2026年3月20日

【改造有無に違いが…】東急電鉄9000系9007F(一部改造済)と9010F(改造未実施)が西武鉄道に譲渡のため甲種輸送される

2026年3月19日、東急電鉄9000系9007Fのデハ9407を抜き取った4両と、9010Fのデハ9410を抜き取った4両の合計8両が、西武鉄道譲渡のため小手指車両基地に甲種輸送されました。これらの2編成は7000系7106F7109Fになる見込みです。
▲大井町線一筋だった9000系9007Fは一部改造工事を受けた状態で西武鉄道に譲渡となる。東横線に最後まで残っていた9000系9010Fは未改造の状態で西武鉄道に譲渡となる。両者の改造有無の違いが見て取れる。

9000系9007Fは譲渡対象外のデハ9407を除く4両に東急テクノシステムで一部の改造工事を施工されており、最終的な転用改造は武蔵丘車両検修場で実施される見込みです。9000系9010Fは譲渡対象外のデハ9410を除く4両が未改造の状態で、転用改造は武蔵丘車両検修場で行われるようです。どちらも譲渡が実現したわけですが、9007Fといえば大井町線一筋で活躍した長津田検車区の生え抜き車両です。譲渡後は7000系7106F7109Fとして運用されることになりそうですね。

【愛された“VSE”の日に】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50001がロマンスカーミュージアムで展示を開始

2026年3月19日、小田急電鉄大野総合車両所で保存展示に向けた整備を受けたあと、1000形1069Fの牽引で海老名検車区へ回送され、ロマンスカーミュージアム内のギャラリーに搬入されていた、ロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50001の展示が開始されました。
▲2023年12月の完全引退から約2年3ヶ月、ロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50001が同形式の就役日に合わせてロマンスカーミュージアム内のミュージアムギャラリーの新たな仲間に加わった。ロマンスカー“RSE”20000形と異なり、側面部愛称表示器を点灯させた。

この形式の保存展示車両となっているデハ50001(と陸送済みのデハ50901)は旅客用扉がない車両である(乗降は隣の号車から行っていた)ため、駅ホームと同じ高さのデッキ部分が新たに設けられており、ロマンスカー“HiSE”10000形側から回り込む形で並んで見学できるようになっており、ロマンスカー“VSE”50000形ならでは特徴の連接台車の連結面部分も見ることができます。車内見学の際は車掌がドア開閉操作を行っていた乗務員室から入り、非常用扉から出るようになっています。なおロマンスカー“VSE”50000形が展示を開始する19日から、大人1人の入館料が税込900円から税込1,100円に改定されました(子ども・幼児は変更なし)。

今後はロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50001を活用したイベントも予定されているほか、子会社の小田急トラベルから、一部追加料金でロマンスカーの展望席車両などでの車中泊を含めたロマンスカーミュージアム5周年ナイトツアーも予定されています。

2026年3月19日

【4000形と同数に】小田急電鉄5000形5066Fが日本車両製造豊川製作所を出場、海老名検車区へ甲種輸送される

2026年3月18日、日本車両製造豊川製作所で製造された小田急電鉄5000形の最新編成である5066Fの甲種輸送が実施されています。西浜松貨物ターミナルまでは愛知機関区のDD200形13号機、そこから小田原線新松田(OH41)までは日本貨物鉄道新鶴見機関区所属のEF65形2087号機が牽引を担当しました。
▲2025年度分の5000形の増備は日本車両製造豊川製作所製造の5065Fだけである。ところが早くも2026年度分と思われる最新編成の5066Fが日本車両製造豊川製作所を新製出場した。当初予定よりも出場を前倒しした可能性がある。2026年度分での5000形の導入数が気になるところだが、8000形を順次置き換えていくことは確実だ。
▲8000形は残存編成すべてが現役だが、いずれは置き換えられて数を減らすことは必至。6両固定編成は大半が西武鉄道に譲渡となるが、写真の2編成は対象外となる。

同編成は新宿(OH01)寄りからクハ5066+デハ5016+デハ5116+サハ5166+サハ5266+デハ5216+デハ5316+サハ5366+デハ5416+クハ5466となっており、5065Fと同様にクハ5466にはもころんのぬいぐるみが乗せられていました。サハ5366には子育て応援車両が設定される見込みです。新松田到着後は新松田から海老名検車区まで自走回送となり納車されるようです。この編成の登場で日本車両製造豊川製作所で製造された編成数(5編成)が総合車両製作所横浜事業所で製造された編成数(4編成)を上回りました。2025年度分以降は検測設備の搭載はありませんので、営業運転をしながら検測ができる編成は5063Fと予備の5064Fの2編成のみとなりそうです。なお前回増備分からは車両間貫通扉の取っ手の形状が変更されていますので、5066Fでもそれに倣っているものと思われます。これで5000形電車は4000形電車と同数(16編成)で、8000形の最盛期の両数(160両)と同じになりました。4000形を上回り3000形に次ぐ2番目の主力車両となるかもしれません。

【小田急電鉄5000形の在籍】10両16編成(160両) ※2026年3月18日現在
<川崎車両株式会社(旧川崎重工業兵庫工場)>
5051F5052F(3号車Love for Baby車両)・5055F(もころん号)・5056F5060F5061F5062F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F5054F(3号車Love for Baby車両)・5063F5064F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F5058F5059F5065F5066F

【今度は単独で西武鉄道へ】東急電鉄9000系9010Fのうちデハ9410を除く4両が西武鉄道に譲渡のため甲種輸送される

2026年3月17日、東急電鉄9000系9010Fが譲渡対象外のデハ9410を抜き取って4両固定編成に組成され、長津田検車区から西武鉄道小手指車両基地に向けて甲種輸送が実施されました。この編成は西武鉄道武蔵丘車両検修場で改造され7000系7109Fになるものと思われます。
▲西武鉄道への譲渡が決まった9000系9010Fの4両。赤帯復刻編成を除く編成が譲渡されるという法則を考慮して7000系7109Fとなりそうだ。
▲元9000系9003Fは7000系7102Fに改造されて武蔵丘車両検修場を出場した。すなわちこの7000系のトップナンバー(7101F)は9000系9002Fからの転用改造が見込まれる。
▲6020系5両固定編成は6159Fまで登場した。全体の半数が出場したことになる。

9000系は赤帯復刻編成を除き、西武鉄道に譲渡される公算が高く、9000系9010Fではデハ9410を抜き取った4両に組成したうえで、譲渡が決まりました。このため譲渡後は7000系7109Fになるものと思われます。この編成は武蔵丘車両検修場での改造工事ということになりますね。東横線時代は最後まで残っていた3編成のうちの1編成でした。西武鉄道7000系になっても車端部のボックスシートは活用されているようですね。

2026年3月18日

【使用編成はグリーン】舞浜ディズニーリゾートラインで『スパークリング・ジュビリー ライナー』を運転へ

2026年3月17日、舞浜ディズニーリゾートラインでは同年9月に東京ディズニーシーが2001年の開園から25周年を迎えることから、同年4月15日から“Type C”100形151号編成(グリーン)を使用した『スパークリング・ジュビリー ライナー』を運転することが発表されました。
▲東京ディズニーシー開園25周年記念の『スパークリング・ジュビリー ライナー』の担当となる“Type C”100形151号編成(グリーン)。この車両は就役直後に『ファンタジースプリングス ライナー』に起用されており、同車両にとってはそれ以来のラッピング車両となる。

舞浜ディズニーリゾートラインでは東京ディズニーシー開園25周年記念として、2024年には新エリアのグランドオープンを記念した『ファンタジースプリングス ライナー』にも起用されていた“Type C”100形151号編成(グリーン)を使用し、車内の内装もジュビリーブルーに染まっているデザインとなっています。ラッピングに起用されることから座席モケットは交換されるほか、運転時刻についても公表される見込みです。なおこの『スパークリング・ジュビリー ライナー』は2026年4月15日から2027年3月31日まで運転されることとなっています。車内のBGMもディズニーシー25周年のものが流れるものと思われます。

一方の東日本旅客鉄道京葉線舞浜(JE-07)の発車メロディについても、ディズニーシー25周年のものが流れるのでしょうか。4月15日以降、どうなるのか気になるところです。

【運転ダイヤは公表】相模鉄道11000系11004Fの『13代目そうにゃんトレイン』が運転を開始

2025年3月16日の6012レ(平日56運用)より、相模鉄道の広報キャラクター『そうにゃん』をラッピングした11000系11004Fの『13代目そうにゃんトレイン』が相鉄本線・いずみ野線でで運転を開始しました。初日の平日56運用は6012レ6709レ1458レ2023レでした。
▲『13代目そうにゃんトレイン』となった11000系11004F。11代目以来の担当で、12代目の11002Fからそうにゃんのぬいぐるみ、そうにゃんの座席モケット、金色のそうにゃんの形をした吊革が継承された。2027年3月までの運転が予想されている。
▲『12代目そうにゃんトレイン』を担当した11000系11002F。『そうにゃんトレイン』では初めて下り方先頭車にそうにゃんのぬいぐるみが乗せられたほか、この編成にとっては初の『そうにゃんトレイン』であった。

『13代目そうにゃんトレイン』はいずみ野線湘南台(SO-37)の改札口構内に飾られている、『そうにゃんだい』のディスプレイが今年で10周年となるため、これまでに同駅で展示してきた四季折々のそうにゃんのデザインを前面部・側面部に取り入れ、車内には1号車から順に2016年から昨年までの湘南台のコンコースに飾られていたイラストが見られます。11002Fで使用されていたそうにゃんの形のつり革や座席モケットは12代目から引き継がれ、約1年間の運転を予定しており『13代目そうにゃんトレイン』の運転時刻もホームページで運用が公表されています(列車番号や運用番号は時刻表(PDF)に記載されており、確認できます)。ちょうどダイヤ改正のタイミングに交代となったようですね。

2026年3月17日

【平日137運用初設定】東急電鉄大井町線6000系・6020系7両固定編成充当の『急行鷺沼(DT-14)』行きが運転を開始

2026年3月16日のダイヤ改正より、昨年の東急電鉄田園都市線梶が谷(DT-11)で発生した列車衝突事故の影響から5000系1編成と2020系1編成が使用不可(運用離脱中)のため、大井町線の急行専用車両による『急行鷺沼(DT-14)』行きが運転を開始しました。
▲昨年の列車衝突事故の影響から、大井町線急行の6000系・6020系7両固定編成を使用する長津田検車区出庫の平日137運用が初めて設定され、出庫は長津田(DT-22)始発急行中央林間(DT-27)行きで送り込み、その折り返しが今回の改正で初設定された中央林間始発の急行鷺沼行きである。鷺沼で同駅始発の準急(平日32K運用)に接続する。
▲昨年の列車衝突事故の影響で使用不可となっている5000系5101Fと2020系2135F

田園都市線では昨年の梶が谷での列車衝突事故の影響で5000系5101Fと2020系2135Fが使用できないため、平日の朝の時間帯に鷺沼以西で一部減便となり、初めて設定されたのが急行鷺沼行きであり、6000系または6020系7両固定編成が使用されます。初日は“Q SEAT”車両を組み込んでいない6000系6106Fが充当されました。大井町線急行専用車両を使用しますが、田園都市線内完結運用となっていて、鷺沼到着後は入庫となります(ただし“Q SEAT”車両組み込み編成が充当された場合は再出庫する)。鷺沼では同駅始発の準急(5000系および2020系のの充当による平日32K運用)に接続します。

2026年3月16日

【客扱い両数注意!】小田急電鉄ロマンスカー『えのしま1号』・『さがみ93号』が運転を開始

2026年3月14日のダイヤ改正より、小田急電鉄ロマンスカー“MSE”60000形10両を使用する『えのしま1号』(0501レ・藤0803←宿0710)と、“EXE”・“EXEα”30000形10両を使用する『さがみ93号』(0293レ・伊0812←宿0718)が運転を開始しました。前者では2026年1月からダイヤ改正前日までの平日に臨時運転されていた0851レを定期列車化したものです。
▲ロマンスカーでは初設定となる新宿(OH01)始発藤沢(OE13)行き『えのしま1号』の初日にはロマンスカー“MSE”60000形60051F+60251Fが充当された。日程によっては6両単独での運転となることがある。ダイヤ改正前の平日N21N71運用相当となっている。
▲ロマンスカーでは初設定となる新宿始発伊勢原(OH36)行き『さがみ93号』の初日にはロマンスカー“EXE”30000形で就役30周年記念ヘッドマークを掲出する30057F+30257Fが充当された。日程によっては6両単独での運転となることがある。ダイヤ改正前の平日N46N66運用に相当しているものと思われる。

これらの2列車はもともと『モーニングウェイ』(2号・4号)の折り返しが定期回送列車だったものを旅客扱いするため、車両整備の都合から、前6両(1号車~6号車)のみ指定席を発売しており、後4両(7号車~10号車)に着席することはできません。後4両側は折り返し列車の都合も踏まえて座席の向きは上り方のままになっているものと思われます。なおホームドアが支障となる4号車・7号車の扉は開きません。『えのしま』の藤沢行きも『さがみ』の伊勢原行きも、ロマンスカーの定期列車としては初めてのこととなります。この列車は平日限定で朝の時間帯に座って移動したい方にお勧めです。

2026年3月15日

【ロマンスカーは除く】小田急箱根鉄道(平坦区間)小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間で車掌が乗務しないワンマン運転を開始

2026年3月14日のダイヤ改正より、小田急電鉄1000形の小田急箱根鉄道専任編成(1063F1064F1065F1066F)による小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間の往復列車にて車掌が乗務しないワンマン運転が開始されました。運転士が運転台上部のタブレットのモニターで乗降確認を行い、乗降促進放送を鳴らし、扉を閉める仕組みになっているものと思われます。
▲小田急箱根鉄道平坦区間では1000形(1063F1064F1065F1066F)で運転される列車でワンマン運転が開始された。なお車内自動放送と種別表示に変化はなかった。

ワンマン運転の導入に際しては1000形4両固定編成で小田急箱根鉄道専任編成を入場させ大野総合車両所で電気連結器の撤去や乗降安全確認カメラの設置などの対応改造工事を実施し、このダイヤ改正までにバーミリオンはこね塗装への変更を大野総合車両所ではなく、海老名検車区で実施していました。小田原~箱根湯本間はロマンスカーを除き、原則としてこれらの専任編成を使用しますが、代走時は専任編成でない1057F1067F1069Fが使用されることがあり、その場合は車掌乗務となる可能性があります。運用は111運用から114運用まででほぼ変わらないでしょうね。

【事故で一部大破】東日本旅客鉄道E657系都カツK2編成、常磐線内原付近での踏切事故で損傷、運用離脱に

2026年3月13日、東日本旅客鉄道勝田車両センター所属のE657系都カツK2編成3M列車に充当されていた際に常磐線内原付近の踏切で乗用車と衝突し、クハE657-2のスカート部分が大破する事故に巻き込まれました。この編成はしばらく運用を離脱することになります。
▲元『フレッシュひたち』復刻塗装のイエロージョンキルだったE657系都カツK2編成。復刻塗装から復帰して約1ヶ月で事故に巻き込まれた。しばらくは運用離脱となりそうだ。先頭車を陸送して修理した都カツK11編成ほどの損傷でなければいいのだが…。

E657系では『フレッシュひたち』復刻塗装で運用されていた編成を郡山総合車両センターに入場する際に元の塗装に戻す動きが続いていて、元イエロージョンキル塗装だった都カツK2編成は2月に復刻塗装から元に戻されて運用復帰して約1ヶ月で事故に巻き込まれた形となりました。充当されていた3M列車は品川(JT-03)始発の仙台行きで、『ひたち』で途中無停車の多い上野~水戸間は途中の柏(JJ-07)と土浦に停車し、土浦を出てから次の停車駅である水戸へ向かっている途中でした。今後クハE657-2の修繕を含めた今後の動向が注目されます。