2021年2月25日

【ラスト2本は80番台?】東日本旅客鉄道E131系千マリR11編成が総合車両製作所新津事業所より登場

2021年2月24日、総合車両製作所新津事業所で製造された東日本旅客鉄道房総エリア管内でのワンマン列車向けに導入されるE131系千マリR11編成が出場しました。同編成と次に登場する千マリR12編成は一部仕様変更があります。
▲E131系のラスト2編成のうち、最初の千マリR11編成が登場。この編成は側面部の車番のハイフン以下が本来ならば“11”だが、それに“70”が追加されて“81”となっている。編成はクモハE131-81+クハE130-81となっていて、内房線・外房線内基準で千葉(JO-28,JB-39)寄りとなるクハE130-81には線路モニタリング装置が搭載されている。

幕張車両センター向けのE131系は10編成(20両)がすでに配置されていて、あと2編成(4両)で全12編成(24両)が出揃いますが、最後の2編成のクハE130形には線路モニタリング装置が搭載されることになります。編成番号は千マリR10編成の続番ですが、車番のハイフン以下は本来の11から70が追加されて81となっており、クモハE131-81+クハE130-81の組成となっています。制御車に線路モニタリング装置を搭載するため、80番台として区分しているようですね。千マリR12編成も同様の仕様となるため、こちらも80番台(クモハE131-82+クハE130-82)となりそうです。線路モニタリング装置以外の違いでは側面部の窓の形状が一部変更されているようです。80番台千マリR12編成の出場をもってE131系は導入完了となりますが、ワンマン運転の導入によって113系の後継車両として209系0番台の改造で転用された209系2000・2100番台の動向が注目されます。

【E131系の編成表】※号車番号はなし・左側が安房鴨川・館山方
千マリR01編成…クモハE131-1+クハE130-1
千マリR02編成…クモハE131-2+クハE130-2
千マリR03編成…クモハE131-3+クハE130-3
千マリR04編成…クモハE131-4+クハE130-4
千マリR05編成…クモハE131-5+クハE130-5
千マリR06編成…クモハE131-6+クハE130-6
千マリR07編成…クモハE131-7+クハE130-7
千マリR08編成…クモハE131-8+クハE130-8
千マリR09編成…クモハE131-9+クハE130-9
千マリR10編成…クモハE131-10+クハE130-10
千マリR11編成…クモハE131-81+クハE130-81
千マリR12編成…クモハE131-82+クハE130-82