2022年9月25日、東日本旅客鉄道武蔵野線吉川美南(JM-19)と横須賀線鎌倉(JO-07)を結ぶ土曜休日に限定で運転される臨時快速『ホリデー快速鎌倉』が運転を終了しました。同列車は運行開始当初は115系電車が充当されていましたが、のちに特急形車両に変更され、これまでに183系、185系200番台(いずれも宮オオ)、E257系500番台(元豊田車両センター常駐編成)が使用されてきました。
▲臨時快速『ホリデー快速鎌倉』の最終運転日に充当されたE257系5500番台宮オオOM-52編成。前面部の愛称表示器は『ホリデー快速鎌倉』を表示していた。10月から特急『鎌倉』となるが、愛称表示器に『特急』のみとなるか、『特急 鎌倉』と表示されるのか注目だ。
運転最終日の9月25日分はE257系5500番台宮オオOM-52編成(クハE257-5509以下5両)が充当され、愛称表示器には『ホリデー快速鎌倉』と表示されました。10月から臨時特急列車として変更されるため、越谷レイクタウン(JM-21)・南浦和(JM-25)・東所沢(JM-30)・大船(JO-09)の各駅が停車駅から外れますね。越谷レイクタウンはわずか1年で停車駅から外れ、南浦和は『ぶらり鎌倉号』時代に停車していたことがあったほか、吉川美南発着になる前の南越谷(JM-22)発着となった2011年から停車駅となっていましたが、約11年で外れることになりました。なお大船では次の停車駅が北鎌倉(JO-08)、その次が鎌倉となっていて、主に横須賀線電車および湘南新宿ライン普通列車のみで移動できる(わざわざ指定席券を購入して乗るほどの区間ではない)ことから、特急列車化に合わせて3駅連続停車を避ける形で外れた可能性があります。『ホリデー快速鎌倉』が特急列車(速達)化されることにより鎌倉市内への滞在時間を約16分延長することができるようになります(ただし復路は鎌倉発はホリデー快速時代と同じ時刻)。なお『ホリデー快速鎌倉』では乗車券のほかに指定席券を必要としていましたが、特急『鎌倉』では乗車券のほかに指定席特急券を必要としますのでご注意を。