2021年2月21日より、東京地下鉄和光検車区に配置された有楽町線・副都心線向け新型車両17000系が営業運転を開始しました。初登場から1年以上が経過している同系列は7000系の置き換え用に導入され、10両固定編成(6編成)のほかに8両固定編成(15編成)が登場する予定です。
▲有楽町線・副都心線のニューフェイス、17000系が営業運転に投入された。直通先路線での乗務員訓練を終えたあとに和光検車区ではなく和光検車区新木場分室に回送されていた。写真は直通先路線のひとつ、東武鉄道東上線鶴瀬(TJ-17)に進入する17102F。
▲17000系の運用範囲の両端は横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街(MM06)、東武鉄道東上線の森林公園(TJ-30)・小川町(TJ-33)、西武鉄道池袋線飯能(SI-26)と広範囲なので要注意である。
▲いよいよ置き換え再開となる7000系(写真は7101F・7104F)。まずは10両固定編成から置き換えとなるか。日本での廃車除籍の際の動向が注目される。
営業運転開始初日は17101FがB777S列車(土曜休日77S運用・和0813←木0721)に充当され、有楽町線の新木場(Y-24)→和光市(F-11,Y-01)の片道を走行しました。この運用は昼過ぎには再出庫がありますが、再出庫の運用は7000系または10000系に変更となる可能性があります。同系列は基本的には10両編成が充当されるS運用に入りますが、場合により東武鉄道車両のT運用、東急電鉄車両のK運用(50番代)や西武鉄道車両のM運用(“S-TRAIN”の運用を除く)を代走することがあります。当面は7000系10両固定編成や10000系と共通運用になります。最初に置き換えられるであろう7101F・7102F・7104F・7105F・7110F・7118Fの動向が注目されます。8両固定編成の記録も進めなければなりませんね。