2026年3月31日

【両形式で1本ずつ】東京臨海高速鉄道70-000形にりんかい線開業30周年装飾、71-000形にりんかい線開業30周年ヘッドマーク

2026年3月30日、東京臨海高速鉄道りんかい線新木場(R-01)~東京テレポート(R-04)間が開業して30周年を迎えたことから、70-000形東臨Z3編成に公式キャラクター『りんかる』を装飾した開業30周年ラッピング電車が、71-000形東臨Z11編成に開業30周年ヘッドマーク(2種類)を掲出した状態で運転されています。
▲東京臨海高速鉄道のキャラクター『りんかる』を車体側面に装飾した、りんかい線開業30周年ラッピング電車となった70-000形東臨Z3編成。初日は東京テレポート(R-04)始発の下り初電車の  581T列車(平日81運用)より運転を開始した。現在は3編成が両先頭車のみ九州旅客鉄道に譲渡されたため、5編成(50両)の在籍だが、まだまだ活躍を見せてくれそうだ。
▲りんかい線開業30周年ヘッドマークを掲出した東京臨海高速鉄道71-000形東臨Z11編成。初日は東臨運輸区を再出庫する1690T列車(平日91運用)より掲出された。現在は4編成が登場していて3編成が営業運転に充当されている。ヘッドマークの掲出は就役後初めてである。

りんかい線は1996年に新木場~東京テレポート間が開業、2001年に天王洲アイル(R-05)まで延伸開業、2002年に大崎(JA-08,R-08)まで開業したのち、接続する東日本旅客鉄道埼京線・川越線(大宮(JA-26)~川越間)と相互直通運転を実施しています。車両は209系をベースとした70-000形が用意され、当初は4両固定編成でしたが、徐々に車両を増やし6両固定編成を経て現在は直通運転先の東日本旅客鉄道埼京線に合わせて10両固定編成となっています。2025年10月からはE233系・相模鉄道12000系をベースとした新型車両71-000形が導入され、順次70-000形を置き換えています。発車メロディは東日本旅客鉄道で聞ける駅がほぼ消滅した(ただし車載メロディでは残る)“Water Crown”や“Gota del Vient”や“Cielo Estrellado”などが採用されているほか、国際展示場(R-03)(期間限定が多い)・東京テレポートなど一部の駅ではご当地メロディが採用されています。

これらの編成の運用は原則として81運用・83運用・85運用・87運用・89運用・91運用のみとなっていて、8編成に対して6編成(予備2編成)で運用を回しているようです。ただし85運用の翌日は必ず91運用になります(唯一川越車両センターへの入庫の外泊運用があるため)。私はダイヤ改正までは通勤利用時に平日91運用で70-000形ないし71-000形に当たることがあり、よく乗車していました。70-000形のラッピング電車と71-000形のヘッドマーク付き電車は9月30日までを予定していますが、終了が早まる場合もありますので注意してください。

2026年3月30日

【8両の新車が就役】相模鉄道13000系13101F(8両固定編成)が定期営業運転を開始

2026年3月30日の2002レ(平日11運用・海0515→横0552)より、総合車両製作所横浜事業所で製造された相模鉄道の新型車両、13000系13101Fが定期営業運転を開始しました。同系列に今後は10両固定編成が導入されるかどうかは分かりませんが、8000系や9000系を置き換えていくものと思われます。
▲相模鉄道12000系以来の新型車両、13000系13101Fがついに就役を果たす。12000系よりもややスタイリッシュ、側面部は10000系とほぼ同等の雰囲気をまとうが、乗り入れ先路線には使用されない自社専用の新型車両だ。10000系8両固定編成や20000系8両固定編成(東急電鉄乗り入れのG運用を除く)と共通運用で11運用から15運用に充当される。
▲8000系は6編成、9000系は5編成が残存するが、9000系9703Fが廃車除籍処分となったために他編成も置き換えられる可能性が出ている。早めに記録を取っておきたい。

新型車両の13000系は12000系を基本ベースに、座席定員を1編成12名増やすため、側面部は10000系と同じ形状となったことで、乗務員室付近の旅客用扉の位置が同系列と同じ配置で、座席は車端部を除き7人掛けとなりました。12000系と同様の制御装置(三菱電機製IGBT素子)やドアエンジンが採用されており、ユニバーサルデザインシート、12000系や20000系で採用した形状の吊革、フリースペース設置、『ナノイーX』搭載空気清浄機、袖仕切り板大型化、車内の鏡、車内防犯カメラ設置、17インチワイドの車内LCD式旅客案内表示器、調光機能付きLED照明採用、列車定位置停止装置(TASC)が採用されています。編成は横浜(SO-01)寄りからクハ13101+モハ13401+モハ13501+サハ13601+サハ13701+モハ13801+モハ13901+クハ13001と思われます。10両固定編成化を見越してか『13201』・『13301』は欠番です。将来的に10両固定編成が登場するのかは定かではありませんが…。

13000系は他路線に直通しないことから、相鉄本線といずみ野線のみで運用され、新横浜線は試運転および代走時の入線に限られそうです。

【初代こまちと同じ番台に変更】東日本旅客鉄道E3系0番台(元2000番台)幹カタL69編成が『はこビュン』専用車両として就役する

2026年3月23日より、東日本旅客鉄道東北新幹線でE3系2000番台幹カタL69編成を改造した『荷物専用新幹線』(2000番台から0番台に変更した『はこビュン』専用の車両)が営業運転に投入されました。新幹線総合車両センター所属のE5系と連結して運転されるようです。
▲E3系2000番台幹カタL69編成が荷物専用新幹線ではあるものの0番台に改番され、E5系との連結で東京~盛岡間を1往復する。『はこビュン』専用新幹線は全座席が撤去されているが冷蔵品などの輸送に備えて電源コンセントはあえて残している。

東北新幹線の『はこビュン』専用新幹線は上りでは56B列車(盛1208→東1524)でE5系の後部に連結されるようで、E5系側は初日は幹セシU10編成が使用されました。連結は平日が中心であり、荷物の積み込みや搬出などは盛岡新幹線車両センターと東京新幹線車両センターで行われるためか、営業運転で連結した際はすでに荷物が積まれた状態となっています。

【半数以上がラッピング電車に】横浜高速鉄道Y500系で3種類のラッピング電車・ヘッドマーク車が運転

2026年3月より、横浜高速鉄道Y500系では3種類のラッピング電車・ヘッドマーク付き電車として運転されています。2日からはY515Fが『GREEN×EXPO2027』ラッピング電車・ヘッドマーク付き電車となり、25日からはY514Fが同じ仕様で追加運転され、20日からはY512Fが『神奈川県33市町村ご当地DB.スターマン号』として、23日からはY513Fが『YOKOHAMA DeNA BAYSTARS TRAIN 2026』として運転されています。
▲横浜高速鉄道Y500系では半数以上がラッピング電車・ヘッドマーク付き電車で、運用範囲は広大なので、すべて狙うのは難しそうだ。このうちY512Fが『神奈川県33市町村ご当地DB.スターマン号』となった。
▲Y500系Y513Fでは『YOKOHAMA DeNA BAYSTARS TRAIN 2026』となった。なお横浜DeNAベイスターズは誕生から15周年を迎えた。監督は相川亮二氏が務めている。
▲Y500系Y514FY515Fでは『GREEN×EXPO2027』仕様となっている。最初はY515Fだけだったが、のちにY514Fが追加された。Y517Fの試運転とともに話題が尽きない。 

Y500系では3種類4編成のラッピング電車が運転されていて、Y511FY517Fを除いた各編成がラッピング電車・ヘッドマーク付き電車となりました。ラッピング電車・ヘッドマーク付き電車は3月上旬からY515Fの『GREEN×EXPO2027』仕様を皮切りに、20日からはY512Fが『神奈川県33市町村ご当地DB.スターマン号』、23日からはY513Fが『YOKOHAMA DeNA BAYSTARS TRAIN 2026』、25日からはY514Fが『GREEN×EXPO2027』仕様となったことで、3種類のラッピング電車が4編成で運転されている珍しい光景となっています。このうちY512Fで運転されている『神奈川県33市町村ご当地DB.スターマン号』は神奈川県の全自治体(33市町村)の協力を経て、横浜DeNAベイスターズのマスコットキャラクター、スターマンとコラボしたものとなっています。例えば平塚市の場合は七夕、海老名市の場合は苺、相模原市の場合は宇宙、小田原市の場合は小田原城(北条氏)をイメージしたものとなっています。私の地元の伊勢原市が何になっているのか気になりますねぇ。伊勢原市といえば大山(雨降山)・大山こまがありますが、ぜひ私の地元も見つけられたら見てみたいと思います。

2026年3月29日

【夜の出庫編成を活用か】小田急電鉄4000形の撮影会を海老名検車区で開催へ

2026年3月24日より、小田急電鉄の子会社である小田急トラベルより、同年4月29日開催予定の『小田急通勤車両図鑑Vol.4 - 4000形撮影会』に伴うツアーが発売されています。海老名検車区東側で4000形を使用して撮影会が行われます。使用車両は土曜休日C17運用(列車番号53E・2236レに充当予定)の編成が使用されるものと思われます。
▲東京地下鉄千代田線に直通する4000形(写真は4051F4060F)は16編成が在籍。在籍数は増備が進む5000形に並ばれてしまったが、3000形に次ぐ5000形と並ぶ主力車両である。なおラストナンバーだけ就役当初からしばらく千代田線直通運用に充当しなかった時期があった。

4000形は2007年度に東京地下鉄千代田線直通列車に使用されていた1000形、さらに老朽化が進んでいた初代5000形の代替として導入されていて、同形式の固定運用も設定されています(16編成に対して13運用)。今回は夜に出庫する土曜休日C17運用充当予定編成を使用するものと思われます。なおこれ以外にも4000形の海老名検車区出庫があるかと思いますが、実際は土曜休日C16運用や土曜休日C21運用の出庫があるためで、場合によっては土曜休日E12運用の出庫が4000形となる可能性は決してゼロではないからです。今回は今までの通勤形電車の撮影会で最も長めの10両固定編成ですから、これまでに留置されていた39番構内留置線では途中でカーブするため(2000形でも下り方の先頭車がカーブするところだった)、別の留置線を用いることになるのでしょうか。ただ私的にはスケジュールとのにらめっこになるので、参加は難しいかもしれません…。

【残るは2本に】小田急電鉄3000形3655F(旧東急車輛製造4次車・8両固定編成)の種別行先案内表示器がフルカラーLED式に更新される

2026年3月26日、小田急電鉄3000形3655F(旧東急車輛製造4次車・8両固定編成)の前面部・側面部の種別行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式に更新され、営業運転に充当されています。今後3色LED式で残る3657F3658Fの動向が注目されます。
▲3000形8両固定編成では昨年12月の3654F以来であり種別行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式に更新された3655F。同形式の8両固定編成で3色LED式で残るのは3657F3658Fで、6両固定編成は次回検査時にリニューアル更新工事が控える3275Fだけだ。
▲種別行先案内表示器がフルカラーLED式に更新された3000形3654F3656F。6両固定編成と8両固定編成では消滅間近だが、10両固定編成では3083F以降の元8両固定編成側で残っており、3083F以降の編成にも拡大されることはあるのか。
▲種別行先案内表示器が3色LED式で残る8両固定編成はこの3657F3658Fの2編成だけ。

3000形8両固定編成の種別行先案内表示器の更新は昨年12月の3654F(旧東急車輛製造4次車)に施工されて以来となります。3000形8両固定編成では3656Fから種別行先案内表示器の更新が再開されており、昨年は3654F3656Fに施工されました。残る3000形8両固定編成の3色LED式の編成は3657F3658Fだけになりました。6両固定編成・8両固定編成は3色LED式の編成の消滅が見込まれるものの、私個人的には10両固定編成の3083F以降の元8両固定編成側に施工されてほしいなと思います。

【3000形8両固定編成の種別行先案内表示器交換状況】2026年3月27日現在
《3色LED式》
3657F3658F
《フルカラーLED式》
3651F3652F3653F3654F3655F3656F

2026年3月28日

【なぜ今更設置する?】京王電鉄7000系の一部先頭車両に転落防止幌設置のわけとは?

2026年3月26日、京王電鉄7000系でペアを組む7807F(4両固定編成)と7701F(6両固定編成)の編成中間に入るクハ7857(7号車)・クハ7701(6号車)の部分に転落防止幌が設置されて外観上の変化が見られたことで密かに注目されています。
▲4両固定編成と6両固定編成、2両固定編成と8000系8両固定編成または9000系8両固定編成と組んで10両を組むことが多い7000系(10両固定編成を除く)。このうち、半固定でのペアを組む7807F(4両固定編成)と7701F(6両固定編成)に転落防止幌が追加設置された。運転台機能は若葉台検車区などでの入換を見越して残しているものと思われる。

この系列は京王電鉄の現役最古参であり、2両固定編成(ワンマン運転対応編成を含む)、4両固定編成(ワンマン運転対応編成を含む)、6両固定編成、10両固定編成が存在し、かつては8両固定編成も存在していました。このうち2両固定編成が8000系・9000系8両固定編成と10両を組むとき、2両固定編成は新宿(KO-01)方に組成されます。4両固定編成と6両固定編成が10両を組むとき、4両固定編成が新宿(KO-01)方、6両固定編成が京王八王子(KO-34)方にそれぞれ組成されるのが通常で(8000系はその逆となっていたが、中間車化改造で消滅)、先頭車同士の転落防止幌はその中間に入る2両に設置されたものとなっていて、7000系のペアが半固定化されるのか注目されています。大手の私鉄では近畿日本鉄道のほか、東武鉄道10000・10030系に転落防止幌を設置した例がありますので、今後このパターンが別編成のペアにもあり得るのか注視する必要があります。他編成にも設置されれば、10両を組む編成が限られるわけですが、現行ダイヤでは分割併合を実施しないことから、設置しても問題がなかったのでしょう。入換の際に転落防止幌のある先頭車が出ることはありそうです。

【新参者なのに古い】東日本旅客鉄道E233系1000番台都ケヨ103編成が性能確認試運転を実施

2026年3月25日、東日本旅客鉄道E233系1000番台都ケヨ103編成(元都サイ103編成・クハE233-1003以下10両)が京葉線で性能確認試運転を実施しました。編成番号はそのままですが一部中間電動車・中間付随車が組み替えられて5000番台と同じ組成に変更されています。
▲E233系1000番台都ケヨ103編成が京葉線で性能確認試運転を実施した。車内案内表示器は広告用画面が撤去され、停車駅案内のみとなっている。京浜東北線から京葉線への車両転用は実に209系500番台以来のことであり、E233系では初めてのこととなる。
▲京葉線ではE233系5000番台が主力として運用されている。ただし現行の分割編成の運用が83運用・85運用の2運用で余剰気味のE233系5000番台の分割可能編成の動向に注意。

編成は蘇我寄りからクハE233-1003+モハE233-1403+モハE232-1403+サハE233-1203+サハE233-1003+モハE233-1003+モハE232-1003+モハE233-1203+モハE232-1203+クハE232-1003で、サハE233-1203・モハE233-1403+モハE232-1203ユニットの組成変更により、号車番号のフォントが異なっていますね。なお東京総合車両センター出場時点で残されていた、足元注意喚起のステッカーは撤去されました。車体側面部の所属表記は消されていますが、かつての所属先がはっきり残されています。連結器の形状の違いやドアエンジンが5000番台と異なる(スクリュー式)など、異彩を放ちそうですね。

2026年3月27日

【全体の半数に】東京臨海高速鉄道71-000形東臨Z14編成が総合車両製作所新津事業所を出場、甲種輸送される

2026年3月25日、総合車両製作所新津事業所にて製造された東京臨海高速鉄道71-000形東臨Z14編成の甲種輸送が実施され、所属先の東臨運輸区へと納車されました。この動きで70-000形1編成が置き換えられるものと思われます。
▲東京臨海高速鉄道71-000形の4編成目(全体では8編成の予定数の半数)となる東臨Z14編成が総合車両製作所新津事業所を出場した。70-000形の後期車は中間車のみ廃車解体(一部は部品を活用)、先頭車のみ九州旅客鉄道に譲渡となっている。
▲71-000形は全8編成が導入されるが、すべて10両固定編成のため編成番号の一部欠番は発生しない見込みとなっている。70-000形は4両固定編成・6両固定編成を経て、すべて10両固定編成に変更したため、編成番号に一部欠番が生じている。

導入予定の71-000形は全8編成(80両)となるので、あと4編成分となります。今回出場の東臨Z14編成は大宮(JA-26)・川越寄りからクハ71-401+モハ71-402+モハ71-403+サハ71-404+モハ71-405+モハ71-406+サハ71-407+モハ71-408+モハ71-409+クハ71-410となっています。前面下部にはホーム検知装置を備えているほか、ATACSを搭載することから前面部には『ID-174』と書かれています。最後尾にはりんかい線のキャラクターである『りんかる』が乗せられていました。

ちなみにすべての中間車両が廃車となり、両先頭車のみが船舶に積み込まれた70-000形東臨Z10編成は先頭車のみ九州旅客鉄道への譲渡が行われたものと思われます。

2026年3月24日

【改正後異例?】小田急電鉄8000形8066F(4両固定編成・電源供給車)とクヤ31形による定期検測運転が2週連続で運転される

2026年3月14日・15日・21日に、小田急電鉄8000形8066F(4両固定編成・電源供給車)+クヤ31形を使用した定期検測運転が実施され、14日・21日は小田原線、15日は江ノ島線・多摩線で運転されました。なおクヤ31形のパンタグラフから、架線検測はありませんでした。
▲2026年3月14日(ダイヤ改正初日)・15日・21日の3日間に行われた定期検測運転は8000形8066F+クヤ31形を充当した。電源供給車には8066Fが起用された。小田原線の検測は14日と21日の2週連続で行われた。クヤ31形のパンタグラフから架線検測は実施されなかった。
▲8000形8065F8066Fクヤ31形を使用する定期検測運転ではクヤ31形のパンタグラフの上昇有無を確認すると架線検測が実施されているかいないかが判別できる。
▲2024年度に導入された5000形5063Fでは営業運転を行いながらパンタグラフ・架線状況の確認や鉄道線路設備モニタリング装置を用いた点検が可能である(予備編成は5064F)。夕夜間にパンタグラフ・架線を照らすライトや鉄道線路設備モニタリング装置の状況で点検の有無が分かる。

ダイヤ改正後の定期検測運転は引き続き8000形8065F8066Fクヤ31形を使用するものの営業運転を行いながら検測が可能なのは5000形5063Fだけであり、8000形8065F8066Fクヤ31形を使用する定期検測運転は月1回、小田原線と江ノ島線・多摩線に分けて、土曜休日ダイヤに行われていて、クヤ31形の下枠交差式パンタグラフの上昇状況だけを見て架線検測があるかないか分かれます。ダイヤ改正後は土曜日に実施されている小田原線内の検測運転時刻が約1時間ほど早まっていることが分かりました。となると喜多見検車区の出庫や上下の運転時間が変更されているようです。江ノ島線・多摩線検測はダイヤがほぼ変わっていませんので、小田原線内のみの検測運転を撮る際には注意が必要です。

【E131系導入の布石か】東日本旅客鉄道E131系500番台都コツG-10編成が中央本線・篠ノ井線を回送、松本車両センターに貸出か?

2026年3月21日、東日本旅客鉄道相模線の全ワンマン列車で運用される国府津車両センター所属のE131系500番台都コツG-10編成(クモハE131-510以下4両)が所属先から新宿(JC-05,JS-20)経由で中央本線・篠ノ井線に入線し、松本車両センター(都モト)に到着しました。今後の動向が注目されています。
▲E131系500番台でまさかの中央本線入線となった都コツG-10編成。国府津車両センターからの回送であるため、相模線・横浜線経由ではなく、東海道貨物線・新宿経由で中央本線・篠ノ井線に入線する形となった。211系置き換えのワンマン対応車両の準備か?

E131系500番台は相模線での運用と、湘南・相模統括センターと国府津車両センターの間を回送することが通常ですが、今回は211系の後継車両導入に備えた準備のための試運転列車の実施の可能性があります。過去に中央本線にも入線したことがある0番台(・80番台)ではなく500番台(・580番台)が駆り出されたものと思われます。0番台(・80番台)は2両固定編成ですが500番台(・580番台)は4両固定編成です。211系を置き換えるなら3両固定編成が最低でも必要になりますから(6両を組成する場合は6両固定編成ではなく600番台(・680番台)と同様に3両固定編成の2編成連結で対応可能)、今回は中間車(中間電動車・中間付随車)が連結されている500番台が貸出対象になっている可能性があります。E131系500番台の中央本線・篠ノ井線への入線は珍しい光景となっています。総合車両製作所で新たな区分番台のE131系を製造しているとの情報があるため、今後の211系の状況も気になるところです。

2026年3月23日

【回送表示で運転】京王電鉄8000系8714F(10両固定編成)を使用した録音ツアー向けの団体専用列車が運転される

2026年3月21日、京王電鉄8000系8714F(10両固定編成)を使用した録音ツアー向けの団体専用列車が京王本線・相模原線で運転されました。同系列における制御装置未更新編成は現時点で8713F8714Fの2編成のみで、今後の動向が注目されています。
▲8000系で数少ない制御装置未更新編成の8713F8714Fのうち、8714Fを使用した団体専用列車が運転されたが、同系列に『臨時』・『団体』の表示はないためか、なぜか『回送』の表示で運転された。5000系試乗会の時は『試運転』、2000系試乗会の時は『臨時』だった。
▲8000系で数少ない制御装置未更新編成の8713F(高尾山トレイン)。制御装置未更新で最後まで残るのはどの編成になるのか。

8000系では10両固定編成でVVVFインバータ制御装置の更新工事(GTO素子からIGBT素子への更新)を実施しており、直近では10両固定編成の8711Fが施工されていて、登場当初からのGTO素子を維持するのは8713F8714Fの2編成のみとなっています。今回は録音ツアー向けに8714Fによる団体専用列車として運転され、なぜか『回送』表示でした。この8000系には『臨時』や『団体』などの表示が用意されていない可能性がありますが、せめて『回送』以外の表示は用意できなかったのか…とも思ってしまいますよね。

【8両未更新車消滅】相模鉄道10000系10707F(8両固定編成)、制御装置更新・3代目塗装“YOKOHAMA NAVYBLUE”へ変更される

2025年9月20日から同年12月上旬まで『ゆめが丘ソラトス号』として運転されたあと、相模鉄道かしわ台車両センターに入場した10000系10707F(8両固定編成)が新たに3代目塗装の“YOKOHAMA NAVYBLUE”に変更されたことが2026年3月20日に確認されました。制御装置更新工事を含めたリニューアル更新工事と塗装変更工事が行われたものと思われます。
▲10000系8両固定編成で唯一の未更新車であった10707Fがリニューアル・塗装変更により、8両固定編成の未更新車が消滅。13000系8両固定編成が登場しているため、13000系の就役後は同系列と共通運用になりそうだ
▲残る未更新車は10000系10708Fだけとなった。制御装置を含めて早めに記録しよう。

この編成はいずみ野線ゆめが丘(SO-36)に隣接する『ゆめが丘ソラトス』開業後に同駅利用の乗降客数が300万人を達成した記念で同編成にラッピングを施した『ゆめが丘ソラトス号』として運用されていましたので、その運転終了後にすぐに入場したものと思われます。リニューアル更新工事と塗装変更を同時に施工されていますので、8両固定編成の未更新車、3色LED式の種別行先案内表示器が消滅となり、残る未更新車は10000系10708Fだけとなりました。10000系は2021年5月から10702F10703Fに限って、内装更新や塗装変更を省略して2代目塗装のまま運用されたことも注目されていましたが、10708Fへの施工が実現すれば未更新車と2代目塗装は完全消滅となります。10000系10708Fに注目が集まりそうです。

2026年3月22日

【E653系から651系に】東日本旅客鉄道E657系都カツK1編成が651系0番台復刻塗装に変更され運用復帰へ

2026年3月22日、同年4月1日から『ふくしまデスティネーションキャンペーン』を開催することから、東日本旅客鉄道郡山総合車両センターに入場していたE657系都カツK1編成(クハE657-1以下10両)が往年の特急『スーパーひたち』・『フレッシュひたち』で運用されていた651系0番台オマージュの塗装に変更された姿でお披露目会が行われたようです。
▲E653系0番台のオーシャンブルー復刻塗装となっていた都カツK1編成が今度は651系0番台オマージュの復刻塗装に。トップナンバーは651系0番台・E653系0番台の両方の塗装を復刻された唯一の編成で、4月11日の8M列車(い0921→品1151)から運用に入るものとみられる。
▲E657系の通常塗装は側面窓下部に紅梅色の太い帯があしらわれており、車両番号の下部にあたる裾部とスカート部分は薄紫が配されていて。連結器カバーに編成番号が記載される。651系0番台復刻塗装編成ではフルカラーLED式の種別行先案内表示器付近と連結器カバーに『JR』のロゴマークが入り、裾部・スカート部分も白色となるようだ。
▲かつて常磐線特急列車で活躍した651系0番台(写真は水カツK103編成水カツK105編成)。E657系では連結器カバー部分に編成番号が書かれているが、その部分は651系0番台復刻塗装編成では『JR』マークのみとなる。『タキシードボディのすごいヤツ』というキャッチコピーが与えられた。

E657系では常磐線の特急で活躍していたE653系0番台基本編成(オレンジパーシモンを除く)・付属編成(オレンジパーシモン)の復刻塗装を都カツK1編成都カツK2編成都カツK3編成都カツK12編成都カツK17編成の5編成に復刻しましたが、もとオーシャンブルー復刻塗装編成であった都カツK1編成が通常塗装に戻るのかと思いきや、なんと651系0番台オマージュ塗装に変更されている様子が確認され、注目されていました。裾部付近には細い緑色の帯、側面部の種別行先案内表示器付近と連結器カバーに『JR』マークが配されています(通常塗装編成は裾部が薄紫で連結器カバー部分には編成番号を記載)、651系0番台を連想させる塗装に仕上がっています。この復刻塗装での次回検査施工時の2028年春までということで、都カツK1編成の登場当初からの通常塗装への復帰は約2年後になりそうです。

【両先頭車は九州へ?】東京臨海高速鉄道70-000形東臨Z10編成が中間電動車6両・中間付随車2両の廃車解体処分で九州行きか…?

2026年3月5日の平日89運用を最後に運用を離脱したと思われる、東京臨海高速鉄道70-000形東臨Z10編成の中間電動車と中間付随車が東臨運輸区から陸送されています。この中間車8両は解体処分になるものと思われ、九州旅客鉄道に譲渡の可能性のあるクハ70-100・クハ70-109の動向が注目されます。
▲東京臨海高速鉄道70-000形ラストナンバーの東臨Z10編成の中間電動車(6両)・中間付随車(2両)が廃車解体処分に。こうなると先頭車のクハ70-100とクハ70-109は九州旅客鉄道譲渡が予想されている。元東臨Z8編成元東臨Z9編成と同様の動きをするのだろうか。
▲東京臨海高速鉄道70-000形は残るは東臨Z1編成東臨Z2編成東臨Z3編成東臨Z6編成東臨Z7編成の5編成となった。このうち、先頭車のロゴマークの“TWR”と『りんかい線』の表記があるのは東臨Z7編成だけとなってしまった。
▲東京臨海高速鉄道71-000形は3編成(30両)が在籍していて、後期型を先に置き換えている。まだ半数に達していないが、70-000形の前期型が先に残る異例の展開となっている。

今回廃車となった70-000形東臨Z10編成はこの形式のラストナンバーであり、当初から10両固定編成で登場しています。GTO素子からIGBT素子への機器更新工事は最後から2番目に施工されていました。登場から約23年間の活躍でした。パンタグラフのホーン部分が黄色に着色されている71-000形東臨Z13編成に置き換えられたものとみられます。なお中間電動車・中間付随車の廃車が確認されているため、先頭車2両は九州旅客鉄道に譲渡され、転用改造工事が行われるものと思われます。71-000形との共通運用や70-000形の置き換えの都合で、3月は5日のみ営業運転に充当され、ダイヤ改正までには運用を離脱していたものと思われます。残る70-000形は東臨Z1編成東臨Z2編成東臨Z3編成東臨Z6編成東臨Z7編成であり、先頭車前面部ロゴマークが“TWR”と『りんかい線』で併記されているのは東臨Z7編成だけとなってしまいました。後期型は九州旅客鉄道に譲渡の動きを見せていますが、前期型はどうするのでしょうか。

2026年3月21日

【255系花形運用だった】東日本旅客鉄道255系都マリBe-03編成が『しおさい』(9301M列車・9302M列車)に充当される

2026年3月20日、東日本旅客鉄道幕張車両センター所属の255系都マリBe-03編成(クハ255-3以下9両)を使用した『しおさい51号』(9301M列車)と『しおさい50号』(9302M列車)が運転されました。これらの臨時列車充当に備えて同系列は大宮総合車両センターで再塗装と整備を受けていました。
▲房総地区の臨時特急向けに残されていた255系都マリBe-03編成が久しぶりに『しおさい』に充当された。この特急『しおさい』は運転開始50周年を記念して、E259系(都クラ)に置き換えられる前の255系で臨時運転されたものである。

今春に255系を使用する臨時特急列車は3月20日の『しおさい51号』(9301M列車)と『しおさい50号』(9302M列車)、5月2日から6日の『新宿わかしお』(往路1号、9051M列車9053M列車・復路2号、9056M列車9058M列車)、5月2日から5日の『わかしお83号』(9083M列車)、5月3日から6日の『わかしお82号』(9082M列車)に使用され、GWの連休期間中に『新宿わかしお』の合間に『わかしお』に充当される運用となりそうです。5月の連休までは255系はしばらくお休みとなりそうですね。この255系の『しおさい』の指定席特急券は2月20日の10時から発売となりましたが、早々に満席となってしまいましたね…。

【あの放送のナゾが…?】小田急電鉄5000形5062Fによる特別団体専用列車が運転されたワケ

2026年3月20日、小田急電鉄5000形5062Fを使用した、同社子会社の小田急トラベル主催の『5000形で流れるあの渋い?男性自動アナウンス全公開スペシャルツアー』に伴う特別団体専用列車が海老名(OH32)~新松田(OH41)間で運転されました。この男性の英語入り自動アナウンスはこの形式で流れる限定の放送となっているようです。
▲海老名検車区予備留置相当(前日は平日E11運用に充当)の5000形5062Fを使用した特別団体専用列車が海老名~新松田間の1往復だけ運転された。5000形で特別団体専用列車というと5055F(もころん号)が多いが、他編成では珍しい光景となっている。

今回の特別団体専用列車では通常の種別行先・次停車駅を案内する日本語・英語の自動放送(日本語は西村文江氏、英語はクリステル・チアリ氏が担当)のほかに、小田急アプリで混雑率に対応する5000形(全14編成・現在は5065F5066Fが登場)に乗車した際にのみ、ごくまれに流れる渋い声の男性の自動アナウンスを聞いたことがある方いらっしゃると思いますが、その放送をこのツアー限定ですべて流してくれるようです。放送の録音自体は可能でしたが、著作権の都合により動画、録音データのSNSなどへの公開、一般向け等の販売は禁止です。5000形でしか流れない通常放送もありますが、緊急放送も入っているようです。

私も確かにこのアナウンスは気になっていましたが、その謎はこのツアーで明らかとなった形です。よくあるのは終着駅に到着した後、折り返しが回送となる場合、終点到着後に流れることがあります。終着駅到着後に折り返しが回送となる場合に流れる様子が聞けるかもしれませんね。

2026年3月20日

【改造有無に違いが…】東急電鉄9000系9007F(一部改造済)と9010F(改造未実施)が西武鉄道に譲渡のため甲種輸送される

2026年3月19日、東急電鉄9000系9007Fのデハ9407を抜き取った4両と、9010Fのデハ9410を抜き取った4両の合計8両が、西武鉄道譲渡のため小手指車両基地に甲種輸送されました。これらの2編成は7000系7106F7109Fになる見込みです。
▲大井町線一筋だった9000系9007Fは一部改造工事を受けた状態で西武鉄道に譲渡となる。東横線に最後まで残っていた9000系9010Fは未改造の状態で西武鉄道に譲渡となる。両者の改造有無の違いが見て取れる。

9000系9007Fは譲渡対象外のデハ9407を除く4両に東急テクノシステムで一部の改造工事を施工されており、最終的な転用改造は武蔵丘車両検修場で実施される見込みです。9000系9010Fは譲渡対象外のデハ9410を除く4両が未改造の状態で、転用改造は武蔵丘車両検修場で行われるようです。どちらも譲渡が実現したわけですが、9007Fといえば大井町線一筋で活躍した長津田検車区の生え抜き車両です。譲渡後は7000系7106F7109Fとして運用されることになりそうですね。