2021年2月9日

【駅開業へ前進】東日本旅客鉄道東海道線大船(JT-07)~藤沢(JT-08)間に『村岡新駅』(仮称)を設置へ

2021年2月8日、東日本旅客鉄道と神奈川県・藤沢市・鎌倉市は東海道線大船(JT-07)~大船(JT-08)間に『村岡新駅』(仮称)を設置する覚書を締結したことが分かりました。同駅は2032年頃(2032年3月か)の開業を目指すとしています。
▲(イメージ)東日本旅客鉄道東海道線の主力はE231系1000番台・E233系3000番台である。

新駅は藤沢市内に整備され、その費用は約150億円とされ、1日あたり約6万5000人の利用を見込んでいます。東海道線の新駅は東日本旅客鉄道管内ではなんと静岡県の熱海(JT-21,CA00)以来のこととなります。あくまで予想ではありますが、駅番号は現在の藤沢がつけている“JT-08”(藤沢以西は今後駅番号が1つずれるものと思われる)、快速アクティー(2021年3月のダイヤ改正以降は廃止となる通勤快速から格下げの下り3本のみ)・湘南新宿ラインの特別快速を含む普通列車・快速列車が停車するものとみています。そうなると駅ホームの構造などさらに気になる部分はありますが、ここでは割愛します。一時は藤沢市・鎌倉市の各市民団体が新駅設置中止の署名を提出したことが明らかになったことから、新駅開業の動きがどうなるのか気にはなっていたところに覚書締結のニュースが入ってきましたので、新駅設置に向けて歩み始めたところでしょうかね。