2019年11月30日

【詳細発表】小田急電鉄が年末年始特別ダイヤにおける終夜運転の詳細を発表

2019年11月27日、小田急電鉄が2019年12月31日から2020年1月1日にかけて行われる終夜運転の詳細を発表しました。
▲2020年の子(ね)のヘッドマークが掲出されるロマンスカー『VSE』50000形と『GSE』70000形。2019年まではヘッドマークは同一カラーのデザインだったが、2020年は箱根湯本(OH51)寄りと新宿(OH01)寄りでヘッドマークの色が異なるものとなっている。
▲臨時特急『ニューイヤーエクスプレス』に充当されるロマンスカー『EXE/EXEα』30000形と『MSE』60000形。
▲2019年3月から新宿発着の10両編成の各駅停車が誕生したため、一部の小田原線の列車は10両編成での運用が可能である。ただし小田原(OH47)発着や片瀬江ノ島(OE16)発着の列車は一部駅のホーム有効長の関係で6両編成で運転となる。

小田急電鉄では毎年恒例の終夜運転を行っており、小田原線新宿~相模大野(OH28)間は約15分~30分間隔、相模大野~本厚木(OH34)間と江ノ島線は約30分間隔、本厚木~小田原間と多摩線は約60分間隔での運転となります。

また臨時特急ロマンスカー『ニューイヤーエクスプレス』の運転も発表され、小田原行きが1本(7号)、片瀬江ノ島行きが5本運転され、さらに東京地下鉄千代田線からの『メトロニューイヤーエクスプレス』も1本、新宿行きも1本運転されます。また大晦日には現行ダイヤの0272レ(土曜休日N31運用:GSE固定運用)を参宮橋(OH03)に臨時停車させ、明治神宮へ参拝する乗客への便宜を図ります。

【ニューイヤーエクスプレス・メトロニューイヤーエクスプレスの運転時刻】
《下り》
1号…江0201←宿0100  3号…江0305←宿0200  5号…江0405←宿0300
7号…小0448←宿0330  9号…江0501←宿0400  11号…江0614←宿0500
21号…江0532←北0359

《上り》
2号…江0717→宿0827

【定期列車の臨時停車】
72号…湯2210→宿2331 ※参2327、GSE固定運用

※充当車両※
1号・7号…EXEまたはEXEα 3号・5号…VSE 9号…GSE 2号・11号・21号…MSE

【ダイヤ改正】相模鉄道新横浜線開業および東日本旅客鉄道埼京線との相互直通運転を開始

2019年11月30日のダイヤ改正より、相模鉄道本線の西谷(SO-08)から分岐する新たな路線である新横浜線が羽沢横浜国大(SO-51)まで暫定開業し、相模鉄道本線・新横浜線と東日本旅客鉄道埼京線が武蔵小杉(JO-15, JS-15)経由での相互直通運転を開始しました。また羽沢横浜国大(相模鉄道と東日本旅客鉄道との境界駅)が開業しました。
▲相模鉄道12000系が東日本旅客鉄道埼京線方面へ、東日本旅客鉄道E233系7000番台が相模鉄道本線方面へそれぞれ直通する。また一部は新横浜線内完結の区間列車も設定されている。



▲11月29日で見納めとなった『特急 湘南台(SO-37)』(写真は12000系と9000系9701Fのもの)。
▲いずれは東京急行電鉄新横浜線が開業する頃には自社の新横浜線方面に本格的に乗り入れることになるであろう20000系(20101F)。
▲今まで西谷を通過していた『特急』が同駅に停車。ただし『急行』のみ従来通り通過となる。また日中時間帯にも8両編成の急行、特急が設定されており、10000系10703F・10704F・10705F・10706F・10707F、7000系7715Fのいずれかが充当される。

相模鉄道本線・いずみ野線では新たに『通勤特急』『通勤急行』が設定され、鶴ヶ峰(SO-09)には通勤特急と通勤急行、西谷には特急、通勤特急、通勤急行、快速が新たに停車します(ただし急行のみ従来通り通過)。ただしいずみ野線の特急は運転取りやめとなっており、湘南台・いずみ野(SO-34)から二俣川(SO-10)・横浜(SO-01)方面へのアクセスがかなり悪くなったところが気になります。相模鉄道本線・新横浜線には新たに東日本旅客鉄道E233系7000番台が乗り入れます。女性専用車は従来の4号車(8両編成・10両編成共通)から10両編成では10号車、8両編成では8号車に変更され、夕方以降の横浜発の女性専用車の設定が取りやめとなりました。

また早朝深夜には羽沢横浜国大発着の完結列車(すなわち埼京線方面に直通しない列車)も設定されており、12000系やE233系7000番台以外の系列(7000系、8000系、9000系、10000系、11000系、20000系)が羽沢横浜国大にも乗り入れます。運賃で考えると横浜乗り継ぎのほうが安いように感じますが、海老名(SO-18)・大和(SO-14)~新宿(JA-11,JS-20)間は横浜乗り継ぎでの利用と直通列車の利用ではわずか1円の差にしかなりませんが、横浜乗り継ぎのほうが安いのは事実です。これは新横浜線建設にかかった加算運賃が設定されているためで、その回収の目途がついた頃には将来的な運賃引き下げも考えられますね。

新たな歴史が刻まれた2019年11月30日ですが、ダイヤ乱れが発生した場合の対応が気になりますが、西谷発着・羽沢横浜国大発着での折り返しなども想定されますね。

2019年11月25日

【ついに動いた】小田急電鉄3000形3662F(日本車両製造6次車)が10両固定編成化工事に突入、『3084F』に改番へ

2019年11月8日に小田急電鉄3000形3659F(日本車両製造6次車)を改造した3087Fが営業運転を開始しましたが、今度は3662F(日本車両製造6次車)に動きがありました。同編成に組み込まれる中間増備車4両(サハ3385+デハ3435、サハ3384+デハ3434)のうち、サハ3384+デハ3434が姿を消していたのです。
▲11月24日の土曜休日B17運用で海老名検車区に入庫し、10両固定編成化工事に入ったと思われる3000形3662F。旧東急車輌製造4次車の3655Fの運用復帰に伴う動きか。
▲3000形3086F(元3660F)の次に登場した元3659Fから改造の3087F。

これで元3662Fは3084Fに改造されるものとみられます。同編成に組み込むサハ3384+デハ3434のみを切り離し、中間増備車はサハ3385+デハ3435を残すのみとなっています。これにより元3662Fとサハ3384+デハ3434の10両で3084Fを組成する模様です。元3662Fはすでにインペリアルブルー帯になっていることから、前面帯・側面帯の変更作業が省略され、10両固定編成に組成した改番した後運用に入るものとみられます。営業運転に投入されている3086F・3087Fでは全密閉モーターへの改造は見送られており、3084Fでもそのようになるものと思われます

【3000形10両固定編成化の動き】 ※青色が今回判明した動き
元3659F → サハ3387+デハ3437を組み込み → 3087Fに改番
元3660F → サハ3386+デハ3436を組み込み → 3086Fに改番
現在の3661F → サハ3385+デハ3435を組み込み → 3085Fに改番
現在の3662F → サハ3384+デハ3434を組み込み → 3084Fに改番

【3000形10両固定編成の状況】 ※下記はかっこ内が元の種車となる車両番号
《6両固定編成から改造》
クハ3091(元クハ3280)+デハ3041(元デハ3230)+デハ3141(元デハ3330)+サハ3191+サハ3291+デハ3241+デハ3341+サハ3391(元サハ3380)+デハ3441(元デハ3430)+クハ3491(元クハ3480)
クハ3092(元クハ3281)+デハ3042(元デハ3231)+デハ3142(元デハ3331)+サハ3192+サハ3292+デハ3242+デハ3342+サハ3392(元サハ3381)+デハ3442(元デハ3431)+クハ3492(元クハ3481)
クハ3093(元クハ3282)+デハ3043(元デハ3232)+デハ3143(元デハ3332)+サハ3193+サハ3293+デハ3243+デハ3343+サハ3393(元サハ3382)+デハ3443(元デハ3432)+クハ3493(元クハ3482)
クハ3094(元クハ3278)+デハ3044(元デハ3228)+デハ3144(元デハ3328)+サハ3194+サハ3294+デハ3244+デハ3344+サハ3394(元サハ3378)+デハ3444(元デハ3428)+クハ3494(元クハ3478)
クハ3095(元クハ3279)+デハ3045(元デハ3229)+デハ3145(元デハ3329)+サハ3195+サハ3295+デハ3245+デハ3345+サハ3395(元サハ3379)+デハ3445(元デハ3429)+クハ3495(元クハ3479)

《8両固定編成から改造》
クハ3081(元クハ3665)+デハ3031(元デハ3615)+デハ3131(元デハ3715)+サハ3181(元サハ3765)+サハ3281(元サハ3865)+デハ3231(元デハ3815)+デハ3331(元デハ3915)+サハ3381+デハ3431+クハ3481(元クハ3965)
クハ3082(元クハ3664)+デハ3032(元デハ3614)+デハ3132(元デハ3714)+サハ3182(元サハ3764)+サハ3282(元サハ3864)+デハ3232(元デハ3814)+デハ3332(元デハ3914)+サハ3382+デハ3432+クハ3482(元クハ3964)
クハ3083(元クハ3663)+デハ3033(元デハ3613)+デハ3133(元デハ3713)+サハ3183(元サハ3763)+サハ3283(元サハ3863)+デハ3233(元デハ3813)+デハ3333(元デハ3913)+サハ3383+デハ3433+クハ3483(元クハ3963)

クハ3086(クハ3660)+デハ3036(デハ3610)+デハ3136(デハ3710)+サハ3186(サハ3760)+サハ3286(サハ3860)+デハ3236(デハ3810)+デハ3336(デハ3910)+サハ3386+デハ3436+クハ3486(クハ3960)
クハ3087(クハ3659)+デハ3037(デハ3609)+デハ3137(デハ3709)+サハ3187(サハ3759)+サハ3287(サハ3859)+デハ3237(デハ3809)+デハ3337(デハ3909)+サハ3387+デハ3437+クハ3487(クハ3959)

《今後誕生予定の編成》 ※青色が組成作業中の編成
クハ3084(クハ3662)+デハ3034(デハ3612)+デハ3134(デハ3712)+サハ3184(サハ3762)+サハ3284(サハ3862)+デハ3234(デハ3812)+デハ3334(デハ3912)+サハ3384+デハ3434+クハ3484(クハ3962)
クハ3085(クハ3661)+デハ3035(デハ3611)+デハ3135(デハ3711)+サハ3185(サハ3761)+サハ3285(サハ3861)+デハ3235(デハ3811)+デハ3335(デハ3911)+サハ3385+デハ3435+クハ3485(クハ3961)

2019年11月24日

【『青ガエル』を連想!?】東京急行電鉄1000系1013Fが緑色一色に

2019年11月23日より、東京急行電鉄池上線・多摩川線で運用される1000系0番台で貫通扉が中央に配置されている1013Fの塗装が通常の赤帯から緑色一色に変更されています。
▲まさかの5000系0番台5122Fと同じ『青ガエル』を連想させるような緑色一色に染まった1000系1013F。

これは池上線・多摩川線の旧3000系を模した塗装となっており、前面部と側面部の車番の位置も変更されています。ほぼ全体的にラッピングされていることから、個人的には塗装だけを見ると5000系0番台5122Fの時と同じ1000系バージョンの『青ガエル』ではないかと連想してしまいました。まさかそれに近い塗装になっているように感じます。これは5000系0番台5122Fの『青ガエル』とともに見てみる価値がありそうですね。

【遂にデビュー】東京急行電鉄3020系が営業運転を開始

2019年11月22日より、東京急行電鉄目黒線向けに配置された元住吉検車区所属の3020系3122F(8両編成)のうち付随車を抜いた6両編成で営業運転を開始しました。
▲平日15K運用でデビューを果たした3020系。朝ラッシュ時の東京都交通局三田線直通の1往復のみで終わった。

この系列は新製当初から8両編成で落成しましたが、当面は6両編成での運用となるため、付随車を2両抜き取った6両編成で暫定的に運用を開始したようです。前面部にはデビュー記念のヘッドマークが掲出されています。なお付随車は目黒線の車両増強の際に組み込まれるようで、当面は付随車を組み込んでの営業運転はなさそうですね。

【4両単独で】小田急電鉄ロマンスカー『MSE』60000形4両編成の臨時特急『湘南の宝石』号運転

2019年11月23日、小田急電鉄ロマンスカー『MSE』60000形4両編成を使用した臨時特急『湘南の宝石』号が成城学園前(OH23)~片瀬江ノ島(OE16)間で運転されました。この臨時特急は同年12月21日、2020年1月11日、2月15日にも運転される予定です。
▲11月23日の臨時特急『湘南の宝石』号(0851レ:江1702←成1537)に単独で充当されたロマンスカー『MSE』60000形60051F。このときは土曜休日N22運用に充当されていたため、0593レ(江1212←北1037)の折り返し回送で本来の大野総合車両所への入庫を変更して成城学園前まで回送し充当、その折り返しを0590レ(江1713→北1853)に充てるようだ。

11月23日運転分はロマンスカー『MSE』60000形60051F(4両編成)でした。これは本来の0593レのあとの折り返し回送を大野総合車両所までではなく成城学園前(喜多見検車区)まで臨時回送して充当されたものです。なお任意愛称表示器が用いられ、『☆湘南の宝石☆』と表示されました。この折り返しは0590レとなっており、変則的に土曜休日N22運用に組み込まれる形となっています。

【小田急TV対応化】小田急電鉄3000形3655F(旧東急車輌製造4次車)が営業運転に復帰

2019年11月23日の土曜休日B12運用(6510レ)より、小田急電鉄3000形3655Fが車内LCD式旅客案内表示器を15インチ1画面から17インチ2画面に変更して営業運転に復帰しました。
▲11月23日から運用復帰した3000形3655F。これで3000形8両固定編成における『小田急TV』非対応編成は3654Fのみに。まだ6両固定編成と10両固定編成でも『小田急TV』非対応の編成がいる(3275F・3276F・3091F・3092F・3093F・3094F・3095F)。

この3655Fの運用復帰で『小田急TV』非対応編成は6両固定編成2本と10両固定編成5本の合計7本のみとなります。まだ10両固定編成が残っているのでまだ完全消滅とはいえませんが、いずれは3000形で15インチの車内LCD式旅客案内表示器を搭載する編成が消滅するかもしれませんね。また運用復帰と関連して、重要部検査を通していた小田急電鉄ロマンスカー『MSE』60000形60251Fが土曜休日N33運用より営業運転に復帰しました。現在入場中のロマンスカー『VSE』50000形50001Fの重要部検査施工に伴うものと思われます。

【3000形の『小田急TV』対応化編成  ※2019年11月24日現在】
4次車(旧東急車輛製造):3267F3268F3655FNEW!3656F3657F
5次車(川崎重工業):3269F3270F3271F3272F3658F3087F(元3659F)
6次車(日本車両製造):3273F3274F3661F3662F3083F(元3663F)3086F(元3660F)
7次車(日本車両製造):3277F3081F(元3665F)3082F(元3664F)
青色・・・ロイヤルブルー帯の編成、青色・・・インペリアルブルー帯の編成
※3000形で最初の施工は6両固定編成の3267F。8両固定編成で最初の施工は元3663F(現3083F)。

2019年11月20日

【約5年ぶり】東日本旅客鉄道E657系水カツK18編成が総合車両製作所横浜事業所を新製出場

2019年11月14日、総合車両製作所横浜事業所で製造された東日本旅客鉄道E657系水カツK18編成(クハE657-18+モハE656-18+モハE657-18+モハE656-18+モハE657-118+サロE657-18+サハE657-18+モハE656-218+モハE657-218+クハE656-18)が出場し、試運転を兼ねて勝田車両センターまで自走回送されました。
▲上野東京ライン開業に向けて増備した水カツK17編成以来となる増備となったE657系。今回は仙台までの直通特急復活に向けた増備のようだ。

この編成は2020年の運転再開を目指す常磐線で本来はいわきで特急の運転系統を分割して同駅以南をE657系、同駅以北をE653系で充てる予定だった計画が2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で変更となり、E653系が新潟地区に転用された(ただし1本は1000番台のままで波動用として勝田車両センターに戻っている)ことから、仙台までの直通特急を再開させるために増備されており、そのうちの1編成と思われます。

2019年11月16日

【急遽】東京都交通局馬込車両検修場一般公開参加報告

2019年11月16日、私は朝の用事を済ませ、東京都交通局浅草線の馬込車両検修場を目指すことにしました。時間の都合上、昼過ぎの一般の車両撮影のみに向かいます。

5300形5319F。土曜休日07T運用。泉岳寺(A-07)から西馬込(A-01)まではこれに乗車しました。5300形の廃車が進行していますが、どの編成も早めに記録したいところ。

馬込車両検修場に着いたのは12時半過ぎ。短い時間ですが、今回は一般の車両撮影のみに限定します。私はすぐさま直行し列に並びましたが、そのあとに一般向け車両撮影の列が打ち切られたので、ここで締め切り(一般撮影の入場が終了)となったわけです。ギリギリで撮影できることになり、制限時間5分のなかでどのくらい撮れるかを考えながらの勝負となりそうです。



まずは5分間のスタートの前に全景を1枚撮りました。
今回は以下の車両が使用されました。左側から順番に紹介すると、

1番:京浜急行電鉄2100形2117編成(2117~2124の8両)
2番:京成電鉄3000形3042編成(京成電鉄創立110周年ロゴマークのヘッドマーク付き)
3番:東京都交通局5500形5504F(『都営フェスタ2019 in 浅草線』ヘッドマーク付き)
4番:東京都交通局5300形5315F(『浅草』ヘッドマーク付き)
5番:東京都交通局5300形5314F(『浅草』ヘッドマーク付き)
6番:東京都交通局E5000形E5001+E5002(ただしE5003+E5004は親子向けに使用)
7番:東京都交通局12-000形12-111F(重要部検査明け)

となっています。


最初に目を付けたのはこのスカートの異なる5300形5315Fと5314Fの並び。いずれも『浅草』と書かれたオリジナルヘッドマークを掲出。

左端の2車種はゲスト展示車両。今回は京浜急行電鉄から2100形2117編成と京成電鉄からラストナンバーの3000形3042編成(京成電鉄創立110周年ロゴマークのヘッドマーク付き)が選ばれたようです。なお前面部の表示ですが、2117編成は『01H Wing 三崎口(KK-72)』、3042編成は『51K 快速特急 西馬込』となっていました。

このなかで京成電鉄3000形のラストナンバーである3042編成は日本車両製造豊川製作所で製造された14次車で列車番号表示器が白色LED、前照灯がLEDとなっているほか、京成電鉄110周年のヘッドマークを掲出しています。

この3車種は泉岳寺でのみ見ることができます。2100形は泉岳寺以外の浅草線には通常乗り入れませんが、今回はイベントのために泉岳寺~馬込車両検修場に入線しました。写真右側は5500形5504Fで『01T 特急 泉岳寺』を表示しています。

3000形3042編成のヘッドマーク。よく見ると右側は3100形(現在は3151F・3152Fが在籍)ではないでしょうか。左側は青電塗装で3300形3356編成に施工されたのが最後でした。

5500形はデビュー前に5501Fが展示されましたが、今年は5504Fでした。

5300形5315編成はなぜか『99T 通特 浅草橋(A-16)』の表示。『通特』とは京成本線および押上線内での種別『通勤特急』です。

浅草線で見られる5500形と5300形。右側の2タイプはそろそろ置き換えられますね…。

写真の5314編成まではスカートが短く、5315編成からがスカートが長いのが特徴です。

大江戸線の車両を検査入場させるのに使用されるE5000形電気機関車。一般用はE5001+E5002のみ、親子用はE5003+E5004のみが使用されました。

最後の大江戸線の12-000形は検査明けの12-111Fでした。同形式はその前のナンバーである12-101Fが廃車となっており、今後の動きが気になりますね。

2100形2117編成と3000形3042編成。

3000形3042編成と5500形5504F。

5500形5504Fと5300形5315F。世代交代を感じさせる並び。

5300形5315Fと5314F。番号が1つ変わるだけでスカートの形状が異なる両者。

5300形5314FとE5000形E5001+E5002。奥のほうにはE5003+E5004もいます。

並ぶと違和感のある5300形とE5000形と12-000形。

最後はE5000形と12-000形12-111Fを収めて約5分間の撮影を終えました。

改めて全車種が並ぶと圧巻ですね。5300形は来年の展示についてはどうなるのやら…。

別角度から全景を収めてわずか1時間と少々で会場を離れました。
なお車体洗浄体験には5500形5508編成(写真右)が使用されていました。

最後に西馬込で1枚。

5300形5308F。土曜休日11T運用。これで泉岳寺へ。
5300形5311F。土曜休日27T運用。5300形を狙うなら西馬込~泉岳寺間のシャトル運用がおススメ。

乗ってきた編成と顔を合わせた瞬間です。そして撮影を切り上げようと考えたとき、まさかのこんな編成も来ました。


京成電鉄3400形3418編成。土曜休日53K運用。こちらも3400形の京成電鉄創立110周年ロゴマーク付きのヘッドマーク車に遭遇。撮影は以上です。

今回このイベントを開催してくださった東京都交通局に感謝申し上げます。