2021年2月3日

【小手指に配属か?】西武鉄道新101系263F(黄色塗装)が狭山線で運用される

2021年2月1日、西武鉄道新101系263Fが狭山線での営業運転に投入されています。この路線では線内運転の2000系4両固定編成(特に2501F・2503F)を中心に4扉車で運転されていたことから、3扉車の新101系が狭山線で運用されるのは2014年12月以来で約6年2か月ぶりです。
▲全車電動車で新製車両の牽引にも使用される新101系263Fが狭山線の営業運転に。もともと同系列は全編成が玉川上水車両基地に配置され多摩湖線を中心に運用されていた。ホームドア設置の進捗や池袋線系統から転用された9000系4両固定編成に後を託したと考えると、小手指車両基地に転属となった可能性は否定できないかも。

狭山線の西所沢(SI-18)・下山口(SI-40)・西武球場前(SI-41)の各ホームに新101系に対応する3扉車の乗車位置目標が設けられた(厳密には復活した)ことや、国分寺(SK-01,ST-01)の多摩湖線ホームへのホームドア設置に伴って3扉車の活躍の幅が狭まることから、牽引車としても活躍する263Fを玉川上水車両基地から小手指車両基地に転属させた可能性があり、当面は狭山線の西所沢~西武球場前間の線内運転を中心に運用されるものと思われます。小手指車両基地に配置されたとして牽引車としての役割も果たすため、当面この車両を残すことも考慮して玉川上水車両基地から転配させた可能性がありそうです。ただそれ以外の新101系の動向には注意が必要かもしれません。“RED LUCKY TRAIN”でお馴染みだった9000系9103Fの4両固定編成が転入してきますからね。