2021年9月30日

【日車製3本目】小田急電鉄5000形5059Fが日本車両製造豊川製作所を出場、海老名検車区へ甲種輸送される

2021年9月28日から29日にかけて、日本車両製造豊川製作所にて製造された小田急電鉄5000形5059F(クハ5059+デハ5009+デハ5109+サハ5159+サハ5259+デハ5209+デハ5309+サハ5359+デハ5409+クハ5459)の甲種輸送が海老名検車区まで実施されました。
▲2代目5000形で日本車両製造豊川製作所製造で3本目の5059Fが登場。これにより1000形ワイドドア車で残る1754F・1756Fのいずれかと、4両固定編成の非リニューアル車両が置き換えられることに。

日本車両製造豊川製作所の5000形は5057F・5058Fに続いて3編成目で、同形式の在籍数は9編成(90両)となります。2021年度の事業計画では5000形は10両4編成(40両)の増備を発表しており、出場した5059Fは2021年度分ですので、今年度分3編成目となります。同形式は9編成のうち半数が川崎重工業兵庫工場(10月からは会社分割に伴って名称が変わり、川崎車両株式会社となる)、残りの半数のうち5分の3は日本車両製造豊川製作所、5分の2は総合車両製作所横浜事業所製造の編成となっています。この次の5060Fも日本車両製造豊川製作所製造になるのかな?

なお日本車両製造豊川製作所で製造された編成のラック式ドアの閉まるときの音がやや静かになった印象を受けました。

【これまでに登場した5000形】※2021年9月30日現在
<川崎重工業兵庫工場(川崎車両株式会社)>
5051F・5052F・5055F・5056F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F・5054F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F・5058F・5059F

2021年9月29日

【トップナンバー】東日本旅客鉄道205系500番台横コツR1編成に相模線開業100周年ヘッドマーク

2021年9月28日の581F列車(橋0612←茅0512・平日81F運用)より、東日本旅客鉄道相模線の205系500番台横コツR1編成(クハ205-501+モハ205-501+モハ204-501+クハ204-501)に相模線開業100周年ヘッドマークが装着されています。
▲置き換えが迫る205系500番台の横コツR1編成に相模線開業100周年ヘッドマークが掲出された。なお同編成の編成番号札は他編成に見られるラミネート仕様ではないがすでに交換されており、フォントが異なっている。
▲11月18日から営業運転を開始するE131系500番台(写真右側)。同線のワンマン運転に対応する車両だ。
▲加山雄三のアナウンスを流している神奈川中央交通茅ヶ崎営業所のコミュニティバス、『えぼし号』。乗車時に運賃を支払うシステムとなっている。

相模線の205系500番台のヘッドマーク掲出は引退前最後になりそうな気がします。早めの記録を推奨します。なおデザインはどちらも同じものとなっています。なお開業100周年ヘッドマーク掲出となった当日には歌手の加山雄三が出身地である茅ヶ崎市に凱旋、茅ヶ崎の相模線ホームに新たに導入された『海 その愛』の発車メロディ(必ず1コーラス)が流れる様子を見守りました。なおこれ以外では同市内を走行する神奈川中央交通茅ヶ崎営業所が運行するコミュニティバス、『えぼし号』(日野ポンチョのノンステップバス)の放送の声も加山雄三のものに変更されています。

【独自仕様は見納め】東急電鉄5000・5050系5181F、相模鉄道直通対応改造工事を受ける

2021年9月28日から29日にかけて、総合車両製作所横浜事業所で相模鉄道直通対応改造工事を受けた東急電鉄5000・5080系5181Fが出場し、長津田検車区まで甲種輸送されました。
▲相模鉄道直通対応改造工事を受けた5000・5080系5181F。入場前はフルカラーLED式種別表示器と3色LED式行先案内表示器が搭載されていたが、出場後は種別表示と行先表示が一体化されたフルカラーLED式に変更された。
▲総合車両製作所横浜事業所から新鶴見信号場までの牽引を担当したDE10形1666号機。国鉄時代からの機関車が数を減らすことが予想されるなか、新鶴見信号場では新鶴見機関区所属のEF210形326号機にバトンタッチした。

5000・5080系のうち相模鉄道直通対応工事を受けた5181F・5182Fは2002年度~2003年度に登場した編成であり、種別行先案内表示器が幕式・3色LED式、車内には2段タイプのLED式旅客案内表示器を搭載し、ドアチャイムは13編成が在籍する3000系(現在は相模鉄道直通対応となり東急電鉄標準のドアチャイムに変更され消滅済み)と同じ音色でした。相模鉄道直通対応改造工事で同路線に乗り入れに必要な機器が搭載されたことで、乗務員室と客室を仕切る小さな窓が埋められており、早朝や夜など状況によっては前面展望ができない状態となっています。種別行先案内表示器は以前の仕様から種別と行先をまとめたフルカラーLED式に変更、車内に17インチワイドのLCD式旅客案内表示器が搭載され、5181F・5182Fの独自仕様は完全に消滅しました。3000系も相模鉄道直通対応改造工事で17インチワイドの車内LCD式旅客案内表示器に更新されていますので、3000系、5000・5080系で車内案内表示器とドアチャイムが統一されたことになります。なお目黒線の車両には5183F~5189Fを除き転落防止幌がありませんが、3000系、東京都交通局6300形後期編成、6500形には転落防止幌を設置するための準備がされているため、いつでも設置(再設置)することは可能です。

2021年9月28日

【通常と異なる経路】東日本旅客鉄道E231系1000番台宮ヤマU6編成が山手貨物線で試運転のワケ

2021年9月27日、東日本旅客鉄道小山車両センター所属のE231系1000番台宮ヤマU6編成(クハE231-8003以下5両)が単独で小金井~大宮(JS-24)~新宿(JS-20)~品川(JT-03)間で試運転を実施しました。10月23日と24日に予定されている山手線渋谷(JY-20)の線路構内切替工事に伴う代替輸送で設定される臨時列車の試験と思われます。
▲湘南色のE231系1000番台付属編成、宮ヤマU6編成が単独で品川まで新宿経由で試運転。なお大崎(JS-17)は品川への連絡線にホームがないため基本的に通過となる。

これは山手線渋谷の内回り2番線の工事に伴う山手線内回りの区間運休で代替輸送列車が必要となるため、並走する山手貨物線(埼京線などが走行する線路)を使って品川発着の列車を臨時運転するための試験走行をしたものとみられます。山手貨物線では湘南新宿ライン(東海道線~高崎線系統・横須賀線~宇都宮線系統)のほかに、埼京線(主にりんかい線直通快速列車)や相模鉄道直通列車(各駅停車)が乗り入れており、後者の相模鉄道直通は新宿発着のところを池袋(JA-12,JS-21)発着に変更し、山手線の補完を行う予定となっています。

新宿を経由する品川発着の臨時列車は湘南新宿ラインに使用されているE231系1000番台・E233系3000番台の10両編成・15両編成を充てるものと思われます。ただし大崎は連絡線にホームがないため通過となるので注意が必要です。大崎へ向かわれる場合は山手線外回りや埼京線(りんかい線直通列車および相模鉄道直通列車を含む)などをご利用ください。

2021年9月27日

【8両固定編成のトップ】東京地下鉄7000系7103F(8両固定編成)が和光検車区新木場分室に自走回送される

2021年9月27日、東京地下鉄和光検車区所属の7000系7103F(8両固定編成)が列車番号94Sで所属先の和光検車区から同新木場分室に自走回送されました。廃車除籍処分になるものと思われ、残る7000系8両固定編成は10編成(80両)となります。
▲列車番号94Sで帰らぬ旅に出た7000系7103F。7000系8両固定編成は10本となり、竜巻インバータを搭載する編成は消滅した。17000系8両固定編成がいまだに営業運転に投入されていないため、10000系の最初の5編成の一部を8両固定編成に組成し運用に投入している。

7000系8両固定編成のトップナンバーの廃車で7103F・7109Fに搭載されていた三菱電機製の竜巻インバータを搭載する編成は消滅しました。7103Fの廃車除籍処分で残る7000系は10両1編成・8両10編成の合計11編成90両となりました。なお8両固定編成のトップナンバーが7103Fなのは7101Fと7102Fが10両固定編成のまま副都心線対応改造工事を受けたためです(7102Fは当初は10両固定編成のまま更新される予定だったが、一度は廃車となる計画に変更された。しかし再度変更があり、結果的に10両固定編成のまま更新され、2021年に廃車となった)。在籍数だけでいうと17000系の数が7000系の数を上回りましたね。

【7000系の在籍数】 合計90両
《内訳》  8両固定編成…10編成 10両固定編成…1編成
《編成》  8両固定編成…7116F・7119F・7120F・7127F・7129F・7130F・7131F・
            7132F・7133F・7134F
    10両固定編成…7101F

【17000系の在籍両数】 合計92両
《内訳》  8両固定編成…  4編成 10両固定編成…6編成
《編成》  8両固定編成…17181F・17182F・17183F・17184F
    10両固定編成…17101F・17102F・17103F・17104F・17105F・17106F

2021年9月24日

【運転停車が本停車に】京王電鉄5000系の『Mt.TAKAO号』『京王ライナー』、明大前(KO-06)に新規停車へ

2021年9月24日、京王電鉄が10月30日から転換クロスシートを備える5000系電車を使用して運転される有料座席指定列車『Mt.TAKAO号』と『京王ライナー』について、土曜休日ダイヤに限り明大前(KO-06)に新規停車することが発表されました。
▲京王本線と井の頭線が接続駅する明大前に土曜休日に限り『Mt.TAKAO号』『京王ライナー』(いずれも写真の5000系を使用)の上下列車が停車する。平日は引き続き通過扱いだが、客扱いせずに駅に停車する運転停車となっている。現行では明大前は有料座席指定列車はすべて通過だが運転停車となっている。

京王電鉄の有料座席指定列車は明大前は通過となっていますが、ダイヤ上は同駅に客扱いせずに停車する運転停車となっています。これを土曜休日限定で客扱いすることで井の頭線からの利用客も取り込む狙いがあるものとみられます。なお明大前は下りが乗車専用駅、上りが下車専用駅となります。有料座席指定列車が明大前停車とすることで、井の頭線の各駅から明大前乗り継ぎで有料座席指定列車に乗車ができるようになるほか、その逆で有料座席指定列車から井の頭線に乗り継ぐことができます。なお『Mt.TAKAO号』は下りは新宿(KO-01)、10月30日から明大前を出ると高尾山口(KO-53)までノンストップ、上りは高尾線特急の停車駅と『京王ライナー』と同じ停車駅で、『京王ライナー』として運転され、列車名が異なっていましたが、上下ともそれを『Mt.TAKAO号』とします。また使用車両の5000系の種別行先案内表示器と有料座席指定列車の各停車駅の駅発車標の表示に『Mt.TAKAO号』のロゴを表示します。

【最後のチャンス!】東日本旅客鉄道185系を使用した『185系車両乗車・撮影ツアー』開催へ

2021年9月22日、東日本旅客鉄道が大宮支社で初めての貴重な車両の『体験・乗車ツアー』を開催することを発表しました。なお10月24日に小学生の子どもがいる親子限定で大宮総合車両センター体験ツアー、11月6日・27日に『185系車両乗車・撮影ツアー』が開催されます。

ここでは後者の『185系車両乗車・撮影ツアー』について紹介します。
▲特急『湘南』の前身である座席定員制列車『湘南ライナー』や特急『踊り子』に使用された185系電車(イメージは宮オオA5編成、宮オオOM04編成)、廃車解体前最後の展示になるのだろうか。これらの展示に使用されたあと続々と廃車解体されるものと思われる。

ツアー当日は大宮(JU-07,JS-24)から所属する大宮総合車両センターの東大宮操車場(大宮総合車両センター東大宮センター)まで特別運転するほか、東大宮操車場構内入換の乗車、解体前の185系を並べた撮影会、209系3000番台の元宮ハエ62編成の中間電動車(モハ209-3002+モハ208-3002)から改造の訓練車2両が配置されており(元0番台から改造の訓練車2両は転属した)、それの撮影や見学がこのツアーでは可能になります。185系の最後の姿を収めたい方はJRE MALLの会員登録をしたうえで申し込むようにしましょう。

2021年9月23日

【予想外のダイヤ乱れ】東日本旅客鉄道東海道線の特急『湘南』を初撮影も…

2021年9月22日は会社への出社の都合で東日本旅客鉄道東海道線(上野東京ライン)を平塚(JT-11)から品川(JT-03)まで利用しました。そのときの出来事です。このとき、小田原(JT-16)~鴨宮(JT-15)間で線路に人立入の影響で遅延が発生し、運転順序の変更が起こっていたのです。
E257系2500番台宮オオNC-33編成+2000番台宮オオNA-10編成。3074M列車。元500番台千マリNB-13編成と元0番台長モトM-113編成から改造車両で初めて撮影した特急『湘南』、実は本来は平塚6時40分発の列車です。小田原発の列車なので、小田原以西始発の特急・普通列車の遅延が大きいようです。

このため本来乗るつもりだった特急『湘南』(10号・3080M列車)を取りやめ、急遽普通列車で品川まで移動することにしました(このときはまだ指定席特急券を取っていなかった)。しかもこのあと宇都宮線・高崎線との直通運転が一時的に取りやめとなり、東海道線側は東京(JT-01)発着となってしまったようです。

のちに知ったのですが、その遅延原因が東広島貨物ターミナルから東京貨物ターミナルへと向かうEF66形27号機を狙って集まっていた鉄道ファンの2回の線路内立入です。実際に大船(JT-07)付近の踏切でもファンの姿を確認しており、朝の時間帯に走る貨物列車だったものと思われます。6時台に2度の線路内立入、1回目は根府川(JT-18)~早川(JT-17)間(この区間は旅客列車も走る)、小田原~鴨宮間(この区間からは貨物線と旅客線が別々になる)ということで、1回目はさほど大きな乱れではなかったですが、後者は酒匂川橋梁のところで待ち伏せしていたのでしょうか、後者は平日の特急『湘南』が走る関係もあることや、貨物線が旅客線と並走することもあり影響が大きかったようです。結果的に直通運転が取りやめになったり、湘南新宿ラインにも影響するなど、影響は神奈川県内にとどまりませんでした。

確かにEF210形300番台が吹田機関区に追加で配備されていることもあり、EF66形27号機の動向は特段に気をつけないといけませんが、100番台も104号機が廃車となっているため、100番台も油断できないのが現状です。私も約半年ぶりの出勤で、今年3月のダイヤ改正で登場した特急『湘南』の初乗車をしようと思っていただけに、EF66形27号機を狙ったファンのせいでそれが無くなってしまったこと、でもEF66形27号機を狙ってベストなショットを撮りたいファンの気持ちも考えると、心底複雑です。

2021年9月21日

【解体処分へ】東日本旅客鉄道185系0番台宮オオC4編成、郡山総合車両センターへ配給輸送される

2021年9月21日、東日本旅客鉄道大宮総合車両センターに所属していた185系0番台宮オオC4編成(5両固定編成)がEF81形139号機に牽引され郡山総合車両センターへ配給輸送されました。解体処分のためと思われます。
▲新幹線代行輸送列車にも使用されたことのある185系0番台宮オオC4編成が大宮から郡山までの帰らぬ旅へ。付属編成は長野総合車両センターでの留置状況などを考慮して郡山総合車両センターでの解体処分となりそうだ。

この編成は定期営業運転終了前に東北地方の地震で新幹線が運転を見合わせた際に那須塩原以南の新幹線救済列車として使用されていました。郡山総合車両センターでの解体は宮オオC3編成以来で2編成目となります。C編成と波動輸送に転用された宮オオB7編成・宮オオC7編成は郡山総合車両センターでの解体が予想されています。残りの編成は長野総合車両センターでの解体になりそうでしょうか。ただ長野総合車両センターの状況次第では215系のように盛岡車両センター青森派出所に配給輸送されることも考えられます。

【乗務員訓練本格化へ】相模鉄道20000系21101F(8両固定編成)、東急電鉄に貸し出しへ

2021年9月20日、東急電鉄直通対応車両である相模鉄道20000系8両固定編成(21000系)の21101Fのうち、クハ21801+モハ21701+サハ21601+モハ21501の4両が厚木電留線にモヤ700系の牽引で回送されました。いずれは残る4両も回送され、東急電鉄貸し出しのための甲種輸送が実施されるものと思われます。
▲20000系8両固定編成(21000系)のトップナンバー、21102Fと異なり営業運転に入らず、直通運転先となる東急電鉄に貸し出されることになった。

これまで20000系8両固定編成は3編成が出場していますが、営業運転に充当されているのは21102Fのみで、21101Fは営業運転に充当されていませんでした。日立製作所笠戸事業所からの甲種輸送終了時の姿のまま存置されていたのかは分かりませんが、東急電鉄貸し出しのための準備がなされていたものと思われます。4両ずつ相模貨物ターミナルへ輸送するまでに東日本旅客鉄道相模線の終電を待つ必要があるため、厚木電留線に留置されているものと思われます。東急電鉄に貸し出すとなれば、相模貨物ターミナルから東海道貨物線と八王子(JC-22,JH-32)を経由して長津田検車区へと輸送するのでしょうか。相模鉄道の直通対応車両が初めて東急電鉄の線路を自走する光景が見られそうですね。

2021年9月19日

【あの“ニーナ”も危ない?】日本貨物鉄道EF66形、EF210形300番台の投入で再び置き換え進むか

2021年7月中旬に日本貨物鉄道吹田機関区にEF210形300番台331号機以降が再び配備されるようになり、順次EF66形が置き換えられているようです。なおその前の326号機から330号機までの5機は新鶴見機関区の配属ですが、それ以外は吹田機関区に配属されています(最初の3機は広島車両所所属だった)。
▲現役唯一のEF66形0番台である27号機。ファンからは“ニーナ”の愛称で親しまれており、EF210形300番台の投入で動向が注目されている人気車種である。
▲EF66形のほとんどは100番台(101~133号機)(写真はEF66形128号機)である。2020年には100番台で初めて104号機が廃車となっており、記録を進めた方がよいだろう。
▲2019年3月にすべての運用を終え廃車となったEF200形(写真はEF200形16号機)。わずか10両のみの在籍だったことからEF66形よりも先に置き換えられた。

東日本旅客鉄道・東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道の東海道本線や山陽本線では見かけることが多い電気機関車のひとつですが、運用範囲は広範囲に及んでいます。EF66形は他社鉄道の新製車両の甲種輸送を担当することもあり、27号機も一部を担当したことがあります。なお0番台27号機と100番台は共通運用とされており、27号機は現役唯一の0番台ということで、ファンが集まるほどの人気車両です。ところがEF210形300番台の投入でEF66形よりも数が少ないEF200形が先に置き換えられたことで、EF66形を残すのみとなっています。0番台を含めて33両の在籍ということで、同数が導入されるものと思われます。

このため関東地方から中国地方にかけて活躍するEF66形の動向が注目されており、27号機も例外ではありません。100番台も数を減らすことが予想されています。私は東海道本線内にいれば出会うことはあるので、タイミングが合えばしっかり記録しようと思います。27号機もいつ消えてもおかしくないので、しっかり記録しましょう。

2021年9月18日

【ワンマン対応2本目】小田急電鉄4000形4052Fがワンマン運転対応車に

2021年9月17日、小田急電鉄4000形4052Fが入場していた大野総合車両所を出場し喜多見検車区へ臨時回送されました。この編成は4051Fに続いて乗り入れ先である東日本旅客鉄道常磐緩行線でのワンマン運転対応工事を受けたものと思われます。
▲東日本旅客鉄道常磐緩行線に対応するワンマン運転対応となった4000形4052F。工事内容は4051Fと同じと思われる。なおこの編成は工事施工前の6月に車内照明がLEDに変更されている。

この編成は今回の入場で改造工事が実施され、常磐緩行線でのワンマン運転に対応しました。乗降安全確認モニターの設置や車内防犯カメラの千鳥配置での設置など、4051Fと同じ内容の改造工事と思われます。4051Fでは車内照明がLED化されていなかったため(現時点でLED照明化されていない同形式は4051F、4060F、4062F、4063F、4064Fの5編成です)、車内照明がLEDに変更された編成での常磐緩行線向けワンマン運転化工事は初めてのことです。これらの改造工事は他編成にも普及するものと思われ、残る編成にも施工されることでしょうね。

【いよいよ開業100年!】東日本旅客鉄道相模線開業100周年など様々な話題

2021年9月17日、東日本旅客鉄道が相模線に導入する新型車両E131系の営業運転開始時期、同路線の開業100周年イベントに関する詳細を発表しました。それぞれ個別に紹介していきます。

★東日本旅客鉄道205系500番台1編成に相模線開業100周年ヘッドマーク★
▲相模線開業100周年ヘッドマークが掲出される205系500番台。同車両にとっては現役最後のヘッドマーク掲出となるのだろうか。ヘッドマークには相模線向け同系列とE131系500番台のラインカラーが用いられている。

2021年9月28日に神奈川県の茅ヶ崎(JT-10)と橋本(JH-28)を結ぶ相模線が開業100周年を迎えます。このため同日から相模線で運用される国府津車両センター所属の205系500番台1編成に社員デザインのヘッドマークを掲出して運転されることが発表されました。当面のあいだ運転されるとのことですが、乗り入れ先路線の横浜線橋本~八王子(JH-32)間でも運用されるため注意が必要です。なお後述するE131系の投入によって置き換えが進められる、同系列にとっては最後のヘッドマーク掲出となる可能性があります。

また別の1編成かどうかは分かりませんが、205系500番台1編成の広告枠に沿線に住む児童が描いたオリジナル塗り絵を掲出し、『さがみせん100周年わくわくトレイン』としても運転されるようです。相模線で広告枠を塗り絵でジャックするのは珍しいですね。

★東日本旅客鉄道相模線新型車両E131系500番台は11月18日営業運転開始★
▲相模線電化開業して2番目の新型車両となるE131系500番台(写真右側)。将来的な導入が予想されるワンマン運転に対応するほか、相模線初の車内自動放送が流れる。

相模線向け新型車両として増備が進められているE131系500番台ですが、11月18日から営業運転を開始することが発表されました。205系500番台よりも1編成少ない12編成(48両)が導入され、205系500番台を置き換えていく予定です。これに関連して、9月17日に茅ヶ崎運輸区に留置されていた横コツG-02編成(クモハE131-502+サハE131-502+モハE130-502+クハE130-502)が同系列で初めて相模線に入線し、同路線での試運転を実施しました(試1091F列車試1190F列車)。これまでは東海道貨物線を往復する形での試運転が繰り返し行われていたため、就役約2ヶ月前にようやくメイン路線での試運転となりました。いずれは乗り入れ先となる横浜線での試運転も予想されます。

★東日本旅客鉄道E131系500番台横コツG-05編成が登場★
総合車両製作所新津事業所で9月14日に落成したE131系500番台横コツG-05編成(クモハE131-505+サハE131-505+モハE130-505+クハE130-505)が17日に国府津車両センターに配給輸送され、E131系500番台の導入数は5編成20両になりました。次の横コツG-06編成をもって予定数の半分に到達します。

★茅ヶ崎運輸区で205系500番台とE131系500番台の撮影会を実施★
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、定員を20組60名(1組3名まで)として、10月31日、11月3日、6日、7日に分散して茅ヶ崎運輸区で205系500番台およびE131系500番台の撮影会を開催すると発表しました。10月15日からJRE MALL横浜支社店のサイトで発売されます。また両系列を並べた国府津車両センターでの新旧相模線写真撮影会もあるので、値段を抑えたいかたはそちらがオススメです。

★茅ヶ崎1番線・2番線の発車メロディが加山雄三の『海 その愛』に変更へ★
茅ヶ崎1番線・2番線の現行発車メロディでは発車ベルのみとなっていますが、茅ヶ崎市出身の歌手加山雄三の『海 その愛』に変更されることが発表されました。開業100周年となる9月28日に変更され、加山雄三の復元音声を用いた啓発放送も同日から実施されます。相模線の発車メロディは基本的に1コーラス流れるシステムですので、発車メロディスイッチ自体が変わらない限りは途中切りされる心配はありません。1番線・2番線でアレンジが異なるのでオススメです。茅ヶ崎では東海道線ホームの5番線・6番線でサザンオールスターズの『希望の轍』が使用されていますが、加山雄三のメロディ楽曲を発車メロディとするのは初めてではないでしょうか。

開業100周年の節目の年に新型車両導入と話題の尽きない相模線ですが、E131系500番台の導入完了時にはワンマン運転化も予想されます。その際には車外メロディでの扱いが予想され、発車メロディが聞けるのもE131系500番台の置き換え完了後、ワンマン運転開始前日までとなりそうでしょうか。

2021年9月17日

【未更新はあと2編成】相模鉄道8000系8701F(制御装置未更新)が廃車除籍処分で陸送される

2021年9月12日の6017レ(俣1027←横1010・土曜休日53運用)を最後に定期営業運転から離脱した相模鉄道8000系8701F(制御装置未更新車)の横浜(SO-01)寄りのクハ8701とモハ8101が8月15日にかしわ台車両センターから陸送されました。これにより全車両が解体処分になるものと思われます。
▲相模鉄道が大手私鉄に格上げされた1990年に登場した8000系8701Fがとうとう廃車除籍処分となり、15日深夜に横浜方の2両から陸送された。

8000系8701Fは相模鉄道が準大手私鉄から大手私鉄に格上げされた年の1990年に登場し、制御装置が更新されることなく約30年間にわたって運用され続けてきました。YOKOHAMA NABYBLUE塗装の20000系(21000系)の増備が進み、主力車両は8000系から20000系列に代わってきていますね。いずれは20000系(10両7編成・8両3編成の合計94両在籍)が主力になっていきますが、今後の車両状況を考えると、8000系8705F・8706Fは今後廃車となることが予想され、8000系が6編成、9000系が6編成、10000系が10両3編成・8両5編成、11000系が5編成、12000系が6編成と、10000系、20000系以外の系列がほぼ同数の在籍数になることが予想されます(東日本旅客鉄道E233系7000番台は除く)。8000系の在籍数は現時点では8701Fの廃車除籍で8編成(80両)ですが、制御装置未更新で残る8705F・8706Fの動向が注目されます。

【8000系の在籍状況】※2021年9月15日現在
[運用中]8編成 ※下線部は制御装置未更新編成
8705F8706F8708F8709F8710F8711F8712F8713F
[離脱中]0編成
[廃車済]5編成
8701F8702F8703F8704F8707F

【ホーム間違えに注意!】東日本旅客鉄道山手線品川(JY-25)の外回りホームが2番線→3番線になります!

2021年9月14日、東日本旅客鉄道が12月5日(悪天候の場合は12日)始発列車より山手線品川(JY-25)の外回りホーム(渋谷(JY-20)・新宿(JY-17)方面ホーム)を2番線(現行の外回りのホーム)から3番線(京浜東北線北行の旧ホーム)に変更することを発表しました。これにより京浜東北線北行列車の蒲田(JK-17)・大森(JK-18)・大井町(JK-19)方面から山手線外回り(渋谷・新宿方面)に同一ホームでの乗り継ぎができるようになります。
▲新たに山手線外回りホームとなる3番線(2021年8月27日、4番線への階段から撮影)。現在の2番線と線路を共用している格好だ。すでにLCDタイプの発車標(約○○分後、表示のタイプ)とホームドア本体が設置されている。なお2番線は欠番が予想され、設置されていたホームドアは非常用として残るが原宿(JY-19)のように今後撤去されることも考えられる。
▲山手線で運用されるE235系0番台(東トウ)。品川1番線・2番線ホームは内回り専用となり、2番線は欠番となるため注意が必要だ。
▲3番線・4番線の島式から4番線・5番線の実質対面式となった京浜東北線ホームに発着するE233系1000番台(宮サイ・写真は宮サイ118編成・宮サイ150編成)(2021年8月27日撮影)。現行の京浜東北線北行は4番線、山手線外回りは2番線に発着しており、乗り換えには階段・エレベーターでの移動を伴う必要がある。12月5日からは同一ホームでの乗り継ぎが可能となり、利便性が向上する。

12月5日のホーム変更後は2番線が欠番となることが予想されます。2番線側のホームドアは使用停止後も存置されるものと思われますが、原宿のように非常用として残るものの、その先に撤去される可能性も考えられます。また2番線で使用されていた発車メロディが3番線でそのまま使用されるのかどうかも気になるところですね。私にとっては品川はコロナ禍前に定期的に利用している駅であり、帰宅時も2番線から乗っていましたが、今後は3番線からということで気をつけたいところです。現行の1番線・2番線ホームは今後内回り専用のホームとなり、ホーム上の混雑が緩和されます。外回りでは田町(JY-27)以遠から乗ると品川到着前には進行方向右側の扉が開きましたが、12月5日からは進行方向左側の扉が開くので注意しましょう(原宿のときと同じです)。

2021年9月16日

【彼岸前の旅立ち】東日本旅客鉄道E217系横クラY-115編成・横クラY-125編成が長野総合車両センターへ配給輸送される

2021年9月15日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センターに所属していたE217系横クラY-115編成(クハE217-2015以下4両)と横クラY-125編成(クハE217-2025以下4両)の合計8両が所属先から長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分と思われます。
▲E217系付属編成の横クラY-115編成と横クラY-125編成が帰らぬ旅へ。双方とも菱形パンタグラフは下げられていた。このうち横クラY-115編成は7月にモハE217-2030のパンタグラフから出火し横クラY-18編成に救援される形で所属先に回送され運用を離脱していたことがある。
▲横クラY-125編成は横クラY-12編成とともにドアステッカー撤去前に東海道線平塚(JT-11)の東側留置線に疎開されていたことがある。

このうち横クラY-118編成は7月に横須賀線逗子(JO-06)始発の鹿島線直通鹿島神宮行きに充当されていた際に成田線内でパンタグラフが炎上して自走できなくなり、当時幕張車両センターに疎開されていた横クラY-18編成(クハE217-18以下11両)に救援される形で回送され、パンタグラフを交換して運用されていました。なおいずれの先頭車も回送表示でした。これで残るE217系は11両44編成(484両)と4両38編成(152両)の合計636両となります。付属編成は40編成を切りましたね。

【E217系の在籍状況】※2021年9月15日現在
 基本編成(11両)…44編成(−0) 付属編成(4両)…38編成(−2)
 廃車除籍(11両)…  7編成(+0) 廃車除籍(4両)…  8編成(+2)
【E235系1000番台の在籍状況】※2021年9月15日現在
 基本編成(11両)…13編成(±0) 付属編成(4両)…13編成(±0)

【2100形運用に影響?】京浜急行電鉄久里浜線の日中時間帯の運転本数を変更へ

2021年9月15日、京浜急行電鉄が新型コロナウィルスの感染拡大の長期化の影響により10月18日から久里浜線京急久里浜(KK-67)~三崎口(KK-72)間の一部ダイヤと運転間隔を変更し、約10分間隔(1時間6本の運転)から概ね20分間隔(1時間3~4本の運転)に変更すると発表しました。
▲新型コロナウィルスの影響が長期化し、久里浜線京急久里浜~三崎口間の日中時間帯の本数が半分程度となるので注意だ。現行ダイヤから減便となるために当該時間帯の半数が京急久里浜発着に変更されるものと思われる。

今回対象となる減便の時間帯は11時~15時で、これらの時間帯はすべて各駅に停車する快特となっています(京急久里浜~三崎口間は快特と朝晩の特急だけである)。11時台・14時台は1時間4本、12時台・13時台は1時間3本となるので注意してください。上下とも10本ずつ(合計20本)が削られ、ダイヤ変更後は自社完結限定運用の2100形の運用に影響する可能性があります。これはダイヤ変更後の三崎口の時刻表を見ると分かることですが、11時台~14時台の上り列車を見ると11時台と14時台の1本ずつ(前者は京急久里浜行き、後者は品川(KK-01)行き)を除くと東京都交通局浅草線を経由して京成電鉄押上線・本線へ直通する快特列車(青砥(KS-09)行き・京成高砂(KS-10)行き)となっており、日中時間帯の区間列車と2100形が充当されやすい泉岳寺(A-07)行きの快特が削られているためです。平日日中時間帯に2100形が三崎口まで乗り入れない(すなわち日中時間帯の2100形の快特京急久里浜行きがありうる)という事態も考えられますね。

なおそれ以外の区間は一部発着時刻の変更はあるものの、通常通りの本数を維持しての運転となります。この先平日の2100形の運用、それに直通車両の600形、新1000形、1500形の8両固定編成の運用に変更が出ることが予想されます。

2021年9月15日

【残るは5320Fのみ】東京都交通局5300形5319Fがファインテック久里浜事業所に自走回送される

2021年9月15日、東京都交通局5300形5319F(5次車)が馬込車両検修場から自走で京浜急行電鉄ファインテック久里浜事業所へ廃車回送されました。これで同形式は5320Fのみとなります。
▲ついに残り1編成だけとなった5300形。5320Fの廃車をもって同形式は消滅する。

全27編成が出揃う予定の5500形は5527Fの出場を残しており、5527Fの出場のタイミングで5300形5320Fの動向が注目されることになります。今回廃車となった5319Fは私が2019年の馬込車両検修場一般公開で泉岳寺(A-07)から西馬込(A-01)まで乗車した思い出のある編成です。5300形は一度B修繕工事計画があったようですが、2010年代に後継車両の構想(つまり現在の5500形の導入)が持ち上がったために取りやめとなり、結果的に5500形に直接置き換えられる形となっていました。

【20000系増備の影響】相模鉄道8000系トップナンバーの8701Fが廃車除籍処分へ?

2021年9月12日の6017レ(俣1027←横1010・土曜休日53運用)を最後に相模鉄道8000系8701F(制御装置未更新車)が営業運転から離脱しました。20000系8両固定編成(21000系)の21102Fがすでに営業運転に入っているため、動向が注目されています。
▲1990年に登場した8000系トップナンバーの8701F、2代目塗装変更などを経て約30年間にわたって走り続けてきたが、定期営業運転から離脱した。3月の8703F以来の廃車除籍処分となることも予想される。

8000系8701Fは相模鉄道が準大手私鉄から大手私鉄に格上げされた年の1990年に登場し、最盛期には13編成(130両)が在籍していました。8707Fが事故廃車となって以降は12編成が運用され、12000系および20000系が追加投入されて以降は置き換えが少しずつ進み、現時点で8702F・8703F・8704Fが廃車除籍処分となり、在籍数は9編成(90両・うち1編成10両は“YOKOHAMA NAVYBLUE”)となっていました。8701Fが廃車となると残るは8編成(80両)となり、制御装置未更新で残る8705F・8706Fの動向が注目されます。

【8000系の在籍状況】※2021年9月15日現在
[運用中]8編成
8705F8706F8708F8709F8710F8711F8712F8713F
[離脱中]1編成
8701F
[廃車済]4編成
8702F8703F8704F8707F

2021年9月14日

【連結器の工事も施工?】小田急電鉄クヤ31形と1000形1051Fのペア、見納めか

2021年9月13日、小田急電鉄クヤ31形と同車両の電源供給車に登場時から使用されていた1000形1051Fのペアが大野総合車両所に臨時回送され入場しました。両者のペアでの走行はこれが最後となるのでしょうか。動向が注目されています。
▲2004年から電源供給車を伴って定期検測運転を実施しているクヤ31形が1000形1051Fを同伴し大野総合車両所に入場した。この組み合わせでは最後の自走となるのだろうか。なお8000形8065Fと8066Fがクヤ31形連結対応となったため、今後の定期検測運転には同車両と8065Fまたは8066Fのペアが充当される。
▲2004年のクヤ31形登場時から同車両の電源供給車として度々ペアを組んできた1000形1051F。電源供給車の役割を8000形8065F・8066Fに引き継ぎ、電源供給車としての役目を終えることになるだろう。10月23日からの特別団体専用列車に充当される予定で、11月7日がラストランとなるのだろうか。
▲クヤ31形との連結に対応した8000形8065Fと8066F。クハ8165・クハ8166にはそれぞれジャンパ線受が設置されており、スカートの一部分に穴が開けられている。

今回のクヤ31形の入場は検査施工のためと思われますが、これと並行して8000形8065F・8066Fとの連結に対応するため、連結面側の電気連結器の2段化改造工事が施工されるものと予想されます。これまでに8000形8065Fのクハ8165、8066Fのクハ8166にクヤ31形との連結に対応するジャンパ線受が設置され大野総合車両所を出場したため(その当該編成のスカートには穴がある)、今後は1000形(1051F・1751F・1752F)とのみの連結に対応していた連結器を2段化し、8000形8065F・8066Fとの連結に対応する工事を施工するものと予想されます。

それが事実となるとクヤ31形の出場試運転時には初めて8000形と組み、クヤ31形と8000形8065Fまたは8066Fとの連結した試験も同時に行われそうですね。これまでクヤ31形の電源供給車として1000形は1051F・1751F・1752Fの3編成が用意されましたが、8000形では現時点で8065Fと8066Fの2編成が用意されました。今後このクヤ31形の出場時と関連して1000形1051F、8000形8065F・8066Fがどんな動きを見せるのか注目です。

【ついに廃車除籍へ】東京地下鉄7000系7128Fが和光検車区新木場分室に自走回送される

2021年9月13日、東京地下鉄和光検車区所属の7000系7128F(8両固定編成)が列車番号94Sで所属先の和光検車区から同新木場分室に自走回送されました。廃車除籍処分になるものと思われ、残る7000系8両固定編成は11編成(88両)となります。
▲列車番号94Sで帰らぬ旅に出た7000系7128F。17000系8両固定編成が運用に投入されていない関係で車両不足を補うため、10000系の最初の5編成のうち10104F・10105Fを8両固定編成に組成して運用に投入している。

7000系8両固定編成で旅客用扉の窓が大きい編成の廃車はこれが初めてのことです。7128Fの廃車除籍処分で残る7000系は10両1編成・8両11編成の合計12編成98両となり、同系列全体の在籍数が100両を切りました。ちなみに旅客用扉の窓が大形化され副都心線対応改造工事と更新工事を同時に施工された7127F以降の8両固定編成は制御装置が7131F・7132Fが日立製作所製である以外は三菱電機製となっています。

【7000系の在籍数】 合計98両
《内訳》  8両固定編成…11編成 10両固定編成…1編成
《編成》  8両固定編成…7103F・7116F・7119F・7120F・7127F・7129F・7130F・
            7131F・7132F・7133F・7134F
    10両固定編成…7101F

【17000系の在籍両数】 合計92両
《内訳》  8両固定編成…  4編成 10両固定編成…6編成
《編成》  8両固定編成…17181F・17182F・17183F・17184F
    10両固定編成…17101F・17102F・17103F・17104F・17105F・17106F

【予定数の3分の1に】東日本旅客鉄道E131系500番台横コツG-04編成が国府津車両センターに配給輸送される

2021年9月13日、総合車両製作所新津事業所で製造された東日本旅客鉄道E131系500番台横コツG-04編成(クモハE131-504+サハE131-504+モハE130-504+クハE130-504)の配給輸送が国府津車両センターまで実施されました。
▲国府津車両センターに続々と配置されていくE131系500番台、ついに4編成目が登場し、予定数の3分の1となった。

牽引機はEF64形1032号機が担当しました。これでE131系500番台は予定数(12編成)の3分の1となりました。E131系500番台は現時点で横コツG-02編成を使用した東海道貨物線での性能確認試運転が実施されていますが、9月に入ったにもかかわらず相模線での試運転は実施されていません。置き換えられる205系500番台は編成番号札がラミネート仕様で、車内の車番がテプラになった編成がだいぶ増えてきましたので、いつから置き換え開始となってもおかしくない状況であることに留意し、記録を進めるようにしましょう。

【相模線車両在籍状況】2021年9月13日現在
《205系500番台》13編成
 R1・R2・R3・R4・R5・R6・R7・R8・R9・R10・R11・R12・R13
《E131系500番台》4編成
 G-01・G-02・G-03・G-04

2021年9月13日

【約4年ぶりの増備】東京都交通局10-300形10-650F(10両固定編成)が登場

2021年9月13日、総合車両製作所横浜事業所で製造された東京都交通局大島車両検修場所属となる10-300形10-650F(10両固定編成)が所属先へと陸送されました。
▲約4年ぶりに増備される10-300形(写真は10-520F)で、10-640Fの続番である10-650Fが登場した。前照灯のLED化など5次車に準じた仕様と思われるが、車椅子やベビーカーなどが利用できるスペースの設置や車内防犯カメラなど一部仕様変更されており、6次車に分類されるか。
▲10-300形で8両固定編成のまま残っている10-370F・10-380F・10-390F・10-400F・10-410F・10-420F・10-430F・10-440Fは中間車2両を新造して組み込まれるのではなく5次車以降の10両固定編成で直接置き換えられる可能性がある。まだまだ活躍ができる車両なだけにきっちりと記録しておきたい(写真は10-380F)。

車両は本八幡(S-21)寄りからクハ10-650+モハ10-651+モハ10-652+モハ10-653+モハ10-654+サハ10-655+サハ10-656+モハ10-657+モハ10-658+クハ10-659の10両でこの形式の増備は約4年ぶりとなります。東京都交通局経営計画2019によりますと、2022年度以降から三田線の8両編成化のほかに、2022年度に新宿線の10両編成化が完了することとなっており、それに向けた第1弾の増備と思われます。5次車を基本設計(前照灯のLED化など)のほか、弱冷房車のステッカーが馬込車両検修場所属の5500形と同じものに変更され、全車両に車椅子やベビーカーが利用できるスペースを設置しているものと思われます。

10-300形のうち8両固定編成で運用されている8編成については順次置き換えられるものと思われます。まだまだ使えそうな気がしますが、京王電鉄(井の頭線を除く)と同じ線路幅であることから、他路線への転用は一層難しく解体処分になるものと思われます。

2021年9月11日

【5000系ベースの中間車に】東急電鉄3000系に8両編成化の中間増備車が登場

2021年9月4日に総合車両製作所横浜事業所より東急電鉄元住吉検車区に所属する目黒線向け3000系に増結される中間車両6両が出場しました。なお長津田検車区への甲種輸送は14日から行われる予定です。
▲目黒線8両編成化に向けた中間車両の増備、全13編成78両が在籍する3000系から先に開始されることに。最初に出場したのは奇数編成の分の中間車6両(3編成分)である。
▲2020系の派生系列である3020系は全3編成とも新製当初から8両編成とされ、サハ3420とサハ3520は8両編成化とともに増結される予定で、現在は緊急予備車両となっている。

今回出場した中間増備車はVVVFインバータ制御装置とシングルアームパンタグラフを1基搭載するデハ3500形(新5号車)そうでないサハ3400形(新4号車)の2形式で、車両番号より3001Fに増結されるデハ3501+サハ3401、3011Fに増結されるデハ3511+サハ3411、3013Fに増結されるデハ3513+サハ3413の6両となっています。これらの車両の制御装置は日立製作所製となっていますが、これは3000系に搭載されているVVVFインバータ制御装置が奇数編成(7編成)と偶数編成(6編成)で異なっており、前者が日立製作所製、後者が東芝製となっていることから、制御装置を揃えるために中間増備車でもその規則に基づいているものと思われます。側面部や内装は5000系・6000系をベースとしつつも、側面帯と塗装のみ3000系と同じものとしています。ただし側面部の車番は5000系・6000系と同じ書体で表記されているほか、側面部にはフルカラーLED式種別行先案内表示器が搭載されているものとみられます。また車椅子とベビーカーが利用できるスペースが各車両に設置されています。全線ホームドアのある路線区間を走行するため、転落防止幌は設置されていません。

出場した6両のうち、3011F向けのサハ3411、3013F向けのサハ3413の2両の台車はかつて存在した5000系6扉車(付随車)のものを3000系向けに改造して活用されています。ただしサハ3401の台車だけ新造されているようです。既存の3000系6両に5000系ベースの中間車はかなり違和感がありそうですね。

3000系が8両編成に増強されると、現行の4号車~6号車が新6号車~新8号車となりますが、側面部の車両番号の改番が実施されるのかどうかが注目されますね。もし改番されずにそのまま中間車が組み込まれた場合、以下の組成となります。中間増備車の号車が4号車・5号車であることから3020系とは異なり、付随車が2両連続する感じではなさそうですね…。

【8両編成化後の3000系組成の予想】
クハ3000+デハ3250+デハ3200+サハ3400+デハ3500+サハ3500+デハ3400+クハ3100

2021年9月9日

【仮称は上瀬谷ライン】神奈川県横浜市が横浜シーサイドラインに瀬谷区内の新交通システムの事業参画を依頼

2021年9月7日、神奈川県横浜市が市の北西部にある瀬谷区で計画されている、相模鉄道本線の瀬谷(SO-13)と旧米軍上瀬谷通信施設跡地を結ぶ約2.8kmの新交通システムとなる『(仮称)上瀬谷ライン』の事業参画を横浜シーサイドラインに依頼したことが明らかになりました。
▲(イメージ)横浜シーサイドライン金沢シーサイドラインで運用されている2000形。開業時からの車両である1000形よりも2編成多い18編成が配置されている。

これは2027年3月に国際園芸博覧会を開催する予定となっており、その後にテーマパークを核にした集客施設を整備する計画となっているようです。そのアクセスの交通手段として定時性や安全性などを考慮した結果、市内で全自動運転を行っている横浜シーサイドラインに候補が挙げられていましたが、横浜シーサイドラインより市から事業参画の依頼があったことを公表しております。『(仮称)上瀬谷ライン』の依頼内容には車両、駅・車両基地、設備といったインフラ外部を運行事業者が整備し、2027年3月の開業を目標とすることが列挙されています。このため横浜シーサイドラインでは外部からの有識者を交えた検討会議を開催し、事業の採算性や継続性について検証をしたうえで回答することとしています。

(仮称)上瀬谷ラインも金沢シーサイドラインと同じ交通システム(横浜シーサイドラインでは2路線目)となりますが、横浜シーサイドラインでは2019年6月に2000形2411Fが新杉田(01)1番ホーム構内で機器室の進行方向を設定・指示する配線の断線による自動逆走する事故を起こしていることから、これを教訓とした対策と安全性が必要になるものと考えております。今後は相模鉄道本線との乗換駅になるものと予想される瀬谷と旧米軍上瀬谷通信施設跡地付近の駅を含めた設置駅と路線名称がどうなっていくのか注目です。

2021年9月8日

【今年度3編成目】相模鉄道20000系21103F(8両固定編成)が日立製作所製笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2021年9月6日から9日にかけて、相模鉄道20000系8両固定編成(21000系)の21103F(クハ21103+モハ21203+サハ21303+モハ21403+モハ21503+サハ21603+モハ21703+クハ21803)のかしわ台車両センターまでの甲種輸送が実施されています。
▲20000系8両固定編成(21000系)がデビューを果たした日と同じタイミングで21103Fが出場した。今年度はあと1編成(21104F)が登場する予定だ。

牽引機は岡山機関区所属のEF210形14号機が担当し、相模貨物ターミナルからは4両に分割のうえで相模線の終電を待って2日間にわけてかしわ台車両センターへ納車されます。仕様は直通先路線が10両固定編成と8両固定編成で異なりますので、ドアコックの位置など一部が変更されている程度ですが、それ以外はほとんど変更されておらず20102F以降の仕様が踏襲されています。この日は21102Fが6日の平日21運用再出庫から営業運転を開始したため、基本的な運用は10番代と20番代を中心に、10000系8両固定編成との共通運用になりますが、21102Fの運用は順当に流れていますね

20000系自体の就役は2018年2月からなので、登場から約3年7ヶ月ということになりますがだいぶ見かける頻度は増えてきました。いつか8両固定編成の20000系も見てみたいですね。

【徐々に主力車両に】相模鉄道20000系8両固定編成が営業運転を開始

2021年9月6日の平日21運用(2076レ・和1807→横1833)より、東急電鉄直通対応車両として登場した相模鉄道20000系8両固定編成(21000系)が営業運転を開始しました。平日・土曜休日ともに基本的には10番代・20番代の運用に入るものと思われます。
▲2019年にローレル賞を受賞した20000系の8両固定編成(21000系)がついにデビューを果たした。東急電鉄新横浜線・目黒線方面への直通運転に向けての工事が進捗しているため、それまでは横浜(SO-01)発着の運用になりそうだ。

初日は21102Fが充当され、2076レ6029レ(海1927←横1841)と運用されました。なお同日の平日21運用は夕方ラッシュ時間帯前まで20000系20105F(10両固定編成)が充当されていたため、20000系10両固定編成から同系列8両固定編成にバトンタッチする形となっています。内装は10両固定編成の20102F以降のもの(車内LCD式旅客案内表示器の2画面配置と防犯カメラの設置など)が踏襲されていますので、あまり変化は見受けられないように思われます。ただし非常ドアコックの位置などが乗り入れ路線に合わせる形で微妙に変更されています。なお10番代・20番代の運用に入る10000系8両固定編成(10703F・10704F・10705F・10706F・10707F)と共通運用であり、21104Fが出揃った時点で8両固定編成は9編成となり、10~15運用・21~24運用の数と合致します。しかしながら予備車両がない状態は確実となるため、代走運用時は10両固定編成の充当となります。20000系8両固定編成が当面のあいだ横浜発着運用になることから、8000系の制御装置未更新編成の今後、10000系の制御装置更新工事と塗装変更の有無などどうなるのかが気になってきそうですね。

21101Fが営業運転に入っていませんので、東急電鉄に貸し出しとなる可能性はありますね。いずれは同車両を使った乗務員訓練が必要になりますから…。

【運用は要確認!】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形が『ゼロカーボン ロマンスカー』として運行へ

2021年9月7日、小田急電鉄が2050年に小田急グループの二酸化炭素(CO₂)排出量実質『0』の実現に向けて『小田急グループ カーボンニュートラル2050』の策定を行い、その指針の実現に向けた最初の取り組みとして、ロマンスカー“VSE”50000形(50001F・50002F)を2021年10月1日から2022年2月28日まで運転することを発表しました。
▲『ゼロカーボン ロマンスカー』として2021年10月から年を跨ぎ約4ヶ月間にわたって運転されるロマンスカー“VSE”50000形。この時点では運用は10月分までが公表されており、毎月1日に更新される翌月までの運用をロマンスカーのページで確認できる。

この『ゼロカーボン ロマンスカー』として運転されるロマンスカー“VSE”50000形ですが、2018年10月に引退したロマンスカー“LSE”7000形と比較して消費電力を約80%削減する最新鋭ロマンスカー“GSE”70000形と共通運用されており、両者の運用についてはホームページのロマンスカーのページに公表されておりますので参考になさってください。この4ヶ月間は50001F・50002Fの運用の際に必要な電力相当分について、東京電力の『FIT非化石証書付電力メニュー』を用いることで、二酸化炭素(CO₂)排出量実質『0』の電力に置き換えます。

ちなみに『ゼロカーボン ロマンスカー』は最初の4ヶ月間は“VSE”となりますが、それ以降についても運転を検討しているとのことですので、他形式でも実施される可能性がありますね。なお10月分の展望座席をもつロマンスカーの運用を抜粋しますので、ぜひとも参考にしてください。

◆ロマンスカー展望車両の運用予定表◆
青色…平日ダイヤ 赤色…土曜休日ダイヤ 緑色…『ゼロカーボン ロマンスカー』
※車型は右記の表記とします V…VSE G…GSE 他…EXE(EXEα)またはMSE

【2021年10月】 ※平日N34運用は予備留置(運用なし)
01日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
02日…N31:G N32:V N33:V N34:G
03日…N31:G N32:V N33:V N34:G
04日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
05日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
06日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
07日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
08日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
09日…N31:G N32:V N33:V N34:G
10日…N31:G N32:V N33:V N34:G
11日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
12日…N31:V N32:G N33:V N34:G N65:他
13日…N31:V N32:V N33:G N34:G N65:他
14日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
15日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
16日…N31:G N32:V N33:V N34:G
17日…N31:G N32:V N33:V N34:G
18日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
19日…N31:V N32:G N33:G N34:V N65:他
20日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
21日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
22日…N31:V N32:G N33:V N34:G N65:他
23日…N31:G N32:V N33:V N34:G
24日…N31:G N32:V N33:V N34:G
25日…N31:V N32:V N33:G N34:G N65:他
26日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
27日…N31:V N32:G N33:G N34:V N65:他
28日…N31:V N32:G N33:G N34:ー N65:V
29日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
30日…N31:G N32:V N33:V N34:G
31日…N31:G N32:V N33:V N34:G

~~~~~~~~~~~★展望車両のロマンスカー運用について★~~~~~~~~~~~
【駅名表記について】
宿…新宿(OH01)、成…成城学園前(OH14)、大…相模大野(OH28)、海…海老名(OH32)、厚…本厚木(OH34)、伊…伊勢原(OH36)、秦…秦野(OH39)、足…足柄(OH46)、小…小田原(OH47)、湯…箱根湯本(OH51)、藤…藤(OE13)、江…片瀬江ノ島(OE16)

【展望車両の運用について】
  1. 以下の運用は2021年3月14日ダイヤ改正時点のものがベースです
  2. 回送ルート・運用の流れは予想であり、運用は平日と土曜休日で色分け済みです
  3. 平日N65運用は時刻表では▲表記のため便宜上海老名検車区出入庫で表記します
  4. 回   送…回送列車、列車番号…定期特急列車(愛称不問)です

★平日N31運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
大0000←成0000 回   送
大野総合車両所入出庫
大0612→宿0648 0992レ
湯0827←宿0700 0151レ
湯0903→宿1047 0002レ
湯1224←宿1100 0709レ
湯1235→宿1407 0114レ
湯1550←宿1420 0025レ
湯1626→宿1805 0128レ
江1930←宿1815 0681レ
江1957→宿2106 0502レ
藤2218←宿2120 0687レ
藤0000→成0000 回   送
喜多見検車区入庫

★平日N32運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
伊0000←成0000 回   送
伊0000→厚0000 回   送
厚0857→宿0944 0170レ
湯1124←宿1000 0707レ
湯1134→宿1307 0110レ
湯1451←宿1320 0021レ
湯1512→宿1647 0024レ
湯1827←宿1700 0137レ
湯1839→宿2005 0138レ
藤2117←宿2015 0685レ
藤0000→宿0000 回   送
厚2345←宿2300 0621レ
伊0000←厚0000 回   送
伊0000→成0000 回   送
喜多見検車区入庫

★平日N33運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 回   送
湯1334←宿1200 0115レ
湯1348→宿1527 0320レ
湯1712←宿1540 0331レ
湯1725→宿1905 0032レ
藤2020←宿1915 0683レ
藤0000→成0000 回   送
喜多見検車区入庫

★平日N34運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区終日予備留置

★平日N65運用(EXE/EXEα)★
※注意…10月28日はVSEで運転
海老名検車区出庫
秦0000←海0000 回   送
秦0608→宿0709 0672レ
厚0000←宿0000 回   送
厚0000→海0000 回   送
海老名検車区入出庫
伊0000←海0000 回   送
伊0000→厚0000 回   送
厚1018→宿1107 0174レ
湯1254←宿1120 0011レ
湯1307→宿1447 0016レ
湯1633←宿1500 0127レ
湯1643→宿1820 0052レ
小1958←宿1830 0903レ
小0000→足0000 回   送
足#6入出庫
小0000←足0000 回   送
小2050→宿2205 0382レ
藤2318←宿2220 0689レ
藤0000→大0000 回   送
海0000←大0000 回   送
海老名検車区入庫

★土曜休日N31運用(GSE固定運用)★
喜多見検車区出庫
湯0000←成0000 回   送
湯0812→宿0947 0202レ
湯1113←宿1000 0707レ
湯1125→宿1307 0112レ
湯1454←宿1320 0021レ
湯1508→宿1647 0054レ
湯1828←宿1700 0135レ
湯1839→宿2006 0128レ
小2137←宿2020 0911レ
小0000→成0000 回   送
喜多見検車区入庫

★土曜休日N32運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 回   送
湯0950←宿0820 0253レ
湯1006→宿1147 0208レ
湯1326←宿1200 0115レ
湯1337→宿1507 0118レ
湯1658←宿1520 0029レ
湯1710→宿1846 0258レ
小2016←宿1900 0605レ
小2027→宿2145 0172レ
秦2257←宿2000 0617レ
秦0000→成0000 回   送
喜多見検車区入庫

★土曜休日N33運用(VSE/GSE)★
※注意…充当形式が変わることがあります
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 回   送
湯0850←宿0720 0251レ
湯0910→宿1048 0006レ
湯1216←宿1100 0711レ
湯1228→宿1407 0116レ
湯1545←宿1420 0025レ
湯1554→宿1727 0056レ
秦1838←宿1740 0375レ
秦0000→成0000 回   送
喜多見検車区入庫

★土曜休日N34運用(VSE/GSE)★
※注意…充当形式が変わることがあります
喜多見検車区出庫
厚0000←成0000 回   送
厚0658→宿0746 0970レ
湯0923←宿0800 0103レ
湯0932→宿1107 0780レ
湯1253←宿1120 0013レ
湯1307→宿1447 0050レ
湯1626←宿1500 0127レ
湯1635→宿1807 0124レ
湯1959←宿1820 0903レ
湯2030→宿2207 0264レ
厚2308←宿2220 0919レ
厚0000→成0000 回   送
喜多見検車区入庫
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2021年9月7日

【廃車2編成/19編成】東京地下鉄8000系8111Fが北館林荷扱所に廃車回送される

2021年9月7日、東京地下鉄半蔵門線で活躍していた8000系8111Fが所属先の鷺沼検車区から北館林荷扱所へ列車番号49S表示で自走回送されました。廃車除籍処分のためと思われます。これで8000系の廃車は8107Fに続いて2編成目となります。
▲18000系の営業運転投入で置き換えられた形の8000系8111F、所属先から北館林荷扱所まで最後の長旅へ出た。これで同系列の廃車除籍は2編成/19編成になる。

この編成は8107Fと同様に前面部・側面部の種別行先案内表示器のフルカラーLEDへの換装と列車番号表示器の白色LEDへの換装は実施されませんでしたが、車内には停車駅案内表示などが長方形の『パッとビジョン』と呼ばれるLCD式旅客案内表示器が設置されていました。最初にフルカラーLED式の編成よりも3色LED式で残っている編成(残りは8105F・8108F・8115F)から置き換えとなるのでしょうか。3色LED式の編成の動向が注目されますが、フルカラーLED式の編成の動向にも注意です。8111Fの廃車除籍により、残る8000系は17編成(170両)です。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2021年9月7日現在
《現役》10両17編成(170両)…8101F~8106F・8108F~8110F・8112F~8119F
《廃車》10両  2編成(  20両)…8107F・8111F

《橙・赤・緑LED》8105F・8107F・8108F・8111F・8115F
《フルカラーLED》8101F~8104F・8106F・8109F・8110F~8113F・8116F~8119F

2021年9月6日

【コロナ禍で変更せず?】東日本旅客鉄道京葉線舞浜(JE-07)の期間限定発車メロディはなし?

2021年9月4日、千葉県浦安市舞浜の東京ディズニーシーが開園20周年を迎えました。本来であれば東京ディズニーシー開園20周年を記念した発車メロディーに期間限定で変更されるものと思われていましたが、新型コロナウィルスの影響による緊急事態宣言発出により今年は実施されないものと思われます。
▲(イメージ)東日本旅客鉄道京葉線の主力E233系5000番台。舞浜駅の発車メロディは1番線が“Zip-A-Dee-Doo-Dah”、2番線が“It's A Small World”である。新型コロナウィルスの影響がなければ東京ディズニーシー開園20周年の期間限定発車メロディーとなる予想であった。

新型コロナウィルスの影響がなければ舞浜のみで流れる発車メロディーが1年間の予定で“タイム・トゥ・シャイン!”のものに変更されるものとみられていましたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響から緊急事態宣言が発出されており、その影響から現行の発車メロディーのままとなっています。期間限定発車メロディーに変更されないのは異例のことであり、ディズニーシー開園20周年という節目の年での発車メロディーの変更なしは初めてのこととなります。ディズニーシー開園20周年の発車メロディーにはなっていないということで発車メロディーの変更を中止したものとみられます。またコロナ以前の状況であれば、舞浜ディズニーリゾートラインで東京ディズニーシー開園20周年記念ライナーが運転されるものとみられていましたが、こちらも取りやめになったものと思われます(なお“Type C”100形の運転時刻だけは公表されている)。ちなみに舞浜ではホームの東京(JE-01)方と蘇我方で延伸工事が実施されており、ホーム完成後に車両停止位置を変更するものとみられます。これは波動輸送向けのE257系5000番台・5500番台(宮オオ)の団体専用列車を見据えた工事なのかもしれませんね。

【運転期間半年以上】小田急電鉄1000形1096F(10両固定編成)の東京五輪ラッピング電車運転終了

2021年1月23日から小田急電鉄1000形1096F(元1052F+元1252F)のインペリアルブルー帯の下部に東京五輪2020のマスコットキャラクター、ソメイティとミライトワが競技をしている様子のラッピングを施して運転されていましたが9月5日の土曜休日E72運用をもって運転を終了しました。
▲1000形1096F(元1052F+元1252F)のオリンピック・パラリンピックのラッピング電車が約8ヶ月の運転を終えた。私は遭遇する機会がほとんどなくあまり撮影することはできなかったことが悔やまれる。

最終日は土曜休日E72運用に充当され、喜多見検車区唐木田出張所での再出庫順当を経て、喜多見検車区に入庫しました。この編成はラッピングを解除したあとに喜多見検車区再出庫または翌日の運用から入るものと思われます。この1000形1096Fは2016年度に4両固定編成であった元1052Fと6両固定編成であった元1252Fの中間に入る先頭車(元クハ1152・元クハ1252)を中間付随車に改造し、リニューアル更新工事を施工して登場したもので、登場から約5年で帯下部にラッピングが施工され、半年以上にわたって運転されてきました。ステンレス車体に白色のラッピングが目立っていました。なお1000形リニューアル車にラッピングが施されるのはこの編成が初めてのことでしたね。