2022年9月30日

【懐かしい姿が見られる】東京地下鉄和光検車区新木場分室で6000系・7000系の撮影会を開催へ

2022年9月29日、東京地下鉄がクラブツーリズムとの共同企画として、東京都江東区にある和光検車区新木場分室にて『懐かしの6000系・7000系車両撮影会 in 東京メトロ新木場車両基地』を10月22日に開催することが発表されました。
▲和光検車区新木場分室に保存されている6000系の量産車トップナンバーである6102F。2018年の引退まで6130Fとともに残っていた編成だ。このうち、6130Fはインドネシアに譲渡され活躍しているが、6102Fは保存されることとなった。ちなみに訓練センター内には千代田線支線で活躍した同系列のハイフン編成が活用されている。
▲和光検車区新木場分室に保存されている7000系10両固定編成の7101F。昨年10月29日の平日77S運用を最後に運用を終え、保存の動きとなった。

このツアーでは2018年に引退した6000系の量産車トップナンバーである6102Fと7000系で最後の10両固定編成であった7101Fを横並びにして展示し、両者の雄姿をカメラに収めることができます。往年の営団地下鉄時代の姿が見られるかもしれません。開催日程は午前中と昼頃の5部制となります。和光検車区新木場分室へは新木場(Y-24)から新木場駅前バス停(※注意…ロータリー側と明治通り側のバス停両方があるので確認してください)から東京都交通局バス(木11甲系統、深川営業所車両で運行)に乗り、東京ヘリポート前バス停で下車するとそこから約5分でアクセスできます。申し込みは10月3日から5日までの短い期間となっておりますのでご注意願います。

【2022年度増備車】小田急電鉄5000形5061Fが川崎車両株式会社兵庫工場を出場、甲種輸送される

2022年9月28日から10月1日にかけて、川崎車両株式会社兵庫工場で製造された小田急電鉄5000形5061F(新宿(OH01)寄りからクハ5061+デハ5011+デハ5111+サハ5161+サハ5261+デハ5211+デハ5311+サハ5361+デハ5411+クハ5461)の甲種輸送が最寄りとなる海老名検車区まで実施されています。
▲2代目5000形の通算11本目の5061Fがようやく登場し在籍両数は110両となった。今回の5061Fは川崎車両株式会社となってからの同形式の新製出場は2編成目だが、前身の旧川崎重工業時代から数えると通算6編成目である。
▲1000形最後の6両固定編成の1251Fが廃車除籍処分となり、同形式最後の非リニューアル車両となったレーティッシュカラーの1058F。今後の動きに気をつけたい編成である。

牽引機は吹田貨物ターミナルから東海旅客鉄道御殿場線松田(CB05)(厳密には御殿場線との連絡線を通り、小田原線新松田(OH41)で牽引機を切り離す)までは新鶴見機関区に所属する国鉄特急色のEF65形2092号機が担当しました。前回の5060Fでは更新色機(新鶴見機関区のEF65形2060号機)の充当でしたが、今回は国鉄特急色の充当となりました。甲種輸送時点で新宿(OH01)8番ホーム・9番ホームと登戸(OH18)のホームドアに対応するQRコードは貼付されていないほか、3号車のサハ5361に子育て応援車両のステッカーは貼付されていませんので、海老名検車区到着後にQRコードの貼付や子育て応援車両の設定などの準備作業が実施されるものとみられます。前回の5060Fでは新松田到着後に1000形の牽引ではなく海老名検車区まで自走回送されたため、今回の5061Fでも同様になるものと思われます。2代目の5000形が初めて登場した際に小田原線内の牽引を担当していた1000形非リニューアル車両の廃車除籍処分やリニューアル更新工事(レーティッシュカラーを除く一部4両固定編成のみ)が進んだことも影響していますね。2019年11月に2代目5000形のトップナンバー5051Fが登場した時の牽引を担当していた1053Fは廃車除籍処分となり、1053Fと同伴した1065Fは2020年度にリニューアル更新工事を受け、箱根登山鉄道専任編成として活躍しています。5061Fの登場で同形式の在籍数は11編成(110両)となります。1000形非リニューアル車両はレーティッシュカラーの1058Fを残して廃車除籍となっていますので、3000形のような中間車のみの増備ではなく、編成単位での増備だけとなりそうでしょうか。

【小田急電鉄5000形の在籍】※2022年9月30日現在
<川崎車両株式会社(旧川崎重工業兵庫工場)>
5051F5052F5055F5056F5060F5061F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F5054F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F5058F5059F

2022年9月29日

【好評で平日朝も運転へ】西武鉄道新宿線・拝島線の有料座席指定列車『拝島ライナー』、平日朝の上り列車にも運転へ

2022年9月29日、西武鉄道が小手指車両基地所属の40000系転換クロスシート車を使用して平日・土曜休日ダイヤの夕夜に西武新宿(SS-01)→拝島(SS-36)間で運転されている有料座席指定列車『拝島ライナー』について、2023年3月春(ダイヤ改正)から平日の朝に拝島→西武新宿間でも運転することが発表されました。
▲池袋線の“S-TRAIN”と新宿線の拝島ライナーに使用される小手指車両基地所属の40000系(写真は40105F)。来春から平日のみ上り列車としても2本運転され、拝島線内の各駅と通勤急行以上の種別が通過する小平(SS-19)から乗車ができるが、小平から高田馬場(SS-02)までノンストップ運転で、高田馬場まで途中下車はできない。

現在のダイヤでの拝島ライナーは下り列車のみの運転となっており、西武新宿・高田馬場が乗車専用駅(乗車券のほかに座席指定券300円が必要)で、高田馬場を出ると小平まで無停車となっています(小平では所沢(SS-22)方面の列車に接続する)。小平から各駅停車となり、小平から拝島までは乗車券だけで乗車ができます。来春運転開始の上り列車は平日朝の通勤時間帯となるため、拝島線内は各駅停車ですが、下り列車と異なるのは小平まで乗車専用駅(拝島線内での下車は不可)となり(座席指定券が必要、金額は今後発表となる予定)、高田馬場・西武新宿は下車専用駅となります。小平以遠から料金を払ってでも着席通勤したい方にお勧めします。使用車両は現時点で全編成が小手指車両基地に所属し、転換クロスシートを備える40000系(40101F40106F)となります。指定券料金、運転ダイヤ、指定券発売方法などは今後発表される予定です。

【副都心線初の濃紺車両】相模鉄道20000系20107F(10両固定編成)、副都心線で日中試運転を実施

2022年9月28日、東京地下鉄和光検車区に貸出されている相模鉄道20000系20107F(10両固定編成)が直通運転先となる副都心線全線で初の日中試運転を実施しました。同系列が日中時間帯に副都心線で試運転を行うのは初めてのことです。
▲東京地下鉄和光検車区に貸出されている20000系10両固定編成の20107F。8両固定編成とは異なり東急電鉄東横線での深夜試運転以外の目立った動きはあまりなかったが、今回はなんと初めて副都心線を自走で試験走行した。副都心線に濃紺の車両の日立製作所製SiC素子が初めて響き渡った。

この編成は今年1月からかしわ台車両センターからの甲種輸送により東急電鉄や東京地下鉄に貸し出されており、これまでに約8ヶ月間、訓練を重ねてきたことになります。副都心線での濃紺の車両は東急電鉄5000・5050系4000番台で“Shibuya Hikarie”仕様の4110Fと同じくらい目立ちますね。逆に相模鉄道側に5000・5050系4000番台4110Fが乗り入れてくるとそれはそれで目立ちますね。なお列車番号表示器に“99S”と種別表示器に『試運転』が表示されていました。なお貸出中の20000系10両固定編成の20107Fと8両固定編成の21101Fには編成識別番号は貼付されていません。

2022年9月28日

【今年度初の増備】相模鉄道20000系21105F(8両固定編成)が日立製作所笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2022年9月26日から29日にかけて、日立製作所笠戸事業所で製造された東急電鉄新横浜線・目黒線直通向けの相模鉄道20000系8両固定編成(21000系)の21105Fが出場し、甲種輸送が行われました。牽引機は相模貨物ターミナルまでが岡山機関区のEF210形8号機です。
▲今年度で初めて増備された20000系8両固定編成(21000系)。東急電鉄との相互直通運転開始まで約半年になったタイミングで21105Fが出場した。なお編成識別番号と両数表記の記載はないが、クハ21805の貫通扉には東急電鉄との相互直通運転をアピールする貼り紙がされていたほか、そうにゃんのぬいぐるみが乗せられていた。
▲20000系列の列車番号表示器下部に貼付されている編成識別番号(写真左側の白い四角に“004”と書かれているもの、写真は10両固定編成の20104Fのもの)。8両固定編成では前面部車番の下部に“8 CARS”の表記がある。

編成は機関車次位からクハ21105+モハ21205+サハ21305+モハ21405+モハ21505+サハ21605+モハ21705+クハ21805と組成されています。20000系列の増備は実に昨年10月の21104F以来で約11ヶ月ぶりですが、今年度分では初めてのこととなります。今年度分では3編成24両の増備が予定されていますので、そのうちの1編成目となり、8両固定編成は通算5編成目(同系列全体では全12編成110両)の在籍となります。途中の相模貨物ターミナルからは4両ずつに分けて輸送となる見通しです。ちなみに甲種輸送の時点では20000系列に記載される編成識別番号と8両固定編成のみに記載される両数表記はありませんでしたが、すべての車両がかしわ台車両センターに到着した後に貼付されるものと思われます。現在は8両固定編成1本(21101F)と10両固定編成1本(20107F)が相互直通運転開始に向けて東急電鉄などに貸出されており、乗務員訓練が続いていますね。

【相模鉄道20000系の編成識別番号】※貼付されていない編成を含む
20101F…001 20102F…002 20103F…003 20104F…004 20105F…005 20106F…006 20107F…007 21101F…101 21102F…102 21103F…103 21104F…104 21105F…105

2022年9月27日

【子育て応援車3両目】小田急電鉄1000形1251F(ノーマルドア・6両固定編成)のデハ1301・サハ1351が北館林荷扱所に陸送される

2022年9月8日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形最後の6両固定編成である1251Fのうち編成中央部のデハ1301・サハ1351(子育て応援車両)が27日に車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲1000形最後の6両固定編成の1251Fのデハ1301・サハ1351が長らくを過ごした大野総合車両所を去り北館林荷扱所へ旅立つ。このうちサハ1351は子育て応援車両であった。

このうち付随車のサハ1351は子育て応援車両として設定されていた車両ですので、1000形での子育て応援車両の廃車は通算3両目となります。同形式ワイドドア車を含む6両固定編成がすべて消滅した(箱根登山鉄道専任を含む4両固定編成と10両固定編成の2種類となる)ことで同形式の中間付随車はすべて10両固定編成に組み込まれる7編成分(21両、このうちの4両は元先頭車からの改造車、このうちの2両は元8両固定編成のものを転用)のみとなります。この次は1251Fのデハ1401・クハ1451の2両が大野総合車両所から北館林荷扱所へ旅立つ予定です。23日から25日にかけて特別団体専用列車で運用されたあと、25日深夜に海老名検車区を出庫し普段通りに箱根登山鉄道運用に充当されているレーティッシュカラーで最後の非リニューアル車となった1058Fの動きが気になるところです。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年9月27日現在 合計102両/全体196両(休車中を除く・非リニューアル車4両)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
 内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
 内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
 ※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車除籍)…4両
 内訳…1062F

*廃車済…94両 ※解体車両(廃車予定を含む)のみ、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】合計86両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1251F(クハ1251・デハ1201・デハ1301・サハ1351・デハ1401・クハ1451)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】合計8両、下記以外の活用車両は現在の1097F(10両固定編成)
1055F(クハ1155)
1081F(クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481)
1255F(クハ1255)

【車両改造で除籍】合計20両、現在の1095F1096F(いずれも10両固定編成)
1052F(クハ1052・デハ1002・デハ1102・クハ1152)
1056F(クハ1056・デハ1006・デハ1106・クハ1156)
1252F(クハ1252・デハ1202・デハ1302・サハ1352・デハ1402・クハ1452)
1256F(クハ1256・デハ1206・デハ1306・サハ1356・デハ1406・クハ1456)

2022年9月26日

【快速から特急へ】東日本旅客鉄道『ホリデー快速鎌倉』が運転を終える(後継は特急『鎌倉』に)

2022年9月25日、東日本旅客鉄道武蔵野線吉川美南(JM-19)と横須賀線鎌倉(JO-07)を結ぶ土曜休日に限定で運転される臨時快速『ホリデー快速鎌倉』が運転を終了しました。同列車は運行開始当初は115系電車が充当されていましたが、のちに特急形車両に変更され、これまでに183系、185系200番台(いずれも宮オオ)、E257系500番台(元豊田車両センター常駐編成)が使用されてきました。
▲臨時快速『ホリデー快速鎌倉』の最終運転日に充当されたE257系5500番台宮オオOM-52編成。前面部の愛称表示器は『ホリデー快速鎌倉』を表示していた。10月から特急『鎌倉』となるが、愛称表示器に『特急』のみとなるか、『特急 鎌倉』と表示されるのか注目だ。

運転最終日の9月25日分はE257系5500番台宮オオOM-52編成(クハE257-5509以下5両)が充当され、愛称表示器には『ホリデー快速鎌倉』と表示されました。10月から臨時特急列車として変更されるため、越谷レイクタウン(JM-21)・南浦和(JM-25)・東所沢(JM-30)・大船(JO-09)の各駅が停車駅から外れますね。越谷レイクタウンはわずか1年で停車駅から外れ、南浦和は『ぶらり鎌倉号』時代に停車していたことがあったほか、吉川美南発着になる前の南越谷(JM-22)発着となった2011年から停車駅となっていましたが、約11年で外れることになりました。なお大船では次の停車駅が北鎌倉(JO-08)、その次が鎌倉となっていて、主に横須賀線電車および湘南新宿ライン普通列車のみで移動できる(わざわざ指定席券を購入して乗るほどの区間ではない)ことから、特急列車化に合わせて3駅連続停車を避ける形で外れた可能性があります。『ホリデー快速鎌倉』が特急列車(速達)化されることにより鎌倉市内への滞在時間を約16分延長することができるようになります(ただし復路は鎌倉発はホリデー快速時代と同じ時刻)。なお『ホリデー快速鎌倉』では乗車券のほかに指定席券を必要としていましたが、特急『鎌倉』では乗車券のほかに指定席特急券を必要としますのでご注意を。

2022年9月25日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2022.09.25 箱根路で活躍した“紅白”を追い求めて~

2022年9月25日は小田急電鉄小田原線を撮影。もちろん今回の目的は『箱根で活躍したVSEと赤い1000形 夢の紅白追いかけっこリレー!』です。まずは伊勢原(OH36)にて。
3000形3085F3103レ(土曜休日E25運用)。伊勢原では乗る前に1枚。

続いては小田急相模原(OH29)にて。
3000形3271F1019レ(土曜休日A15運用)。
2000形2053F6539レ(土曜休日B22運用)。
3000形3094F3109レ(土曜休日E65運用)。
1000形1057F+1069F6541レ(土曜休日B28運用)。1000形4両リニューアル車同士の“ブツ8”を見れました。
ロマンスカー“EXEα”30000形30052F+30252F0701レ(土曜休日N42N62運用)。
3000形3263F1021レ(土曜休日A17運用)。同形式の3次車は3265F3266Fがリニューアル更新工事施工で入場中です。屋外に姿を現した3265Fの動きがいまだに見られません。連結器が撤去され完全に6両固定編成となったことから、A運用のみの限定となりそうです。
3000形3657F6543レ(土曜休日B15運用)。
1000形1058F。私の時計では9時36分、レーティッシュカラーの1058Fが単独ながら颯爽と通過していきました。この形式最後の非リニューアル車ですが、イベント終了後の廃車が予想されています。
後追いもばっちり。新宿(OH01)ではホームドアの影響を避けるためロマンスカーが発着する2番ホームに入線したようですね。
8000形8054F+8254F3111レ(土曜休日E24運用)。
ロマンスカー“VSE”50000形50001F。レーティッシュカラーの1058Fの通過からわずか6分後、なんと50001Fも通過していきました。ということは、相武台前(OH30)で1058Fを追い抜くようですね。

私は一度改札を出て小休憩し、続いては座間(OH31)にて。
1000形1094F6556レ(土曜休日E17運用)。
8000形8062F+8262F3124レ(土曜休日E71運用)。
ロマンスカー“GSE”70000形70051F0050レ(土曜休日N32運用)。
3000形3276F回9160レ(土曜休日A12運用)。午前に小田原線で運用したあと、江ノ島線の運用に入りますが、その前に大野総合車両所に一旦入庫するため、設定されている定期回送ですね。
3000形3657F6558レ(土曜休日B15運用)。
1000形1058F。私の時計では10時32分、レーティッシュカラーの1058Fが単独でゆっくり通過していきました。
後追いも忘れずにとりました。この編成はなぜか本厚木(OH34)で折り返し、相武台前の構内留置線に一旦入ったようですね。
3000形3656F6560レ(土曜休日B14運用)。
ロマンスカー“VSE”50000形50001F。レーティッシュカラーの1058Fの通過から10分後、なんと50001Fも通過。この編成は秦野(OH39)1番ホームで折り返し、こちらも相武台前の構内留置線に一旦入ったようですね。

今度は愛甲石田(OH35)にて。まさかの展開を迎えます。
1000形1058F。私の時計では11時14分、レーティッシュカラーの1058Fがふたたび颯爽と通過。このとき乗っていた列車の直後だったこともあって、慌ててカメラを構えましたが、なんとか撮れて一安心です。
ロマンスカー“VSE”50000形50001F。レーティッシュカラーの1058Fの通過から20分後、無事に50001Fも通過。この編成はゆっくりと通過していきました。しかも先頭の展望席には誰も座っていないという…。この直前に8000形8054F+8254F3132レ(土曜休日E24運用)が進入してきていて、ヒヤヒヤしましたが、同列車が停車し客扱いをした瞬間を狙って撮りました。

最後は伊勢原~愛甲石田間のポイントにて。
4000形4052F3142レ(土曜休日C13運用)。
1000形1058F。私の時計では13時09分、レーティッシュカラーの1058Fがなんと回送表示で通過していきました。この編成の特別団体専用列車での客扱いは小田原(OH47)で終了したものと思われます。海老名検車区に入ったものと思われますが、大野総合車両所への臨時回送の可能性も否定できません。
ロマンスカー“EXEα”30000形30054F+30254F0272レ(土曜休日N43N63運用)。
3000形3270F1044レ(土曜休日A33運用)。
ロマンスカー“VSE”50000形50001F。レーティッシュカラーの1058Fの通過から12分後、無事に50001Fも通過。ところでこの写真の乗務員扉にご注目。デハ50001・デハ50901の乗務員扉が完全に閉まりきっていない状態で通過するという珍事が。思わぬレアな1枚となりました。
1000形1057F+1069F回9188レ(土曜休日B28運用)。6581レの折り返しとなる回送を収めて終了としました。

撮影は以上です。この特別団体専用列車を運転して下さった小田急電鉄に感謝いたします。

2022年9月24日

【固定運用新設もあり?】相模鉄道20000系列、全編成への東急電鉄直通対応改造工事が完了

2022年9月22日、相模鉄道20000系10両固定編成の20101Fがかしわ台車両センターにて東急電鉄直通対応工事を受けて出場、試運転を実施しました。同編成は23日の6018レ(土曜休日59運用・海2255→横2334)より営業運転に復帰しています。
▲2017年の登場から約5年、ついに20000系10両固定編成のトップナンバーに東急電鉄直通対応工事が施工された。すでに編成識別番号が“0”込みで“001”と入っている。広告用画面が唯一異なる場所にあるため、旅客用扉上部の車内案内表示器は種別停車駅案内のみとなっている。

同編成の東急電鉄直通対応工事で在籍する全11編成(102両)が自社の新横浜線を経由し東急電鉄新横浜線方面に直通できるようになります。現在では東京地下鉄王子検車区に貸出中とみられる8両固定編成(21101F)の方は動きが顕著になっていますが、10両固定編成(20107F)は東京地下鉄和光検車区(新木場分室を含む)に貸出中のようですが、あまりにも目立った動きはなさそうに思えます。東京地下鉄で訓練を行っているということは、同系列10両固定編成は副都心線への直通は確実でしょうか。東急電鉄新横浜線との直通運転開始のダイヤ改正でどういった行先が見られるのか、楽しみにしたいところです。

【相模鉄道20000系の編成識別番号】※列車番号表示器下部に掲出される番号です
20101F…001 20102F…002 20103F…003 20104F…004 20105F…005 20106F…006 20107F…007 21101F…101 21102F…102 21103F…103 21104F…104

【通算8編成目の廃車へ】東京地下鉄8000系8105Fが北館林荷扱所へ自走回送される

2022年9月22日、東京地下鉄半蔵門線で活躍していた8000系8105Fが所属先の鷺沼検車区から北館林荷扱所へ列車番号49S表示で自走回送されました。同編成は廃車除籍処分になるものと思われます。これで8000系の廃車は8113F以来で通算8編成目となります。
▲廃車除籍処分のため所属先から北館林荷扱所へ自走回送された8000系8105F。同編成の種別行先案内表示器は2021年10月まで3色LED式だったが、以前に廃車除籍処分となった8103F8117Fと種別行先案内表示器を相互で交換した際に、8115FとともにフルカラーLED式に換装されていた。

同系列がフルカラーLED式の編成に統一されてからは8113F以来、3編成目の廃車除籍処分となります。同系列の一部編成で進められているデジタル無線(D-SR)設置工事の対象外編成だった可能性があるものと思われます。この編成は修繕工事を受けた際に車内案内表示器が長方形のパッとビジョンタイプのLCD式旅客案内表示器を搭載していました。これでパッとビジョン搭載編成の廃車は8113F以来です。8000系は残り11編成となりました。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2022年9月22日現在
《現役》10両11編成(110両)
    …8101F8102F8104F8106F8109F8110F8114F8115F8116F8118F8119F
《廃車》10両  8編成(  80両)
    …8103F8105F8107F8108F8111F8112F8113F8117F

【10000形初の6両デビュー】横浜市交通局グリーンラインの10000形10121F(6両固定編成)が営業運転に投入される

2022年9月24日、横浜市交通局グリーンラインの10000形に川崎車両株式会社で製造された中間増備車2両を組み込み6両固定編成となった10121Fが営業運転に投入されました。当面のあいだ運用は固定されるほか、日曜日・祝日のみ6両固定編成の運転はありません。
▲グリーンライン向けの10000形(写真)で初めて6両固定編成となった10121Fが営業運転に入った。運用が固定されているため狙いやすい。グリーンラインは全17編成のうち10編成がブルーラインと同じ6両となる予定であり、中間増備車は残り9編成分(18両)が必要になる。

10000形6両固定編成の10121Fは平日が7時14分から9時13分まで、土曜日が6時50分から18時10分まで運転されることが公表されており、国民の祝日を除いて月曜日から金曜日まで平日01運用、土曜日は土曜休日07運用で運用される見通しです(川和車両基地出入庫のときのみ回送列車)。なお日曜日と国民の祝日にあたる日は土曜休日07運用であっても従来通りに4両固定編成の10000形での運用となります。6両固定編成の10000形10121Fの最初の営業列車は24日の中山(G-01)6時50分発の普通列車日吉(G-10)行きでした。同編成の既存の4両と中間増備車では仕様が異なっており、車椅子やベビーカーが利用できるフリースペースは既存車両は1両あたり1箇所ですが、中間増備車は1両あたり2箇所に増設されています。

【10000形6両固定編成の運用について】
※駅名表記は右記の通りです 日…日吉、中…中山
《平日》01運用 ※祝日を除く月曜日から金曜日運転
日0735←中0714
日0739→中0759
日0824←中0803
日0828→中0848
日0913←中0852

《土休》07運用 ※祝日を除く土曜日のみ運転
日0711←中0650
日0718→中0738
日0807←中0745
日0811→中0833
日0859←中0838
日0904→中0925
日0952←中0930
日0957→中1018
日1044←中1023
日1049→中1110
日1137←中1115
日1142→中1203
日1229←中1208
日1234→中1255
日1322←中1300
日1327→中1348
日1414←中1353
日1419→中1440
日1507←中1445
日1512→中1533
日1559←中1538
日1604→中1625
日1656←中1630
日1656→中1718

2022年9月23日

【箱根観光を支えた2形式】小田急電鉄で『箱根で活躍したVSEと赤い1000形 夢の紅白追いかけっこリレー!』

2022年9月23日、小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形と1000形レーティッシュカラー(1058F)の両方に乗車できる特別企画の『箱根で活躍したVSEと赤い1000形 夢の紅白追いかけっこリレー!』が開催され、このうち“VSE”は50001Fが充当されました。
▲『紅白』の『白』として、複々線区間は急行線を走行したロマンスカー“VSE”50000形。短い時間ではあったが、祖師ヶ谷大蔵(OH13)付近では1000形1058Fと並走した。
▲『紅白』の『紅』として、複々線区間は緩行線を走行した1000形1058F。短い時間ではあったが、祖師ヶ谷大蔵付近ではロマンスカー“VSE”50000形50001Fと並走した。

ロマンスカー“VSE”50000形50001Fは喜多見検車区から、1000形1058Fは海老名検車区からそれぞれ送り込まれ、前者は緩行線を回送して新宿(OH01)地下7番・8番ホーム、後者は急行線を回送してロマンスカーが発着する2番ホームから発車しました。なお最初に新宿を発車した1058Fは代々木上原(OH05)から緩行線に転線し、そのあとに発車した50001Fは代々木上原からそのまま急行線を走行しました。向ヶ丘遊園(OH19)以西でも何度か待避などが実施され、相武台前(OH30)では両形式を乗り継ぐ様子も見られました。なおこの特別企画は24日・25日にも実施される予定ですが、なお撮影に向かわれる際は列車運行を阻害しないよう安全を確保したうえでお願いします。

1000形の非リニューアル車両は現時点でレーティッシュカラーの1058Fのみということで特別企画での運転終了後の動向が注目されています。

【約2年5ヶ月ぶり所定に】東日本旅客鉄道の特急『成田エクスプレス』、千葉(JO-28)通過列車の運転も再開へ

2022年9月22日、東日本旅客鉄道がE259系(横クラ)を使用して運転されている特急『成田エクスプレス』について、2020年5月から新型コロナウィルス感染拡大に伴う渡航制限などにより、日中時間帯を中心に一部列車の運転を見合わせていましたが、2022年10月1日から日中時間帯の新宿(JS-20)発着で千葉(JO-28)通過列車の運転を再開すると発表しました。
▲2022年3月のダイヤ改正でほとんどの大船(JO-09)発着列車と新宿発着列車のごく一部の『成田エクスプレス』が千葉停車列車となり、日中時間帯の運転再開を実現した。ところが新宿発着列車の大半は引き続き運休となっていた(写真は新宿停車中の横クラNe015編成)。なお運転再開となる新宿発着列車は大船発着列車と異なり、千葉通過となる。

日中時間帯の運転を再開する新宿発着の『成田エクスプレス』は千葉停車列車となった大船発着列車と異なり(現行ダイヤで、大船発着列車で千葉を通過する列車は八王子(JC-22)発着列車と併結運転される列車と成田空港(第1ターミナル)(JO-37)発の特急最終便のみ)、千葉は引き続き通過となり、東京(JO-19)~空港第2ビル(JO-36)間を途中無停車で結ぶのは新宿発着列車のほとんどとなります。2020年3月に実施されたダイヤ改正で東京~成田空港(第1ターミナル)間の全列車が12両編成での運転となりましたが、運転再開となる日中時間帯の新宿発着ではどうなるでしょうか。需要を考慮して6両単独のままなのか、新宿発着時点から12両での運転とするのかが注目されます。2021年3月に実施されたダイヤ改正では八王子~高尾(JC-24)間の運転がなくなり、今年3月のダイヤ改正では池袋(JS-21)発着・大宮(JS-24)発着列車が消滅し(つまり新宿~大宮間の運転がなくなった)、八王子発着列車を除き新宿・大船発着のみとなりました。『成田エクスプレス』の日中時間帯の新宿発着列車の運転再開により、E259系を見る機会がさらに増えそうです。

2022年9月22日

【搬出開始】小田急電鉄1000形1251F(ノーマルドア・6両固定編成)のクハ1251・デハ1201が北館林荷扱所に陸送される

2022年9月8日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形最後の6両固定編成である1251Fのうち新宿(OH01)寄りのクハ1251・デハ1201が22日に車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲1000形最後の6両固定編成の1251Fが長らく過ごした大野総合車両所を去り北館林荷扱所への旅立ちが始まった。この陸送作業をもってクハ1750形(1000形ワイドドア車)に続いてクハ1250形が消滅。このうちクハ1251はレーティッシュカラー(4両固定編成)の1058Fのクハ1158と連結された車両で、通勤形電車で約10年ぶりの分割併合作業を実演した。

このうち上り方先頭車のクハ1251は9月3日にレーティッシュカラーの1058Fのクハ1158と特別団体専用列車限定で連結されていた車両で、これらの車両を使って通勤形車両としては2012年3月のダイヤ改正以来約10年ぶりの通勤形電車を使用して分割併合作業が実施され、相模大野(OH28)では連結作業、小田原(OH47)では解放作業と連結作業の両方を実演していました。現役時代は8000形とともに同一番号で組むようになって以降は、クヤ31形連結対応車の1051Fと連結されることが多かったため、その編成がクヤ31形と定期検測運転に使用された際に1251Fは単独運用もしくは予備留置になるケースがありましたね(ただし1051Fが使用不可の場合は1751F1752Fを使用した)。なおクヤ31形の大野総合車両所への検査入場などが絡んでいるせいか、空調装置などの撤去からかなり期間がかかっての陸送作業開始となったようです。この次は1251Fのデハ1301・サハ1351(子育て応援車両)の2両が大野総合車両所から北館林荷扱所へ旅立つ予定です。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年9月22日現在 合計102両/全体196両(休車中を除く・非リニューアル車4両)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
 内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
 内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
 ※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車除籍)…4両
 内訳…1062F

*廃車済…94両 ※解体車両(廃車予定を含む)のみ、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】合計86両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1251F(クハ1251・デハ1201・デハ1301・サハ1351・デハ1401・クハ1451)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】合計8両、下記以外の活用車両は現在の1097F(10両固定編成)
1055F(クハ1155)
1081F(クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481)
1255F(クハ1255)

【車両改造で除籍】合計20両、現在の1095F1096F(いずれも10両固定編成)
1052F(クハ1052・デハ1002・デハ1102・クハ1152)
1056F(クハ1056・デハ1006・デハ1106・クハ1156)
1252F(クハ1252・デハ1202・デハ1302・サハ1352・デハ1402・クハ1452)
1256F(クハ1256・デハ1206・デハ1306・サハ1356・デハ1406・クハ1456)

【茶色を維持】小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形30257Fが大野総合車両所を検査出場(30057Fも出場間近)

2022年9月21日、小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形30257F(6両固定編成)が検査を通して大野総合車両所を出場、試運転を実施しました。相方の30057F(4両固定編成)も近く出場する見通しです。
▲シルバーウィーク期間の平日に無事検査出場した『茶色』のロマンスカー“EXE”30000形30257F(6両固定編成)。

出場直後は前面部愛称表示器に『試運転』の表示を出していましたが、試験走行時はそれが一部区間で表示されていませんでした。非貫通先頭車側のクハ30557の連結器が剥き出しになっていたほか、台車がきれいな状況であったことから、あえて表示させなかった可能性があります。近く相方の30057F(4両固定編成)も出場するものとみられます。ちなみにこの日はロマンスカー“MSE”60000形6両固定編成が平日N65運用の代走運用に入る予定でしたが60252Fの窓ガラス破損により、『代走予定車両の代走』が実施され、予備留置となるはずだった“EXEα”30000形30252Fが使用されました(結果として使用車種は所定に戻った形で4両固定編成の30052Fがを伴わない6両固定編成単独で運用された)。

余談ですが、10月22日と23日に、『第98回関東大学バスケットボールリーグ戦』の試合が東海大学湘南キャンパス(平塚市)で開催されることに伴って、来月22日の0067レ(土曜休日N32運用・所定は“GSE”70000形)と来月23日の0063レ(土曜休日N23N73運用・所定は“MSE”60000形)の両列車が東海大学前(OH38)に臨時停車することが発表されました。東海大学前へのロマンスカー臨時停車はあまり前例がありませんね。この両列車の停車駅は新宿(OH01)を出ると町田(OH27)・海老名(OH32)・伊勢原(OH36)・小田原(OH47)となっていますので、伊勢原の次が東海大学前となります。なお新宿~東海大学前の特急料金は新宿~伊勢原間と同じであり、来月1日に特急料金の改定がありますので、9月22日の10時から9月30日までに購入すれば630円、(予約が9月であっても)10月1日以降に購入すると700円となりますのでご注意願います。

【黒色のE235系⁉】東日本旅客鉄道E235系0番台東トウ15編成、なぜか前面部がブラックフェイスに

2022年9月20日、東日本旅客鉄道東京総合車両センターの西側工場エリアに入場していたE235系0番台東トウ15編成(クハE235-15以下11両)のクハE235-15とクハE234-15の前面部分が黒く塗装された状態で出場し、注目を集めています。
▲E235系0番台東トウ15編成のクハE235-15・クハE234-15の前面部分とその周囲が黒く塗装され、まさに『ブラックなE235系』が出現した。ただし黒く塗装されたのは前面部だけであって側面部はそのままであるが、E235系0番台のなかでも異彩を放ちそうだ。

この東トウ15編成はE235系0番台では数少ないクリアテールの編成(同系列0番台で初採用)となっており、落成時の前面部は鶯色に塗装され、ワイパー付近は鶯色と黒色のドット柄のようなデザインとなっていますが、前面部の周囲がすべて黒色に塗装されたことで、E235系0番台のなかで異彩を放つ存在となりそうです。なんかのラッピング電車に起用されるのでしょうか。E235系に前面部が黒色の編成が出てくるとは想像もしませんでしたね。ちなみに今年2022年は鉄道開業150周年、ということでそれにちなんだものなのかも?

2022年9月20日

【改札口新設も】東日本旅客鉄道横須賀線武蔵小杉(JO-15,JS-15)の新下り3番線ホームの供用を12月18日から開始へ

2022年9月19日、東日本旅客鉄道横須賀線・埼京線直通列車(相模鉄道直通列車)・湘南新宿ラインが停車する武蔵小杉(JO-15,JS-15)の下り3番線ホームの新設工事が順調に進んでいることから、12月18日初電より、新たな下り3番線ホームの供用を開始すると発表しました。現行ホームの3番線側部分にホーム柵が設置され、上り4番線ホーム専用となります。
▲(イメージ)横須賀線・埼京線直通列車・湘南新宿ラインが発着する武蔵小杉の新たな3番線ホーム(写真左側)の供用開始日が決定した。
▲(イメージ)横須賀線のE235系1000番台。基本編成・付属編成ともに、14番目の編成からコストカット仕様が導入されている。

これにより3番線・4番線で共用していた現行ホームは4番線専用となり、現行の3番線側にはホーム柵が設置される見通しです。新3番線には横須賀線下り列車、湘南新宿ラインの南行、埼京線からの相模鉄道直通列車が停車します。下り列車・南行列車は進行方向むかって左側の扉が開くと思ってください。さらには南武線ホーム(1番線はさらに階段・エスカレーターなどで連絡)に通ずる通路(動く歩道、オートウォーク付近)にも改札口が新設される予定で、南武線側の改札口や横須賀線側の新南改札口の混雑緩和のほか、ロータリーへの動線確保が期待されています。なお武蔵小杉は湘南新宿ライン特別快速(東海道線~高崎線系統)や特急『成田エクスプレス』のほか、新宿(JS-20)や池袋(JS-21)発着の特急『踊り子』『サフィール踊り子』が停車します(平日運転の特急『湘南』のみ通過)。