2026年3月22日

【E653系から651系に】東日本旅客鉄道E657系都カツK1編成が651系0番台復刻塗装に変更され運用復帰へ

2026年3月22日、同年4月1日から『ふくしまデスティネーションキャンペーン』を開催することから、東日本旅客鉄道郡山総合車両センターに入場していたE657系都カツK1編成(クハE657-1以下10両)が往年の特急『スーパーひたち』・『フレッシュひたち』で運用されていた651系0番台オマージュの塗装に変更された姿でお披露目会が行われたようです。
▲E653系0番台のオーシャンブルー復刻塗装となっていた都カツK1編成が今度は651系0番台オマージュの復刻塗装に。トップナンバーは651系0番台・E653系0番台の両方の塗装を復刻された唯一の編成で、4月11日の8M列車(い0921→品1151)から運用に入るものとみられる。
▲E657系の通常塗装は側面窓下部に紅梅色の太い帯があしらわれており、車両番号の下部にあたる裾部とスカート部分は薄紫が配されていて。連結器カバーに編成番号が記載される。651系0番台復刻塗装編成ではフルカラーLED式の種別行先案内表示器付近と連結器カバーに『JR』のロゴマークが入り、裾部・スカート部分も白色となるようだ。
▲かつて常磐線特急列車で活躍した651系0番台(写真は水カツK103編成水カツK105編成)。E657系では連結器カバー部分に編成番号が書かれているが、その部分は651系0番台復刻塗装編成では『JR』マークのみとなる。『タキシードボディのすごいヤツ』というキャッチコピーが与えられた。

E657系では常磐線の特急で活躍していたE653系0番台基本編成(オレンジパーシモンを除く)・付属編成(オレンジパーシモン)の復刻塗装を都カツK1編成都カツK2編成都カツK3編成都カツK12編成都カツK17編成の5編成に復刻しましたが、もとオーシャンブルー復刻塗装編成であった都カツK1編成が通常塗装に戻るのかと思いきや、なんと651系0番台オマージュ塗装に変更されている様子が確認され、注目されていました。裾部付近には細い緑色の帯、側面部の種別行先案内表示器付近と連結器カバーに『JR』マークが配されています(通常塗装編成は裾部が薄紫で連結器カバー部分には編成番号を記載)、651系0番台を連想させる塗装に仕上がっています。この復刻塗装での次回検査施工時の2028年春までということで、都カツK1編成の登場当初からの通常塗装への復帰は約2年後になりそうです。

【両先頭車は九州へ?】東京臨海高速鉄道70-000形東臨Z10編成が中間電動車6両・中間付随車2両の廃車解体処分で九州行きか…?

2026年3月5日の平日89運用を最後に運用を離脱したと思われる、東京臨海高速鉄道70-000形東臨Z10編成の中間電動車と中間付随車が東臨運輸区から陸送されています。この中間車8両は解体処分になるものと思われ、九州旅客鉄道に譲渡の可能性のあるクハ70-100・クハ70-109の動向が注目されます。
▲東京臨海高速鉄道70-000形ラストナンバーの東臨Z10編成の中間電動車(6両)・中間付随車(2両)が廃車解体処分に。こうなると先頭車のクハ70-100とクハ70-109は九州旅客鉄道譲渡が予想されている。元東臨Z8編成元東臨Z9編成と同様の動きをするのだろうか。
▲東京臨海高速鉄道70-000形は残るは東臨Z1編成東臨Z2編成東臨Z3編成東臨Z6編成東臨Z7編成の5編成となった。このうち、先頭車のロゴマークの“TWR”と『りんかい線』の表記があるのは東臨Z7編成だけとなってしまった。
▲東京臨海高速鉄道71-000形は3編成(30両)が在籍していて、後期型を先に置き換えている。まだ半数に達していないが、70-000形の前期型が先に残る異例の展開となっている。

今回廃車となった70-000形東臨Z10編成はこの形式のラストナンバーであり、当初から10両固定編成で登場しています。GTO素子からIGBT素子への機器更新工事は最後から2番目に施工されていました。登場から約23年間の活躍でした。パンタグラフのホーン部分が黄色に着色されている71-000形東臨Z13編成に置き換えられたものとみられます。なお中間電動車・中間付随車の廃車が確認されているため、先頭車2両は九州旅客鉄道に譲渡され、転用改造工事が行われるものと思われます。71-000形との共通運用や70-000形の置き換えの都合で、3月は5日のみ営業運転に充当され、ダイヤ改正までには運用を離脱していたものと思われます。残る70-000形は東臨Z1編成東臨Z2編成東臨Z3編成東臨Z6編成東臨Z7編成であり、先頭車前面部ロゴマークが“TWR”と『りんかい線』で併記されているのは東臨Z7編成だけとなってしまいました。後期型は九州旅客鉄道に譲渡の動きを見せていますが、前期型はどうするのでしょうか。

2026年3月21日

【255系花形運用だった】東日本旅客鉄道255系都マリBe-03編成が『しおさい』(9301M列車・9302M列車)に充当される

2026年3月20日、東日本旅客鉄道幕張車両センター所属の255系都マリBe-03編成(クハ255-3以下9両)を使用した『しおさい51号』(9301M列車)と『しおさい50号』(9302M列車)が運転されました。これらの臨時列車充当に備えて同系列は大宮総合車両センターで再塗装と整備を受けていました。
▲房総地区の臨時特急向けに残されていた255系都マリBe-03編成が久しぶりに『しおさい』に充当された。この特急『しおさい』は運転開始50周年を記念して、E259系(都クラ)に置き換えられる前の255系で臨時運転されたものである。

今春に255系を使用する臨時特急列車は3月20日の『しおさい51号』(9301M列車)と『しおさい50号』(9302M列車)、5月2日から6日の『新宿わかしお』(往路1号、9051M列車9053M列車・復路2号、9056M列車9058M列車)、5月2日から5日の『わかしお83号』(9083M列車)、5月3日から6日の『わかしお82号』(9082M列車)に使用され、GWの連休期間中に『新宿わかしお』の合間に『わかしお』に充当される運用となりそうです。5月の連休までは255系はしばらくお休みとなりそうですね。この255系の『しおさい』の指定席特急券は2月20日の10時から発売となりましたが、早々に満席となってしまいましたね…。

【あの放送のナゾが…?】小田急電鉄5000形5062Fによる特別団体専用列車が運転されたワケ

2026年3月20日、小田急電鉄5000形5062Fを使用した、同社子会社の小田急トラベル主催の『5000形で流れるあの渋い?男性自動アナウンス全公開スペシャルツアー』に伴う特別団体専用列車が海老名(OH32)~新松田(OH41)間で運転されました。この男性の英語入り自動アナウンスはこの形式で流れる限定の放送となっているようです。
▲海老名検車区予備留置相当(前日は平日E11運用に充当)の5000形5062Fを使用した特別団体専用列車が海老名~新松田間の1往復だけ運転された。5000形で特別団体専用列車というと5055F(もころん号)が多いが、他編成では珍しい光景となっている。

今回の特別団体専用列車では通常の種別行先・次停車駅を案内する日本語・英語の自動放送(日本語は西村文江氏、英語はクリステル・チアリ氏が担当)のほかに、小田急アプリで混雑率に対応する5000形(全14編成・現在は5065F5066Fが登場)に乗車した際にのみ、ごくまれに流れる渋い声の男性の自動アナウンスを聞いたことがある方いらっしゃると思いますが、その放送をこのツアー限定ですべて流してくれるようです。放送の録音自体は可能でしたが、著作権の都合により動画、録音データのSNSなどへの公開、一般向け等の販売は禁止です。5000形でしか流れない通常放送もありますが、緊急放送も入っているようです。

私も確かにこのアナウンスは気になっていましたが、その謎はこのツアーで明らかとなった形です。よくあるのは終着駅に到着した後、折り返しが回送となる場合、終点到着後に流れることがあります。終着駅到着後に折り返しが回送となる場合に流れる様子が聞けるかもしれませんね。

2026年3月20日

【改造有無に違いが…】東急電鉄9000系9007F(一部改造済)と9010F(改造未実施)が西武鉄道に譲渡のため甲種輸送される

2026年3月19日、東急電鉄9000系9007Fのデハ9407を抜き取った4両と、9010Fのデハ9410を抜き取った4両の合計8両が、西武鉄道譲渡のため小手指車両基地に甲種輸送されました。これらの2編成は7000系7106F7109Fになる見込みです。
▲大井町線一筋だった9000系9007Fは一部改造工事を受けた状態で西武鉄道に譲渡となる。東横線に最後まで残っていた9000系9010Fは未改造の状態で西武鉄道に譲渡となる。両者の改造有無の違いが見て取れる。

9000系9007Fは譲渡対象外のデハ9407を除く4両に東急テクノシステムで一部の改造工事を施工されており、最終的な転用改造は武蔵丘車両検修場で実施される見込みです。9000系9010Fは譲渡対象外のデハ9410を除く4両が未改造の状態で、転用改造は武蔵丘車両検修場で行われるようです。どちらも譲渡が実現したわけですが、9007Fといえば大井町線一筋で活躍した長津田検車区の生え抜き車両です。譲渡後は7000系7106F7109Fとして運用されることになりそうですね。

【愛された“VSE”の日に】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50001がロマンスカーミュージアムで展示を開始

2026年3月19日、小田急電鉄大野総合車両所で保存展示に向けた整備を受けたあと、1000形1069Fの牽引で海老名検車区へ回送され、ロマンスカーミュージアム内のギャラリーに搬入されていた、ロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50001の展示が開始されました。
▲2023年12月の完全引退から約2年3ヶ月、ロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50001が同形式の就役日に合わせてロマンスカーミュージアム内のミュージアムギャラリーの新たな仲間に加わった。ロマンスカー“RSE”20000形と異なり、側面部愛称表示器を点灯させた。

この形式の保存展示車両となっているデハ50001(と陸送済みのデハ50901)は旅客用扉がない車両である(乗降は隣の号車から行っていた)ため、駅ホームと同じ高さのデッキ部分が新たに設けられており、ロマンスカー“HiSE”10000形側から回り込む形で並んで見学できるようになっており、ロマンスカー“VSE”50000形ならでは特徴の連接台車の連結面部分も見ることができます。車内見学の際は車掌がドア開閉操作を行っていた乗務員室から入り、非常用扉から出るようになっています。なおロマンスカー“VSE”50000形が展示を開始する19日から、大人1人の入館料が税込900円から税込1,100円に改定されました(子ども・幼児は変更なし)。

今後はロマンスカー“VSE”50000形50001Fのデハ50001を活用したイベントも予定されているほか、子会社の小田急トラベルから、一部追加料金でロマンスカーの展望席車両などでの車中泊を含めたロマンスカーミュージアム5周年ナイトツアーも予定されています。

2026年3月19日

【4000形と同数に】小田急電鉄5000形5066Fが日本車両製造豊川製作所を出場、海老名検車区へ甲種輸送される

2026年3月18日、日本車両製造豊川製作所で製造された小田急電鉄5000形の最新編成である5066Fの甲種輸送が実施されています。西浜松貨物ターミナルまでは愛知機関区のDD200形13号機、そこから小田原線新松田(OH41)までは日本貨物鉄道新鶴見機関区所属のEF65形2087号機が牽引を担当しました。
▲2025年度分の5000形の増備は日本車両製造豊川製作所製造の5065Fだけである。ところが早くも2026年度分と思われる最新編成の5066Fが日本車両製造豊川製作所を新製出場した。当初予定よりも出場を前倒しした可能性がある。2026年度分での5000形の導入数が気になるところだが、8000形を順次置き換えていくことは確実だ。
▲8000形は残存編成すべてが現役だが、いずれは置き換えられて数を減らすことは必至。6両固定編成は大半が西武鉄道に譲渡となるが、写真の2編成は対象外となる。

同編成は新宿(OH01)寄りからクハ5066+デハ5016+デハ5116+サハ5166+サハ5266+デハ5216+デハ5316+サハ5366+デハ5416+クハ5466となっており、5065Fと同様にクハ5466にはもころんのぬいぐるみが乗せられていました。サハ5366には子育て応援車両が設定される見込みです。新松田到着後は新松田から海老名検車区まで自走回送となり納車されるようです。この編成の登場で日本車両製造豊川製作所で製造された編成数(5編成)が総合車両製作所横浜事業所で製造された編成数(4編成)を上回りました。2025年度分以降は検測設備の搭載はありませんので、営業運転をしながら検測ができる編成は5063Fと予備の5064Fの2編成のみとなりそうです。なお前回増備分からは車両間貫通扉の取っ手の形状が変更されていますので、5066Fでもそれに倣っているものと思われます。これで5000形電車は4000形電車と同数(16編成)で、8000形の最盛期の両数(160両)と同じになりました。4000形を上回り3000形に次ぐ2番目の主力車両となるかもしれません。

【小田急電鉄5000形の在籍】10両16編成(160両) ※2026年3月18日現在
<川崎車両株式会社(旧川崎重工業兵庫工場)>
5051F5052F(3号車Love for Baby車両)・5055F(もころん号)・5056F5060F5061F5062F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F5054F(3号車Love for Baby車両)・5063F5064F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F5058F5059F5065F5066F

【今度は単独で西武鉄道へ】東急電鉄9000系9010Fのうちデハ9410を除く4両が西武鉄道に譲渡のため甲種輸送される

2026年3月17日、東急電鉄9000系9010Fが譲渡対象外のデハ9410を抜き取って4両固定編成に組成され、長津田検車区から西武鉄道小手指車両基地に向けて甲種輸送が実施されました。この編成は西武鉄道武蔵丘車両検修場で改造され7000系7109Fになるものと思われます。
▲西武鉄道への譲渡が決まった9000系9010Fの4両。赤帯復刻編成を除く編成が譲渡されるという法則を考慮して7000系7109Fとなりそうだ。
▲元9000系9003Fは7000系7102Fに改造されて武蔵丘車両検修場を出場した。すなわちこの7000系のトップナンバー(7101F)は9000系9002Fからの転用改造が見込まれる。
▲6020系5両固定編成は6159Fまで登場した。全体の半数が出場したことになる。

9000系は赤帯復刻編成を除き、西武鉄道に譲渡される公算が高く、9000系9010Fではデハ9410を抜き取った4両に組成したうえで、譲渡が決まりました。このため譲渡後は7000系7109Fになるものと思われます。この編成は武蔵丘車両検修場での改造工事ということになりますね。東横線時代は最後まで残っていた3編成のうちの1編成でした。西武鉄道7000系になっても車端部のボックスシートは活用されているようですね。

2026年3月18日

【使用編成はグリーン】舞浜ディズニーリゾートラインで『スパークリング・ジュビリー ライナー』を運転へ

2026年3月17日、舞浜ディズニーリゾートラインでは同年9月に東京ディズニーシーが2001年の開園から25周年を迎えることから、同年4月15日から“Type C”100形151号編成(グリーン)を使用した『スパークリング・ジュビリー ライナー』を運転することが発表されました。
▲東京ディズニーシー開園25周年記念の『スパークリング・ジュビリー ライナー』の担当となる“Type C”100形151号編成(グリーン)。この車両は就役直後に『ファンタジースプリングス ライナー』に起用されており、同車両にとってはそれ以来のラッピング車両となる。

舞浜ディズニーリゾートラインでは東京ディズニーシー開園25周年記念として、2024年には新エリアのグランドオープンを記念した『ファンタジースプリングス ライナー』にも起用されていた“Type C”100形151号編成(グリーン)を使用し、車内の内装もジュビリーブルーに染まっているデザインとなっています。ラッピングに起用されることから座席モケットは交換されるほか、運転時刻についても公表される見込みです。なおこの『スパークリング・ジュビリー ライナー』は2026年4月15日から2027年3月31日まで運転されることとなっています。車内のBGMもディズニーシー25周年のものが流れるものと思われます。

一方の東日本旅客鉄道京葉線舞浜(JE-07)の発車メロディについても、ディズニーシー25周年のものが流れるのでしょうか。4月15日以降、どうなるのか気になるところです。

【運転ダイヤは公表】相模鉄道11000系11004Fの『13代目そうにゃんトレイン』が運転を開始

2025年3月16日の6012レ(平日56運用)より、相模鉄道の広報キャラクター『そうにゃん』をラッピングした11000系11004Fの『13代目そうにゃんトレイン』が相鉄本線・いずみ野線でで運転を開始しました。初日の平日56運用は6012レ6709レ1458レ2023レでした。
▲『13代目そうにゃんトレイン』となった11000系11004F。11代目以来の担当で、12代目の11002Fからそうにゃんのぬいぐるみ、そうにゃんの座席モケット、金色のそうにゃんの形をした吊革が継承された。2027年3月までの運転が予想されている。
▲『12代目そうにゃんトレイン』を担当した11000系11002F。『そうにゃんトレイン』では初めて下り方先頭車にそうにゃんのぬいぐるみが乗せられたほか、この編成にとっては初の『そうにゃんトレイン』であった。

『13代目そうにゃんトレイン』はいずみ野線湘南台(SO-37)の改札口構内に飾られている、『そうにゃんだい』のディスプレイが今年で10周年となるため、これまでに同駅で展示してきた四季折々のそうにゃんのデザインを前面部・側面部に取り入れ、車内には1号車から順に2016年から昨年までの湘南台のコンコースに飾られていたイラストが見られます。11002Fで使用されていたそうにゃんの形のつり革や座席モケットは12代目から引き継がれ、約1年間の運転を予定しており『13代目そうにゃんトレイン』の運転時刻もホームページで運用が公表されています(列車番号や運用番号は時刻表(PDF)に記載されており、確認できます)。ちょうどダイヤ改正のタイミングに交代となったようですね。