2026年6月14日

【車掌不在に】東武鉄道野田線(アーバンパークライン)柏(TD-24)~船橋(TD-35)間と東京地下鉄銀座線でワンマン運転導入へ

2026年6月12日、東武鉄道が野田線(アーバンパークライン)の柏(TD-24)~船橋(TD-35)間、東京地下鉄が銀座線の全区間で車掌が乗務しないワンマン運転を導入することが発表されました。野田線は2026年度末(2027年3月ダイヤ改正と思われる)の開始ですが、銀座線は2026年6月27日から開始となるようです。

東京地下鉄銀座線では日本最初の本格的な地下鉄として開業した区間を含めて2026年6月27日初電車から車掌不在のワンマン運転となり、運転士がドア開閉やアナウンスなどを行います。当初は2031年度までに導入すると明らかになっていましたが、それを5年前倒ししてワンマン運転の開始に至るようです。車両は1000系(40編成)しかいませんし、2017年3月に保存車両を含む01系をすべて置き換えた後、ホームドア設置の都合などでワンマン運転導入には車両統一から約9年かかりました。ワンマン運転導入に伴い車掌は乗務しなくなりますが、現行の運転本数はそのままで変更されません。

東武鉄道野田線ではホームドアやホーム柵設置の整備が進んだ柏~船橋間でのワンマン運転開始となり、現在も存在する柏でスイッチバックする形での直通列車についての処遇は未定のようですが、仮に存続となる場合、5両固定編成のみでの運転となり、大宮(TD-01)~柏間のみ車掌乗務、柏~船橋間のみワンマン運転となるものと思われます。そのため柏~船橋間では6両固定編成(8000系、10000・10030系)は撤退となり、60000系および80000系のいずれも5両固定編成での運転となる見込みです。ワンマン運転の導入で柏跨ぎの直通列車にも変化があるかもしれません…。

【あのマネージャーが解説】小田急電鉄ロマンスカーを使用する鉄道BIG4の南田裕介氏解説付きの2種類のツアーが発売中

2026年6月5日と12日に、小田急電鉄ロマンスカー2車種を使用し、いずれも『鉄道BIG4』のひとりでホリプロマネージャーの南田裕介氏の解説付きとなるツアーが2種類とも発売されています。1人で2席占有する場合は追加料金があるので、注意してください。
▲『「夏休み特別企画第1弾」今年は小田急線の西の方を、『鉄道BIG4南田裕介さんが解説』!営業列車が入らない小田急線“謎の線路”』のツアーに伴う特別団体専用列車には土曜休日N44N64運用のロマンスカー“EXEα”30000形が充当予定だ。秦野(OH39)を始発とし小田原線の西側の留置線や引上げ線を巡り、海老名検車区を終着とするコースとなっている。
▲『小田急トラベル50周年記念企画 鉄道BIG4南田裕介さんと行くロマンスカー・MSEに乗って小田急線を走る全形式離合チャレンジ ~車内から小田急電車ウォッチング~』のツアーに伴う特別団体専用列車には土曜休日N21運用のロマンスカー“MSE”60000形4両固定編成が充当予定だ。特別団体専用列車では珍しい長後(OE08)を始発とするのが特徴だ。

2026年7月20日開催予定のロマンスカー“EXEα”30000形(土曜休日N44N64運用の充当編成)を使用する特別団体専用列車では『「夏休み特別企画第1弾」今年は小田急線の西の方を、『鉄道BIG4南田裕介さんが解説』!営業列車が入らない小田急線“謎の線路”』の開催に伴うツアーであり、出庫先(足柄(OH46)構内留置線出庫)の関係から秦野の上りホーム(3番・4番ホーム)を始発として、普段から使用している1番ホームから上り線へと繋がる渡り線を用いて、上り線から下り線への入換を初めて実施したのち、小田原(OH47)の構内留置線、足柄構内留置線、小田原の引き上げ線、新松田(OH41)の西側の引き上げ線(普段から折り返しを実施する線路)、相武台前(OH30)構内留置線、本厚木(OH34)の引き上げ線を経て、海老名検車区へと到着する経路となっています。

さらに2026年8月1日開催予定のロマンスカー“MSE”60000形(土曜休日N21運用の充当編成)を使用する『小田急トラベル50周年記念企画 鉄道BIG4南田裕介さんと行くロマンスカー・MSEに乗って小田急線を走る全形式離合チャレンジ ~車内から小田急電車ウォッチング~』のツアーでは特別団体専用列車では珍しい長後(OE08)を始発として喜多見検車区、新宿(OH01)地下ホーム、秦野1番ホーム、大野総合車両所を経て片瀬江ノ島(OE16)に到着する経路となっており、特別経路で運転中に小田急電鉄を走る全形式(東京地下鉄千代田線直通車両を除く)と離合できるかにもチャレンジします。しかしながら全形式との離合を実現するためにはある程度の条件が必要であり、ロマンスカー“EXE”30000形(30055F+30255F30057F+30257F)が2編成とも運用に入ったうえで土曜休日N44N64運用に入らないようにする(前日の7月31日の平日N43N63運用からそのまま)ことが必要になりそうです。4000形は土曜休日に固定運用(C運用)で新宿発着運用があることと、土曜休日E運用にも4000形が仮に入れば、可能性はあるでしょう。8000形は単独運用・10両どちらでも離合する可能性はありそうですが、運用や時間帯にもよりますので運が必要かもしれません。

どちらのツアーにおいても詳細は小田急トラベルホームページをご覧ください。

2026年6月12日

【運転時刻は公表】東日本旅客鉄道E5系幹セシU15編成が“Magical Jubilee Shinkansen”となって運転を開始

2026年6月10日の1002B列車(仙0635→東0807)より、東日本旅客鉄道が東京ディズニーシー(千葉県浦安市)開園25周年を記念した特別ラッピング車両の“Magical Jubilee Shinkansen”が運転を開始しました。ラッピング当該編成は幹セシU15編成となっています。
▲東北新幹線ではE5系幹セシU6編成を使用して“Magical Journey Shinkansen”として同系列で初の大規模ラッピングを施されて運転されたが、今回の“Magical Jubilee Shinkansen”では幹セシU15編成が使用されている。

東北新幹線ではすでに退役済みですがE2系1000番台幹セシJ69編成を使用した“Magical Dream Shinkansen”が、そのあとにはE5系幹セシU6編成を使用した“Magical Journey Shinkansen”が運転されていたほか、東海旅客鉄道東海道新幹線でもN700系1000番台幹トウG25編成を使用した“Wonderful Dreams Shinkansen”が運転されていましたので、それ以来となりそうです。車内チャイムも現在京葉線舞浜(JE-07)1番線で使用されている期間限定発車メロディ(“Come Join the Jubilee”)と同じものです。この“Magical Jubilee Shinkansen”の運行予定の列車はホームページにて公表される見通しです。確実に狙う場合は事前に調べておきましょう。この“Magical Jubilee Shinkansen”は2027年3月上旬までとなる予定です。

2026年6月11日

【都カツK19編成を改造か】東日本旅客鉄道E657系の夜行特急車両の愛称は『Luna Azul(ルナ アズール)』に決定!

2026年6月9日、東日本旅客鉄道勝田車両センター所属で郡山総合車両センターに入場した、E657系都カツK19編成(クハE657-19以下10両)を種車にするものと思われる、夜行運転に対応する特急列車の愛称を『Luna Azul(ルナ アズール)』とすることを発表しました。
▲E657系で夜行運転対応の特急列車の種車に都カツK19編成が選ばれたのだろうか。すべての車両がグリーン車(5号車はラウンジ/販売スペース)となるため、クロE657形・クロE656形およびモロE657形・モロE656形といった新形式が登場するが、5号車のラウンジ/販売スペース(入場前のサロE657-19)はどうするのだろうか。

種車になるものと思われるE657系都カツK19編成は常磐線内基準で仙台寄りからクハE657-19+モハE656-19+モハE657-19+モハE656-119+モハE657-119+サロE657-19+サハE657-19+モハE652-219+モハE657-219+クハE658-19となっていましたが、全車両グリーン車となることで車番に新形式が登場するものと見込まれます。現行の『サロE657-19』では入場前の5号車から改造後の4号車に変更となるため、5号車をどう変更するか気になります。E657系『Luna Azul(ルナ アズール)』の運転区間は春季から秋季までは品川(JT-03)~青森間を上越線・羽越本線経由で、冬季に品川~長野原草津口間(高崎線・吾妻線経由)を運転することを明らかにしています。なお品川~青森間は10両で運転されますが、長野原草津口発着については現在運転中の特急『草津・四万』(元『草津』)が7両で運転されていた経緯と、上越線および吾妻線内でのホーム有効長などを考慮して3両(4号車・8号車・9号車)を外した7両に短縮して運転されるとのこと。原則として旅行商品専用(団体専用列車)となりますので、申込が必要になりそうですね。

編成は1号車(入場前クハE656-19、改造後予想クロE656-19)は『ルナ・プレミアム』および『ルナ・プレミアムワイド』というプレミアムグリーン個室、2号車(入場前モハE657-219、改造後予想モロE657-219)・3号車(入場前モハE656-219、改造後予想モロE656-219)・8号車(入場前モハE657-19、改造後予想モロE657-19)・9号車(入場前モハE656-19、改造後予想モロE656-19)は『ルナ・コンフォート』というグリーン個室、4号車(入場前サハE657-19、改造後予想2代目サロE657-19)は『ルナ・コンフォートワイド』および『ルナ・コンフォートグランデ』というグリーン個室、6号車(入場前モハE657-119、改造後予想モロE657-119)・7号車(入場前モハE656-119、改造後予想モロE656-119)は『ルナ・コンフォート』および『ルナ・コンフォートワイド』というグリーン個室、10号車(入場前クハE657-19、改造後予想クロE657-19)は『ルナ・プレミアムワイド』というプレミアムグリーン個室がそれぞれ用意され、5号車(入場前サロE657-19、改造後不明)は『ルナ・ヴィスタ・ラウンジ』というラウンジ・販売スペース車両となります。車番表記がどうなるかですが…。6号車には車椅子の方でも利用できるグリーン個室が2室分用意されるとのことです。

2026年6月10日

【運用一巡で出会えた】舞浜ディズニーリゾートラインで『スパークリング・ジュビリー ライナー』に出会えたが…

2026年6月10日、私は東京ディズニーシーへ向かう際に舞浜ディズニーリゾートラインを利用しました。その際の出来事です。リゾート・ゲートウェイ・ステーションにて。
“Type C”100形141号編成(パープル)。初代車両の“Type X”10形の完全引退からまもなく2年を迎えます。このうちこの車両と151号編成(グリーン)は“Type X”10形のときの同じ色の車両と同時に営業運転をしていた時期がありましたね。
“Type C”100形111号編成(イエロー)。就役から約6年が経ちますが、最初はコロナ禍での就役でしたね。
“Type C”100形131号編成(ブルー)。
“Type C”100形151号編成(グリーン)。ここでの目当ては『スパークリング・ジュビリー ライナー』。これは同年4月15日から東京ディズニーシー開園25周年を迎えることを記念して、2027年3月31日まで運転される予定です。車内は混雑しておりましたので、車内の撮影は控えました。この日は“Type C”100形121号編成(ピーチ)以外の編成が稼働していたんですね。

ちなみに隣の東京ディズニーランド・ステーションではホーム後方よりが工事中のために、東京ディズニーランド・ステーションでの編成全体での撮影ができません。ランドのエントランスに繋がるペデストリアンデッキあたりで編成全体を狙うか、それ以外の駅(東京ディズニーシー・ステーションなど)で撮影するなどしましょう。

おまけ

リゾートラインを待っているあいだに、東日本旅客鉄道京葉線をチェックしていたところ、E233系5000番台都ケヨ554編成+都ケヨF54編成  680Y列車(平日81運用)で走行中の様子を確認できました。今後の動向が気になる編成の1本です。

2026年6月9日

【都マリに転属?】東日本旅客鉄道E233系5000番台都ケヨ553編成+都ケヨF53編成、東京総合車両センター入場で転用改造か?

2026年6月8日、東日本旅客鉄道E233系5000番台の分割可能編成の都ケヨ553編成(クハE233-5503以下6両)+都ケヨF53編成(クハE233-5023以下4両)が所属先の京葉車両センターから東京総合車両センターに入場しました。この編成はドアステッカーが撤去されていて、昨年9月に東京総合車両センターで車体保全を実施して出場していましたので、動向が注目されます。
▲昨年秋に車体保全を行ったE233系5000番台分割可能編成の都ケヨ553編成+都ケヨF53編成がドアステッカーを撤去した状態で東京総合車両センターに入場した。同編成の入場で転用改造工事が行われるのだろうか。E233系では0番台の6両3編成分(18両)が幕張車両センターに転属となったが、5000番台となるとこの編成が初めてとなるのだろう。
▲京葉車両センターにはE233系1000番台都ケヨ103編成がさいたま車両センターから転入し運用されている。この分割編成を代替するために転入したのかもしれない。次のターゲットは都ケヨ554編成+都ケヨF54編成となるのだろうか?

E233系5000番台の分割可能編成の運用は平日・土曜休日ともに81運用・83運用のみで、平日は81運用が朝方のみ、83運用が夕方以降限定、土曜休日でも81運用が朝方から昼頃までで、83運用が夕方以降限定となっています。現行ダイヤの運用では分割可能編成の全4編成のうち2編成まで減らしたとしても十分対応可能で、なんなら1編成で81運用・83運用の兼用が可能となっています。いずれは外房線誉田での増解結を伴う運用が無くなってしまう可能性があるかもしれませんね。このため余剰となった分割可能編成を代替して、6両固定編成は車内案内表示器を更新(ただし2段タイプのフルカラーLED式へと交換)したうえで幕張車両センターに転属となる可能性があります。幕張車両センターに配属された0番台は半自動ドアスイッチがあるのですが、5000番台は半自動ドアスイッチはなく、3/4締切のスイッチがある程度です。これを今後どうしていくのでしょうか。幕張車両センターに転属するE233系で初めて半自動ドアスイッチを持たない編成(5000番台)が誕生するかもしれません。4両固定編成では中間に2両を増結する必要がありますが、これも分割可能編成の4両固定編成から中間電動車を転用することになるのでしょうか。こうなると都ケヨ554編成+都ケヨF54編成の今後が気になるところです。

2026年6月7日

【N'EXは東京発着に】東日本旅客鉄道横須賀線トンネル内保守工事実施に伴い横須賀線・総武快速線で運転変更を実施

2026年6月6日、東日本旅客鉄道では働き方改革の一環として事前に発表されていた横須賀線品川(JO-17)~東京(JO-19)間のトンネル内保守工事実施に伴い、同区間のみ終日運休となり、横須賀線は品川発着、総武快速線(内房線・外房線・成田線・総武本線・鹿島線直通を含む)と特急『成田エクスプレス』は東京発着に変更して運転されました。
▲横須賀線品川~東京間のトンネル内保守工事に伴い同区間で終日運転休止となったため、横須賀線は久里浜(JO-01)~逗子(JO-06)間のシャトル運用を除き、列車番号9000番代の品川発着で、総武快速線は直通列車を含めて列車番号9000番代の東京発着で運転され、両路線を経由して運転される特急『成田エクスプレス』は東京発着となった。
▲特急『成田エクスプレス』はすべて東京発着となり、東京~大船(JO-09)・新宿(JS-20)間は運休となった。列車によっては千葉(JO-28)通過列車も存在するため、途中停車駅が空港第2ビル(JO-36)のみの列車もあった。

横須賀線は末端区間の4両単独のシャトル運用を除きすべて品川発着となったため、種別行先案内表示器は通常は終電車のみに見られる『横須賀線』と『普通品川』表示、総武快速線はすべて東京発着となったため、種別行先案内表示器は定期的に見られる『総武線』と『快速東京』表示となりました。特急『成田エクスプレス』は東京発着に変更となり、行先案内表示器にもしっかり対応していました(輸送障害発生時などに備えて『特急成田エクスプレス 東京』表示が用意されていた)。今回の横須賀線トンネル保守工事は9月5日および11月7日にも予定されており、同様の措置が取られるものと思われます。

【まさかの自社完結も】東日本旅客鉄道特急『踊り子』・『サフィール踊り子』が伊東(JT-26)発着(一部伊豆高原(IZ-06)発着)で運転される

2026年6月3日の台風の大雨が原因による線路内土砂流入の影響で、伊豆急行は同日から6日まで片瀬白田(IZ-10)~伊豆急下田(IZ-16)間で運転を見合わせましたが、この期間中に東日本旅客鉄道伊東線から伊豆急行に直通する一部列車が運休するなど影響が出ました。このうち東海道線から直通する特急『踊り子』『サフィール踊り子』は伊東(JT-26)発着での運転が大半となり、一部のみ伊豆高原(IZ-06)行きとして運転されたようです。
▲伊豆急行での線路への土砂流入による運転見合わせの影響で、珍しく自社完結の『踊り子』『サフィール踊り子』が運転された。かつては土曜休日に伊東発東京(JT-01)行きの『踊り子』の設定が1本だけあり、185系時代にはこれの送り込みの普通列車も設定されていた。
▲一部の特急『踊り子』の臨時便など一部列車が全区間運休となるなど影響も出た。当初は予定されていたE257系2000番台・5000番台の出番が台風で無くなってしまったことも。

特急『踊り子』は東日本旅客鉄道東海道線東京と伊豆急行伊豆急下田・伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺(IS-10)を結ぶ列車、特急『サフィール踊り子』は東京および新宿(JS-20)と伊豆急下田を結ぶ全席グリーン車(1号車のみプレミアムグリーン車)の特急列車として運転されており、185系が撤退して以降は全車指定席となっています。かつては『踊り子』のみ数両だけ自由席の設定もありました。また自社完結の『踊り子』はかつて伊東始発東京行きの1本だけありましたが、現在は臨時列車も含めて全列車が伊豆急行に直通する列車となっていますので、久しぶりのこととなります。なお行先案内表示器には『伊東』や『伊豆高原』(E261系)が用意されていて、一部『サフィール踊り子』は伊豆高原行きとなっていましたが、それ以外は伊東行きとなっていて、同駅発着になったものと思われます。なお7日に伊豆急行が全線での運転を再開したことから、伊豆急下田までの運転も再開されたものと思われます。

2026年6月4日

【扉の交換も確認】小田急電鉄3000形3277F(日本車両製造7次車・6両固定編成)、リニューアル更新工事後の姿を見せる

2026年6月2日、小田急電鉄大野総合車両所にリニューアル更新工事と重要部検査施工のために同年2月頃から入場中と思われる3000形3277F(日本車両製造7次車・6両固定編成)ですが、そのうち下り方3両(サハ3377+デハ3427+クハ3477)がフリースペース追加設置、旅客用扉の交換、前照灯LED式への変更などリニューアル更新工事を受けた姿で屋外に姿を見せました。
▲フリースペース追加設置、ホームドア対応の車番追加、前照灯のLED式への変更、旅客用扉の交換(毎年度最初のリニューアル車両のみ)などリニューアル更新工事を施工されている日本車両製造7次車の3000形3277F。この編成では新製当初から種別行先案内表示器がフルカラーLED式であるが新たに交換されたのだろうか。今年度分は3編成に施工予定となっている。▲3000形3次車以降で電気連結器を残しているリニューアル更新工事施行前の編成は6次車の3275Fと7次車の3276Fだけとなった。いよいよ3000形3次車以降から他形式4両固定編成との併結運転の際に使用していた2段式電気連結器が見納めとなる。

この編成では3000形6両固定編成で3276Fとともに登場当時からフルカラーLED式の種別行先案内表示器となっていますが、前年度分最後の扱いとなった3273Fと同じリニューアル内容をベースに、種別行先案内表示器と旅客用扉の交換が実施されたものと思われます。この3次車以降ではリニューアル更新工事が施工されると6号車の電気連結器が撤去されるので、1000形1057F1067F1069F(いずれも4両固定編成)と連結はできなくなります。ついにリニューアル更新工事は3編成を残していた状態だったので、ついに7次車にまで拡大されました。残る上り方3両(クハ3276+デハ3226+デハ3326)もリニューアル更新工事の大半は終了しているでしょうね。

最後に施工となるのは検査の時期から推察するとおそらく1000形4両固定編成の1057Fと連結して運用されている3276Fの可能性があります。事業計画次第では今年度中に完了する可能性がありそうで、こうなるといずれは10両編成のE運用(または4000形のC運用の代走)に1057Fが充当されなくなります。小田急箱根鉄道専任の代役となるか、ペアを組む1067F+1069Fのどちらかの代役として残されるような気もします。しかしながら2026年度の事業計画では5000形8両固定編成が2編成登場する予定で、予備車両も確保されることから、1000形だけで見られる“ブツ8”を組む機会も徐々に減ってくる可能性があります。この先余剰となることを考えると、どう動くかは気になるところですね。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2026年6月4日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》2編成(12両)
3269F3271F3272F
《2025年度》1編成(  6両)
3270F3273F3274F
《現在入場中》1編成(  6両) ※3277Fは検査を兼ねる予定
3277F
《現在未施工》2編成(12両)
3275F3276F

2026年6月3日

【塗装変更後では初】小田急電鉄1000形1064F(4両固定編成)がバーミリオンはこね塗装で初の検査出場

2026年6月2日、小田急電鉄大野総合車両所に検査入場していた1000形1064F(4両固定編成)が出場し、小田原線内で試運転を実施しました。この編成は小田急箱根鉄道(平坦区間)専任編成でバーミリオンはこね塗装に変更されてから初の検査出場となります。
▲小田急箱根鉄道(平坦区間)専任の1000形4両固定編成のバーミリオンはこね塗装変更後では初の大野総合車両所検査出場となった1064F。このため同編成の運用復帰まで朝方の114運用と夜間帯の111運用が兼務となっていた。

1000形4両固定編成の小田急箱根鉄道(平坦区間)専任編成のバーミリオンはこね塗装変更後の検査入場・検査施工・検査出場は今回が初めてのこととなり、今後はこのカラーリングでの検査入場・出場の光景が当たり前になりそうです。ただし大野総合車両所については事業計画で触れたように、一部検査機能が10両に対応していないことや施設の老朽化などを理由に伊勢原(OH36)~鶴巻温泉(OH37)間に移転することとなっており、大野総合車両所検査出場の光景も伊勢原市への検車区移転工事が進めば、いずれ将来的に大野総合車両所での検査施工の機会は少なくなってくるのではないでしょうか。今後登場するであろう5000形8両固定編成が大野総合車両所で検査を受ける機会があるのかどうかも含めて、大野総合車両所の今後は気になるところでしょう。伊勢原市に移転しても廃車車両の解体線は設けられるのでしょうか。