003がそうにゃんの顔、海老名(SO-18)寄りのクハ11903がそうにゃんの尻尾となっています。今回は内装にもラッピングが施工され、ところどころにそうにゃんのイラストが見られます。4代目『そうにゃんトレイン』の11004Fで好評のそうにゃん柄の座席モケットが採用されているほか、今回は11003F限定で新たにゴールドのそうにゃんつり革を1車両に2ヶ所設置しています。なお今までのそうにゃんバースデーイベントにおいて相模大塚(SO-15)構内の留置線で新旧『そうにゃんトレイン』を並べての撮影会を行っていましたが、今回は開催されませんでした。なお4代目そうにゃんトレインは22日の3026レ3033レ(平日46運用)ですでに運用を終えています。

2018年3月21日

小田急電鉄1000形1091F(リニューアル車)が営業運転に復帰

2018年3月21日の土曜休日E12運用(3501レ~)より、リニューアル更新工事を受けていた1000形1091Fが営業運転に復帰しました。なお当初から種別行先案内表示器のROM更新と自動放送の駅ナンバリング追加が施工されたほか、全形式に掲出されていたヘッドマークは同編成には掲出されていません。
▲1000形1091Fが長らくのリニューアル工事から復帰した。なお10両固定編成のリニューアル車は3編成となったが、製造当初からの10両固定編成でのリニューアルはこの編成が最初である。

同編成は大野総合車両所の64番構内留置線に長らく留置されていましたが、運用復帰の際に喜多見検車区に臨時回送されていたものと思われます。運用がこのまま推移すれば、22日に平日E13運用、23日に平日E14運用に流れるものと思われます。まだ細かい運用は調査中であるものの、私が利用する平日の3002レ1703レが平日E15運用と判明しているので、今週中に1091Fに乗れる確率はなさそうな予感がしています。

京浜急行電鉄2000形2051編成・2061編成が運用を離脱、廃車か

京浜急行電鉄では新1000形の17次車(全面塗装車)にあたる8両固定編成の1201編成・1209編成が導入されたことに伴い、2018年2月1日に2000形2051編成、3月15日に2061編成の2編成が運用を離脱しました。この両編成は白い細帯をもつ2000形でしたので、細帯の2000形は消滅します。

▲京浜急行電鉄創立120周年にちなんで導入された新1000形1201編成・1209編成と入れ替わって2000形2051編成・2061編成が営業運転から離れた。今後は廃車となるのだろうか。
▲ラストの2000形となった2011編成。1月には2018年にちなんでデハ2018になんと正月の装飾が施されていた(2018年1月2日撮影)。

2000形2051編成がすでに廃車解体処分となっているため、2061編成も同様にこのまま廃車解体処分になるものと思われます。残るはトップナンバーでリバイバル塗装車の2011編成のみとなり、同編成は新1000形1217編成が登場した際に運用を離脱するものとみられています。ラストランを行わずにひっそり引退してしまうのは何か寂しいものを感じてしまいます・・・。

2018年3月20日

西武鉄道池袋線系統で6000系を使用した『西武鉄道×LAIMO』ラッピング車を運転へ

西武鉄道では2017年3月18日から南入曽車両基地所属の2000系2007Fを使用した『西武鉄道×台湾鉄路管理局 協定締結記念電車』の運転を新宿線・拝島線で開始し、2018年2月26日には一部のデザインを変更して『西武鉄道×LAIMO』ラッピング電車の運転を開始しましたが、池袋線・狭山線でも6000系を使用した『西武鉄道×秩父・本川越 with LAIMO&爽爽猫』のラッピング電車を運転することが発表されました。
▲新宿線・拝島線では種別行先案内表示が幕式の2000系2007Fにラッピングを施し、現在はデザインを変更した『西武鉄道×LAIMO』ラッピング電車として運転されている。平日は各駅停車中心の単独運用のほか、2両編成の2000系と連結して優等種別で運用されることがある。なお2両編成の連結位置は日によって異なる。土曜休日は2両編成の活躍の場が減るため、優等種別でも単独運用となることが多い。
▲池袋線・狭山線でも6000系を使用した『西武鉄道×秩父・本川越 with LAIMO&爽爽猫』のラッピング電車を運転することになった。同系列は池袋線・狭山線のほか乗り入れ先の東京地下鉄有楽町線・副都心線、東京急行電鉄東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線にも乗り入れる。

運転期間は2018年3月24日の夜から2019年3月までの約1年間を予定しており、プレスリリースではアルミ車体の6158Fにラッピングを施されているように見えましたので、同編成が当該になるものと思われます。運用範囲は池袋線・狭山線の優等種別による地上運用のほか、東京地下鉄有楽町線や副都心線などにも乗り入れ、地下鉄直通では末尾が『M』となる運用に充当されますので、時刻表で検索するとかなり絞りやすいと思います。池袋線系統でのLAIMO・爽爽猫とコラボしたラッピング電車はかなり珍しいですね。

西武鉄道多摩湖線・多摩川線の101系にイエローとベージュのツートンカラーが復活へ

2018年3月24日より、西武鉄道多摩湖線・多摩川線101系の1編成に、イエローとベージュの同系列登場時のラッピングを施したツートンカラーを復活させると発表しました。4月18日からは多摩川線でも運転される予定です。
▲西武鉄道のワンマン運転対応車両の101系にカラーバリエーションが増えた。通常の白色塗装に加えて263Fの黄色、247Fの赤電塗装、1249F・261Fの伊豆箱根鉄道色とカラフルである。

これで101系の塗装は5種類となり、撮影時の楽しみが増えた気がします。ただし伊豆箱根鉄道色の1249Fは検査のために入場していますが、261Fが伊豆箱根鉄道色なので最大で5色の101系を見ることができます。4月中旬あたりには多摩湖線から多摩川線への移動に伴う甲種輸送列車が運転されそうですね(多摩川線は西武鉄道のなかでも孤立路線のため、甲種輸送で車両を移動させる必要がある)。

2018年3月19日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2018.03.19 平日新ダイヤ始動!!~

2018年3月19日は新ダイヤとなった小田急電鉄小田原線を撮影。今回は新宿(OH01)にて。

8000形8053F+3000形3252F。3002レ1703レ(新平日E15運用)。今朝はこの3002レに乗ってきました。この編成はヘッドマークを掲出していましたが、なかにはヘッドマークを撤去している編成もいるようです。

8000形8065F+8265F。1209レ。この編成もヘッドマークを出していますが、8060F+8260Fなど撤去を確認した編成もいます。

ロマンスカー『MSE』60000形60254F。0990レ0401Mレ。ダイヤ改正で『あさぎり』から『ふじさん』に変わったこの列車。違和感を感じます・・・。なおこの編成は海老名検車区を出庫後に相武台前(OH30)で待避し0990レに入るようですね。


愛称表示器に表示された『ふじさん』。英語表記は“Mt. Fuji”と書かれており、自動放送でも“Mt. Fuji”とアナウンスされるようです。

ロマンスカー『GSE』70000形70051F。0992レ0151レ。初めて新宿で『GSE』を撮りました。平日はこの①の運用と③の運用に限定されています。撮影は以上です。

参考情報
1001レ(海0520→小0604):8000形8052F+3000形3260F
1211レ(宿0651→小0828):8000形8055F+3000形3261F ※3051レに繋がる運用
3000レ(小0445→宿0610):3000形3081F ※折り返し1207レ
6500レ(伊0521→宿0706):3000形3656F
6523レ(宿0632→伊0811):3000形3652F
6525レ(宿0643→厚0806):2000形2057F
6801レ(大0450→小0548):8000形8251F

ロマンスカー『GSE』70000形70051Fの運用について
【運用①(平日)】
大0612→宿0648 0992レ
湯0827←宿0700 0151レ
湯0903→宿1047 0002レ
湯1224←宿1100 0717レ
湯1235→宿1407 0116レ
湯1550←宿1420 0035レ
湯1626→宿1805 0130レ
江1930←宿1815 0681レ
江1956→宿2105 0502レ
藤2218←宿2115 0687レ

【運用②(平日)】
厚0857→宿0944 0170レ
湯1124←宿1000 0713レ
湯1134→宿1307 0112レ
湯1451←宿1320 0031レ
湯1512→宿1647 0026レ
湯1827←宿1700 0147レ
湯1839→宿2005 0140レ
藤2117←宿2015 0685レ
藤0000→宿0000 90**レ
厚2348←宿2300 0621レ

【運用③(平日)】
湯1334←宿1200 0123レ
湯1348→宿1527 0322レ
湯1712←宿1540 0341レ
湯1725→宿1905 0034レ
藤2020←宿1915 0683レ

2018年3月18日

東日本旅客鉄道E257系0番台長モトM-109編成が東京総合車両センター田町センターに疎開!?

2018年3月16日、東日本旅客鉄道E257系0番台長モトM-109編成(クハE257-109以下9両)が疎開から返却され所属先に帰還しましたが、そのときの疎開回送先が東京総合車両センター田町センター(旧田町車両センター)だったことが分かりました。

▲東京総合車両センター田町センターに珍客のE257系0番台が疎開されていた。E257系0番台は『踊り子』への転用が噂されていることから、引退したE351系に続き、E257系0番台の動きが注目される。

疎開回送の理由は明らかになっていませんが、松本車両センター構内の車両留置スペース確保が目的ではないかと思われます。しかし私はE257系0番台が『踊り子』に転用するための布石ではないか、と予想しております。2018年3月16日のダイヤ改正前に定期運用を終えて引退したE351系を置き換えるために、後継車両のE353系は付属3両5編成、基本9両5編成が導入されたものの、同系列自体は総合車両製作所横浜事業所で増備が続けられており、長モトS106編成・長モトS107編成では付属編成を伴わずに出場しています。このことから『あずさ』『かいじ』に使用されているE257系0番台の置き換えも行われるものと予想されるため、E257系0番台の疎開は『踊り子』転用への布石といえるのかもしれませんね。今後はE257系0番台の動きが注目されることになります。