2019年11月8日、東日本旅客鉄道E233系0番台八トタH43編成(クハE233-43以下6両、クハE233-501以下4両)が入場していた東京総合車両センターを出場し、自走にて所属先の豊田車両センターまで回送されました。この編成には4号車(モハE233-243)に車椅子対応の大形洋式便所が設置されています。
▲ついに分割編成にもトイレ設置編成が登場。ただし分割編成は付随車(サハE233形)が組み込まれていないため、従来のモハE233形200番台に設置された。トイレを設置したことで車番が変更となり、ハイフン以下に600がプラスされている。
E233系0番台の貫通編成で設置が進む車椅子対応大形洋式便所が分割編成に設置されるのはこの編成が初めてです。2006年にトップナンバーの貫通編成のT1編成(クハE233-1以下10両)よりも早く、E233系0番台で最初に登場した編成ですが、トイレの設置前後で車両番号が少し異なっています。入場前、すなわちトイレ設置前の4号車は『モハE233-243』でしたが、トイレ設置後はハイフン以下の番号に600がプラスされ、『モハE233-843』となっています。トイレが設置された編成について、貫通編成では付随車1両と電動車2両を組み替えて対応していましたが、分割編成では車両番号の変更で対応するものとみられます。