2019年11月14日、総合車両製作所横浜事業所で製造された東日本旅客鉄道E657系水カツK18編成(クハE657-18+モハE656-18+モハE657-18+モハE656-18+モハE657-118+サロE657-18+サハE657-18+モハE656-218+モハE657-218+クハE656-18)が出場し、試運転を兼ねて勝田車両センターまで自走回送されました。
▲上野東京ライン開業に向けて増備した水カツK17編成以来となる増備となったE657系。今回は仙台までの直通特急復活に向けた増備のようだ。
この編成は2020年の運転再開を目指す常磐線で本来はいわきで特急の運転系統を分割して同駅以南をE657系、同駅以北をE653系で充てる予定だった計画が2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で変更となり、E653系が新潟地区に転用された(ただし1本は1000番台のままで波動用として勝田車両センターに戻っている)ことから、仙台までの直通特急を再開させるために増備されており、そのうちの1編成と思われます。