2021年9月22日は会社への出社の都合で東日本旅客鉄道東海道線(上野東京ライン)を平塚(JT-11)から品川(JT-03)まで利用しました。そのときの出来事です。このとき、小田原(JT-16)~鴨宮(JT-15)間で線路に人立入の影響で遅延が発生し、運転順序の変更が起こっていたのです。
E257系2500番台宮オオNC-33編成+2000番台宮オオNA-10編成。3074M列車。元500番台千マリNB-13編成と元0番台長モトM-113編成から改造車両で初めて撮影した特急『湘南』、実は本来は平塚6時40分発の列車です。小田原発の列車なので、小田原以西始発の特急・普通列車の遅延が大きいようです。
このため本来乗るつもりだった特急『湘南』(10号・3080M列車)を取りやめ、急遽普通列車で品川まで移動することにしました(このときはまだ指定席特急券を取っていなかった)。しかもこのあと宇都宮線・高崎線との直通運転が一時的に取りやめとなり、東海道線側は東京(JT-01)発着となってしまったようです。
のちに知ったのですが、その遅延原因が東広島貨物ターミナルから東京貨物ターミナルへと向かうEF66形27号機を狙って集まっていた鉄道ファンの2回の線路内立入です。実際に大船(JT-07)付近の踏切でもファンの姿を確認しており、朝の時間帯に走る貨物列車だったものと思われます。6時台に2度の線路内立入、1回目は根府川(JT-18)~早川(JT-17)間(この区間は旅客列車も走る)、小田原~鴨宮間(この区間からは貨物線と旅客線が別々になる)ということで、1回目はさほど大きな乱れではなかったですが、後者は酒匂川橋梁のところで待ち伏せしていたのでしょうか、後者は平日の特急『湘南』が走る関係もあることや、貨物線が旅客線と並走することもあり影響が大きかったようです。結果的に直通運転が取りやめになったり、湘南新宿ラインにも影響するなど、影響は神奈川県内にとどまりませんでした。
確かにEF210形300番台が吹田機関区に追加で配備されていることもあり、EF66形27号機の動向は特段に気をつけないといけませんが、100番台も104号機が廃車となっているため、100番台も油断できないのが現状です。私も約半年ぶりの出勤で、今年3月のダイヤ改正で登場した特急『湘南』の初乗車をしようと思っていただけに、EF66形27号機を狙ったファンのせいでそれが無くなってしまったこと、でもEF66形27号機を狙ってベストなショットを撮りたいファンの気持ちも考えると、心底複雑です。