2022年9月15日、京王電鉄高幡不動検車区から若葉台検車区に自走回送されていた7000系7708F(6両固定編成)が廃車除籍処分となり、クハ7758から陸送が実施されました。北館林荷扱所へ向かったものと思われます。
▲2017年10月の中間付随車2両の廃車から約5年、7000系7708Fの残っていた6両もすべて廃車除籍処分に。登場時から2回の中間車増結と中間付随車の廃車を経て活躍が続いていた。
この編成は登場当初は5両固定編成でしたが、2回の中間車増結を経て8両固定編成(7000系の8両固定編成は現在は消滅済み)となり、各駅停車運用を中心に、ごくまれに同系列の2両固定編成と連結して10両編成で運用されることもありました。2017年10月に中間付随車2両が廃車され(同系列では初の廃車である)、6両固定編成に短縮されたあとは単独での運用もありましたが、6両固定編成の単独運用が無くなった2020年以降は同系列4両固定編成または2両固定編成と連結して運用されていました。同編成は9月3日に留置されていた高幡不動検車区から若葉台検車区に自走回送され、動向が注目されていました。編成単位での廃車は8両固定編成時代の7706Fと7707F、10両固定編成の7729F以来となります(ただし7708Fの場合は付随車が先に廃車となったあとに残る車両も廃車となっている)。