2021年2月22日をもって、西武鉄道新101系が多摩湖線での運用を終了しました。なお同路線での定期運転は2月7日をもって終了しています。2月18日から22日までの『ありがとう101系 多摩湖線ラストランWeek』にはツートンカラーの259Fが充当されていました。
▲9000系4両固定編成の投入により多摩湖線から撤退した新101系。なお玉川上水車両基地に残っていた同系列のうち伊豆箱根鉄道塗装の241Fは武蔵丘車両検修場に入場したが、259Fはどうするのだろうか。
これは国分寺(ST-01,SK-01)の多摩湖線ホームへの4扉車対応のホームドアを設置する工事に伴って支障をきたすためで、約23年の活躍に終止符が打たれたことになります。新101系の活躍は基本的に孤立路線である多摩川線に限られることになります。多摩湖線で運用されていた同系列は場合により西武園線で運用されることもありました。最後まで残っていた259Fの動向が注目されます。2月8日に多摩湖線は4扉車の9000系に統一された形ですが、同日は車両不足分の補填のために2000系4両編成が充当され、主力車両の9000系に2000系が混ざる形となっていました。多摩湖線は基本的には9000系での運用ですが、車両のやりくり次第ではその代走に2000系が充てられそうですね。