2026年8月24日

【立席でも指定される】京王電鉄、5000系使用の有料座席指定列車『京王ライナー』に『立席』を新規導入へ

2026年8月20日、京王電鉄が5000系(5731F5740F)を使用して運転されている有料座席指定列車『京王ライナー』について、同年10月1日以降運転される列車を対象に新たに『立席』を導入することを発表しました。同系列の1号車~4号車・6号車・8号車~10号車に設置されている簡易腰掛付きのフリースペースを活用し、立席(1編成24席分)として発売するようです。
▲有料座席指定列車の『京王ライナー』などで運用される5000系。新たに平日の一部『京王ライナー』に『立席』(ただし号車・座席は指定)を導入することとなった。全車両に車椅子やベビーカーが利用可能なフリースペースを設けているため、車椅子利用者に配慮して5号車・7号車にそのスペースを確保し、それ以外のフリースペース部分24席分を立席とした。

有料座席指定列車『京王ライナー』は平日の通勤通学時間帯の利用者が多く、立席でも利用したいとの声を受けて、車椅子利用者に配慮するため、フリースペース機能を5号車・7号車に残して、それ以外の車両のフリースペースを3席分(1号車・2号車・3号車・4号車・6号車・8号車・9号車は13D席・14D席・15D席、10号車は1D席・2D席・3D席)に区分して立席扱いで発売するようです。なお『立席』は利用者の多い平日の一部列車のみに適用し(土曜休日では適用列車なし)、立席利用の場合の指定料金は400円となります。なお指定席券売機では発売されず、チケットレスでの発売となります。また料金面についても改定が予定され、現行では平日・土曜休日およびチケットレス・指定席券売機での購入を問わず410円となっているところ、平日は立席で400円、座席のチケットレスで500円、指定席券売機(事前購入)で600円、土曜休日は座席のチケットレスで400円、指定席券売機(事前購入)で500円に変更され、座席指定券を持たずに乗車した場合は1,000円に改定されます。なおこれに先立って5号車・7号車以外のフリースペースに座席番号が割り当てられた車両が確認されており、立席導入の準備が進められているものと思われます。ちなみに来春には5000系以外の一部車両への座席指定サービス導入を検討しているとのことです。

なお『立席』導入の京王ライナーは以下の通りです。それ以外は座席(着席)のみとなりますのでお間違えの無いようにお願いします。

【立席導入の京王ライナー】
平日京王本線上り
7004レ(平日55K運用・八0603→宿0648)
7006レ(平日57K運用・八0627→宿0713)
7008レ(平日54K運用・八0748→宿0839)
7010レ(平日55K運用・八0831→宿0919)
平日高尾線上り
7162レ(平日56K運用・山0630→宿0725)
平日相模原線上り
7734レ(平日52K運用・橋0618→宿0700)
7736レ(平日53K運用・橋0710→宿0800)
7738レ(平日52K運用・橋0814→宿0903)
7740レ(平日57K運用・橋0826→宿0911)
7742レ(平日51K運用・橋0850→宿0930)
平日京王本線下り
7003レ(平日51K運用・八0603←宿1800)
7005レ(平日52K運用・八1941←宿1900)
7007レ(平日56K運用・八2041→宿2000)
平日相模原線下り
7737レ(平日56K運用・橋1858←宿1820)
7739レ(平日54K運用・橋1919←宿1840)
7741レ(平日57K運用・橋1959←宿1920)
7743レ(平日51K運用・橋2019←宿1940)
7745レ(平日54K運用・橋2056←宿2020)

2026年8月23日

【未更新車完全消滅か】相模鉄道10000系10708F(10両固定編成)、かしわ台車両センター入場でリニューアル更新工事の可能性?

2026年8月20日の平日69運用(7093レ・西2350←横2337)をもって定期営業運転を離れ、相模鉄道かしわ台車両センターに入場中と思われる10000系10708F(10両固定編成)のクハ10708が編成から切り離され、一部中間車が留置されているようです。同編成は10000系で最後の制御装置未更新編成、リニューアル更新工事を施工されていない編成です。
▲2代目塗装としての運用を終えたと思われる10000系10708F(10両固定編成)。登場当時からの姿は見納めとなり、3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”への塗装変更を含むリニューアル更新工事施工の入場となるのだろうか。この動きとなると10000系はすべて3代目塗装の姿に。
▲10000系10708Fはかつての『ウルトラヒーロー号』を思い起こさせる、赤色の復刻塗装で定期営業運転に入っていた。

▲リニューアル更新工事が施工されると、登場当時からの車番のステッカー、2代目の『そうにゃん』のドアステッカー、赤い座席モケットと青い座席モケット(優先席)が見納めに。

この編成は8000系1編成のレール削正車への衝突事故による廃車による穴埋め(代替車)として2007年に製造され、ラストナンバーにもかかわらず10両固定編成となり、未更新編成として約19年間活躍してきました。ラッピング電車も3回ほど経験しており、『ウルトラヒーロー号』は2回も経験しています。なお先頭車だけでしたが、8000系や9000系の初代塗装でもあった赤色の塗装を復刻し、往年の『ウルトラヒーロー号』を彷彿とさせる姿で営業運転に使用されたこともありましたし、ヘッドマークを掲出して運転されたこともありました。10000系では編成番号順にリニューアル更新工事が施工され、そのうちの2編成(8両固定編成・10両固定編成の1編成ずつ)は塗装変更・内装変更を一旦省略したうえで、リニューアル再開の際に塗装や内装を変更したりしましたが、まもなく全8編成の施工が完了することになりそうでしょうか。リニューアル更新工事が施工されると制御装置更新、塗装変更、内装更新などが実施されることは間違いありませんので、リニューアル前の姿は見納めとなる可能性があるでしょう。

【事前計画立てよう】東日本旅客鉄道が2026年秋(10月〜11月)の臨時列車の概要を発表

2026年8月21日、東日本旅客鉄道が2026年秋の臨時列車の運転概要を発表しました。今回も注目すべき臨時列車を抜粋して紹介します。新幹線特急券・在来線特急券は運転日の1ヶ月前の10時から発売されますので、事前に計画を立てておき、みどりの窓口設置駅または指定席券売機設置駅での乗車券・特急券の確保をお勧めします。
▲新幹線は東北新幹線『はやぶさ』『こまち』や北陸新幹線『かがやき』などの最速達列車の愛称を中心に増発が予定されている。『はやぶさ』の臨時列車ではCDデビュー決定のアイドルグループ“KEY TO LIT(キテレツ)”のコンサートの帰宅に便利な列車が含まれる。上越新幹線では越後湯沢発新潟行き『とき』の設定が1本あるが、乗車できる号車が限定される
▲臨時特急列車に使用予定のE257系5000番台・5500番台(いずれも都オオ)。同系列5000番台は特急『踊り子』『あずさ』のほか、アクアラインマラソン開催日の『新宿さざなみ』など、5500番台は特急『草津・四万』のほか『新酒・もみじ回遊号』(前特急『おうめ』臨時便)、『谷川岳もぐら』・『谷川岳ループ』、『鎌倉満喫青梅』・『鎌倉満喫五日市』や、東海旅客鉄道御殿場線直通の特急『Mt.Fuji御殿場』などに使用される。
▲E257系500番台は特急『新宿さざなみ』・『新宿わかしお』・『わかしお』のほか、『あやめ(佐原の大祭秋祭り)』などに使用される。なお255系都マリBe-03編成の臨時特急列車はない。
▲E257系2000番台・2500番台は特急『踊り子』中心だが、5000番台で運転の『踊り子』もあるほか、2000番台は特急『あずさ』・『アルプス』に充当される(今夏はE353系の充当日程が組まれていた)。また2500番台は5500番台の代走で特急『草津・四万』に使用されることも。
▲各路線と常磐線を1本で結ぶ臨時特急はE653系1000番台のほか、マラソン大会や花火大会関連での特急『ときわ』、特急『絶景秋コキア平塚号』にE657系が使用される。ただし特急『絶景秋コキア平塚号』は651系0番台復刻塗装の都カツK1編成および“Luna Azul(ルナアズール)”以外の編成が使用される。

首都圏エリア(在来線)の秋の臨時列車は新幹線は最速達愛称列車の増発があるほか、在来線については主にE257系5000番台・5500番台(都オオ)、E653系1000番台都カツK70編成都カツK71編成を使用する列車を中心に設定され、255系都マリBe-03編成を使用する列車の設定はありません。このなかで私が気になった臨時列車を抜粋します。

新幹線では『はやぶさ』『かがやき』といった最速達列車のほか、『やまびこ』『はくたか』『とき』などの増発があります。このうち『はやぶさ』ではセキスイハイムスーパーアリーナで行われる5人組アイドルグループ“KEY TO LIT(キテレツ)”のコンサート開催に伴う臨時列車として仙台発東京行き『はやぶさ』の臨時列車があります。ただし9日運転分の臨時便に乗車できなかった場合、この次が東京行きの最終新幹線『やまびこ』(72B列車・郡山以南最終)に乗車するしか手段がありません(仙台発の最終は郡山行きの『やまびこ』)。

E653系1000番台都カツK70編成都カツK71編成を使用する臨時特急列車は『鎌倉』(平日は『平日おさんぽ号』として運転)や常磐線日立発着の『常磐鎌倉号』といった『常磐○○号』のほか(『いなほ』は新潟車両ベースの1000番台・1100番台の充当)、マラソン・花火大会関係の『ときわ』に使用されます。また東海道線平塚(JT-11)発着の特急『絶景秋コキア平塚号』(E657系を使用)を除く特急『絶景秋コキア○○号』(今秋分は高崎線高崎発着、中央線高尾(JC-24)発着、青梅線青梅(JC-62)発着、川越線川越発着での運転)にも使用されます。これらの列車の1号車には2列+1列のグリーン車指定席があります。

E257系を使用する列車で、2000番台では特急『踊り子』をメインに一部の特急『あずさ』や新宿(JC-05)発大糸線直通白馬(13)行き特急『アルプス』や大宮(JS-24)発伊豆急行直通伊豆急下田(IZ-16)行きの特急『伊豆大宮紀行』に、波動輸送用5000番台では特急『踊り子』や特急『あずさ』をメインに、マラソン関係の『新宿さざなみ』に使用されるものと思われます。一方の5500番台は特急『草津・四万』(ただし代走は2500番台担当)のほか、特急『富士回遊』、特急『谷川岳もぐら』・『谷川岳ループ』や中央線新宿と青梅線奥多摩(JC-74)を結ぶ特急『新酒・もみじ回遊号』、青梅線青梅および五日市線武蔵五日市(JC-86)と横須賀線鎌倉(JO-07)を結ぶ特急『鎌倉満喫青梅』・『鎌倉満喫五日市』、外房線茂原と川越線川越を結ぶ特急『蔵の街川越茂原号』、東海道線東京(JT-01)と東海旅客鉄道御殿場線の御殿場(CB-10)を結ぶ特急『Mt.Fuji御殿場』に使用されるものと思われます。逆に500番台は房総地区方面への特急列車がほとんどで、特急『新宿さざなみ』・『新宿わかしお』のほか、鹿島線には直通しないものの成田線佐原発着の『あやめ(佐原秋祭り)』に使用されます。なお255系の使用列車はありません。

E657系を使用する列車はマラソンや花火大会に関連の『ときわ』や、東海道線平塚と常磐線勝田を結ぶ『絶景秋コキア平塚号』に使用されます。同列車に限り、復刻塗装編成以外が使用されますが、ダイヤ乱れ時はその限りではないようです。特急『ときわ』は651系0番台の復刻塗装編成(トップナンバー)が使用されることがあります。特急『ときわ』のなかには勝田発着の勝田~日立間を延長するものがあります。

新幹線は一部列車を除き、在来線の臨時特急列車はすべて指定席となっており、乗車には普通乗車券(区間により交通系ICカード)のほかに特急券(新幹線は新幹線特急券)が必要で、在来線の臨時特急列車では一部を除いて座席上方ランプの使用有無にかかわらず特急券の確認(車内改札)を実施する場合がありますので、乗車後も車内改札が終了する(省略される)までは乗車券および特急券を紛失しないようご注意ください。

2026年8月21日

【編成番号判明】西武鉄道40000系『トキイロ』48101F(8両固定編成)が川崎車両株式会社兵庫工場を出場、甲種輸送される

2026年8月21日、西武鉄道10000系の代替として新宿線・拝島線向け有料座席指定サービス用に川崎車両株式会社兵庫工場で製造された40000系の『トキイロ』のトップナンバーである48101F(8両固定編成)が出場、池袋線小手指車両基地に向けて甲種輸送が実施されています。なお同編成は新宿線・拝島線系統で使用するため、南入曽車両基地所属になるでしょうか。
▲40000系8両固定編成の新形態、有料座席指定サービスの『トキイロライナー』・『トキイロエクスプレス』に使用される『トキイロ』こと48101F(8両固定編成)が川崎車両株式会社兵庫工場を出場、埼玉までの長旅が始まった。8両固定編成で初めての転換クロスシート(0番代)であり、池袋線系統のロングシート車両の50番代と区別されている。
▲これまでに『小江戸』『ちちぶ』『むさし』などで活躍してきた10000系。ラストナンバーを除き廃車解体処分となる可能性がある。特急『小江戸』の後継の『トキイロエクスプレス』では新宿線特急停車駅と田無(SS-17)・新所沢(SS-24)が停車駅となる(平日朝ラッシュ時間帯の上りを除く)。

編成組成は機関車次位が基準ですが、西武新宿(SS-01)寄りからクハ48101+モハ48201+モハ48301+サハ48401+サハ48501+モハ48601+モハ48701+クハ48801とみられます。車両番号は車体側面部の車端部付近に小さく書かれています。2号車のモハ48201と6号車のモハ48601にVVVFインバータ制御装置、偶数号車(2号車・4号車・6号車)にシングルアームパンタグラフが搭載されていますが、50番代の8両固定編成と同様に4M4T構成であり4号車・5号車が中間付随車となります。座席は基本的に車端部を除き転換クロスシート(『トキイロエクスプレス』・『トキイロライナー』ではクロスシート、それ以外で使用する場合はロングシート)となっており、これまでに編成の本川越(SS-29)・池袋(SI-01)寄り先頭車に設けられていたパートナーゾーンは『トキイロ』では設置されていません。これは『トキイロ』が有料座席指定サービスに特化した運用(原則として一般種別列車に使用しないこと)を想定しているためとみられます。

2027年春のダイヤ改正から導入される『トキイロエクスプレス』に導入され、2028年春のダイヤ改正から『拝島ライナー』に代わって『トキイロライナー』となる見込みで、その指定席料金が気になります。

【損傷の3両は代替新造か】東急電鉄2020系2135Fのデハ2335が“TOQ i”の牽引で長津田車両工場に輸送される

2026年8月19日、東急電鉄2020系2135Fのうち、5000系5101Fに衝突し脱線・損傷した3両のうち、デハ2335が7500系“TOQ i”に牽引され長津田車両工場へ輸送されました。今回の中間電動車は廃車解体処分になるものと思われ、総合車両製作所横浜営業所・新津事業所で修理扱いでの代替新造(2代目の車両新製)が行われるものと思われます。
▲ついに衝突事故に伴う代替新造が行われることとなった2020系。代替新造される2135Fはクハ2135+デハ2235+デハ2335を復旧した後に予備車両として活用予定である。この編成と5000系5101Fの代替は2020系2151F2152Fとなりそうか。

東急電鉄では田園都市線の車両代替新造を進めるため、2026年度に大井町線向け6020系5両固定編成のほかに2020系の新製を発表しており、一部車両は2135Fの代替新造となるため、初代のクハ2135+デハ2235+デハ2335をいったん廃車解体処分として、一部の仕様変更を取り入れつつも、デハ2335では種別行先案内表示器などが抜かれていたことから、一部の部品を再利用し、代替新造を行って予備車両として復旧させるものと思われます。車両の新製は2020系に限っていえば2150F以来ですが、代替新造となれば同系列では初めての事例となります。事故で損傷した3両は活用できる部品を抜き取り、代替新造した車体に活用することになりそうです。

2026年8月20日

【ついに半数突破】東京臨海高速鉄道71-000形東臨Z15編成が総合車両製作所新津事業所を出場、甲種輸送される

2026年8月19日、総合車両製作所新津事業所で製造された東京臨海高速鉄道70-000形の代替となる71-000形東臨Z15編成の甲種輸送が実施され、所属先(東臨運輸区)に納車されました。この動きで70-000形1編成が置き換えられるものと思われます。
▲東京臨海高速鉄道71-000形の5編成目(全8編成を予定)の東臨Z15編成が総合車両製作所新津事業所を出場した。70-000形は後期車の先頭車が九州旅客鉄道307系として譲渡、中間車両が廃車解体(一部は部品を活用)となっている。初期車は譲渡されずにすべて廃車か。
▲東京臨海高速鉄道70-000形は東臨Z1編成東臨Z2編成東臨Z3編成東臨Z7編成の4編成(40両)が残存しているが、東臨Z7編成は先頭車のみ九州旅客鉄道に譲渡、それ以外は全車両が廃車解体処分と予想される。

導入予定の71-000形は全8編成(80両)であり、予定の半数を超えました。あと3編成分(30両)となります。今回出場した東臨Z15編成は埼京線内基準で大宮(JA-26)・川越寄りからクハ71-501+モハ71-502+モハ71-503+サハ71-504+モハ71-505+モハ71-506+サハ71-507+モハ71-508+モハ71-509+クハ71-510となっています。前面下部にはホーム検知装置を備え、ATACSを搭載するため前面部には『ID-175』と書かれています。最後尾の車両には東京臨海高速鉄道のキャラクターである『りんかる』のぬいぐるみが乗っていたほか、りんかい線開業30周年を記念したメッセージボードが設置されていました。乗り入れ車両の東日本旅客鉄道E233系7000番台ではワンマン運転導入を見据えて順次ワンマン運転対応工事が施工され、東京臨海高速鉄道でも東雲(R-02)・大崎(JA-08,R-08)以外の各駅にホームドアが設置されています。次に置き換えらえる70-000形は九州旅客鉄道譲渡の可能性が高い東臨Z7編成なのか、それ以外の編成なのか気になります。

2026年8月19日

【場所は大野総合車両所】小田急電鉄8000形8053Fの撮影会開催で定期営業運転終了および2026年10月に廃車解体処分へ

2026年8月19日、小田急電鉄の子会社である小田急トラベルで同年9月21日に開催される予定の8000形8053F(4両固定編成・2010年度リニューアル車)を用いた『ありがとう8053編成 最後の撮影会 in 大野総合車両所』に伴うツアーが発売されています。この撮影会から8053Fの定期営業運転終了(引退)と2026年10月頃に廃車解体処分となることが判明しました。
▲大野総合車両所で8000形4両固定編成の8053Fの撮影会が行われることとなり、この編成の引退と廃車解体処分が明らかになった。大野総合車両所で8000形4両固定編成単独の撮影会は同じ2010年度にリニューアル更新工事を受けて2023年に廃車解体処分となった8052F以来で約3年4ヶ月ぶり。8053Fは2026年10月に廃車解体処分となるようだ。
▲引退が決まった8000形8053Fは2010年度のリニューアル車であり、2023年に8052Fが廃車解体処分済みで、2010年度リニューアル車は完全消滅に(前面部の行先表示器のみ交換済み)。そうなると3色LED式の相方の8253Fも譲渡対象外で廃車解体処分となる予想だが、しばらくは単独運用となるのだろうか、それとも…。
▲これまで長らく相方を務めてきた8000形8253F。この編成の今後はどうなるのか。すでに5000形5065F5066Fが導入済みであり、計算上は8000形4両固定編成と6両固定編成が2本ずつ置き換えられることになる。その1編成ずつが8053F8260Fとなるのだろう。

この編成は1984年に旧東急車輛製造にて落成し、2010年度にリニューアル更新工事を受けて活躍しましたので、登場から約42年間、リニューアル更新工事を受けてから約16年の歴史に幕を下ろすことになりそうですね。撮影会開催の際にはヘッドマークが掲出され、種別行先は2種類を予定しているとのことです。撮影会終了後は大野総合車両所で休車状態を経て廃車解体処分になるものと思われます。今回は廃車解体処分となる時期が2026年10月と明らかになりました。これまでに廃車解体処分となる時期は公表されないのが通常ですが、8000形では2024年11月の8257F以来で約1年11ヶ月ぶり、4両固定編成では8059F以来で約2年ぶりということで、廃車解体処分の時期が2026年10月になると公表されるのは異例です。

一方の6両固定編成は8260Fが喜多見検車区に留置され、しばらくは運用離脱状態となりますので、まずは10両分の代替が決まった形になりそうです。8053Fの相方として活躍を続けてきた6両固定編成の8253Fはついに相方を失うことになりそうです。

【8000形の在籍状況】※2026年8月19日現在 全体…16編成80両/32編成160両
《4両固定編成》※8053Fは撮影会終了後廃車除籍処分となる見込み
運用中…8編成(32両)
8051F8053F8057F8058F8063F8064F8065F8066F
廃車済…8編成(32両)
8052F8054F8055F8056F8059F8060F8061F8062F
《6両固定編成》 下線部の車両は種別行先案内表示器が3色LED式の編成
運用中…7編成(42両)
8252F8253F8258F8262F8263F8265F8266F
譲渡見込(予想)…6編成(36両)
8252F8260F8262F8263F8265F8266F
廃車見込(予想)…2編成(12両)
8253F8258F
離脱中…1編成(  6両)
8260F
譲渡済…1編成(  6両) ※現在の西武鉄道8000系
8261F
廃車済…7編成(42両)
8251F8254F8255F8256F8257F8259F8264F

2026年8月18日

【まさかの組成で穴埋め】小田急電鉄4000形4062Fが平日59S運用緊急代走で8000形8058F+3000形3262Fが平日E11運用の代役に

2026年8月18日、小田急電鉄4000形4062F3014レ(平日E11運用)で運用されたものの、途中の海老名(OH32)で急遽組まれた8000形8058F+3000形3262Fに交代したあと、海老名検車区から回送されて4320レ(平日59S運用)以降の運用を緊急代走する事態が起こりました。
▲8000形4両固定編成の8058Fと3000形2次車の3262Fが海老名検車区にて急遽組まれたのか海老名から4000形4062Fと交代する形で3014レ(平日E11運用)に充当されたが、そのあとは1227レ(平日E68運用)以降の運用に変更となった。
▲8000形4両固定編成(写真は8064F)と3000形1次車・2次車(写真は3254F)の組成は久々だ。

8000形4両固定編成の8058Fはいままで6両固定編成の8260Fと組んでいましたが、8260Fは解放されて単独となった後に喜多見検車区に自走回送されて留置されたため、海老名検車区で予備車両となっていました。8000形4両固定編成と3000形6両固定編成の組成が久々に実現したのですが、3000形6両固定編成で2次車の3262Fがいなければ実現しなかった組成であるといえます。なお3000形3262FはフルカラーLED式の種別行先案内表示器に換装されてから思わぬ形で初めての10両運用(快速急行運用)でしょうか。

これは海老名検車区出庫で千代田線直通運用に使用される車両に何らかのトラブルがあったのか分かりませんが、前日の平日C12運用に充当されていた4000形4055Fに何らかの原因が発生して当日の運用に使用されなかったことが影響しているのでしょう。前日に平日09S運用(再出庫)に充当されて海老名検車区に入庫していた東京地下鉄16000系16121Fが本来ならば4320レ~(平日59S運用)に充当される予定のところ、出庫が早まって4310レ~(平日C13運用)に充当、4316レ~(平日61S運用)で東京地下鉄16000系がすべて出庫したため、海老名検車区に地下鉄直通車両がほぼいない状況になり(運用に使用されなかった4000形4055Fを除く)、急遽平日59S運用を4000形4062Fに代走させるため、同編成が充当されていた3014レ(平日E11運用)を海老名で急遽組んだ8000形8058F+3000形3262Fに交代させ、4000形4062Fが平日59S運用を補填したものと思われます。海老名検車区を出庫する東京地下鉄16000系の運用は4運用(平日の55S・57S・59S・61S、土曜休日の37S・39S・41S・43Sの各運用)、海老名検車区を出庫する4000形の固定運用は5運用(C13・C15・C16・C17・C21の各運用)があります。

2026年8月17日

【新木場CRに入場?】東京地下鉄9000系9114F(6両固定編成)が和光検車区新木場分室に自走回送でB修繕工事実施か?

2026年8月12日、東京地下鉄王子検車区所属の9000系9114Fが和光検車区新木場分室に自走回送され入場しました。同編成は6両固定編成のままですが、増結予定の中間付随車2両(サハ9414+サハ9514)が登場していないため、一部編成と同様に6両固定編成のまま併設の新木場CRでB修繕工事の施工が行われる可能性があります。
▲中間付随車2両が登場していない9000系9114Fが和光検車区新木場分室に自走回送された。他編成と同様に4M2Tの6両固定編成のままB修繕工事を受ける可能性があり、中間付随車2両はB修繕工事実施中に登場する可能性がある。果たして8両固定編成への増強は実現なるか。
▲16000系を基本ベースとした9000系の中間付随車は9109F9112F9115Fの5編成分10両のみ(写真は9109Fに増結された中間付随車)。一部編成は中間付随車登場前に6両固定編成のままでB修繕工事を受けた後に増結されている。今回の9114Fでも同様の動きとなるのか。

9000系では2次車から4次車にあたる9109F9121Fの13編成を対象に現行の6両固定編成に中間付随車2両を増結して8両固定編成へ増強することを発表しましたが、実際に中間付随車が登場して増結されたのは現時点で9109F9112F9115Fの5編成のみにとどまっており、あと8編成分(9113F9114F9116F9121Fの分の16両)が必要になります。なおB修繕工事実施の際に1両を付随車に変更して3M3Tに変更した最初の8編成(9101F9108F)とMT比率が製造当初から3M3Tの5次車の2編成(9122F9123F)は8両増結への対象外とされており、引き続き6両固定編成で運用されています。もし9114FがB修繕工事を実施した場合、9115Fなどと同様に6両固定編成のまま実施したあとに、中間付随車が川崎車両株式会社兵庫工場で新製されて納車されたあとに増結が実施されるものと思われます。

【東京地下鉄9000系在籍状況】※2026年8月16日現在
《6両固定編成》B修繕工事施工済み
9101F9102F9103F9104F9105F9106F9107F9108F
《6両固定編成》B修繕工事施工予定・車両増結予定
9113F9114F9116F9117F9118F9119F9120F9121F
《6両固定編成》B修繕工事施工対象外
9122F9123F
《8両固定編成》B修繕工事施工済み
9109F9110F9111F9112F9115F

2026年8月16日

【クヤ31の代役?】小田急電鉄5000形5063F(10両固定編成)が架線検測装置・鉄道線路設備モニタリング装置を動作させ試運転

2026年8月15日、小田急電鉄5000形5063Fが3号車(サハ5363)・9号車(デハ5013)の架線検測装置(パンタグラフを照射するライト)と6号車(サハ5263)の鉄道線路設備モニタリング装置を動作させた状態で試運転を実施しました。同編成がクヤ31形に代わって検測運転を担当する可能性があり、クヤ31形の今後の動向が注目されます。
▲5000形で初めて検測機能を本格搭載した5063Fが土曜休日E67運用の運用を終えて喜多見検車区唐木田出張所に入庫した後、鉄道線路設備モニタリング装置や架線検測装置(架線照射ライト)を作動させて試運転を実施した。検測機能の作動は営業運転中にも時折見られるが、試運転で実施したということは、今後はクヤ31形の代役となる可能性が十分ある。

▲5000形5063Fのサハ5263に搭載された鉄道線路設備モニタリング装置、デハ5013とサハ5363に搭載された架線検測装置(パンタグラフと架線を照射するライト)を使用して試運転を行っていた。なおその予備用編成(準備工事)として台座のみ設置した5064Fも導入済みだ。
▲5000形5064Fは検測装置を本格搭載する5063Fが使用できないときの予備編成で、5063Fから検測装置をすべて移設すれば検測が可能になる。

同編成は昼頃まで土曜休日E67運用に充当されており、喜多見検車区唐木田出張所に入庫し、そのあと検測装置類を稼働させて試運転を行ったものと思われます。ちなみにクヤ31形では電源供給車に8000形8065F8066Fのいずれかを同伴し(検測運転の電源供給車となった編成の相方(8265F8266F)は単独運用されることがある)、これまでに不定期に月1回、土曜日に小田原線、日曜日に江ノ島線・多摩線(と両路線と接続する小田原線の一部区間)を中心に検測運転が実施されており、同形式に搭載されている下枠交差式パンタグラフの上昇の有無から架線検測も行われているか判別できます。ただし同形式は3000形(1次車・2次車)ベースで登場から約23年が経過しており、今回の試運転ではこれまでに使用されてきたクヤ31形(と電源供給車の8000形8065F8066F)から鉄道線路設備モニタリング装置や架線検測装置を搭載する5000形5063F(とその予備編成の5064F)に移行する期間を設けているものと思われます。

こうなるとクヤ31形の今後はどうなるのか気になりますね。同形式は秋頃に大野総合車両所に入場することがあるため、注意が必要です。8000形8065Fが海老名検車区で予備留置となってから喜多見検車区に自走回送されたものの、そのあとの動きが読めません…。