2021年2月18日

【全編成で対応なるか】東日本旅客鉄道209系500番台千ケヨM71編成に車内自動放送装置が搭載される

2021年2月12日より、東日本旅客鉄道京葉車両センター所属の209系500番台千ケヨM71編成(クハ209-513以下8両)に車内自動放送装置が搭載されて運用されています。同編成は2000年に旧新津車両製作所(総合車両製作所新津事業所)で落成しており、約21年で初めての自動放送搭載となります。
▲2010年に京葉線から武蔵野線に活躍の場を移して約11年、209系500番台千ケヨM71編成に念願の自動放送装置が搭載された。千ケヨM72編成(クハ209-514以下8両)・千ケヨM73編成(クハ209-515以下8両)にも搭載される可能性が出てきた。
▲209系500番台で唯一の京葉線向けの千ケヨ34編成(クハ209-517以下10両)にも自動放送が搭載されるのかが注目される。同編成は209系500番台のラストナンバーであり、2008年から京葉線で運用されている。E233系5000番台の新製投入で転属の可能性もあったが2014年にE331系千ケヨAK1編成が廃車された影響もあり、京葉線での活躍は約13年にも及ぶ。

2010年に武蔵野線に配属された209系500番台で自動放送装置が搭載されるのは初めてのことであり、他編成と仕様を揃えるためと思われます。これで自動放送が搭載されていない209系500番台は千ケヨM72編成・千ケヨM73編成・千ケヨ34編成のみとなり、前者2編成については今後自動放送装置が搭載されるものと思われます。京葉線仕様で残っている千ケヨ34編成が読めませんね。ただ千ケヨM71編成に自動放送が搭載されたことを考えると、209系500番台の全編成(3500番台に改造された編成を含む)に自動放送が搭載される可能性が出てきそうです。