2021年9月7日

【廃車2編成/19編成】東京地下鉄8000系8111Fが北館林荷扱所に廃車回送される

2021年9月7日、東京地下鉄半蔵門線で活躍していた8000系8111Fが所属先の鷺沼検車区から北館林荷扱所へ列車番号49S表示で自走回送されました。廃車除籍処分のためと思われます。これで8000系の廃車は8107Fに続いて2編成目となります。
▲18000系の営業運転投入で置き換えられた形の8000系8111F、所属先から北館林荷扱所まで最後の長旅へ出た。これで同系列の廃車除籍は2編成/19編成になる。

この編成は8107Fと同様に前面部・側面部の種別行先案内表示器のフルカラーLEDへの換装と列車番号表示器の白色LEDへの換装は実施されませんでしたが、車内には停車駅案内表示などが長方形の『パッとビジョン』と呼ばれるLCD式旅客案内表示器が設置されていました。最初にフルカラーLED式の編成よりも3色LED式で残っている編成(残りは8105F・8108F・8115F)から置き換えとなるのでしょうか。3色LED式の編成の動向が注目されますが、フルカラーLED式の編成の動向にも注意です。8111Fの廃車除籍により、残る8000系は17編成(170両)です。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2021年9月7日現在
《現役》10両17編成(170両)…8101F~8106F・8108F~8110F・8112F~8119F
《廃車》10両  2編成(  20両)…8107F・8111F

《橙・赤・緑LED》8105F・8107F・8108F・8111F・8115F
《フルカラーLED》8101F~8104F・8106F・8109F・8110F~8113F・8116F~8119F