2021年1月30日、東日本旅客鉄道大宮総合車両センター(宮オオ)に所属する651系1000番台を使用した特急『草津71号』(9071M列車・長1343←船1020)が東海道線大船(JT-07)~吾妻線長野原草津口間(武蔵小杉(JO-15)・東京(JT-01,JU-01)経由)で運転されましたが、所属先からの送り込み回送列車が上野東京ライン経由となりました。
▲(イメージ)2020年11月14日に大船始発で運転された特急『草津71号』(9071M列車)に使用された651系1000番台宮オオOM204編成。このときは平塚(JT-11)まで回送のうえで折り返したのか、写真のように茅ヶ崎(JT-10)5番線を通過し、始発駅の大船へと向かった。
私は昨年11月に目撃したときの9071M列車の送り込み回送に注目しました。このときなぜ茅ヶ崎5番線を通過して大船へ…と思っていましたが、このときは大宮総合車両センターからの送り込み経路が不明でしたが、茅ヶ崎で臨時回送列車を目撃したことを踏まえると少なくとも平塚まで回送のうえで折り返し、大船2番線から発車する形だったものと思われます。今回分からは送り込み回送が上野東京ライン経由となり(宇都宮線・高崎線→東海道線)、平塚まで移動し、折り返して大船まで送り込んだものとみられます。1月30日運転分の充当車両は宮オオOM202編成でした。東京(JT-01,JU-01)までの運転経路は大船~戸塚(JT-06,JO-10)間と品川(JT-03,JO-17)~東京間は東海道線、戸塚~品川間は横須賀線経由となっています。大船ならば通常は始発のある横須賀線ホームが使えそうですが、臨時特急『草津71号』の10分前に現在も運休が続いている特急『成田エクスプレス19号』(2019M列車・空1157←大1010)が発車するダイヤがあるためで、それを避けた結果が平塚までの回送および大船2番線からの発車になったようでしょうか。この9071M列車は2月6日にも運転される予定です。私自身がその送り込み回送を見られるかどうかは分かりませんが…。