2026年8月16日

【クヤ31の代役?】小田急電鉄5000形5063F(10両固定編成)が架線検測装置・鉄道線路設備モニタリング装置を動作させ試運転

2026年8月15日、小田急電鉄5000形5063Fが3号車(サハ5363)・9号車(デハ5013)の架線検測装置(パンタグラフを照射するライト)と6号車(サハ5263)の鉄道線路設備モニタリング装置を動作させた状態で試運転を実施しました。同編成がクヤ31形に代わって検測運転を担当する可能性があり、クヤ31形の今後の動向が注目されます。
▲5000形で初めて検測機能を本格搭載した5063Fが土曜休日E67運用の運用を終えて喜多見検車区唐木田出張所に入庫した後、鉄道線路設備モニタリング装置や架線検測装置(架線照射ライト)を作動させて試運転を実施した。検測機能の作動は営業運転中にも時折見られるが、試運転で実施したということは、今後はクヤ31形の代役となる可能性が十分ある。

▲5000形5063Fのサハ5263に搭載された鉄道線路設備モニタリング装置、デハ5013とサハ5363に搭載された架線検測装置(パンタグラフと架線を照射するライト)を使用して試運転を行っていた。なおその予備用編成(準備工事)として台座のみ設置した5064Fも導入済みだ。
▲5000形5064Fは検測装置を本格搭載する5063Fが使用できないときの予備編成で、5063Fから検測装置をすべて移設すれば検測が可能になる。

同編成は昼頃まで土曜休日E67運用に充当されており、喜多見検車区唐木田出張所に入庫し、そのあと検測装置類を稼働させて試運転を行ったものと思われます。ちなみにクヤ31形では電源供給車に8000形8065F8066Fのいずれかを同伴し(検測運転の電源供給車となった編成の相方(8265F8266F)は単独運用されることがある)、これまでに不定期に月1回、土曜日に小田原線、日曜日に江ノ島線・多摩線(と両路線と接続する小田原線の一部区間)を中心に検測運転が実施されており、同形式に搭載されている下枠交差式パンタグラフの上昇の有無から架線検測も行われているか判別できます。ただし同形式は3000形(1次車・2次車)ベースで登場から約23年が経過しており、今回の試運転ではこれまでに使用されてきたクヤ31形(と電源供給車の8000形8065F8066F)から鉄道線路設備モニタリング装置や架線検測装置を搭載する5000形5063F(とその予備編成の5064F)に移行する期間を設けているものと思われます。

こうなるとクヤ31形の今後はどうなるのか気になりますね。同形式は秋頃に大野総合車両所に入場することがあるため、注意が必要です。8000形8065Fが海老名検車区で予備留置となってから喜多見検車区に自走回送されたものの、そのあとの動きが読めません…。

2026年8月15日

【まさかの復活も複雑…】東日本旅客鉄道京葉線・総武快速線で定期設定のない『快速誉田』(外房線誉田発着列車)が運転される

2026年8月13日に、千葉県での線状降水帯発生に伴うゲリラ豪雨での線路冠水の影響から、外房線誉田~茂原間が終日運転を見合わせ、8月15日に東日本旅客鉄道京葉線・総武快速線と外房線を直通する上総一ノ宮発着列車が誉田発着に変更され、下り列車では『快速誉田』が運転されました。前者は快速減便前に平日に1本だけ定期運用で設定されていました。
▲外房線誉田~茂原間が線路冠水で終日不通となり、京葉線・総武快速線と外房線との直通列車が上総一ノ宮発着から誉田発着に変更された。そのため京葉線と外房線の直通列車では平日に1本だけ定期列車で存在して以来の『快速誉田』となったが、土曜休日では異例だ(写真は外房線直通で運用されたときのE233系5000番台都ケヨ506編成)。
▲外房線誉田~茂原間が線路冠水で終日不通となり、朝夕夜間に設定されている横須賀線・総武快速線と外房線の直通列車での『普通誉田』(横須賀線内)→『快速誉田』(総武快速線・外房線内)は異例だ(写真は横須賀線・総武快速線のE235系1000番台都クラF-07編成+都クラJ-37編成)。

外房線は誉田~茂原間、東金線は大網~成東間の全区間にて運転を見合わせたため、外房線特急『わかしお』(『新宿わかしお』を含む)が運休となったほか、通常は上総一ノ宮発着列車で運転されている列車も誉田発着に変更され、京葉線と外房線の『快速誉田』が事実上復活となりましたが(かつて平日に定期ダイヤで下り1本だけ存在したが、現行ダイヤで快速の減便により各駅停車に格下げされた)、総武快速線と外房線の『快速誉田』はイベント時の増発であってもかなり異例の設定となります。外房線内は各駅に停車する(総武快速線側からは千葉(JO-28)を出ると本千葉、蘇我、鎌取、誉田に停車、京葉線側からは蘇我を出ると鎌取、誉田に停車する)ので、外房線内での快速運転は実質ない状態(通常は特急列車を除き総武快速線と外房線の列車のみ通過運転)となりました。外房線は8月24日の復旧を目指すとのことですが、しばらくは京葉線・総武快速線からの『快速誉田』が見られることになりそうです。

【譲渡対象外の元3号車】東急電鉄9000系9004Fのデハ9404・9010Fのデハ9410が廃車解体処分で陸送される

2026年8月12日、東急電鉄9000系9004Fの3号車デハ9404と9010Fの3号車デハ9410の2両が廃車解体処分のため長津田車両工場から陸送されました。9000系9004Fは西武鉄道7000系7103F、9000系9010Fは西武鉄道7000系7109Fの種車となるため、それらの余剰車両です。
▲西武鉄道に譲渡される9000系9004F(写真1枚目右側)のデハ9404と9010Fのデハ9410が廃車解体処分のためそれぞれ陸送された。このうち9004Fは7月下旬に長津田車両工場に自走回送されたばかりで、デハ9404だけを抜き取っていた。
▲9000系9009Fはデハ9409を抜き取ったあと、スカートの交換などを行い、西武鉄道譲渡に伴う転用改造工事を東急テクノシステムズで受けている。

9000系9004F9010Fは赤帯復刻の編成ではないため、西武鉄道譲渡の対象となり、前者は7000系7103F、後者は7000系7109Fとして譲渡となる見込みです。現在スカートの交換などで転用改造工事を受けているものと思われる9009Fについては西武鉄道譲渡が確定しており、譲渡後は7000系7108Fとなる見込みです。今回陸送されたデハ9404・デハ9410は譲渡対象外に伴う余剰車両ということになりますね。西武鉄道狭山線では7000系がワンマン運転導入とともに営業運転に投入されていますが、同年9月12日から西武秩父線でも営業運転に入る予定であり、4000系を順次置き換えていくものとみられます。そうなると西武秩父線ではワンマン運転に対応する7000系の導入で乗降の際に半自動ドアスイッチの操作が必要になります。

2026年8月14日

【譲渡の動きなるか】小田急電鉄8000形8260F(6両固定編成)、8058F(4両固定編成)とのコンビ解消で喜多見検車区に留置か

2026年8月14日、同月12日の平日E11運用(3014レ)を最後に小田急電鉄8000形8058F(4両固定編成)とのコンビを解消し海老名検車区に単独で留置されていた8000形8260F(6両固定編成)が喜多見検車区に自走回送されました。この編成は前回検査(2023年)から3年が経過し検査期限を迎えており、西武鉄道譲渡の第2弾に向けた動きを見せるか、今後の動向が注目されます。
▲西武鉄道8000系8102Fとして譲渡の可能性がある小田急電鉄8000形8260F(6両固定編成)が8058F(4両固定編成)とのコンビを解消、海老名検車区から喜多見検車区に自走回送された。2024年8月に元8261F(8000系8103F)が譲渡される前に喜多見検車区で留置されていたため、今回の8000形8260Fでも同様の動きになりそう。
▲西武鉄道国分寺線と拝島線小平(SS-19)~玉川上水(SS-33)間にて定期営業運転に充当される8000系8103F(元小田急電鉄8000形8261F)。運用されている場合はアプリの車両のアイコンで確認できる。なお同系列は2026年5月で就役1周年を迎えた。

西武鉄道に譲渡される前の元8261Fの動きを振り返ると、同編成の場合は単独編成のA運用で小田急電鉄8000形として最後の定期営業運転を行ったあと、喜多見検車区に自走回送され、そのまま約7ヶ月間にわたって留置され、大野総合車両所への自走を経て、海老名検車区から甲種輸送で譲渡されていますので(このときの牽引を担当した8000形は廃車解体処分済み)、今回の8260Fでも同様(西武鉄道譲渡)の動きを見せるものと思われます。大野総合車両所での廃車解体処分となれば、大野総合車両所で空調装置やパンタグラフの撤去作業を受けるはずですので、元8261Fと同じ動きと考えれば自然でしょうね。なお8000形8260Fは西武鉄道に譲渡されたあと8102Fの種車となることが考えられますので、譲渡が実現すれば2024年8月の8103F(元8261F)以来2編成目となります。なお同編成とは連結器の形状が少し異なるので、譲渡の際には連結器がどうなるのか注目されます。東急電鉄9000系の譲渡が急速に進んでいる中で、8000形の譲渡となれば久しぶりですね。

※参考…西武鉄道8000系の種車となる小田急電鉄8000形在籍状況は以下の通り
【8000形の在籍状況】※2026年8月14日現在 全体…16編成80両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…8編成(32両)
8051F8053F8057F8058F8063F8064F8065F8066F
廃車済…8編成(32両)
8052F8054F8055F8056F8059F8060F8061F8062F
《6両固定編成》 下線部の車両は種別行先案内表示器が3色LED式の編成
運用中…7編成(42両)
8252F8253F8258F8262F8263F8265F8266F
譲渡見込(予想)…6編成(36両)
8252F8260F8262F8263F8265F8266F
廃車見込(予想)…2編成(12両)
8253F8258F
離脱中…1編成(  6両)
8260F
譲渡済…1編成(  6両) ※現在の西武鉄道8000系
8261F
廃車済…7編成(42両)
8251F8254F8255F8256F8257F8259F8264F

【西武鉄道8000系の在籍状況】※2026年8月14日現在 全体…1編成6両
8103F(元8261F)

2026年8月13日

【定期回送を客扱いで増発】小田急電鉄ロマンスカー『臨時61号』(平日N44N64運用・小1020←宿0856)が運転される

2026年8月10日と12日に、小田急電鉄ロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形10両を使用して上り0908レ(平日N44N64運用)の折り返し海老名検車区に入庫となる回9025レを客扱いして小田原(OH47)行きに延長・変更した下り『臨時61号』(0861レ)が運転されました。
▲平日の0908レの折り返しは通常は海老名検車区入庫となる回9025レだが、お盆の期間中の8月10日と12日は増発としてロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形の10両をそのまま用いて『臨時61号』(0861レ)として運転された。到着後は回送で海老名検車区に一旦入庫となる。

10日運転分は30052F+30252F、12日運転分は30055F+30255Fがそれぞれ充当されました。12日運転分は未更新車(ただし前面部愛称表示器使用停止・側面部愛称表示器更新済み)が充当されました。この列車が充当される前日(9日・11日)にはいずれも定期『さがみ52号』(0052レ・土曜休日N43N63運用)を延長した『臨時60号』(0860レ)以降に充当されていたため、30052F+30252F30055F+30255Fは2日連続で臨時運用に充当されたことになります。なお上り0860レが運転される日程では車両送り込みなどの都合から土曜休日N43N63運用・土曜休日N44N64運用の充当編成が相互に交換されるため、調査の際は注意が必要です。

【2編成目の転属へ】東日本旅客鉄道E235系0番台都トウ33編成、東京総合車両ベースから三鷹車両ベースに転属か

2026年8月12日、東日本旅客鉄道東京総合車両ベースの西側エリアへの構内入換が行われたE235系0番台都トウ33編成(クハE235-33以下11両)のうち、中間付随車の10号車(サハE235-4636)を除く旅客用扉の外観の塗装がウグイスからカナリアイエローに変更されたことが確認されています。この編成についても三鷹車両ベースに転属になる可能性が高いでしょう。
▲E235系0番台都トウ33編成の旅客用扉が10号車を除いてウグイスからカナリアイエローに変更となり、都ミツB33編成として三鷹車両ベースに転属することになりそうだ。転属対象外となるサハE235-4636(元サハE231-4636)は廃車解体処分となる可能性がある。
▲E235系0番台では一部編成の尾灯がクリアテール仕様となっている。30番編成でクリアテール仕様となっているのは元都トウ31編成(都ミツB31編成)・都トウ33編成(新都ミツB33編成)のほかに都トウ35編成都トウ37編成がいる。

E235系0番台で三鷹車両ベースに転属となる編成は現時点で元都トウ31編成(都ミツB31編成)・都トウ33編成(新都ミツB33編成)の2編成で、いずれも前面部の種別行先表示器の両脇にある尾灯がクリアテールの仕様となっていて、今後中央・総武線各駅停車に転用される編成がすべてクリアテール仕様の編成のみと考えると、今後転属対象となる可能性がありそうなのは都トウ35編成(クハE235-35以下11両)・都トウ37編成(クハE235-37以下11両)の2編成ぐらいでしょうか。2027年3月のダイヤ改正から中央・総武線で車掌が乗務しないワンマン運転を導入予定で(発車メロディも車載メロディの“IKST”に変更)、E231系0番台で残存する都ミツB10編成都ミツB11編成都ミツB12編成都ミツB14編成都ミツB26編成都ミツB27編成を代替するためにE235系0番台の転属が行われるものとみられます。転属後は都トウ33編成都ミツB33編成となり、千葉(JB-39)寄りからクハE235-33+モハE235-97+モハE234-97+サハE234-33+モハE235-98+モハE234-98+サハE235-33+モハE235-99+モハE234-99+クハE234-33で構成され、クハE234-33には中央・総武線仕様の女性専用車ステッカーが貼付されるものと思われます。元都トウ31編成(都ミツB31編成)と同じ仕様になるのでしょうか。なお都トウ33編成は8月3日の平日27G運用(  727G列車  827G列車)を最後に定期営業運転に入っていませんでした。

2026年8月12日

【余波は12日にも】東京地下鉄半蔵門線半蔵門(Z-05)での駅設備点検によるダイヤ乱れで東急電鉄田園都市線完結列車など運転される

2026年8月11日、東京地下鉄半蔵門線唯一の単独駅である半蔵門(Z-05)の駅構内でアスベストを含む素材が確認され、渋谷(DT-01,Z-01)~九段下(Z-06)間で初電車から19時20分頃まで運転を見合わせたため、東急電鉄田園都市線では渋谷発着、東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)・半蔵門線の運転区間では九段下発着としてそれぞれ運転されました。
▲半蔵門線渋谷~九段下間で初電車から夜間まで運転を見合わせたため、直通運転先の東急電鉄田園都市線では東京地下鉄8000系8109F8116Fとともに渋谷発着で運転された。
▲半蔵門線渋谷~九段下間で初電車から夜間まで運転を見合わせたため、直通運転先の東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)では半蔵門線運転区間とともに九段下発着で運転された。

半蔵門線では東急電鉄田園都市線・東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)と相互直通運転を実施しており、渋谷~九段下間で長時間運転を見合わせたことにより、田園都市線では線内完結列車となる渋谷発着で運転され、『各停渋谷』(通常では夜間帯のみ)・『準急渋谷』・『急行渋谷』を見ることができたほか、東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)では『準急九段下』(朝方が中心)・『急行九段下』を見ることができたようです。なお8000系8109F8116Fでは運転再開まで田園都市線完結で運転されたほか、『準急九段下』(朝方が中心)・『急行九段下』は東武鉄道50000・50050系のほか、東京地下鉄08系・18000系などでも運転されたようです。なおこのダイヤ乱れの影響から、12日の鷺沼(DT-14)3番ホームで折り返し(急行鷺沼行きの平日137運用から接続)となる平日32K運用に8000系8109Fが充当され、注目を集めました(通常は5000系・2020系の運用)。

【ついに代替新造か】東急電鉄2020系2135Fのクハ2135+デハ2235が“TOQ i”の牽引で長津田車両工場に輸送される

2026年8月10日、東急電鉄2020系2135Fのうち、5000系5101Fに衝突し脱線・損傷したクハ2135+デハ2135の2両が7500系“TOQ i”に牽引され長津田車両工場へ輸送されました。今回の2両は少なくとも廃車解体処分になるものと思われ、総合車両製作所横浜営業所・新津事業所での修理扱いでの代替新造(2代目の車両新製)が行われるものと思われます。
▲ついに衝突事故に伴う代替新造が行われることとなった2020系。代替新造される2135Fは復旧後に予備車両として活用予定である。この編成と5000系5101Fの代替は2020系2151F2152Fとなりそうか。

東急電鉄では田園都市線の車両代替新造を進めるため、2026年度に大井町線向け6020系5両固定編成のほかに2020系の新製を発表しており、一部車両は2135Fの代替新造となるため、初代のクハ2135+デハ2235を廃車解体処分として一部仕様変更を取り入れつつも一部の部品を再利用し、代替新造を行って予備車両として復旧させるものと思われます。車両の新製は2020系に限っていえば2150F以来ですが、代替新造となれば初めての事例となります。過去に東急電鉄では2014年の衝突事故で代替新造を行った編成があり、この編成では仕様が変更されています。東急電鉄車両の事故復旧に伴う代替新造は約12年ぶりのこととなりそうです。

2026年8月11日

【なぜ1両だけ陸送】東日本旅客鉄道E217系都クラY-140編成のモハE216-2080が長野総合車両ベースから陸送される

2026年8月9日、東日本旅客鉄道鎌倉車両ベース(旧鎌倉車両センター)に所属していたE217系都クラY-140編成(クハE217-2040以下4両)のうち、久里浜(JO-01)寄りから2両目の増2号車として連結されていたモハE216-2080が側面部行先案内表示器や側面部の帯が撤去された状態で陸送されました。今後何らかに活用される可能性があり注目されます。
▲E217系都クラY-140編成のモハE216-2080だけ解体されず、側面部の種別行先案内表示器や帯なしの状態で陸送された。E217系唯一の活用車両なだけに、どう使われるだろうか。

今回陸送された中間電動車のモハE216-2080は側面部の種別行先案内表示器が抜かれており、帯なしの状態となっていました。同車両は都クラY-140編成の久里浜寄りから2両目にあたる増2号車に連結されており(編成は横須賀線内基準で東京(JO-19)寄りからクハE217-2040+モハE217-2080+モハE216-2080+クハE216-2021)、増1号車のみ基本編成の1号車を車椅子対応のトイレに統一する際に組み換えが行われたものとなっています。同編成は単独で2025年3月に鎌倉車両ベース(都クラ)から配給輸送されていて、輸送された1両以外は解体処分が完了していました。

2026年8月9日

【ワンマン運転路線で大増発】東京地下鉄銀座線・丸ノ内線が2026年9月19日実施のダイヤ改正で大増発を発表

2026年8月6日、東京地下鉄ではワンマン運転を実施している銀座線・丸ノ内線にて同年9月19日から大増発となるダイヤ改正を発表しました。現行ダイヤにおいて銀座線は日中時間帯に約3分~4分間隔(平日に毎時15本、土曜休日に毎時18本)、丸ノ内線(本線)は日中時間帯に5分間隔(毎時12本)で運転されています。
▲丸ノ内線全線で運用されている2000系。丸ノ内線では増発だけでなく支線完結の中野坂上(M-06)発着列車を少なくし、方南町(Mb-03)~池袋(M-25)間の直通列車を増やす。

銀座線では平日朝ラッシュ時間帯の8時台に現行より2本増発して渋谷(G-01)行き(A線方面)は27本、上野(G-16)・浅草(G-19)行き(B線方面)は28本となります。日中時間帯は平日の10時台から15時台まで現行より毎時5本増発して15本から20本に、土曜休日の10時台から19時台まで現行より毎時2本増発して18本から20本に変更され、約3分間隔となります。また夕夜間の時間帯にも17時台から21時台までに平日は毎時1本~2本、土曜休日は毎時1本~毎時4本増発される時間帯があり、利用しやすくなります。

丸ノ内線では中野坂上~池袋(M-25)間において日中時間帯の平日の10時台から14時台と土曜休日の10時台から18時台にかけて現行より毎時3本増発して12本から15本に変更され、約4分間隔となります。荻窪(M-01)~中野坂上間は支線直通列車の分の減少があるため時間帯によりばらつきがありますが、荻窪行き(A線方面)・池袋行き(B線方面)は毎時1本~2本程増発される時間帯があります。方南町~中野坂上間の方南町支線では日中時間帯(平日は15時台までで、土曜休日は19時台まで)に池袋~方南町間直通列車を毎時1本以上増やし、中野坂上折り返し列車を減便します。

この2路線ではワンマン運転が実施されていますが、銀座線では1000系に統一されてホームドアが全駅に導入完了した後、2026年6月27日にワンマン運転を導入したばかりです。

2026年8月8日

【終電後の帰らぬ旅立ちへ】江ノ島電鉄1000形1001Fが廃車解体処分のため20形22Fの牽引で極楽寺検車区を去り陸送される

2026年7月14日に定期営業運転を終了し江ノ島電鉄極楽寺検車区に留置されていた1000形1001F(1001+1051の2両)が8月7日終電後に20形22Fに牽引され、トレーラーで廃車解体処分のため陸送されました。国道134号線・新湘南バイパス経由で圏央道方面へ走り去ったため、東武鉄道経理部資材センター北館林車両解体場へと陸送されているものと思われます。
▲長らく過ごした極楽寺検車区・江ノ島(藤沢)・鎌倉の地にお別れを告げ、検査明けの20形22Fに牽引されて1000形1001Fがついに旅立った。シングルアームパンタグラフ・前照灯・連結器・行先案内表示器・車番などが撤去されており、連接台車から車両を切り離して淡々と陸送されていった。

同編成は1979年に就役、約47年間活躍し、700形との撮影会を含めて単独で極楽寺検車区に留置されていました。廃車解体処分の際に床下機器・パンタグラフ・前照灯・連結器・行先案内表示器・車番などが撤去されており、スペースの関係で極楽寺検車区から20形22Fに牽引されたあと、連接台車から車両を切り離して1両ずつトレーラーに乗せられ、国道134号線・新湘南バイバスを通って圏央道方面に向かったようで、大手私鉄車両が解体されている東武鉄道経理部資材センター北館林車両解体場に向かっている可能性があります。江ノ島電鉄では500形501F502F以来となる新型車両700形701F702Fが導入され、最古参の300形ではなく主力車両の1000形が置き換え対象となり、最初の対象である1000形1001Fにヘッドマークを掲出して、約1ヶ月間にわたり運用されていました。保存されることはなく2両とも旅立っていきました。

【ドクターSが初登場】東海旅客鉄道N700S系0番台幹オサJ60編成が『ドクターS』のトップナンバーとして出場

2026年8月上旬に、日本車両製造豊川製作所で製造された東海旅客鉄道923形0番台ドクターイエロー(幹トウT4編成)の後継車両で、検測機能を搭載したN700S系0番台幹オサJ60編成が出場し、浜松工場へ順次陸送されました。なお側面部の“N700S”の既存のロゴマーク下部に黄色で“Dr.S(ドクターS)”のロゴマークが貼付されています。
▲ついに『ドクターS』の最初の編成が日本車両製造豊川製作所から出場した。当該編成はN700S系0番台幹オサJ60編成であり、側面部の“N700 Supreme”のロゴの下に“Dr.S”と記載されている。

N700S系『ドクターS』の営業運転開始は2026年10月からを予定していますが、この時点では検測機器の運用はせず、そのあと試験運用・確認試験などを経て、西日本旅客鉄道923形3000番台ドクターイエロー(幹ハカT5編成)の引退が迫る2027年1月から、検測機能の運用が開始される予定となっています。なおこの『ドクターS』となる4編成には前任の923形0番台ドクターイエローの車体からアルミ部材が水平リサイクルされ、屋根部や側面部の一部にも再利用されています。『ドクターS』の編成は東海所属の4編成に設定され、西日本所属の編成には設定されないものと思われます。

2026年8月6日

【新宿線は順次『トキイロ』に】西武鉄道、有料座席指定列車を『トキイロエクスプレス』・『トキイロライナー』に順次統一へ

2026年8月5日、西武鉄道が2028年春(3月のダイヤ改正)までに、新宿線の有料座席指定列車を順次40000系8両固定編成の『トキイロ』に統一し、有料着席サービスを刷新することを発表しましたが、2027年春(3月のダイヤ改正)より、10000系(10108F10112F)を『トキイロ』に置き換え、特急『小江戸』を新たに『トキイロエクスプレス』として運転することを発表しました。まずは10000系の置き換えが優先されることになります。
▲40000系8両固定編成『トキイロ』に順次置き換えられる10000系。特急『小江戸』の後継列車となる『トキイロエクスプレス』では停車駅に田無(SS-17)・新所沢(SS-24)が追加される(平日朝ラッシュ時間帯の上りを除く)が、それに先立ち着席サービスの利便性を一足先に体験してもらうため2026年9月19日から2027年1月の年始まで土曜休日に限り、特急『小江戸』が田無に停車する予定だ。

川崎車両株式会社兵庫工場で製造中の40000系8両固定編成『トキイロ』ではこれまで小手指車両基地に配属された同系列(玉川上水車両基地に所属していた編成を含む)をベースにしつつ座席は転換クロスシートとなるほか、製造中の様子で20000系8両固定編成の一部編成と同じ連結器に変更されていることが確認されています。2027年春には10000系『小江戸』の代替として『トキイロエクスプレス』の運転を開始し、特急『小江戸』の現行停車駅(西武新宿(SS-01)・高田馬場(SS-02)・東村山(SS-21)・所沢(SS-22)・狭山市(SS-26)・本川越(SS-29)の各駅)に、田無と新所沢を追加します。ただし平日朝ラッシュ時間帯の上り列車を除きますので、特急『小江戸』と同じ停車駅の『トキイロエクスプレス』が設定されるのか注目されます。なお拝島線拝島(SS-36)発着で運転している『拝島ライナー』についても、2028年春には『トキイロライナー』に代替される予定で、40000系10両固定編成から2両少なくなります。2027年春のダイヤ改正から導入される『トキイロエクスプレス』・2028年春のダイヤ改正から導入される『トキイロライナー』のダイヤ・料金などは後程発表されます。特急『小江戸』より値上げとなってしまうのでしょうか。特急『小江戸』では全区間乗車しても600円と安価に抑えられていますからね。

今回の『トキイロエクスプレス』導入に先立って、田無では2026年9月19日から2027年1月の年始までの土曜休日に限って特急『小江戸』が停車するようになります。特急料金は大人1人あたり西武新宿~田無間は400円、田無~本川越間は500円となります。特急『小江戸』での田無停車はこれが最後となる可能性がありますので、記録を取るようにしましょう。私が特急『小江戸』に乗ったのは直近で西武鉄道8000系の団体専用列車乗車と撮影会に行ったときの帰りであり、時間帯の問題もありますが、空席が目立っていた印象でした。新宿線内では高田馬場~東村山間が途中無停車であったので、『トキイロエクスプレス』の導入で停車駅の追加により、両駅からの需要も狙っているのでしょう。現行の『小江戸』と後継の『トキイロエクスプレス』との乗り比べもいいかもしれませんね。

なお40000系10両固定編成の新宿線系統の有料座席指定列車『拝島ライナー』が『トキイロライナー』に代替されると、10両固定編成を使用する有料座席指定列車は池袋線系統の『S-TRAIN』だけとなり、今後の用途が注目されますが、新宿線内では原則準急以上(一部区間のみ各駅停車)の優等種別列車への充当のみとなりそうでしょうか。

【3258Fと同じ工事】小田急電鉄3000形3257F(旧東急車輛製造2次車・6両固定編成)、ドアエンジン更新で減圧機能付きに

2026年7月25日の5105レ(土曜休日A28運用)より、小田急電鉄大野総合車両所に長期間予備で留置されていた3000形3257F(旧東急車輛製造2次車・6両固定編成)が江ノ島線シャトル運用を中心に定期営業運転に復帰しました。同編成はドアエンジンが更新され、3258Fと同様の減圧機能搭載となりました。
▲大野総合車両所で長期間予備留置となっている期間中にドアエンジンが更新され減圧機能付きとなった3000形3257F。現時点で2次車での更新が確認できるが、1次車(ワイドドア車)でもこのような動きとなるのだろうか。

3000形ではこれまで3次車以降の全編成全車両(中間増備車の9次車以降を含む)で減圧機能を搭載した空気式ドアエンジンとなっていて、1次車・2次車の12編成は減圧機能なしとなっていましたが、同形式2次車(旧東急車輛製造・旧川崎重工業)で初めてドアエンジン更新工事が実施されたのか、3000形3258Fのドアエンジンに減圧機能が搭載され、3次車以降の全編成と動作がほぼ同じになりました。今回そのドアエンジン更新の2編成目が3257Fとなりました。3000形2次車は旧東急車輛製造の編成が4編成(3255F3258F)、旧川崎重工業兵庫工場製造の編成が4編成(3259F3262F)あり、ドアエンジンが更新された2編成は前者にあたります。かつては8000形4両固定編成と連結して運用されることがありましたが、最近では8000形4両固定編成と3000形1次車・2次車が組むことはほぼ無くなり、現在は8000形4両+3000形6両の組成を見ることはあまりありません(以前は8000形8064Fと3000形3254Fで組まれていた)。

2026年8月4日

【東横線以外は2020系列に】東急電鉄2020系・3020系および5000・5050系4000番台の1編成ずつが“GREEN LIFESTYLE TRAIN”仕様に

2026年7月14日より、東急電鉄では横浜市瀬谷区で行われる国際園芸博覧会“GREEN×EXPO 2027”に出展する『とうきゅうグループ館』をモチーフにした“GREEN LIFESTYLE TRAIN”が田園都市線系統・東横線系統・目黒線系統で各1編成ずつ運転されています。
▲目黒線系統の“GREEN LIFESTYLE TRAIN”に起用された3020系3123F。乗り入れ先路線でも運用されるため、相模鉄道本線・いずみ野線でも見ることができる。

田園都市線系統では2020系2133F、東横線系統では5000・5050系4000番台4103F、目黒線系統では3020系3123Fにそれぞれラッピングされており、東横線系統と田園都市線系統では7月から運転されていますが、目黒線系統では遅れて8月からの運転開始となったようです。このラッピング電車については2027年の国際園芸博覧会終了まで続くものと思われます。2020系列と5000系列では先頭のデザインが異なります。目黒線系統・東横線系統の車両が定期的に乗り入れる相模鉄道では13000系の展示用車両(クハ13100)を総合車両製作所横浜事業所にて製造して用意したので、国際園芸博覧会に向けた準備が着々と進んでいるでしょうか。

2026年8月1日

【トップナンバーは“T-1”】九州旅客鉄道307系(元東京臨海高速鉄道70-000形)本カラT-1編成がキューポちゃんトレイン仕様に

2026年7月30日、九州旅客鉄道筑肥線の103系1500番台(3両固定編成)の全5編成を置き換えるために東京臨海高速鉄道70-000形を譲受した307系トップナンバー『T-1編成』の2両固定編成が“KYUPO-CHAN TRAIN 307”仕様となり、7月31日に小倉総合車両センターを出場、DD200形701号機の牽引により唐津車両センターへ向けて配給輸送が行われました。
▲元東京臨海高速鉄道70-000形の編成番号表記は前面部の列車番号表示器があったところに『T-1』と書かれており、新たに307系本カラT-1編成となった元東京臨海高速鉄道70-000形。種車は最初に譲渡された元東臨Z8編成と思われ、クモハ307-1は元クハ70-080、クハ306-1は元クハ70-089と思われる。最後尾には『りんかる』のぬいぐるみが乗っていた。

九州旅客鉄道307系のトップナンバーは前面部の列車番号表示器があったところに『T-1』の表記があり、103系1500番台(5編成)を置き換えるため唐津車両センターに配属されるため、本カラT-1編成となりました。筑肥線の運用区間でワンマン運転を行うため、車外スピーカーが設置されたほか、クハ306-1にはトイレが設置されています。車体側面部に号車番号はありませんが、連結を想定しているのでしょうか。なお車椅子兼ベビーカースペースが両先頭車に設置されていたため、そのまま活用されているほか、車体に“KYUPO-CHAN TRAIN 307”仕様にラッピングされており、本カラT-1編成は“KYUPO-CHAN TRAIN 307”仕様として運用に投入されるものと思われます。全5編成が配属になるということで、譲渡された順番にT-1・T-2・T-3・T-4・T-5となっていくのでしょう。まだ種車自体は1編成(2両分)の譲渡が完了していません(おそらく70-000形東臨Z7編成が対象と思われる)。

【3000番台も転用か?】東日本旅客鉄道E233系3000番台都ヤマU629編成、秋田総合車両ベース入場で転用改造工事か?

2026年7月30日、東日本旅客鉄道小山車両ベースに所属するE233系3000番台10両基本編成の都ヤマU629編成(クハE233-3029以下10両)がE493系都オク01編成に牽引され、秋田総合車両ベースに配給輸送されました。同車両ベースに入場するためと思われ、グリーン車2両(サロE233-3029+サロE232-3029)を廃車して房総地区に転用される可能性があります。
▲E233系3000番台都ヤマU629編成がE493系都オク01編成に牽引され秋田総合車両ベースに入場となった。今回の入場で転用改造工事が行われる可能性があり、房総地区に転用となるのだろうか。そうなると最初の登場から約20年ほどで同系列3000番台に初の廃車車両が出る可能性がある。サロE233-3029+サロE232-3029は確実に廃車となるだろう。

E233系3000番台は基本編成が合計33編成(330両)、付属編成が合計39編成(195両)が在籍しており、国府津車両ベースに基本編成17編成(170両)・付属編成21編成(105両)、小山車両ベースに基本編成16編成(160両)・付属編成18編成(90両)が配属されています。今回入場した編成は当時の高崎車両センターに高タカL13編成として新製配置され(普通車の8両は現在の総合車両製作所新津事業所製造、グリーン車の2両は総合車両製作所横浜事業所製造)、2015年3月から上野東京ライン開業に伴い小山車両ベースに転属となり、これまで小山車両ベース所属編成として運用されてきました。今回入場した編成はサロE233-3029+サロE232-3029を廃車解体処分、中間電動車を少なくとも1ユニット(2両分)外して短縮し、房総地区向けとして幕張車両ベース向けに転用される可能性があります。3000番台は0番台と同様に半自動ドアスイッチを備えていて、車内案内表示器に2段タイプの3色LED式が採用されていますが、転用の際にそのままで活用するのか、転用改造されたE233系0番台(都マリ)およびE131系200番台(都ナノ)のようにフルカラーLED式にするのか気になります。また0番台と異なり、種車の3000番台では両端2両ずつがセミクロスシート(両先頭車は車椅子対応トイレ付き)となっています。先頭車は少なくともセミクロスシートですから、中間車のセミクロスシート・ロングシートの車両をどう活用していくのか、今後の転用の動向が気になります。

【E233系3000番台在籍状況】2026年7月30日現在
都コツE-01編成E-17編成E-51編成E-67編成E-71編成E-74編成
都ヤマU618編成-U633編成U218編成U235編成

【平日N31運用代走も】小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形の2026年9月分の運用を公表(2026年3月ダイヤ改正)

2026年8月1日、小田急電鉄が2026年3月14日ダイヤ改正時点での2026年9月分の展望座席を備えるロマンスカー“GSE”70000形の運用予定を公表しました。車両運用状況から土曜休日の固定1運用を除き“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形が代走することがあります。
▲展望席(1編成32席)を備えるロマンスカー“GSE”70000形70051F70052F。平日の1運用は特別団体専用列車が設定される場合を除き、基本的に喜多見検車区に一旦入庫の運用、土曜休日の1運用は同形式の固定運用である。先頭車の展望席は争奪戦で、乗車予定日の1ヶ月前の購入をお勧めする。80000形が加わる際には共通運用が見込まれる。
▲運用予定表に黒丸がない日程の列車には“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形が使用されるが、6両固定編成のみでの運転となる。充当車種は当該日程の1ヶ月前から“e-Romancecar”空席照会で確認できる。

両先頭車に展望席(16席ずつ)を備えるロマンスカーは2018年3月に就役した“GSE”70000形70051F70052Fで運用され、予定表では黒丸マーク(●)のついている列車に充当されます。列車番号から運用を表記しますのでご確認ください。2編成で2運用を回す関係で土曜休日N31運用は同形式が必ず充当される固定運用で、それ以外は代走が出る場合があります。

2026年3月14日のダイヤ改正で列車番号と発着時刻の変更程度で(回送列車のみ一部を除きアスタリスクを用いて表記)、ほぼ変更はありません。前回から引き続きN31運用(平日)・N32運用で“EXE”・“EXEα”または“MSE”で代走となる日程のみ表記します(それ以外はN31運用・N32運用ともに代走はないという意味です)。代走運用の充当車種は当該日程の約1ヶ月前から“e-Romancecar”の空席照会で確認できます。9月は平日N32運用の代走が多いですが、同月10日は平日N31運用の代走も設定されます。平日N31運用が代走となるのは久しぶりでしょうか。

◆代走で“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される運用と日程◆
平日N31運用…9月10日
平日N32運用…8月10日・9月2日・7日〜9日・11日・14日〜17日
※それ以外の日程はN31運用・N32運用ともにロマンスカー“GSE”70000形で運転

◆ロマンスカー“GSE”70000形の運用について◆
【駅名表記について】
宿…新宿(OH01)、成…成城学園前(OH14)、大…相模大野(OH28)、海…海老名(OH32)、厚…本厚木(OH34)、伊…伊勢原(OH36)、秦…秦野(OH39)、足…足柄(OH46)、小…小田原(OH47)、湯…箱根湯本(OH51)、藤…藤(OE13)、江…片瀬江ノ島(OE16)

★平日N31運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…2026年9月10日は“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転
喜多見検車区出庫
大0000←成0000 9001レ
大野総合車両所入庫/出庫
大0612→宿0648 0992レ
小0816←宿0700 0791レ
小0826→宿0945 0790レ
湯1127←宿1000 0003レ
湯1135→宿1305 0006レ
湯1456←宿1320 0727レ
湯1513→宿1646 0736レ
湯1828←宿1700 0601レ
湯1836→宿2006 0120レ
藤2120←宿2020 0687レ
藤0000→成0000 9042レ
喜多見検車区入庫

★平日N32運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…2026年8月10日・9月2日・7日〜9日・11日・14日〜17日は“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転
喜多見検車区出庫
秦0000←成0000 9011レ
秦0630→宿0741 0906レ
成0000←宿0000 9023レ
喜多見検車区入庫/出庫
成0000→宿0000 9028レ
湯1737←宿1600 0729レ
湯1746→宿1926 0018レ
秦2043←宿1940 0611レ
秦0000→宿0000 9038レ
秦2301←宿2200 0621レ
秦0000→成0000 9058レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N31運用(“GSE固定運用)★
喜多見検車区出庫
小0000←成0000 9013レ
小0827→宿0945 0790レ
湯1121←宿1000 0709レ
湯1138→宿1305 0006レ
湯1448←宿1320 0321レ
湯1514→宿1644 0318レ
湯1838←宿1700 0601レ
湯1845→宿2010 0128レ
江2120←宿2020 0687レ
江0000→成0000 9050レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N32運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される場合あり
喜多見検車区出庫
厚0000←成0000 9003レ
厚0702→宿0745 0904レ
湯0924←宿0800 0003レ
湯0933→宿1107 0002レ
湯1301←宿1120 0315レ
湯1315→宿1445 0010レ
湯1628←宿1500 0025レ
湯1636→宿1805 0022レ
江1926←宿1820 0683レ
江2003→宿2105 0504レ
藤2217←宿2120 0689レ
藤0000→成0000 9060レ
喜多見検車区入庫

☆参考資料☆ “GSE”が充当される可能性のある列車のみ抜粋
《平日上り》
大0612→宿0648 0992レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦0630→宿0741 0906レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
小0826→宿0945 0790レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1135→宿1305 0006レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1513→宿1646 0736レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1746→宿1926 0018レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1836→宿2006 0120レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)

《平日下り》
小0815←宿0700 0791レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1127←宿1000 0003レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1456←宿1320 0727レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1737←宿1600 0729レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1828←宿1700 0601レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦2042←宿1940 0611レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
藤2120←宿2020 0687レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦2301←宿2200 0621レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

《土曜休日上り》
厚0702→宿0745 0904レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
小0827→宿0945 0790レ “GSE固定運用(N31)
湯0933→宿1107 0002レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1138→宿1305 0006レ “GSE固定運用(N31)
湯1315→宿1445 0010レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1514→宿1644 0318レ “GSE固定運用(N31)
湯1636→宿1805 0022レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1845→宿2010 0128レ “GSE固定運用(N31)
江2003→宿2105 0504レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

《土曜休日下り》
湯0924←宿0800 0003レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1121←宿1000 0709レ “GSE固定運用(N31)
湯1301←宿1120 0315レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1448←宿1320 0321レ “GSE固定運用(N31)
湯1628←宿1500 0025レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1836←宿1700 0601レ “GSE固定運用(N31)
江1926←宿1820 0683レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
江2120←宿2020 0687レ “GSE固定運用(N31)
藤2217←宿2120 0689レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

2026年7月31日

【あの衝突事故の余波?】東京地下鉄8000系8109F・8116F、東急電鉄車両の衝突事故の影響で延命か

2025年10月に東京地下鉄鷺沼検車区所属の8000系8101Fが和光検車区新木場分室へ車両保存のため自走回送されて以降、8000系は2026年7月中旬の時点で8109F8116Fの2編成(20両)が残されていますが、現時点で廃車の動きはないようです。トップナンバーの保存の動きの前に起きた衝突事故が影響しているものと思われます。
▲18000系の全19編成が導入されたあとも8000系8109F8116Fは稼働している。東急電鉄田園都市線で発生した車両衝突事故の影響で東急電鉄保有の2編成が使用できないため、車両不足とならないように残している可能性がある。
▲18000系は1次車11編成、2次車8編成が出揃った。18119Fはラストナンバーだが、何らかのトラブルで最後となった18113Fよりも先に新製出場した。

18000系は何らかのトラブルで出場が遅れた18113Fを最後に全19編成が導入されましたが、2025年10月の東急電鉄田園都市線梶が谷(DT-11)での衝突事故で5000系(トップナンバー)と2020系の1編成ずつが使用できず、東急電鉄側の車両が不足するため、本来は廃車とするはずだった8000系8109F8116Fを代走にも充当できるように残したことで、不足を補っているものと思われます。さらに大井町線急行車両を活用した中央林間(DT-27)始発鷺沼(DT-14)行き急行列車(平日137運用)を設定したこともあり(鷺沼で同駅折り返しの始発準急に接続する)、大井町線の急行専用車両(6000系・6020系7両固定編成)まで巻き込む結果となりました。代替車両として2020系の製造(代替新造の修繕を兼ねる)が予定されていますが、その代替車両が導入された後に動きがあるのかもしれません。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2026年7月30日現在
《現役》  2編成(  20両)
8109F8116F

【展示用の実車登場】相模鉄道13000系クハ13100が総合車両製作所横浜事業所を出場、陸送される

2026年7月30日未明、総合車両製作所横浜事業所で製造された相模鉄道13000系クハ13100が陸送されました。前面部・側面部の車番から2027年3月19日から横浜市瀬谷区(上瀬谷)で開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)のKids Villageエリア内の“SOTETSU PARK”に展示するための車両であり、車番が『13100』となっている以外は実車とほぼ同じです。
▲国際園芸博覧会に展示する相模鉄道13000系のクハ13100が総合車両製作所横浜事業所にて製造された。展示用車両ではあるものの、実車とほぼ同じ仕様で製造されている。ちなみに鉄道博物館(埼玉県さいたま市)に展示されている東日本旅客鉄道E5系のモックアップも実車に近づけた仕様で製造されている。

今回製造された13000系のクハ13100は2027年3月から開催の国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)のKids Villageエリア内の“SOTETSU PARK”に展示するため、営業用の車両と区別するため車番は実車と同じフォントであるものの『13100』となりました。1両のみですが車両自体は実車とほぼ同じ仕様で製造されていますので、展示終了後の活用方法が注目されます。相模鉄道が車両展示用に車両を準備するのは意外でした。おそらく営業用車両と変わらない仕様で展示用に製造したというのもポイントです。13000系は8000系や9000系の置き換えのために増備される可能性もあり、トップナンバーと同様に8両固定編成で導入されるか、今後あり得る10両固定編成も視野に入るのか、気になります。

2026年7月30日

【E531系と同じ復旧方法?】東日本旅客鉄道常磐線で踏切事故に遭ったE657系都カツK2編成、クハE657-8を連結して復旧

2026年7月29日、東日本旅客鉄道勝田車両ベース所属のE657系都カツK2編成が同年3月13日の常磐線内原付近での踏切事故に巻き込まれて運用を離脱、7月9日に入場していた郡山総合車両ベースを出場、所属先へ自走回送されました。損傷した10号車のクハE657-2に代わって都カツK8編成のクハE657-8が連結されています(ただし編成番号は従来のまま)。
▲踏切事故の影響で10号車が損傷し運用を離脱している元イエロージョンキル塗装のE657系都カツK2編成。写真手前(1両)のクハE657-2に代わって、都カツK8編成のクハE657-8を組み込んで暫定的に復旧させ、所属先の勝田車両ベースへ戻っていった。
▲踏切事故に遭った都カツK2編成を復旧させるため、E531系0番台のように写真手前のクハE657-8を供出した都カツK8編成。ただし編成番号は供出元の編成(K8)のままで変更されていないため一時的な措置の可能性がある。

E657系は夜行特急車両に改造中と思われる都カツK19編成を除き、18編成で運用をやりくりしていますが、踏切事故で運用を離脱した都カツK2編成と、適宜編成を変えますが、1編成は夜行特急車両導入に向けた試運転を行っているので、16編成で運用をやりくりしていた印象がありました。10号車の損傷が大きかったためか、クハE657-2に代わって都カツK8編成から供出されたクハE657-8が連結されています。しばらくクハE657-2の修繕状況次第ではありますが、暫定的に都カツK2編成を復旧させた形になります。このためしばらく都カツK8編成は運用に入ることはできませんので、今後クハE657-2の修繕を含めた今後の動向が注目されます。

このような違う編成の車両を組み込んで復旧させた事例はE531系0番台の基本編成でもあったことが記憶に新しいですが、ついにE657系でもこのような復旧方法にしたのでしょうか。

2026年7月26日

【人身事故で2編成使用不可】小田急電鉄8000形8064F+8258Fの組成は5000形5055F(もころん号)・5057Fの代役に

2026年7月24日の1519レ(平日E13運用)より、小田急電鉄大野総合車両所で予備留置が続いていた8000形8064F(4両固定編成)と8258F(6両固定編成)が再び組成され、10両編成のE運用に充当されました。これは7月19日と23日の人身事故の影響が響いているようです。
▲再びペア復活となった8000形8064F8258F。5000形の代役としてペアを組んで営業運転に投入された形だ。5000形が運用復帰すれば8000形8064F8258Fは再び解放される可能性がある。8000形8064Fは3000形3254Fと解放されて以降予備状態なので、西武鉄道譲渡対象外の8258Fとともに動向に注意だ。
▲7月19日の人身事故当該となった5000形5057Fと、23日の人身事故当該となった5000形5055F(もころん号)。10両2編成が使用できないため、予備車両の活用と8000形で残っている編成を組み合わせて補填している。

7月19日と23日に発生した人身事故の影響で当該車両となった5000形2編成が使用できず、このうち1編成は『もころん号』として運転されている5000形5055Fが含まれます。前照灯が破損しているため、しばらく使用できない可能性もあることから、急遽組まれたものと思われます。5000形の修理状況によっては8064F(4両固定編成)と8258F(6両固定編成)のペアが続く可能性もあります。西武鉄道譲渡の動きが止まっているなかで、5000形2編成の追加導入されたにもかかわらず廃車が出ていませんから、動きが読めません…。

【4両譲渡と1両廃車へ】東急電鉄9000系9004F(5両固定編成)が長津田車両工場に入場、西武鉄道7000系7103Fとして譲渡へ

2026年7月24日、東急電鉄長津田検車区に留置されていた東急電鉄9000系9004F(5両固定編成)が西武鉄道譲渡のため、長津田車両工場(東急テクノシステム)に回送されました。同編成は西武鉄道7000系7103Fとして譲渡され、3号車デハ9404は廃車解体処分になるものと思われます。
▲7月4日に大井町線での運用を離れていた9000系9004F(2枚目は写真右側)。この編成は赤帯復刻編成ではないため西武鉄道の譲渡は確実と思われるが、3号車デハ9404は廃車解体処分と思われる。前回は9002F9014Fが譲渡されていて、小田急電鉄8000形より東急電鉄9000系の譲渡が優先されている。

9000系9004Fは赤帯復刻編成ではないため、西武鉄道譲渡の可能性が高く、3号車のデハ9404を抜き取って4両に組成されるものと思われます。譲渡後は西武鉄道7000系7103Fとなります。東急テクノシステムでの転用改造工事が行われるようでしょうか。西武鉄道狭山線で7000系の定期営業運転と同系列充当列車に限りワンマン運転が開始されましたが、いずれは他の支線にも導入されることが予想されますので、狭山線の次の導入路線がどこになるのかが注目されます。6020系5両固定編成も11編成目が登場しており、残るは7編成(35両)と思われます。ちなみに9000系で現在も運用中で残っている編成は9001F9006F9008F9013F9015F、元2000系は9021F9022Fが残されています。赤帯復刻編成を除くと残りの譲渡の可能性は4編成となっています。9000系の場合は譲渡されると7000系7101Fから付番されるため、元2000系の譲渡となると、譲渡後の車番はどうなるのでしょうか(続番になるのかどうか)。