2026年3月12日

【再出庫時に掲出?】小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257Fに就役30周年記念ヘッドマーク掲出

2026年3月12日の平日N44N64運用(海老名検車区再出庫の0052レ)より、1996年3月に就役の小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257Fに就役30周年記念のヘッドマークが両先頭車に掲出されて運転されています。ヘッドマークの掲出は約1年間を予定しています。
▲あと数年での引退が迫るが、就役30周年を迎えたロマンスカー“EXE”30000形で前面部愛称表示器を残す30057F+30257Fに記念のヘッドマークが掲出された。同車両のみの特徴である赤色を用いて非貫通形先頭車と貫通形先頭車がデザインされたものとなっている。2016年の就役20周年のときは側面部のロゴのみであったので、ファンの注目を集めるだろう。
▲ヘッドマークは非貫通形先頭車・貫通形先頭車にそれぞれ掲出されている。途中停車駅での分割併合も多く貫通形先頭車が出る場面も多い。2027年3月頃までの約1年間の掲出なので狙うチャンスは大いにある。予備があるため代走を担当することもありそうだ。
▲もう1編成の未更新車である“EXE”30000形30055F+30255Fは検査出場から定期営業運転に復帰した。こちらは前面部愛称表示器が使用停止中で、ヘッドマークを掲出していないので区別ができる。

ロマンスカー“EXE”30000形は日本車両製造豊川製作所・旧川崎重工業兵庫工場(現在の川崎車両株式会社)で4両固定編成・6両固定編成の7編成ずつ(70両)が製造され、1996年3月に就役しました。このうち5編成ずつは2016年度から2020年度にかけて、日本車両製造豊川製作所でリニューアル更新工事を受けて“EXE”から“EXEα”となり、日本車両製造豊川製作所製造の30055F+30255F、旧川崎重工業兵庫工場製造の30057F+30257Fはリニューアル(“EXEα”)の対象から外れることとなり、ほぼ原形を保った状態で運用されています。30055F+30255Fだけは愛称表示器が更新されて前面部の愛称表示器が停止していますが、30057F+30257Fは現在も前面部の愛称表示器を残しています。両編成ともに80000形への置き換えが発表されていますので、記録するならチャンスです。就役30周年ヘッドマークは前面部の赤帯をモチーフに非貫通形先頭車と貫通形先頭車の双方がデザインされたものとなっています。貫通形先頭車にも掲出されているものと思われます。2026年3月のダイヤ改正以降も全7編成配置6運用が原則となり、予備もあるので他形式の代走にも使用されます。ヘッドマークの掲出期間は2027年3月までなので、焦る必要はありませんが、記録は確実にとりましょう。

【あの“死神”も廃車へ】東日本旅客鉄道EF64形1031号機、秋田総合車両センターに配給輸送で廃車解体処分へ

2026年3月11日、東日本旅客鉄道新潟車両センターに所属していたEF64形1031号機がDD10形1700号機に牽引されて秋田総合車両センターに配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。EF64形1031号機は首都圏で活躍した電車の廃車に伴う配給輸送や新製車両配属のための配給輸送に使用されていたため、『死神』としても親しまれていました。
▲首都圏で活躍した電車の廃車や新製車両の配属の配給輸送などで活躍したEF64形1031号機が秋田への帰らぬ旅に出た。これにより総合車両製作所新津事業所などで新製された車両の配給輸送は電化区間ではE493系、非電化区間ではGV-E197系に託されることとなった。
▲気動車・電車を配給輸送する役割を担うE493系。緑色と黒色の帯が側面部にも及んでいる都オク01編成(量産先行車)と、緑色と黒色の帯が乗務員扉付近までの都オク02編成(量産車)の2編成4両が在籍する。
▲新潟車両センターに在籍しているEF64形は1030号機・1031号機・1032号機の3機だけであった。残る2両も廃車となる可能性が高く、配給輸送の任務はE493系などに引き継がれた。

このEF64形1031号機は新製当初から当時の長岡車両センター(現在は廃止・現在では新潟車両センター)に配属され、廃車となる電車や新製された電車の牽引などに使用することを考慮して、双頭型両用の連結器とジャンパ管を備えていて、EF64形では1030号機・1031号機・1032号機の3機、EF81形では134号機・139号機・140号機・141号機に設置された設備となっています。このため205系・209系・E217系・余剰車両の廃車、E233系・E235系・E131系などの配属、車両の機器更新やホームドア対応工事などに伴う配給輸送列車に使用されることが多く、大半はEF64形の3機が充当されることがありますが、ごくたまにEF81形となることがありました。

首都圏では配給輸送のイメージが強いEF64形ですが、12系などの客車を牽引することもあります。私が特に印象に残っているのはEF64形1031号機と『SLばんえつ物語』の12系客車を用いて2016年3月13日・14日に横浜(JT-05)~伊東(JT-26)間で運転された急行『伊豆箱根ものがたり』です。私は予定の都合で14日の復路のみを狙いましたが、『SLばんえつ物語』で使用される客車が首都圏にやってくる珍しい列車だったことを覚えています。しかも種別が急行(全車指定席)というのも印象的でしたね。

2026年3月11日

【10000系から“金”が消える?】東京地下鉄10000系10102F・10104Fの前面部の金色の帯が無くなり茶色の帯のみに

2026年3月上旬より、東京地下鉄和光検車区所属の10000系1次車にあたる10102F10104Fの前面部の帯色から金色が消え、茶色のみとなっていることが確認されています。この系列の前面部の金色の帯色は1次車の4編成にしか見られない珍しい特徴です。
▲先頭車前面部の帯から金色がなくなった10000系10104F(写真は綾瀬検車区の一般公開時に撮影)。帯の張り替えの際に茶色と金色から茶色のみに変更されたようで、2次車以降と同じ帯色になりそうだ。4編成しかいないため、張り替えが完了すると1次車から金色の帯が消滅することに。
▲10000系1次車にあたる10101F。この編成と10103Fも前面部は茶色帯一色になるのか。
▲10000系2次車以降(写真は10126F)では前面部の金色の帯が省略されている。帯が張り直しされた編成ではこれと同様の形態になっている。

10000系では最初に登場した1次車の4編成だけ、前面部に茶色と金色の帯色が入っており、2次車にあたる10105Fからは金色の帯色が省略されました。就役から約20年で帯色が茶色のみに統一されることになりそうでしょうか。ちなみに10000系は全36編成あり、うち32編成が茶色帯なので、基本的にはこれが見慣れているかと思うのですが、最初の4編成では細い金色の帯が入っていて、1次車唯一の特徴ともなっています。なお17000系では8両固定編成・10両固定編成ともに製造当初から前面部にも黄色系の帯が入っています。

2026年3月10日

【13代目は11004Fに】相模鉄道11000系11002Fの『12代目そうにゃんトレイン』、13代目の11004Fに交代へ

2025年3月30日の3010レ2071レ(土曜休日67運用)から相模鉄道の広報キャラクター『そうにゃん』をラッピングした11000系11002Fの『12代目そうにゃんトレイン』が新横浜線以外の路線で運転されていますが、2025年3月16日から13代目に交代となる予定です。
▲『13代目そうにゃんトレイン』となる予定の11000系11004F。この編成での『そうにゃんトレイン』担当は11代目以来となる。なお同系列では11005Fだけ『そうにゃんトレイン』への起用自体がない。
▲『12代目そうにゃんトレイン』を担当した11000系11002F。同編成は初めて『そうにゃんトレイン』を担当していた。クハ11902にはそうにゃんのぬいぐるみが乗せられていた。このため『そうにゃんトレイン』には11005F以外の編成が起用されたことになる。

『13代目そうにゃんトレイン』はいずみ野線湘南台(SO-37)の改札口構内に飾られている、『そうにゃんだい』のディスプレイが今年で10周年となるため、これまでに同駅で展示してきた四季折々のそうにゃんのデザインを前面部・側面部に取り入れ、車内には1号車から順に2016年から昨年までの湘南台のコンコースに飾られていたイラストが見られそうです。定期利用で湘南台を利用している方は見覚えがあるデザインがいっぱいあるかもしれませんね。そうにゃんの形のつり革や座席モケットは12代目から引き続き流用される予定で、約1年間の運転を予定しており『13代目そうにゃんトレイン』についてもホームページで運用が公表される見通しです(列車番号や運用番号は時刻表(PDF)に記載されており、確認できます)。なお『12代目そうにゃんトレイン』の最終運用はダイヤ改正後の15日の土曜休日66運用(6001レ2006レ3001レ)であり、『13代目そうにゃんトレイン』の初日は16日の平日56運用(6012レ6709レ1458レ2023レ)となる見込みです。

【還暦の“NSE”を祝福】小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257F使用の撮影会と“NSE”3100形還暦祝いを開催

2026年3月7日、小田急電鉄の子会社の小田急トラベルの主催で小田原線開成(OH42)に近接の留置線で『NSE3100形ロンちゃん還暦まつり&EXE30000形未更新車撮影会 IN 開成車庫』が開催され、土曜休日N46N66運用充当のロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257Fを使用した撮影会が行われ、30057Fを使用した特別団体専用列車が運転されました。
▲還暦を迎えたロマンスカー“NSE”3100形(写真中央・ロマンスカーミュージアム保存車両)。今回は開成で静態保存されている『ロンちゃん』の60周年を祝福した。同車両の車内はこのイベントに合わせて公開された。ロマンスカーミュージアムではロマンスカー“VSE”50000形の展示開始まで、一部施設のみ利用可能な入館料無料の特別営業期間となっている。
▲開成に静態保存されているロマンスカー“NSE”3100形、愛称『ロンちゃん』の還暦祝いで就役30周年を迎えるロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257Fがイベントに使用された。撮影会ではかつての『サポート』(『さがみ』の一時的愛称)や現行の『スーパーはこね』などが表示された。
▲もう1編成の未更新車である“EXE”30000形30055F+30255Fは大野総合車両所で現役最後の検査出場を果たしている。まもなく運用復帰するが、この編成が最後まで残る可能性はあり得るのだろうか。

このツアーでは前面部愛称表示器を残す“EXE”30000形30057F+30257Fを使用させるため、土曜休日N46N66運用に充当させ、足柄(OH46)構内留置線に一旦入庫する合間を活用したものとなっています。先頭車には特製ヘッドマークが掲出されたほか、この形式で前面部に唯一愛称表示器を残すことから、かつての愛称である『サポート』などが表示されたほか、以前にも同形式を用いた2種類の顔を並べた撮影会のようになっており、盛況のなかでイベントが終了しました。ロマンスカー“NSE”3100形は開成の1両のほかにロマンスカーミュージアムに3両を保存しており、一部中を見ることができるようになっています。

2026年3月7日

【東急電鉄車両の完結運用も】相模鉄道が2026年3月14日ダイヤ改正の時刻表が公表される

2026年3月2日、相模鉄道が同年3月14日実施のダイヤ改正の平日・土曜休日の時刻表を公表しました。運用番号が記載されていますので、11000系による『そうにゃんトレイン』などのラッピング電車や今春就役を迎える13000系8両固定編成を狙う参考になろうかと思います。時刻表の詳細を見ていきます。

まずは相模鉄道車両の運用を見ていきます(一部は固定運用を含む)。基本的に8両固定編成と10両固定編成で分けられていて、固定運用以外は運用番号順に推移することが多く、50運用の翌日は51運用、62運用の翌日は63運用というように流れていきます。ただし夜間留置停泊の運用に入った以外は翌日の運用が必ずしも順当になるとは限りません。

【相模鉄道車両】
▲10000系8両固定編成(今春から13000系8両固定編成を導入)が充当される運用は原則として11運用~15運用となる。ただし予備編成のある20000系8両固定編成や他系列の10両固定編成(他社乗り入れ車両を除く)で運用されることがある。
▲20000系が充当される運用は原則として列車番号末尾に“G”がつく(30番代・40番代には8両固定編成、90番代には10両固定編成の充当となる)が、自社完結運用も多く設定されている。予備があれば列車番号に“G”が入らない固定外の運用(8両固定編成は11~15運用、10両固定編成は50~59運用・61~69運用)にも充当される。
▲12000系が充当される運用は原則として70~73運用となるが、予備がある場合は固定外の運用(11~15運用・50~59運用・61~69運用)にも充当されることがある。ここ直近ではないがダイヤが乱れた場合、東日本旅客鉄道埼京線内のみを代走運転することがある。
▲8000系・9000系・10000系10両固定編成・11000系が充当される運用は原則として50~59運用・61~69運用となり、8両固定編成の代走時は11~15運用となる。11000系の『そうにゃんトレイン』はこれらの運用に充当されている。

12000系と20000系には固定運用が存在し、ダイヤ改正後も引き続き12000系は70~73運用、20000系は8両固定編成が30番代・40番代のG運用、10両固定編成が90番代のG運用となっています。それ以外は基本的に固定外の運用(11~15運用・50~59運用・61~69運用)で順当に流れる形になっています。特筆すべきは土曜休日13運用と土曜休日58運用で、それぞれ片道1運用だけでしたが、前者は改正後は一旦入庫を挟んで再出庫する運用が組まれています。後者は早朝だけの1本だけから変わって運用が増えるので、となると土曜休日は予備留置で運用が削られているものがあるかもしれません。『そうにゃんトレイン』では運用番号が公表されることから、運用番号で合致すればその運用に入ると考えるべきかと思いますが、ダイヤ乱れなどが発生した場合はその限りではないようです。

【東日本旅客鉄道E233系7000番台】
▲東日本旅客鉄道E233系7000番台が充当される運用は74運用以降の70番代・80番代運用が基本だが、ダイヤ乱れや別の事情により12000系の運用(70~73運用)を代走することがあり、その際には定期運用では走行しない横浜(SO-01)~西谷(SO-08)間も走行する。

東日本旅客鉄道E233系7000番台の運用ですが、かしわ台車両センター出庫が74運用以降の70番代、川越車両センター出庫で相模鉄道直通運用が絡むものは80番代となっています。海老名(SO-18)~川越間を通して運転する列車も引き続き設定されていて(平日の川越発はない)、平日は埼京線内は通勤快速、土曜休日は埼京線内は快速となります。12000系の埼京線直通は71~73運用で、最遠でも池袋(JA-12)となっています。池袋を超えて赤羽(JA-15)以遠の各駅に直通する列車はやはりE233系7000番台に限られますが、ダイヤ乱れなどの場合はごくまれに12000系となることがあります。

【東急電鉄車両】
▲東急電鉄車両は40番代のK運用までが目黒線車両、50番代・60番代のK運用が東横線車両の運用となっている。ダイヤ改正後も引き続き相模鉄道完結運用が設定されている。

東急電鉄の車両は列車番号末尾に“K”のつく列車が基本的ですが、40番代までは目黒線車両、50番代・60番代は東横線車両の運用となり、前者は塗装変更された3000系および3020系、後者は“Q SEAT”車両組み込みの編成が充当されることがあります(主に土曜休日)。ちなみに東急電鉄車両による相模鉄道完結運用を調べると、平日は下りが7707レ(平日30K運用)、6733レ(平日61K運用)、3841レ(平日52K運用)、上りが7982レ(平日52K運用)、7706レ(平日63K運用)のみですが、土曜休日はそれよりも多く設定されていて、下りが7001レ(土曜休日35K運用)、7059レ(土曜休日18K運用)、7075レ(土曜休日07K運用)、7079レ(土曜休日23K運用)、7087レ(土曜休日22K運用)、7093レ(土曜休日27K運用)、7095レ(土曜休日06K運用)、2095レ(土曜休日55K運用)、7097レ(土曜休日35K運用)、7103レ(土曜休日35K運用)、7983レ(土曜休日55K運用)、上りが7000レ(土曜休日35K運用)、7004レ(土曜休日35K運用)、7016レ(土曜休日27K運用)、6720レ(土曜休日20K運用)、7024レ(土曜休日18K運用)、7032レ(土曜休日06K運用)、6006レ(土曜休日07K運用)、2082レ(土曜休日23K運用)、6788レ(土曜休日22K運用)、2098レ(土曜休日55K運用)、7094レ(土曜休日35K運用)、7706レ(土曜休日64K運用)、7982レ(土曜休日55K運用)となっていて、横浜~西谷間の区間運用が多くを占めています。東横線車両の相模鉄道完結の特急運用は平日のみ、目黒線車両・東横線車両の快速運用は土曜休日のみに設定されていて、土曜休日35K運用は横浜~西谷を往復する運用が中心になるのでしょうか。なかなか面白い運用になりそうです。

【全4編成すべて赤色に】小田急電鉄1000形1065F(4両固定編成)、バーミリオンはこね塗装で運用復帰、塗装変更が完了に

2026年3月3日の6827レ(小2402←伊2327・平日111運用)より、小田急電鉄1000形の小田急箱根鉄道(平坦区間)専任編成である1065Fがバーミリオンはこね塗装で営業運転に復帰、同月4日から小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間の往復運用(112運用)に充当されました。これで専任編成の全4編成へのバーミリオンはこね塗装への変更が完了しました。
▲小田急箱根鉄道(平坦区間)専任の1000形4両固定編成で最後までインペリアルブルーの帯を巻いていた1065Fがバーミリオンはこね塗装となり、ついに予定通り全4編成のバーミリオンはこね塗装編成が揃った。
▲1000形のバーミリオンはこね塗装。ダイヤ改正以降は小田原~箱根湯本間で車掌が乗務しないワンマン運転が開始されり

1000形4両固定編成の小田急箱根鉄道(平坦区間)専任編成のバーミリオンはこね塗装への変更の順番は偶然にもリニューアル更新工事を受けた時の順番になっており、2020年度が1065Fであったので、約6年で塗装変更となりました。この動きをもって専任編成の塗装変更が終了することになります(専任編成でインペリアルブルーが消滅)。この1000形は2代目の赤い電車となりましたが、この塗装は山岳区間の3000形に合わせた塗装となっております。今春3月のダイヤ改正からはワンマン運転が実施され、小田急箱根鉄道平坦区間ではロマンスカーを除き車掌が乗務しなくなります。

【E653系の次は651系】東日本旅客鉄道E657系1編成が651系デザイン復刻編成として運転へ

2026年3月6日、東日本旅客鉄道水戸支社・東北本部が今春の『ふくしまデスティネーションキャンペーン』の開催を記念して、常磐線特急列車で使用される勝田車両センター(都カツ)のE657系1編成に、かつての特急『スーパーひたち』・『フレッシュひたち』で運用されていた651系0番台をオマージュした塗装に変更し、運転することを発表しました。
▲E653系0番台復刻塗装に続いて651系0番台復刻塗装となるE657系(写真は都カツK10編成)。常磐線特急列車で活躍した2系列がE657系ですべて復刻されることに。この651系0番台復刻塗装編成は4月11日の8M列車(い0921→品1151)から運用に入るものと思われる。
▲E653系0番台復刻塗装編成は5編成(都カツK1編成都カツK2編成都カツK3編成都カツK12編成都カツK17編成)に施工されていたが、郡山総合車両センターへの検査入場で順次戻されていて、残るはオレンジパーシモンの都カツK3編成だけ。651系0番台復刻塗装編成も検査施工時となる2028年春頃までの予定である。
▲かつて常磐線特急列車で活躍した651系0番台(写真は水カツK103編成水カツK105編成)。基本編成(7両固定編成)の大半と一部の付属編成(4両固定編成)は高崎線特急の1000番台として転用されていたが、一部の編成はE657系への座席上方ランプ設置改造に伴う予備車確保などで残存し、E657系への置き換えが完了したあと、波動輸送用として残されていた。

E657系では常磐線の特急で活躍していたE653系0番台基本編成(オレンジパーシモンを除く)・付属編成(オレンジパーシモン)の復刻塗装が話題となり、塗装を戻している編成も含みますが都カツK1編成都カツK2編成都カツK3編成都カツK12編成都カツK17編成の5編成に復刻されました。残るE653系0番台復刻塗装の編成は都カツK3編成だけですが、入場すれば元の塗装に戻りそうです。次の651系0番台復刻塗装がどの編成になるのか気になるところですが、都カツK3編成の次に入場する編成になるのかな?2028年春までということで、塗装変更実施した後の次の検査入場がポイントでしょうか。

現在は形式消滅となった系列ですが、かつて『スーパーひたち』(現在の『ひたち』)・『フレッシュひたち』(現在の『ときわ』)に使用されていた651系0番台は基本編成(7両固定編成)・付属編成(4両固定編成)とともに9編成ずつの合計99両が製造され、鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞したほか、『タキシードボディのすごいヤツ』というキャッチコピーが与えられていました。前面部は非貫通の先頭車ですが、前照灯と一体化したLED式(末期は一部フルカラー式)の愛称表示器を配置し、側面部は幕式とされました。0番台は交直流電車ですが(取手(JJ-10)~藤代間にあるデッドセクションでは電気が消えることがある)、交直流特急形電車では界磁添加励磁制御はこの系列が唯一であり(1000番台に転用された編成は直流電車に改造)、最終的にはE257系2500番台・5500番台に置き換えられるまで運用されました。クハ651-1001以外は解体されましたが、クハ651-1001が残されているので、イベント時に公開されることはあるのでしょうか。

2026年3月6日

【まさかの代走で実現?】東日本旅客鉄道E233系7000番台都ハエ117編成が相模鉄道71運用を代走、本線横浜(SO-01)へ

2025年3月3日、東日本旅客鉄道E233系7000番台で埼京線開業40周年記念のヘッドマーク・ラッピング電車となっている都ハエ117編成が所定では相模鉄道12000系固定の平日71運用を代走し、通常は入線しない横浜(SO-01)~西谷(SO-08)間に入線しました。
▲相模鉄道12000系の代走でまさかのE233系7000番台都ハエ117編成が抜擢された。埼京線直通列車はもちろんだが、夕方夜間の相模鉄道完結の特急・快速運用にも充当され、ファンの注目を集めた。なお埼京線開業40周年のラッピング・ヘッドマークは継続されている。

E233系7000番台では相模鉄道の列車番号では74以降の70番代(かしわ台車両センター出庫)、80番代(川越車両センター出庫)の運用が中心であり、ダイヤ乱れがなければ通常は12000系の所定となる70~73運用に充当されることはありません。ただし川越車両センターでイベントが開催される際に12000系が展示車両となるときなどで、その補填として1編成が代走に使用されることがあります。今回はイベントとは関係ありませんが、E233系7000番台が相模鉄道の横浜に来ることは非常に珍しく、しかも今回は埼京線開業40周年ヘッドマーク・ラッピング電車でしたので、驚かれたのではないでしょうか。

2026年3月4日

【8000系じゃない!】相模鉄道9000系9703Fがまさかの廃車除籍処分に

2026年3月2日、相模鉄道では2016年4月から初めて3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装となり、2025年9月から“SOTETSU LINE HISTORY TRAIN”として運転されていた9000系9703Fが廃車除籍処分となり、かしわ台車両センターから陸送されました。
▲2025年9月から“SOTETSU LINE HISTORY TRAIN”となっていた9000系9703Fがまさかの廃車除籍処分となった。同系列の廃車除籍はリニューアル対象から外れていた9701F以来、約5年3ヶ月ぶりの廃車除籍処分となった。現行の3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”に塗装されてからちょうど10年で廃車されたことになる。
▲相模鉄道で最初に3代目塗装となった9000系が廃車となったことで、8000系・9000系が13000系により置き換えられる可能性が高まった。今回廃車となった編成は1995年に登場しており、約31年間(リニューアルされてから約10年間)の活躍だった。
▲上星川(SO-07)に進入する9000系9703F。本来は“SOTETSU LINE HISTORY TRAIN”として2026年3月末までの予定だったが、まさかの廃車で予定よりも約1ヶ月早まってしまった。

この編成は2015年度から施行された“YOKOHAMA NAVYBLUE”へのリニューアル(座席に本革を採用)が行われた最初の編成であり、当時の相模大塚(SO-15)で行われた撮影会では最後の初代塗装で残っていた、唯一2代目塗装とならなかった9705Fと、2代目塗装であった9706Fと並べて撮影会が行われたあと、団体専用列車での運転を行った後に定期営業運転に投入されました。当時はホームドアがほとんどの駅で設置されていなかったため(現在は海老名(SO-18)を除く各駅に設置済み)、車番表記がリニューアル完了後も唯一側面下部に配置されていて、ホームドア設置が進んだあとも車番表記の移設は確認されず、他編成とは少し異彩を放っていました。同編成は2025年9月から“SOTETSU LINE HISTORY TRAIN”として運転されていましたが、2026年2月25日の平日69運用を最後に定期営業運転を離脱したものと思われ、車体にラッピングが施工されたまま廃車解体処分となったようです。9000系の廃車は唯一リニューアル対象外だった9701F以来のことで、現在の“YOKOHAMA NAVYBLUE”に塗装された車両の廃車は今回が初めてのこととなります。

13000系の導入で2代目塗装で残っている8000系の置き換えが進むかと思われていましたが、まさかの9000系、かつ3代目塗装編成では初めてということで、ファンに衝撃が走っています。