2022年9月3日から6日にかけて、小田急電鉄小田原線で修学旅行に伴う特別団体専用列車が運転され、3日から5日にかけては3000形3269F(旧川崎重工業5次車)が充当されましたが、6日はなんと1000形非リニューアル車両の1251F(6両固定編成)が充当されました。
▲1000形唯一の6両固定編成である1251Fが修学旅行向け特別団体専用列車に抜擢された。ただし同編成の充当は3000形3269Fが大野総合車両所に入場した6日のみで、それ以外は3000形3269F(旧川崎重工業5次車)が充当された。つまり1000形1251Fは3000形3269Fに何らかの事態が起きた時を想定しての予備だったものとみられる。
修学旅行向けの特別団体専用列車が運転された9月3日から5日までの3日間はすべて3000形3269F(旧川崎重工業5次車)の充当でしたが、その編成が6日ころから大野総合車両所に入場した関係で、6日は予備留置で待機していた1000形1251Fの充当となりました。クハ1451の列車番号はさすがに使用されませんでしたが(ただし実際に使用された『96E』の列車番号自体はある)、今回も『団体専用』を表示しました。なおこの編成は9月4日の撮影会終了後に大野総合車両所に臨時回送された際には『回送』表示となっていたものの、5日の時点で再び『団体専用』を掲出していたという情報もあり、動向が注目されていました。6日の特別団体専用列車充当後は大野総合車両所に入庫しましたが、この先に廃車除籍処分に向けた動きがあるのかどうか注目されます。