2022年9月7日

【平日は当面朝のみ】横浜市交通局グリーンライン、9月24日から一部列車6両固定編成での運転を開始へ

2022年9月5日、横浜市交通局グリーンラインが同年9月24日より、沿線の利便性向上と混雑緩和のため、既存の10000形4両固定編成に中間増備車を組み込んだ6両固定編成の営業運転を開始すると発表しました。ただし運用は当面固定され、日曜日・祝日は運転されません
▲グリーンラインは川和車両基地所属の10000形で運用される。全駅での6両固定編成への対応化工事が完了しており、最初に6両固定編成となった10121Fの営業運転投入が近づいてきている。グリーンラインは17編成のうち10編成がブルーラインと同じ6両となる予定だ。

10000形6両固定編成の運転時間帯は平日が7時14分から9時13分までの約2時間、土曜日が6時50分から18時10分までの約11時間20分となっていることから、同形式の6両固定編成は祝日を除く月曜日から金曜日までが平日01運用、土曜日のみ土曜休日07運用に固定されるものと思われます。ただし日曜日と祝日は6両固定編成の運転がないため、日曜日と祝日のみ土曜休日07運用は引き続き4両固定編成の10000形での運用となります。運用が固定されるのはある意味狙いやすいですね。6両固定編成となった10000形の最初の営業列車は24日の中山(G-01)6時50分発の普通列車日吉(G-10)行きになりますね。なお各駅の時刻表や発車標には6両で運転する旨の表記を追加するほか(発車標では6両が橙色で表示される)、4両固定編成と6両固定編成で列車の停車位置が異なる駅があるため、乗車前には両数を発車標などで確認することが必要です。各駅ではホーム延伸部分のホームドアが既存のホームドアよりもシースルー構造になっているので分かりやすいです。6両固定編成となった10121Fは既存の4両と中間増備車で仕様が異なっており、車椅子やベビーカーが優先的に利用できるフリースペースは既存車両では1両あたり1箇所ですが、中間増備車は1両あたり2箇所になり(ただし座席定員は減少している)、6両固定編成では4両固定編成の2倍の8箇所にフリースペースが設けられます。

【10000形6両固定編成の運用について】
※駅名表記は右記の通りです 日…日吉、中…中山
《平日》01運用 ※祝日を除く月曜日から金曜日運転
日0735←中0714
日0739→中0759
日0824←中0803
日0828→中0848
日0913←中0852

《土休》07運用 ※祝日を除く土曜日のみ運転
日0711←中0650
日0718→中0738
日0807←中0745
日0811→中0833
日0859←中0838
日0904→中0925
日0952←中0930
日0957→中1018
日1044←中1023
日1049→中1110
日1137←中1115
日1142→中1203
日1229←中1208
日1234→中1255
日1322←中1300
日1327→中1348
日1414←中1353
日1419→中1440
日1507←中1445
日1512→中1533
日1559←中1538
日1604→中1625
日1656←中1630
日1656→中1718