2021年9月15日、京浜急行電鉄が新型コロナウィルスの感染拡大の長期化の影響により10月18日から久里浜線京急久里浜(KK-67)~三崎口(KK-72)間の一部ダイヤと運転間隔を変更し、約10分間隔(1時間6本の運転)から概ね20分間隔(1時間3~4本の運転)に変更すると発表しました。
▲新型コロナウィルスの影響が長期化し、久里浜線京急久里浜~三崎口間の日中時間帯の本数が半分程度となるので注意だ。現行ダイヤから減便となるために当該時間帯の半数が京急久里浜発着に変更されるものと思われる。
今回対象となる減便の時間帯は11時~15時で、これらの時間帯はすべて各駅に停車する快特となっています(京急久里浜~三崎口間は快特と朝晩の特急だけである)。11時台・14時台は1時間4本、12時台・13時台は1時間3本となるので注意してください。上下とも10本ずつ(合計20本)が削られ、ダイヤ変更後は自社完結限定運用の2100形の運用に影響する可能性があります。これはダイヤ変更後の三崎口の時刻表を見ると分かることですが、11時台~14時台の上り列車を見ると11時台と14時台の1本ずつ(前者は京急久里浜行き、後者は品川(KK-01)行き)を除くと東京都交通局浅草線を経由して京成電鉄押上線・本線へ直通する快特列車(青砥(KS-09)行き・京成高砂(KS-10)行き)となっており、日中時間帯の区間列車と2100形が充当されやすい泉岳寺(A-07)行きの快特が削られているためです。平日日中時間帯に2100形が三崎口まで乗り入れない(すなわち日中時間帯の2100形の快特京急久里浜行きがありうる)という事態も考えられますね。
なおそれ以外の区間は一部発着時刻の変更はあるものの、通常通りの本数を維持しての運転となります。この先平日の2100形の運用、それに直通車両の600形、新1000形、1500形の8両固定編成の運用に変更が出ることが予想されます。