2021年2月28日

【私も参考にします】東日本旅客鉄道東海道線の通勤に便利な特急『湘南』のダイヤが判明

2021年3月13日実施のダイヤ改正で登場する、東日本旅客鉄道東海道線の座席定員制列車『湘南ライナー』・『おはようライナー新宿』・『ホームライナー小田原』に代わって全席座席指定制の特急『湘南』(平日運転)がE257系2000番台・2500番台を使用し3月15日から東京(JT-01)・新宿(JS-20)~小田原(JT-16)間で運転を開始します。
▲東海道線の着席通勤に便利な特急『湘南』に使用されるE257系2000番台。一部列車には付属編成の2500番台が連結される。普通車のみ新たな着席サービスが導入される全席指定の特急列車となるため乗車の際には乗車券・定期券のほか指定席特急券または座席未指定券が必要だ。

このたび、東日本旅客鉄道のダイヤ改正後の時刻が判明しましたので早速調べてみました。運転本数は上り10本(うち品川(JT-03)行き1本、新宿行き3本)、下り11本(新宿発は2本)で、『湘南ライナー』『おはようライナー新宿』『ホームライナー小田原』よりも上り1本分多いことになります。しかも上りは最初の1本だけが平塚(JT-11)始発の列車ということで面白いですね。最大の特徴は品川~大船(JT-07)・藤沢(JT-08)間は途中無停車です。つまり特急『踊り子』が停車する川崎(JT-04)と横浜(JT-05)を特急『湘南』は通過します。平日のみの運転となりますので、内房線の特急『さざなみ』と同じ通勤特急の役割を果たしていることになります。東京始発の下り列車では快速アクティーに格下げされて廃止となる通勤快速の代替ともいえる特急列車ともいえます。上り列車の一部区間で貨物線を経由する列車があるため、途中停車駅が東海道線内で茅ヶ崎(JT-10)と藤沢のみというものもあります。

ダイヤを東日本旅客鉄道公式HPの時刻表から詳しく見てみると、列車番号は“3070”が基本となっており(例…特急『湘南2号』は3072M列車となる)、新宿発着の列車はそれに“20”が追加されています(例…特急『湘南22号』は3092M列車となる)。

新しいダイヤを読み解くと下り列車の大船・藤沢以西で快速列車となる『湘南ライナー』などよりも待避が多くなっている印象があります。上り列車の場合、1526E列車(小0558→金0859)は横浜で3072M列車の通過待ち、3622E列車(国0621→宇0928・宇都宮線内快速ラビット)は大船で3074M列車を待避(接続)、その前の1828E列車(平0632→高0939)は横浜で3074M列車の通過待ち、1554E列車(沼0635→上0904・沼~熱は324M列車)は国府津(JT-14)で3080M列車を待避(接続)、3922E列車(小0747→高1105・高崎線内快速アーバン)は横浜で3082M列車の通過待ち、1566E列車(沼0732→金1119・沼~熱は328M列車)は平塚で3084M列車を待避(接続)、その前の1846E列車(熱0744→高1133)は横浜で3084M列車の通過待ちをそれぞれ行うほか、3094M列車は途中平塚にて小田原から先発の2828Y列車(小0704→高1047)との間隔調整もあるため約3分停車しますが、平塚から貨物線経由での運転となり、渋谷(JS-19)・新宿には2828Y列車よりも3094M列車の方が約10分早く到着します。下り列車の場合、1921E列車(国1913←高1555)は大船で、1599E列車(沼1959←金1609・熱以西は329M列車)は平塚でそれぞれ3071M列車を待避(接続)、1925E列車(小1953←高1626)は横浜で3073M列車の通過待ち、1929E列車(小2025←高1659)は横浜で3075M列車の通過待ち、1631E列車(伊2122←金1706)は平塚で3075M列車を待避(接続)、1637E列車(熱2126←金1747)は横浜で3077M列車の通過待ち、1931E列車(沼2132←籠1756・熱以西は331M列車)は平塚で3077M列車を待避(接続)、2861Y列車(平2057←籠1827)は大船で3079M列車を待避(接続)、1937E列車(熱2224←籠1838)は横浜で3081M列車の通過待ち、1943E列車(沼←籠2001・熱以西は335M列車)は国府津で3093M列車と接続(待避)、1653E列車(熱2352←宇2001)は横浜で3085M列車の通過待ち、1953E列車(熱2442←前2028・熱海(JT-21)行き最終列車)は横浜で3087M列車の通過待ちを行うようです。上下とも横浜での通過待ちが多いですね。

【特急『湘南』運転ダイヤ】
【上り】
3072M列車 平0625→東0720
3092M列車 小0625→宿0745
3074M列車 小0620→東0738
3076M列車 小0637→品0747
3078M列車 小0658→東0813
3094M列車 小0709→宿0833
3080M列車 小0722→東0848
3096M列車 小0742→宿0902
3082M列車 小0759→東0916
3084M列車 小0819→東0933

【下り】
3071M列車 小1912←東1800 
3073M列車 小1943←東1830
3075M列車 小2009←東1900
3077M列車 小2041←東1930
3091M列車 小2051←宿1930
3079M列車 小2111←東2000
3081M列車 小2140←東2030
3083M列車 小2211←東2100
3093M列車 小2249←宿2130
3085M列車 小2310←東2200
3087M列車 小2412←東2300

ちなみに通勤快速から格下げで設定される快速アクティーですが、わずか2本のみということが判明しました。通勤快速1本分が削減され、残った2本が格下げとなった形です。もともと通勤快速が上野東京ライン直通列車でない東京(JT-01)始発列車のため、快速アクティー自体は上野東京ライン直通列車ではなくなったことになります。もともとは宇都宮線直通列車として設定されていたため、小山車両センター所属のE231系1000番台・E233系3000番台での運用になるものと思われます。なお上りの快速アクティーはなく、唯一上野東京ラインに直通しなかった3750M列車(平日は熱2128→東2308・土曜休日は熱2128→東2300)は普通列車の1674E列車に格下げのうえ、宇都宮線直通列車となっています(熱2128→宇2459・小金井以北の宇都宮行き最終列車)。

【2021年3月13日以降の快速アクティー】
3751M列車 小2102←東1948(平日) 小2100←東1948(土曜休日)
3753M列車 小2200←東2048(平日) 小2200←東2048(土曜休日)

なお特急『湘南』の設定により、東京22時00分発があらたに『湘南15号』(3085M列車)となるために寝台特急『サンライズ出雲・サンライズ瀬戸』(5031M列車)の処遇が注目されていましたが、東京は21時50分発となり、約10分繰り上がるだけのようです。

2021年2月26日

【ついに他路線にも顔を出す】東京地下鉄17000系が東武鉄道東上線、東急電鉄東横線への直通運転を開始

2021年2月21日に東京地下鉄有楽町線で営業運転を開始した17000系電車ですが、24日には平日39S運用に充当され、初めて副都心線での営業運転および東武鉄道東上線、東急電鉄東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線への直通運転を開始しました。
▲(イメージ)和光検車区に新製配置されている17000系。24日にはようやく直通先路線での営業運転を開始した。副都心線の通勤急行や東急電鉄東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線の通勤特急に充当されている。運転台に『西武線入線禁止』と書かれたラベルが貼付されていて、西武鉄道池袋線・西武有楽町線への直通運転を残すのみとなっている。

2月24日は平日77S運用で有楽町線を1.5往復したあと、和光検車区にいったん入庫、再出庫で平日39S運用に充当され、最初に東武鉄道東上線に営業列車で初めて入線し、夜には営業運転で初めて副都心線や東急電鉄東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線へと足を踏み入れ、副都心線内は通勤急行、東横線とみなとみらい線内は通勤特急として運用され、最後は有楽町線の運用で和光検車区新木場分室に入庫となったようです。残るは西武鉄道への直通運転を残すのみとなっています。17000系の増備がさらに進めば、乗り入れが解禁となることも考えられます。

2021年2月25日

【バーコードはなし】小田急電鉄1000形1053F(4両固定編成)がリニューアルされずに廃車除籍処分に

2021年2月25日、小田急電鉄大野総合車両所の89番構内留置線にて単独留置されている1000形1053F(4両固定編成)ですが、車番や空調装置の撤去作業がすでに開始されているようです。この編成はリニューアル対象から外れ、廃車除籍処分になるものと思われます。
▲5000形5055Fの営業運転投入で置き換えられる形となった1000形1053F(4両固定編成)。この編成にはホームドアに対応するバーコードが貼付されていなかった。なお6両固定編成の置き換えは8000形唯一の界磁チョッパ制御更新車の8000形8251Fが有力と思われる。
▲5000形5051Fの性能確認試運転列車と並んだ1000形1053F(写真左側)。このときはまさか5000形に置き換えられることは予想だにしなかったことだろう。

1000形1053Fは全車両が解体処分となりそうです。これは旅客用扉に登戸(OH18)のホームドアに対応するバーコードが貼付されていなかったため、いずれは廃車除籍となる可能性があったのです。これまでに1000形は4両固定編成が2本(1054F・1068Fの8両)、6両固定編成が1本(6両・ワイドドア車の1751F)、元1081Fの6両、元1055Fと元1255Fの1両ずつの22両が廃車となり、在籍両数は174両にまで減少しましたが、今回の1053Fの廃車除籍処分で26両の廃車となり、在籍両数は改造中の車両を含めて170両となりました。なお同形式の編成単位での廃車除籍は1751F(6両固定編成)以来ですが、4両固定編成は1068F以来となります。なおリニューアルされていない通常塗装の1000形で4両固定編成は1051Fと1062Fの8両のみとなってしまいました。

話題は変わりますが、1000形のリニューアル更新工事に関してはワイドドア車は廃車除籍となることが確定しているため、ワイドドア車以外の個人的予想を立ててみようと思います。あくまで予想ですので、参考程度としてください。ただしレーティッシュカラーの1000形4編成(1058F・1059F・1060F・1061F)は予想が見込めないため、ここでは省かせていただきます。

【個人的な1000形の予想】
1051F…廃車除籍、ただしクヤ31形の電源供給車専任(事業用車両)で転用?
1062F…2021年度以降にリニューアル、今後も運用される可能性は高い
1092F…2021年度以降にリニューアル、今後も運用される可能性は高い
1251F…5000形の増備次第では廃車の可能性?
1253F…5000形の増備次第では廃車の可能性?
1254F…5000形の増備次第では廃車の可能性?

この予想の根拠としては最初に発表された1000形のリニューアル計画では2021年度までにワイドドア車以外の全車両(元1081Fの廃車でその計画自体が変更となっているが)を対象とすること、2017年度以降のリニューアル対象が4両固定編成と10両固定編成に絞られていることからすると、2021年度のリニューアル対象は今年度から施工の1097Fと、1062F・1092Fになりそうな気がします。レーティッシュカラーの4両固定編成4編成とワイドドア車以外の6両固定編成3編成の動きが読めませんが、1062F・1092Fとレーティッシュカラーの以外は廃車除籍となる可能性があるかと予想しています。ただしクヤ31形の電源供給車として1051Fまたは1752Fのいずれかを活用する必要がありますが、1051Fを専任車両として1752Fを予備とする可能性が考えられそうです。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2021年2月25日現在 合計170両/全体196両(改造中を含む)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(リニューアルされていません)

*4両固定編成…13編成(52両、リニューアル28両、レーティッシュ16両)
内訳…1051F・1057F1058F1059F1060F1061F・1062F・1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…9編成(54両、ワイドドア30両)
内訳…1251F・1253F・1254F・1752F・1753F・1754F・1755F・1756F

*10両固定編成…6編成(60両、リニューアル50両、大規模改造20両)
内訳…1091F・1092F・1093F1094F1095F1096F
※1095Fの種車は元1056F+元1256F、1096Fの種車は元1052F+元1252F。

*改造中…10両
内訳…1097F
※1097Fの種車は元1055F+元1255F、連続する中間付随車2両のみ元1081F。

*廃車確定済…26両 ※搬出予定車両を含む
内訳
【編成単位で廃車】 合計18両
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1751F(クハ1751+デハ1701+デハ1801+サハ1851+デハ1901+クハ1951)
【車両単体で廃車】 合計8両
元クハ1155(元1055F)・元クハ1255(元1255F)
元クハ1081・元デハ1031・元デハ1131・元デハ1331・元デハ1431・元クハ1481(元1081F)

【ラスト2本は80番台?】東日本旅客鉄道E131系千マリR11編成が総合車両製作所新津事業所より登場

2021年2月24日、総合車両製作所新津事業所で製造された東日本旅客鉄道房総エリア管内でのワンマン列車向けに導入されるE131系千マリR11編成が出場しました。同編成と次に登場する千マリR12編成は一部仕様変更があります。
▲E131系のラスト2編成のうち、最初の千マリR11編成が登場。この編成は側面部の車番のハイフン以下が本来ならば“11”だが、それに“70”が追加されて“81”となっている。編成はクモハE131-81+クハE130-81となっていて、内房線・外房線内基準で千葉(JO-28,JB-39)寄りとなるクハE130-81には線路モニタリング装置が搭載されている。

幕張車両センター向けのE131系は10編成(20両)がすでに配置されていて、あと2編成(4両)で全12編成(24両)が出揃いますが、最後の2編成のクハE130形には線路モニタリング装置が搭載されることになります。編成番号は千マリR10編成の続番ですが、車番のハイフン以下は本来の11から70が追加されて81となっており、クモハE131-81+クハE130-81の組成となっています。制御車に線路モニタリング装置を搭載するため、80番台として区分しているようですね。千マリR12編成も同様の仕様となるため、こちらも80番台(クモハE131-82+クハE130-82)となりそうです。線路モニタリング装置以外の違いでは側面部の窓の形状が一部変更されているようです。80番台千マリR12編成の出場をもってE131系は導入完了となりますが、ワンマン運転の導入によって113系の後継車両として209系0番台の改造で転用された209系2000・2100番台の動向が注目されます。

【E131系の編成表】※号車番号はなし・左側が安房鴨川・館山方
千マリR01編成…クモハE131-1+クハE130-1
千マリR02編成…クモハE131-2+クハE130-2
千マリR03編成…クモハE131-3+クハE130-3
千マリR04編成…クモハE131-4+クハE130-4
千マリR05編成…クモハE131-5+クハE130-5
千マリR06編成…クモハE131-6+クハE130-6
千マリR07編成…クモハE131-7+クハE130-7
千マリR08編成…クモハE131-8+クハE130-8
千マリR09編成…クモハE131-9+クハE130-9
千マリR10編成…クモハE131-10+クハE130-10
千マリR11編成…クモハE131-81+クハE130-81
千マリR12編成…クモハE131-82+クハE130-82

【車両短縮へ】西武鉄道9000系9104F(10両固定編成)が横瀬車両基地へ回送される

2021年2月24日、西武鉄道武蔵丘車両基地に所属する9000系で最後まで残っていた9104Fが横瀬車両基地へ自走回送されました。中間車6両が廃車除籍処分となり、両端の2両ずつは多摩湖線のワンマン運転向けに活用されるものと思われます。
▲新宿線・拝島線よりも長く過ごした池袋線・狭山線から撤退した9000系。最後まで残っていた9104Fがついに横瀬車両基地へ向かった。この編成も4両固定編成に短縮され多摩湖線での活躍が期待されそうだ。

西武鉄道9000系というと主な活躍路線は池袋線・狭山線のイメージですが、新製当初は一部で新宿線・拝島線に配置された編成もいました。最後に同系列が新宿線・拝島線を10両固定編成で走ったのは記憶内の範囲では桃色塗装の9101F(廃車除籍済み)がタレントのきゃりーぱみゅぱみゅとコラボレーションした“SEIBU KPP TRAIN”として運行した時だと思います。9103F(現在は4両固定編成)の塗装変更を機に9000系は最大で4色の塗装が見られました(9101Fの桃色、9103Fの京浜急行電鉄色、9108Fのレジェンドブルー、それ以外は黄色)。これで池袋線・狭山線から9000系が撤退し、10両固定編成で通勤形電車の普通鋼製車体が消滅することになります(※東日本旅客鉄道に普通鋼製車体の185系0番台・200番台が存在するため、通勤形では西武鉄道9000系が最後です)。最終的には9000系は全8編成(80両)のうち、9102F・9103F・9104F・9105F・9108Fの5編成(20両)が4両固定編成に短縮され(9104Fはこれから改造に入るものと思われる)、多摩湖線に転用となり、それ以外の60両(うち編成ごとは3編成30両)は廃車解体処分となりそうです。9101Fの桃色塗装がすべて廃車となったのが残念ですが、特別塗装の9103Fと9108Fはもちろん、一部の9000系が残ってくれたことが奇跡だと思わなければいけませんね。

2021年2月24日

【廃車除籍も?】東京地下鉄7000系7110F(10両固定編成)が和光検車区新木場分室に自走回送される

2021年2月22日、東京地下鉄7000系7110F(10両固定編成)が和光検車区から同新木場分室に自走回送されました。その前日には17000系17101FがB777S列車(土曜休日77S運用)から営業運転を開始しているため、廃車除籍のための回送の可能性があります。
▲17000系の運用開始に伴って和光検車区新木場分室に自走回送された7000系7110F。
▲置き換えが再開されていてもおかしくはない7000系。10両固定編成から置き換えとなるようだが、7110Fが新木場分室に向かった。これが廃車除籍の目的ならば有楽町線・副都心線兼用の現行仕様になってから初めての廃車となるだろう。
▲2月21日に有楽町線の片道のみでひっそりデビューした17000系。本来なら7000系10両固定編成や10000系と共通運用だが、クハ17000側の運転台(グラスコックピット仕様)には『西武線入線禁止』のラベルが貼付されたため、当面は朝夕の時間帯のみで和光市(Y-01,F-01)を発着する有楽町線内運用が中心になりそう。

2018年11月に引退した6000系(一部編成はインドネシアで活躍中)と同様に新木場分室に回送されていることから、廃車除籍となる可能性は否定できないと思います。列車番号が『94S』ということですが、6000系とは異なり所属先から新木場分室への臨時回送とはいえども、あたかも定期回送列車と見間違えてしまうほどなので注意が必要といえます。7110Fが廃車除籍となると残る7000系は10両固定編成が5編成(7101F・7102F・7104F・7105F・7118F)、8両固定編成が15編成の20編成140両となります。7000系は副都心線対応改造から外れた編成の一部がインドネシアに譲渡されて活躍していますが、副都心線にも対応した編成はどうするのか注目されます。インドネシア譲渡の可能性は否定しませんが、東日本旅客鉄道武蔵野線で活躍した205系0番台・5000番台の42編成336両すべてがインドネシアに渡っていることもありますので、解体処分となる可能性もありそうです。

※2021年3月9日、7110Fの写真をアップしました。

2021年2月23日

【4扉車に完全統一】西武鉄道新101系が多摩湖線での営業運転を終了

2021年2月22日をもって、西武鉄道新101系が多摩湖線での運用を終了しました。なお同路線での定期運転は2月7日をもって終了しています。2月18日から22日までの『ありがとう101系 多摩湖線ラストランWeek』にはツートンカラーの259Fが充当されていました。
▲9000系4両固定編成の投入により多摩湖線から撤退した新101系。なお玉川上水車両基地に残っていた同系列のうち伊豆箱根鉄道塗装の241Fは武蔵丘車両検修場に入場したが、259Fはどうするのだろうか。

これは国分寺(ST-01,SK-01)の多摩湖線ホームへの4扉車対応のホームドアを設置する工事に伴って支障をきたすためで、約23年の活躍に終止符が打たれたことになります。新101系の活躍は基本的に孤立路線である多摩川線に限られることになります。多摩湖線で運用されていた同系列は場合により西武園線で運用されることもありました。最後まで残っていた259Fの動向が注目されます。2月8日に多摩湖線は4扉車の9000系に統一された形ですが、同日は車両不足分の補填のために2000系4両編成が充当され、主力車両の9000系に2000系が混ざる形となっていました。多摩湖線は基本的には9000系での運用ですが、車両のやりくり次第ではその代走に2000系が充てられそうですね。

2021年2月21日

【2021年初登場】東京地下鉄17000系17104F(10両固定編成)が和光検車区へ甲種輸送される

2021年2月19日から21日にかけて、日立製作所笠戸事業所で製造された東京地下鉄17000系17104Fの甲種輸送が実施されました。牽引機はなんと岡山機関区に配置されている試作機のEF210形901号機が担当しました。
▲2020年11月以来の10両固定編成の17000系が日立製作所笠戸事業所から出場した。この17104Fは同系列で2021年初登場である。10両固定編成の投入は残り2編成20両(17105F・17106F)であるが、同系列自体は8両固定編成も投入されるため、車両番号が注目される。
▲17000系17104Fの牽引を担当したEF210形901号機。2021年最初の17000系の甲種輸送を試作機が牽引するとは思っていなかったことだろう。

編成はクハ17104+モハ17204+サハ17304+モハ17404+サハ17504+サハ17604+モハ17704+サハ17804+モハ17904+クハ17004となっており、引き続き10両固定編成で登場しています。ちなみに10両固定編成はあと2編成で導入が完了しますが、7000系の全編成を置き換える関係で8両固定編成の導入もあるため、あくまでも予想ですが、10両固定編成の17105Fと17106Fを出場させたあと、8両固定編成という流れになるものと予想されます。

【速報・和光検車区の新顔】東京地下鉄17000系電車が営業運転を開始

2021年2月21日より、東京地下鉄和光検車区に配置された有楽町線・副都心線向け新型車両17000系が営業運転を開始しました。初登場から1年以上が経過している同系列は7000系の置き換え用に導入され、10両固定編成(6編成)のほかに8両固定編成(15編成)が登場する予定です。
▲有楽町線・副都心線のニューフェイス、17000系が営業運転に投入された。直通先路線での乗務員訓練を終えたあとに和光検車区ではなく和光検車区新木場分室に回送されていた。写真は直通先路線のひとつ、東武鉄道東上線鶴瀬(TJ-17)に進入する17102F。
▲17000系の運用範囲の両端は横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街(MM06)、東武鉄道東上線の森林公園(TJ-30)・小川町(TJ-33)、西武鉄道池袋線飯能(SI-26)と広範囲なので要注意である。
▲いよいよ置き換え再開となる7000系(写真は7101F・7104F)。まずは10両固定編成から置き換えとなるか。日本での廃車除籍の際の動向が注目される。

営業運転開始初日は17101FがB777S列車(土曜休日77S運用・和0813←木0721)に充当され、有楽町線の新木場(Y-24)→和光市(F-11,Y-01)の片道を走行しました。この運用は昼過ぎには再出庫がありますが、再出庫の運用は7000系または10000系に変更となる可能性があります。同系列は基本的には10両編成が充当されるS運用に入りますが、場合により東武鉄道車両のT運用、東急電鉄車両のK運用(50番代)や西武鉄道車両のM運用(“S-TRAIN”の運用を除く)を代走することがあります。当面は7000系10両固定編成や10000系と共通運用になります。最初に置き換えられるであろう7101F・7102F・7104F・7105F・7110F・7118Fの動向が注目されます。8両固定編成の記録も進めなければなりませんね。

2021年2月18日

【日時場所は分散】東日本旅客鉄道E131系(千マリ)の車両展示会を実施へ

2021年2月18日、東日本旅客鉄道が3月13日のダイヤ改正から内房線木更津以南、外房線上総一ノ宮以南、成田線・鹿島線佐原~鹿島神宮間で営業運転を開始するE131系(千マリ)の車両展示会をデビュー前に内房線館山、外房線勝浦、鹿島線潮来の各駅で実施すると発表しました。
▲総合車両製作所新津事業所で製造されたE131系、デビュー前に車両見学会を実施へ。車体側面部には安全確認カメラ、半自動ドアスイッチが設置されており、乗降の際に扱う半自動ドアスイッチでの開閉も体験できる。
▲写真はE235系1000番台(横クラ)の半自動ドアスイッチ。E131系の半自動ドアスイッチもこれとほぼ同じものが設置されており、押し心地が変わっているものと思われる。

このイベントは新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から感染対策が徹底されるほか、会場は分散して行われ、3月2日に外房線勝浦の1番線(13時30分~14時30分)、3月3日に内房線館山の1番線(13時00分~14時00分)、3月6日に鹿島線潮来の2番線(13時30分~14時30分)でそれぞれ実施されます。この系列は車両の連結面寄りの座席がセミクロスシート、運転台寄りの座席がロングシートとなっており、E235系1000番台と同じ形状の袖仕切り板が設置されています。ドアチャイムは千鳥配置の17インチワイド1画面の車内LCD式旅客案内表示器が三菱電機製ということもあってE233系7000番台(宮ハエ)と同じ音色、ドアエンジンはE235系0番台東トウ01編成(クハE235-1以下11両)の1号車から5号車までと同じものとなっています。緊急事態宣言下での開催となりうる可能性もありますが、房総エリアにとってはワンマン運転向けの新型車両ということもあり、多くの人が集まることが予想されます。感染対策を徹底する準備が必要かもしれません。

【全編成で対応なるか】東日本旅客鉄道209系500番台千ケヨM71編成に車内自動放送装置が搭載される

2021年2月12日より、東日本旅客鉄道京葉車両センター所属の209系500番台千ケヨM71編成(クハ209-513以下8両)に車内自動放送装置が搭載されて運用されています。同編成は2000年に旧新津車両製作所(総合車両製作所新津事業所)で落成しており、約21年で初めての自動放送搭載となります。
▲2010年に京葉線から武蔵野線に活躍の場を移して約11年、209系500番台千ケヨM71編成に念願の自動放送装置が搭載された。千ケヨM72編成(クハ209-514以下8両)・千ケヨM73編成(クハ209-515以下8両)にも搭載される可能性が出てきた。
▲209系500番台で唯一の京葉線向けの千ケヨ34編成(クハ209-517以下10両)にも自動放送が搭載されるのかが注目される。同編成は209系500番台のラストナンバーであり、2008年から京葉線で運用されている。E233系5000番台の新製投入で転属の可能性もあったが2014年にE331系千ケヨAK1編成が廃車された影響もあり、京葉線での活躍は約13年にも及ぶ。

2010年に武蔵野線に配属された209系500番台で自動放送装置が搭載されるのは初めてのことであり、他編成と仕様を揃えるためと思われます。これで自動放送が搭載されていない209系500番台は千ケヨM72編成・千ケヨM73編成・千ケヨ34編成のみとなり、前者2編成については今後自動放送装置が搭載されるものと思われます。京葉線仕様で残っている千ケヨ34編成が読めませんね。ただ千ケヨM71編成に自動放送が搭載されたことを考えると、209系500番台の全編成(3500番台に改造された編成を含む)に自動放送が搭載される可能性が出てきそうです。

2021年2月17日

【ダイヤ改正を機に】東日本旅客鉄道常磐緩行線でATO運転を開始へ

2021年2月16日、東日本旅客鉄道常磐緩行線の全区間、綾瀬(JL-19)~取手(JL-32)間で同年3月13日のダイヤ改正から自動列車運転装置(ATO)の使用を開始すると発表しました。同線にはE233系2000番台、小田急電鉄4000形、東京地下鉄16000系が使用されています。
▲写真は常磐緩行線で使用されるE233系2000番台。首都圏路線で車掌扱いの発車メロディを廃止した同線でATO運転がダイヤ改正を機に始まる。これが将来的には車掌が乗務しないワンマン運転へと繋がっていくのだろうか。
▲写真は常磐緩行線に乗り入れる小田急電鉄4000形と東京地下鉄16000系。ダイヤ改正後の土曜休日ダイヤでは我孫子(JL-30)~取手間の乗り入れが一切なくなるため、取手に入線するのは平日のみとなる(ただし乗務員訓練など試運転をする場合は土曜休日であっても我孫子~取手間を走行する可能性はある)。4000形(列車番号にEがつくもの、C運用)でも取手に入線する定期運用があるが、果たして平日に残るのだろうか。
▲小田急電鉄4000形では4066Fのみ新製当初から搭載されたが、それ以外の編成は大宮総合車両センターに入場した際に搭載された“ATC/ATO”機器。16000系では千代田線(支線含む)各駅へのホームドア設置が進んでいる関係でワンマン運転導入に向けた機器が搭載されている。

東日本旅客鉄道常磐緩行線では首都圏の路線で車掌操作による発車メロディが廃止され(発車メロディスイッチが撤去済み)、車載スピーカーから流れるものに変更されていました。今回のATO運転の導入は将来的なホームドア設置後に車掌が乗務しないワンマン運転実施の準備に向けた動きとなる可能性があります。なお常磐緩行線では土曜休日ダイヤに限り我孫子~取手間の乗り入れがなくなります(すべて我孫子以南での運用)。4000形4054Fや4066Fが常磐緩行線での試運転でATO試験を行っていたのは同線でのATO運転導入のためだったんですね。

2021年2月16日

【あと6編成に】東京都交通局5300形5311Fが京浜急行電鉄ファインテック久里浜事業所へ廃車回送される

2021年2月15日、東京都交通局馬込車両検修場所属の5300形5311Fが所属先から京浜急行電鉄ファインテック久里浜事業所へ自走回送されました。廃車除籍に伴うものと思われ、同系列は残り6編成(48両)となりました。
▲バレンタインデー翌日に帰らぬ旅へ出た5300形5311F。これが21編成目の廃車となる。

最盛期で27編成が在籍していた5300形もついに6編成になりました。完全な置き換えの完了は年度を跨ぐ形にはなりそうですが、2021年度初頭あたりになるものと予想されます。歌舞伎の顔つきが特徴の5500形もだいぶ見慣れましたね。5300形の置き換えが完了すると三田線向け6300形の初期13編成の置き換えのために6500形の投入に集中しそうですが、登場当初から8両固定編成であるため、現在の6両固定編成に短縮(8両固定編成のうち付随車のみを抜き取り)した東急電鉄3020系とは異なり、乗務員訓練などに使用される関係や目黒線車両増強のタイミングから2022年度の営業運転投入となりそうなので、6300形の最初の13編成の記録も進めた方がよさそうです。

【一部仕様変更が】東日本旅客鉄道E235系1000番台横クラJ-07編成・横クラF-07編成の尾灯に注目

2021年2月に総合車両製作所新津事業所(サロのみ総合車両製作所横浜事業所)で製造された東日本旅客鉄道E235系1000番台の横クラJ-07編成(クハE235-1107以下4両)と横クラF-07編成(クハE235-1007以下11両)で一部仕様変更が確認されています。
▲(イメージ)横須賀線・総武快速線などで活躍中のE235系1000番台(横クラ)。運用開始当初は同一番号で組むことを考慮して平日・土曜休日ともに01・03・05・07の各運用にほぼ固定化されていたが、徐々にそれ以外の運用(付属編成単独運用を含む)でも見られるようになっているほか、基本編成と付属編成で異なるペアで組まれることもある。
▲(イメージ)総武快速線津田沼(JO-26)で並ぶE235系1000番台。このときは03運用と05運用がどちらもE235系1000番台の運用となっているためにこの並びが実現している。

今回登場した両編成では一部仕様変更がなされており、前面部の種別行先案内表示器の両端にあるテールランプが同系列で初めてクリアテール仕様となっています。この先に登場する各編成のテールランプはクリアテール仕様になるものと思われます。2020年度の事業計画では基本編成・付属編成ともに8編成(120両)が投入されることとなっており、今年度分に限定するとあと1編成(横クラF-08編成・横クラJ-08編成)の登場を待つのみとなっています。E217系の廃車除籍もさらに進められていきそうですね。

ちなみにE235系1000番台のグリーン車(サロE235形+サロE234形)はすべて総合車両製作所横浜事業所で製造されており、新津事業所に輸送のうえで新津事業所で製造された普通車に組み込まれていますが、211系の置き換えで増備したE233系3000番台(横コツ・宮ヤマ)のようにグリーン車を2編成分(4両ずつ)ではなく、4編成分(8両ずつ)を一気に輸送した方がよさそうな気がしますが、それ以前に新津事業所ではE235系1000番台だけでなくワンマン運転対応のE131系(千マリ)も製造しているため(あと2編成が登場するがすでに完成しているものと思われる)、グリーン車を留置しておくスペースの関係もあるのかもしれません。

2021年2月15日

【土曜深夜の地震で】東日本旅客鉄道185系0番台宮オオC4編成による新幹線救済列車運転

2021年2月13日深夜の福島県沖で発生したマグニチュード7.3による最大震度6強の地震の影響で東日本旅客鉄道東北新幹線の架線柱が傾くなどの被害を受けたために、那須塩原~盛岡間で運転を見合わせており、那須塩原以南では臨時ダイヤで本数を減らして運転しています。このために一部在来線で新幹線救済列車(臨時快速列車・塩1302←上1100)が運転されました。
▲宇都宮線で上野(JU-02)から那須塩原までの新幹線救済列車(表示は『快速』)に使用された185系0番台宮オオC4編成。上野から新幹線停車駅の大宮(JU-07)、小山、宇都宮、那須塩原に停車する形で運転された。
▲常磐線ではE657系を使用し、ほとんどの列車がいわき発着で運転されている特急『ひたち』の一部を仙台まで延長し、いわき以北は新幹線救済列車(臨時快速列車)として運転される。仙台方面へ移動するにはこれが便利である。

2月14日の宇都宮線での新幹線救済列車には185系0番台宮オオC4編成(5両編成)が単独で使用されました。新型コロナウィルスや新幹線救済列車の利用者数の関係がないわけではないと思いますが、ただ宇都宮線内各駅のホームの有効長を考えると、4両+6両の10両編成での運転も可能だったのではないかと思います。しかも那須塩原の1つ先である黒磯まで運転したうえで、E531系3000番台の東北本線ワンマン列車と接続できたのではないかと思います。ただ黒磯には直流と交流が交わるデッドセクションがあり、直流電車では一部電気が消えるため、東北本線経由での新幹線救済列車は那須塩原までになった可能性があります。一方では常磐線では交直流電車のE657系の特急『ひたち』の一部列車(下り9号・25号、上り22号)を仙台発着として延長し、いわき以北は臨時快速列車として運転するものと思われます。2020年3月から復活した仙台発着の『ひたち』とともに首都圏と仙台を結ぶ貴重な列車として重宝しそうです。東北新幹線那須塩原以南はすべて『なすの』として運転されていそうですので、十分にご注意願います。

【あと2編成は別仕様?】東日本旅客鉄道E131系千マリR09編成・千マリR10編成が配給輸送される

2021年2月12日に、総合車両製作所新津事業所で製造された東日本旅客鉄道E131系の千マリR09編成(クモハE131-9+クハE130-9)・千マリR10編成(クモハE131-10+クハE130-10)が京葉車両センター(千ケヨ)まで配給輸送され、そのあと幕張車両センター(千マリ)まで自走回送されました。牽引機は長岡車両センター所属のEF64形1030号機です。
▲終着地の京葉車両センターへと急ぐEF64形1030号機牽引のE131系配給輸送列車。E131系は内房線木更津以南や外房線上総一ノ宮以南の区間と成田線・鹿島線のワンマン運転に向けて投入されるが、あと2編成が登場する。なお車体側面には安全確認カメラが設置されている。

幕張車両センター向けのE131系は10編成(20両)となり、あと2編成(4両)で全12編成(24両)が出揃うようです。残り2編成の分は制御車のクハE130形に線路設備状態監視機能(首都圏路線の各1編成に設置されている線路モニタリング装置)を搭載して登場するものと思われます。ドアエンジンはE235系0番台東トウ01編成の1号車~5号車とほぼ同じタイプ、ドアチャイムや車内LCD式旅客案内表示器(1画面)はE233系7000番台と同じタイプのようですね。今年3月13日のダイヤ改正時から運用開始となる同系列ですが、同系列の充当列車には乗降の際に半自動ドアスイッチを操作する必要があります。

2021年2月14日

【運用ほぼ変わらず?】小田急電鉄が2021年3月13日ダイヤ改正のロマンスカー展望車両“VSE”/“GSE”の運用を公表

2021年2月12日、小田急電鉄が2021年3月13日に実施されるダイヤ改正以降の展望座席をもつロマンスカー2形式(“VSE”50000形/“GSE”70000形)の運用を公表しました。ただし今後の運転状況によって変更される場合があるのでご注意ください。
▲前面展望席を備えるロマンスカー“VSE”50000形(写真1枚目)と“GSE”70000形(写真2枚目)。両者は共通運用とされ、平日には場合により所定の“EXE/EXEα”の1運用(N65運用)を代走する場合がある。

展望座席をもつロマンスカーは2005年就役の“VSE”50000形50001F・50002Fと2018年就役の“GSE”70000形70051F・70052Fの合計4編成で運用されています。それでは以下の運用予定表を見ていきましょう。

ダイヤ改正以降分についても引き続き何日のどの列車にどの形式で運転されるかが簡単に表記されていて、“V”が“VSE”、“G”が“GSE”の充当という意味です。今回も列車番号から両形式の運用を表記していますので、確認しながら照らし合わせてみてください。

2021年3月13日にダイヤ改正が実施されますが、深夜の時間帯のロマンスカーの減便(繰り上げ)や『スーパーはこね』などの一部車種変更は2020年3月のダイヤ改正で実施されているため、今回の改正ではほぼ変更がないものと予想されます。ただし運用番号は2020年3月のダイヤ改正時点のものをベースとして活用するとともに、運用が正式に判明するまで(仮)という形で表記させていただきますのでご注意願います。

◆ロマンスカー展望車両の運用予定表◆
青色…平日ダイヤ 赤色…土曜休日ダイヤ 黄色…充当形式注意
※車型は次の表記とします
 V…VSE、G…GSE 他…EXE/EXEαまたはMSE

【2021年3月】NEW!! ※(仮)平日N34運用は予備留置(運用なし)
13日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:G (仮)N34:V
14日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:V (仮)N34:G
15日…(仮)N31:G (仮)N32:G (仮)N33:V (仮)N34:V (仮)N65:他
16日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:G (仮)N34:V (仮)N65:他
17日…(仮)N31:G (仮)N32:G (仮)N33:V (仮)N34:V (仮)N65:他
18日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:G (仮)N34:V (仮)N65:他
19日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:G (仮)N34:V (仮)N65:他
20日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:V (仮)N34:G
21日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:V (仮)N34:G
22日…(仮)N31:G (仮)N32:G (仮)N33:V (仮)N34:V (仮)N65:他
23日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:G (仮)N34:V (仮)N65:他
24日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:G (仮)N34:V (仮)N65:他
25日…(仮)N31:V (仮)N32:G (仮)N33:V (仮)N34:G (仮)N65:他
26日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:V (仮)N34:G (仮)N65:他
27日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:V (仮)N34:G
28日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:V (仮)N34:G
29日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:V (仮)N34:G (仮)N65:他
30日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:V (仮)N34:G (仮)N65:他
31日…(仮)N31:G (仮)N32:V (仮)N33:G (仮)N34:V (仮)N65:他

~~~~~~~~~~~★展望車両のロマンスカー運用について★~~~~~~~~~~~
【駅名表記について】
宿…新宿(OH01)、成…成城学園前(OH14)、大…相模大野(OH28)、海…海老名(OH32)、厚…本厚木(OH34)、伊…伊勢原(OH36)、秦…秦野(OH39)、足…足柄(OH46)、小…小田原(OH47)、湯…箱根湯本(OH51)、藤…藤(OE13)、江…片瀬江ノ島(OE16)

【展望車両の運用について】
  1. 以下の運用は2020年3月14日ダイヤ改正時点(2021年3月12日まで)がベースです
  2. 回送ルート・運用の流れは予想であり、運用は平日と土曜休日で色分け済みです
  3. 平日N65運用は時刻表では▲表記のため便宜上海老名検車区出入庫で表記します
  4. 定期回送…回送列車、列車番号…定期特急列車(愛称不問)です

★(仮)平日N31運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
大0000←成0000 定期回送
大野総合車両所入出庫
大0612→宿0648 0992レ
湯0827←宿0700 0151レ
湯0903→宿1047 0002レ
湯1224←宿1100 0709レ
湯1235→宿1407 0114レ
湯1550←宿1420 0025レ
湯1626→宿1805 0128レ
江1930←宿1815 0681レ
江1957→宿2106 0502レ
藤2218←宿2120 0687レ
藤0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★(仮)平日N32運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
伊0000←成0000 定期回送
伊0000→厚0000 定期回送
厚0857→宿0944 0170レ
湯1124←宿1000 0707レ
湯1134→宿1307 0110レ
湯1451←宿1320 0021レ
湯1512→宿1647 0024レ
湯1827←宿1700 0137レ
湯1839→宿2005 0138レ
藤2117←宿2015 0685レ
藤0000→宿0000 定期回送
厚2345←宿2300 0621レ
伊0000←厚0000 定期回送
伊0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★(仮)平日N33運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 定期回送
湯1334←宿1200 0115レ
湯1348→宿1527 0320レ
湯1712←宿1540 0331レ
湯1725→宿1905 0032レ
藤2020←宿1915 0683レ
藤0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★(仮)平日N34運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区終日予備留置

★(仮)平日N65運用(EXE/EXEα)★
※注意…2021年2月3・9・10・18・22日はVSEで運転
※注意…2021年2月8・12・19・26日はGSEで運転
海老名検車区出庫
秦0000←海0000 定期回送
秦0608→宿0709 0672レ
厚0000←宿0000 定期回送
厚0000→海0000 定期回送
海老名検車区入出庫
伊0000←海0000 定期回送
伊0000→厚0000 定期回送
厚1018→宿1107 0174レ
湯1254←宿1120 0011レ
湯1307→宿1447 0016レ
湯1633←宿1500 0127レ
湯1643→宿1820 0052レ
小1958←宿1830 0903レ
小0000→足0000 定期回送
足#6入出庫
小0000←足0000 定期回送
小2050→宿2205 0382レ
藤2318←宿2220 0689レ
藤0000→大0000 定期回送
海0000←大0000 定期回送
海老名検車区入庫

★(仮)土曜休日N31運用(GSE固定運用)★
喜多見検車区出庫
湯0000←成0000 定期回送
湯0812→宿0947 0202レ
湯1113←宿1000 0707レ
湯1125→宿1307 0112レ
湯1454←宿1320 0021レ
湯1508→宿1647 0054レ
湯1828←宿1700 0135レ
湯1839→宿2006 0128レ
小2137←宿2020 0911レ
小0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★(仮)土曜休日N32運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 定期回送
湯0950←宿0820 0253レ
湯1006→宿1147 0208レ
湯1326←宿1200 0115レ
湯1337→宿1507 0118レ
湯1658←宿1520 0029レ
湯1710→宿1846 0258レ
小2016←宿1900 0605レ
小2027→宿2145 0172レ
秦2257←宿2000 0617レ
秦0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★(仮)土曜休日N33運用(VSE/GSE)★
※注意…2021年3月6日はEXE/EXEαまたはMSE(いずれも6両編成)で運転
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 定期回送
湯0850←宿0720 0251レ
湯0910→宿1048 0006レ
湯1216←宿1100 0711レ
湯1228→宿1407 0116レ
湯1545←宿1420 0025レ
湯1554→宿1727 0056レ
秦1838←宿1740 0375レ
秦0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★(仮)土曜休日N34運用(VSE/GSE)★
※注意…2021年3月7日はEXE/EXEαまたはMSE(いずれも6両編成)で運転
喜多見検車区出庫
厚0000←成0000 定期回送
厚0658→宿0746 0970レ
湯0923←宿0800 0103レ
湯0932→宿1107 0780レ
湯1253←宿1120 0013レ
湯1307→宿1447 0050レ
湯1626←宿1500 0127レ
湯1635→宿1807 0124レ
湯1959←宿1820 0903レ
湯2030→宿2207 0264レ
厚2308←宿2220 0919レ
厚0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~