2021年9月12日の6017レ(俣1027←横1010・土曜休日53運用)を最後に定期営業運転から離脱した相模鉄道8000系8701F(制御装置未更新車)の横浜(SO-01)寄りのクハ8701とモハ8101が8月15日にかしわ台車両センターから陸送されました。これにより全車両が解体処分になるものと思われます。
▲相模鉄道が大手私鉄に格上げされた1990年に登場した8000系8701Fがとうとう廃車除籍処分となり、15日深夜に横浜方の2両から陸送された。
8000系8701Fは相模鉄道が準大手私鉄から大手私鉄に格上げされた年の1990年に登場し、制御装置が更新されることなく約30年間にわたって運用され続けてきました。YOKOHAMA NABYBLUE塗装の20000系(21000系)の増備が進み、主力車両は8000系から20000系列に代わってきていますね。いずれは20000系(10両7編成・8両3編成の合計94両在籍)が主力になっていきますが、今後の車両状況を考えると、8000系8705F・8706Fは今後廃車となることが予想され、8000系が6編成、9000系が6編成、10000系が10両3編成・8両5編成、11000系が5編成、12000系が6編成と、10000系、20000系以外の系列がほぼ同数の在籍数になることが予想されます(東日本旅客鉄道E233系7000番台は除く)。8000系の在籍数は現時点では8701Fの廃車除籍で8編成(80両)ですが、制御装置未更新で残る8705F・8706Fの動向が注目されます。
【8000系の在籍状況】※2021年9月15日現在
[運用中]8編成 ※下線部は制御装置未更新編成
8705F・8706F・8708F・8709F・8710F・8711F・8712F・8713F
[離脱中]0編成
[廃車済]5編成
8701F・8702F・8703F・8704F・8707F