2021年9月21日

【乗務員訓練本格化へ】相模鉄道20000系21101F(8両固定編成)、東急電鉄に貸し出しへ

2021年9月20日、東急電鉄直通対応車両である相模鉄道20000系8両固定編成(21000系)の21101Fのうち、クハ21801+モハ21701+サハ21601+モハ21501の4両が厚木電留線にモヤ700系の牽引で回送されました。いずれは残る4両も回送され、東急電鉄貸し出しのための甲種輸送が実施されるものと思われます。
▲20000系8両固定編成(21000系)のトップナンバー、21102Fと異なり営業運転に入らず、直通運転先となる東急電鉄に貸し出されることになった。

これまで20000系8両固定編成は3編成が出場していますが、営業運転に充当されているのは21102Fのみで、21101Fは営業運転に充当されていませんでした。日立製作所笠戸事業所からの甲種輸送終了時の姿のまま存置されていたのかは分かりませんが、東急電鉄貸し出しのための準備がなされていたものと思われます。4両ずつ相模貨物ターミナルへ輸送するまでに東日本旅客鉄道相模線の終電を待つ必要があるため、厚木電留線に留置されているものと思われます。東急電鉄に貸し出すとなれば、相模貨物ターミナルから東海道貨物線と八王子(JC-22,JH-32)を経由して長津田検車区へと輸送するのでしょうか。相模鉄道の直通対応車両が初めて東急電鉄の線路を自走する光景が見られそうですね。