2019年11月1日

【遂に登場!!】小田急電鉄5000形5051Fが川崎重工業兵庫工場を新製出場、甲種輸送される

2019年10月30日より、川崎重工業兵庫工場にて製造された小田急電鉄の2代目となる5000形電車10両の甲種輸送が海老名検車区まで行われています。
▲通勤形電車では2代目4000形以来、約12年ぶりの新型車両2代目5000形のトップナンバーがついに出場した。かつての主力車両である初代の5000形は4両編成と6両編成が登場していたことから、今回の5000形は2代目である。

今回登場したのはトップナンバーの5051Fで、10月30日は下り方の6両が、11月1日は上り方の4両がそれぞれ出場し、新宿(OH01)寄りからクハ5051+デハ5001+デハ5101+サハ5151+サハ5251+デハ5201+デハ5301+サハ5351+デハ5401+クハ5451となっており、一部車両は初代の同形式4両固定編成の5051F、6両固定編成の5251Fの車番と重複しています。ところが今回の2代目の同形式は10両固定編成で、車番に50がプラスされた車両が制御車および付随車のため、初代にはなかった番号が一部で登場しています(クハ5451のようなクハ5450形・サハ5351のようなサハ5350形など)。連結面は東日本旅客鉄道E231系1000番台、E233系0番台、E233系1000番台などと同じく川崎重工業兵庫工場製造である車両の特徴でもある横方向の補強ビードが確認されています。前面部は非貫通の構造で3000形2次車以降と同じサイズの種別行先案内表示器を搭載し、フルカラーLED式になっているものとみられます。電動車と付随車の比率は5M5Tで1000形10両固定編成および3000形10両固定編成と同じです。なお小田急電鉄のブランドロゴマークですが、先頭車前面部は車番の真上、先頭車側面部と中間車側面部はホームドア設置駅を考慮して戸袋部分に設けられています。パンタグラフは電動車に搭載されています。