2022年9月22日、東京地下鉄半蔵門線で活躍していた8000系8105Fが所属先の鷺沼検車区から北館林荷扱所へ列車番号49S表示で自走回送されました。同編成は廃車除籍処分になるものと思われます。これで8000系の廃車は8113F以来で通算8編成目となります。
▲廃車除籍処分のため所属先から北館林荷扱所へ自走回送された8000系8105F。同編成の種別行先案内表示器は2021年10月まで3色LED式だったが、以前に廃車除籍処分となった8103F・8117Fと種別行先案内表示器を相互で交換した際に、8115FとともにフルカラーLED式に換装されていた。
同系列がフルカラーLED式の編成に統一されてからは8113F以来、3編成目の廃車除籍処分となります。同系列の一部編成で進められているデジタル無線(D-SR)設置工事の対象外編成だった可能性があるものと思われます。この編成は修繕工事を受けた際に車内案内表示器が長方形のパッとビジョンタイプのLCD式旅客案内表示器を搭載していました。これでパッとビジョン搭載編成の廃車は8113F以来です。8000系は残り11編成となりました。
【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2022年9月22日現在
《現役》10両11編成(110両)
…8101F・8102F・8104F・8106F・8109F・8110F・8114F・8115F・8116F・8118F・8119F
《廃車》10両 8編成( 80両)
…8103F・8105F・8107F・8108F・8111F・8112F・8113F・8117F