2021年9月24日

【運転停車が本停車に】京王電鉄5000系の『Mt.TAKAO号』『京王ライナー』、明大前(KO-06)に新規停車へ

2021年9月24日、京王電鉄が10月30日から転換クロスシートを備える5000系電車を使用して運転される有料座席指定列車『Mt.TAKAO号』と『京王ライナー』について、土曜休日ダイヤに限り明大前(KO-06)に新規停車することが発表されました。
▲京王本線と井の頭線が接続駅する明大前に土曜休日に限り『Mt.TAKAO号』『京王ライナー』(いずれも写真の5000系を使用)の上下列車が停車する。平日は引き続き通過扱いだが、客扱いせずに駅に停車する運転停車となっている。現行では明大前は有料座席指定列車はすべて通過だが運転停車となっている。

京王電鉄の有料座席指定列車は明大前は通過となっていますが、ダイヤ上は同駅に客扱いせずに停車する運転停車となっています。これを土曜休日限定で客扱いすることで井の頭線からの利用客も取り込む狙いがあるものとみられます。なお明大前は下りが乗車専用駅、上りが下車専用駅となります。有料座席指定列車が明大前停車とすることで、井の頭線の各駅から明大前乗り継ぎで有料座席指定列車に乗車ができるようになるほか、その逆で有料座席指定列車から井の頭線に乗り継ぐことができます。なお『Mt.TAKAO号』は下りは新宿(KO-01)、10月30日から明大前を出ると高尾山口(KO-53)までノンストップ、上りは高尾線特急の停車駅と『京王ライナー』と同じ停車駅で、『京王ライナー』として運転され、列車名が異なっていましたが、上下ともそれを『Mt.TAKAO号』とします。また使用車両の5000系の種別行先案内表示器と有料座席指定列車の各停車駅の駅発車標の表示に『Mt.TAKAO号』のロゴを表示します。