2021年2月19日から21日にかけて、日立製作所笠戸事業所で製造された東京地下鉄17000系17104Fの甲種輸送が実施されました。牽引機はなんと岡山機関区に配置されている試作機のEF210形901号機が担当しました。
▲2020年11月以来の10両固定編成の17000系が日立製作所笠戸事業所から出場した。この17104Fは同系列で2021年初登場である。10両固定編成の投入は残り2編成20両(17105F・17106F)であるが、同系列自体は8両固定編成も投入されるため、車両番号が注目される。
▲17000系17104Fの牽引を担当したEF210形901号機。2021年最初の17000系の甲種輸送を試作機が牽引するとは思っていなかったことだろう。
編成はクハ17104+モハ17204+サハ17304+モハ17404+サハ17504+サハ17604+モハ17704+サハ17804+モハ17904+クハ17004となっており、引き続き10両固定編成で登場しています。ちなみに10両固定編成はあと2編成で導入が完了しますが、7000系の全編成を置き換える関係で8両固定編成の導入もあるため、あくまでも予想ですが、10両固定編成の17105Fと17106Fを出場させたあと、8両固定編成という流れになるものと予想されます。