2021年9月6日の平日21運用(2076レ・和1807→横1833)より、東急電鉄直通対応車両として登場した相模鉄道20000系8両固定編成(21000系)が営業運転を開始しました。平日・土曜休日ともに基本的には10番代・20番代の運用に入るものと思われます。
▲2019年にローレル賞を受賞した20000系の8両固定編成(21000系)がついにデビューを果たした。東急電鉄新横浜線・目黒線方面への直通運転に向けての工事が進捗しているため、それまでは横浜(SO-01)発着の運用になりそうだ。
初日は21102Fが充当され、2076レ→6029レ(海1927←横1841)と運用されました。なお同日の平日21運用は夕方ラッシュ時間帯前まで20000系20105F(10両固定編成)が充当されていたため、20000系10両固定編成から同系列8両固定編成にバトンタッチする形となっています。内装は10両固定編成の20102F以降のもの(車内LCD式旅客案内表示器の2画面配置と防犯カメラの設置など)が踏襲されていますので、あまり変化は見受けられないように思われます。ただし非常ドアコックの位置などが乗り入れ路線に合わせる形で微妙に変更されています。なお10番代・20番代の運用に入る10000系8両固定編成(10703F・10704F・10705F・10706F・10707F)と共通運用であり、21104Fが出揃った時点で8両固定編成は9編成となり、10~15運用・21~24運用の数と合致します。しかしながら予備車両がない状態は確実となるため、代走運用時は10両固定編成の充当となります。20000系8両固定編成が当面のあいだ横浜発着運用になることから、8000系の制御装置未更新編成の今後、10000系の制御装置更新工事と塗装変更の有無などどうなるのかが気になってきそうですね。
21101Fが営業運転に入っていませんので、東急電鉄に貸し出しとなる可能性はありますね。いずれは同車両を使った乗務員訓練が必要になりますから…。