2021年2月11日

【代替車両の動向に注意】小田急電鉄5000形5055F(川崎重工業兵庫工場製造)の営業運転開始

2021年2月11日、川崎重工業兵庫工場製造の小田急電鉄5000形5055F(10両固定編成)が1507レ(藤0712←大0649・土曜休日E71運用)から営業運転を開始しました。
▲2代目5000形(写真)の最新編成である5055Fが営業運転に投入された。この編成の投入で1000形4両固定編成の未更新編成、6両固定編成のワイドドア車、唯一チョッパ制御更新車で残る8000形8251Fの動向が注目されそうだ。

川崎重工業兵庫工場製造の5000形は5052F以来で3編成目(同形式全体では5編成目)となり、見かける機会がだいぶ増えましたね。これにより1000形4両固定編成(特に未更新編成)、6両固定編成のワイドドア車、8000形8251Fの動向が注目されます。2代目5000形の導入で置き換えられたのは1000形1054F・1068F・1751F、8000形8255F(いずれも編成ごと廃車)となっています。さらに5000形の導入による関連かは分かりかねますが、1000形の元1055Fおよび元1255F(クハ1155・クハ1255を除く)と元1081Fの付随車2両の10両で新1097Fへのリニューアル改造が引き続き進められています。この改造工事施工で元1081Fの制御車と電動車(合計6両)、元1055Fのクハ1155と元1255Fのクハ1255の合計8両がいずれも余剰で廃車となっています。このためリニューアルされていない1000形やワイドドア車、チョッパ制御更新車で残る8000形8251Fの動きを注視しなければならなくなりそうです。4両固定編成でリニューアルされていないのは1000形では1051F・1053F・1062F(レーティッシュカラーを除く)となっていますから、1000形はリニューアル車以外の動向に注意が必要といっても過言ではありません。