2021年2月8日、舞浜ディズニーリゾートラインの“Type X”10形51号編成(ピーチ)が廃車除籍処分となり陸送されました。解体処分されるものと思われます。同車両は“Type C”100形121号編成(ピーチ)が1月23日から営業運転に投入されたことにより置き換えられました。
▲就役から20年となる節目に“夢の国”を去った“Type X”10形51号編成(ピーチ)。来年度に登場する“Type C”100形の塗装が注目される。
▲2016年には『ダッフィー&フレンズ・ライナー』に起用された“Type X”10形51号編成。座席モケットがふわふわのものに変更され、大きな反響を呼んだ。このときはダッフィー、シェリーメイ、ジェラトーニの3種類が2両ずつであった。なお昨年に復活した『ダッフィー&フレンズ・ライナー』は31号編成(パープル)が起用され、ステラルーとクッキーアンが追加された。
▲(イメージ)2編成目はピーチとなった“Type C”100形(写真は111号編成のイエロー)。。
今回廃車除籍となった“Type X”10形51号編成は過去に期間限定ライナーとして2012年および2013年の『ディズニー・クリスマス・ライナー』(基本は内装が中心だった。2014年以降は外装のラッピングはなく内装のみ)、2016年の『ダッフィー&フレンズ・ライナー』に起用されました。既存車両のなかでは期間限定ライナーに起用されているイメージはあまりなかったような気がします。しかしそのなかでも2016年に運転された『ダッフィー&フレンズ・ライナー』では内装のインパクトが印象に残っていますね。その当時は座席モケットが初めてふわふわのものに換装されたこともあり、その車内に多くの撮影者がいたのを思い出します。2016年に脚光を浴びた当該編成が廃車除籍となったことで残る“Type X”10形は11号編成(ブルー)・31号編成(パープル)・41号編成(グリーン)の3編成16両となりました。次の“Type C”である100形131号編成のときの塗装に注目が集まりそうです。
【現存する“Type X”10形】※2021年2月10日現在
11号編成(ブルー)…11+12+13+14+15+16
31号編成(パープル)…31+32+33+34+35+36
41号編成(グリーン)…41+42+43+44+45+46
【新型車両“Type C”100形】
111号編成(イエロー)…111+112+113+114+115+116
121号編成(ピーチ)…121+122+123+124+125+126
【廃車となった“Type X”10形】
21号編成(イエロー)…21+22+23+24+25+26
51号編成(ピーチ)…51+52+53+54+55+56