2022年9月18日、東日本旅客鉄道大宮総合車両センター東大宮センターで185系全5編成を並べた『新幹線リレー号塗装 復活撮影会』が開催されました。このイベント参加者を輸送する列車に特製ステッカーを掲出したE257系5500番台宮オオOM-54編成(クハE257-5511以下5両)が使用されました。このイベントは19日、23日・24日にも実施される予定で、各撮影会のテーマが別々に設けられ、懐かしのロールマーク表示を撮影できます。
▲大宮総合車両センター東大宮センターに残る185系0番台は宮オオA1編成・宮オオC1編成の2編成16両だけ。6両固定編成に組成された0番台宮オオC1編成に新幹線リレー号の塗装が施され、全5編成横並びの中央に展示された。
▲大宮総合車両センター東大宮センターに残る185系200番台は団体専用列車で活躍が続く宮オオB6編成と、宮オオOM04編成・宮オオOM08編成の3編成20両だけ。宮オオB6編成は17日に団体専用列車に使用されており、シルバーウィークに連日の大仕事である。
大宮総合車両センター東大宮センターに残る185系は0番台が宮オオA1編成・宮オオC1編成の2編成16両、200番台が宮オオB6編成・宮オオOM04編成・宮オオOM08編成の3編成20両の合計5編成36両のみとなっています。このうち6両固定編成の0番台宮オオC1編成に新幹線リレー号の復刻塗装が施工され、常に5編成の中央に展示されるよう配置されています。この宮オオC1編成を挟むように、参加者側から見て左側に宮オオA1編成、宮オオOM04編成が、参加者側から見て右側に宮オオB6編成、宮オオOM08編成が展示されました。宮オオB6編成は17日に団体専用列車に充当されており、連休の大仕事となりました。なおこのイベントの参加者を輸送する列車にE257系5500番台宮オオOM-54編成(元500番台千マリNB-11編成)が使用され、特製ステッカーが掲出されました。
ちなみに宮オオC1編成が6両固定編成でストライプ塗装の状態で団体専用列車に使用されたのは現時点で一度のみですが、24日のイベント終了後に塗装が戻されるのか、そのままとなるのか注目されます。
【185系0番台・200番台在籍状況】※2022年9月18日現在
全5編成36両
《0番台》在籍数=16両 A1・C1 《200番台》在籍数=20両 B6・OM04・OM08
★廃車済みの車両★
全192両 ※編成組み換えなどで単体で廃車された車両も含まれる
《0番台》 車両数=84両 ※宮オオA1編成・宮オオC1編成以外
《200番台》車両数=92両 ※宮オオB6編成・宮オオOM04編成・宮オオOM08編成以外
※宮オオB2編成はサロ185-204を抜き、電動車1ユニット2両(ハイフン以下231)を組込み、臨時列車で運用ののち廃車。宮オオB7編成はサロ185-216と電動車1ユニット2両(ハイフン以下231)を抜き、電動車を宮オオB2編成に供出、臨時列車で運用ののち廃車。
※宮オオC1編成はサハ185-1を抜き、電動車1ユニット2両(ハイフン以下8)を組込み、余剰のサハ185-1は廃車。宮オオC2編成は電動車1ユニット2両(ハイフン以下8)を抜き、余剰のクハ185-4・サハ185-2・クハ185-104はサハ185-1とともに廃車。
※宮オオC7編成は(185系初の廃車である)サハ185-7を抜き、臨時列車で運用ののち廃車。
※宮オオOM03編成はサロ185-206を抜き、湘南色ブロック・ストライプ塗装への塗装変更を経て、臨時列車で運用ののち廃車。
※宮オオOM06編成はサロ185-211と電動車1ユニット2両(ハイフン以下221)を抜き、余剰のクハ185-211・モハ184-222・モハ188-222・クハ185-311のみ廃車。宮オオOM07編成は宮オオOM06編成からサロ185-211と電動車1ユニット2両(ハイフン以下221)を組込み、A編成と同じ10両固定編成を組成、上野東京ライン関連の試運転に使用後廃車。