2021年2月18日

【日時場所は分散】東日本旅客鉄道E131系(千マリ)の車両展示会を実施へ

2021年2月18日、東日本旅客鉄道が3月13日のダイヤ改正から内房線木更津以南、外房線上総一ノ宮以南、成田線・鹿島線佐原~鹿島神宮間で営業運転を開始するE131系(千マリ)の車両展示会をデビュー前に内房線館山、外房線勝浦、鹿島線潮来の各駅で実施すると発表しました。
▲総合車両製作所新津事業所で製造されたE131系、デビュー前に車両見学会を実施へ。車体側面部には安全確認カメラ、半自動ドアスイッチが設置されており、乗降の際に扱う半自動ドアスイッチでの開閉も体験できる。
▲写真はE235系1000番台(横クラ)の半自動ドアスイッチ。E131系の半自動ドアスイッチもこれとほぼ同じものが設置されており、押し心地が変わっているものと思われる。

このイベントは新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から感染対策が徹底されるほか、会場は分散して行われ、3月2日に外房線勝浦の1番線(13時30分~14時30分)、3月3日に内房線館山の1番線(13時00分~14時00分)、3月6日に鹿島線潮来の2番線(13時30分~14時30分)でそれぞれ実施されます。この系列は車両の連結面寄りの座席がセミクロスシート、運転台寄りの座席がロングシートとなっており、E235系1000番台と同じ形状の袖仕切り板が設置されています。ドアチャイムは千鳥配置の17インチワイド1画面の車内LCD式旅客案内表示器が三菱電機製ということもあってE233系7000番台(宮ハエ)と同じ音色、ドアエンジンはE235系0番台東トウ01編成(クハE235-1以下11両)の1号車から5号車までと同じものとなっています。緊急事態宣言下での開催となりうる可能性もありますが、房総エリアにとってはワンマン運転向けの新型車両ということもあり、多くの人が集まることが予想されます。感染対策を徹底する準備が必要かもしれません。