2021年2月16日

【一部仕様変更が】東日本旅客鉄道E235系1000番台横クラJ-07編成・横クラF-07編成の尾灯に注目

2021年2月に総合車両製作所新津事業所(サロのみ総合車両製作所横浜事業所)で製造された東日本旅客鉄道E235系1000番台の横クラJ-07編成(クハE235-1107以下4両)と横クラF-07編成(クハE235-1007以下11両)で一部仕様変更が確認されています。
▲(イメージ)横須賀線・総武快速線などで活躍中のE235系1000番台(横クラ)。運用開始当初は同一番号で組むことを考慮して平日・土曜休日ともに01・03・05・07の各運用にほぼ固定化されていたが、徐々にそれ以外の運用(付属編成単独運用を含む)でも見られるようになっているほか、基本編成と付属編成で異なるペアで組まれることもある。
▲(イメージ)総武快速線津田沼(JO-26)で並ぶE235系1000番台。このときは03運用と05運用がどちらもE235系1000番台の運用となっているためにこの並びが実現している。

今回登場した両編成では一部仕様変更がなされており、前面部の種別行先案内表示器の両端にあるテールランプが同系列で初めてクリアテール仕様となっています。この先に登場する各編成のテールランプはクリアテール仕様になるものと思われます。2020年度の事業計画では基本編成・付属編成ともに8編成(120両)が投入されることとなっており、今年度分に限定するとあと1編成(横クラF-08編成・横クラJ-08編成)の登場を待つのみとなっています。E217系の廃車除籍もさらに進められていきそうですね。

ちなみにE235系1000番台のグリーン車(サロE235形+サロE234形)はすべて総合車両製作所横浜事業所で製造されており、新津事業所に輸送のうえで新津事業所で製造された普通車に組み込まれていますが、211系の置き換えで増備したE233系3000番台(横コツ・宮ヤマ)のようにグリーン車を2編成分(4両ずつ)ではなく、4編成分(8両ずつ)を一気に輸送した方がよさそうな気がしますが、それ以前に新津事業所ではE235系1000番台だけでなくワンマン運転対応のE131系(千マリ)も製造しているため(あと2編成が登場するがすでに完成しているものと思われる)、グリーン車を留置しておくスペースの関係もあるのかもしれません。