2026年4月15日

【売却叶わず解体処分へ】東急電鉄8500系8622Fのデハ8522が廃車解体処分のため陸送される

2021年11月2日に東急電鉄長津田車両工場に廃車解体処分のため回送され、8500系8630Fとともに両先頭車の販売が行われていた8622Fのうち、中央林間(DT-27)寄り先頭車のデハ8522が2026年4月14日に空調装置を撤去された状態で陸送されました。
▲両先頭車の販売が行われていた8500系8622Fのうち、最後まで残っていたデハ8522が空調装置などを撤去され、売却されることなく解体業者へ向けて陸送された。販売額と輸送面で大きな障壁となったためか、売却されたのは8500系8630Fのデハ8530だけだったようだ。

8500系8622F8630Fでは廃車後に両先頭車(デハ8622・デハ8522・デハ8630・デハ8530)の販売が行われていたのですが、費用面や輸送面において高額な負担がネックとなり、車両売却が実現したのはデハ8530のみでした。売却されなかった渋谷(DT-01)寄り先頭車のデハ8622・デハ8630は2022年7月に廃車解体処分のため陸送され、この時点では売却されたデハ8530を除くと、デハ8522だけ残っていたものと思われます。結局はデハ8522についても売却は叶うことがなく、解体処分となってしまいました。デハ8530が残っているだけでも素晴らしいことですが、8500系の動態保存車両(8637F)がいますので、実車をご覧になりたい方は8637Fを狙いましょう。デハ8537だけ赤帯が復刻されています(それ以外は青帯のまま)。

2026年4月14日

【横浜線外の完結運用】東日本旅客鉄道E233系6000番台に京浜東北・根岸線内完結運用が誕生

2026年3月14日のダイヤ改正で、東日本旅客鉄道横浜線では車掌が乗務しないワンマン運転が開始され、駅備え付けの発車メロディが車載メロディ“JRE-IKST-017”に変更されました。そのなかでもE233系6000番台の運用で横浜線内を走らない短距離運用が誕生しています。
▲E233系6000番台のみ運用されている横浜線では根岸線直通列車(磯子(JK-06)・大船(JK-01)発着)を含めワンマン運転を導入した。しかし早朝の東海旅客鉄道東海道新幹線への乗り継ぎを考慮した列車の増発が実施された結果、車両送り込みの都合から横浜線を走行しない京浜東北・根岸線内完結の列車が登場した。列車番号は異なるが毎日運転である。
▲横浜線の早朝の列車増発で新横浜で同駅6時台発車の東海道新幹線『のぞみ』に乗り継ぎが可能である。

今回のダイヤ改正で横浜線では早朝時間帯に東海道新幹線との乗り継ぎを考慮して列車増発が実施されましたが、その際に鎌倉車両センター東神奈川派出所を出庫する運用で桜木町(JK-11)への車両送り込みを兼ねて、東神奈川(JK-13,JH-13)始発桜木町行き(途中の停車駅は横浜(JK-12)のみ)という、横浜線を走行しない短距離運用が誕生したのです。列車番号を除けばE233系1000番台で運用されるのではと思われがちですが、列車番号の末尾に“K”があるためE233系6000番台の運用になっており、ワンマン運転となっています。平日は  516K列車(平日17K運用・桜0533←神0526)、土曜休日は  532K列車(土曜休日33K運用・桜0531←神0524)でそれぞれ設定されているようです。なお自動放送での案内は『根岸線』となっていて、東神奈川~横浜間は路線名は京浜東北線ですが、根岸線扱いとして案内されているようです。なおいずれの列車も折り返しは桜木町から直通してくる横浜線直通列車の1番列車となっているようです。新横浜(JH-16)では東海道新幹線の品川始発の『のぞみ99号』(99A列車)や東京始発の『のぞみ1号』(1A列車)に乗り継ぐことができます。

【解体処分の可能性は…】東急電鉄9000系9003Fのデハ9403が長津田車両工場に入場、一体どうなる?

2026年4月6日、西武鉄道に7000系7102Fとして譲渡された元東急電鉄9000系9003Fのうち、西武鉄道への譲渡対象から外れたデハ9403が7500系“TOQ ”に挟まれて長津田車両工場(東急テクノシステム)に回送されました。廃車解体処分の可能性がありそうでしょうか。
▲西武鉄道に譲渡された元9000系9003Fのデハ9403が西武鉄道への譲渡対象から外れ、廃車解体処分となってしまうのだろうか。同編成は西武鉄道に4両で譲渡された最初の2編成分のうちの1編成で、昨年夏の初譲渡から約半年、長津田検車区に留置されていた。

元9000系9003Fでは元3号車のデハ9403を抜き取り、西武鉄道7000系7102Fとして昨年夏に譲渡されました。デハ9403は譲渡対象外となることから、同車両の動向が注目されていましたが、約半年間長津田検車区に留置されていました。西武鉄道7000系向けの部品取りや他社譲渡も含めた動きをするのかと思われていましたが、改造されている痕跡がほどんどないことから、解体処分となる可能性が高いのでしょう。元9000系9003F(と9011F)の譲渡の際には東急テクノシステムズでの改造は行わず、西武鉄道武蔵丘車両検修場で行われていました。

2026年4月13日

【2026年度初めの復帰】小田急電鉄3000形3273F(日本車両製造6次車・6両固定編成)が定期営業運転に復帰

2026年3月31日と4月1日に小田急電鉄大野総合車両所でリニューアル更新工事・重要部検査を施工されて出場、試運転を実施していた3000形3273F(日本車両製造6次車・6両固定編成)が4月3日の5100レ(平日A24運用)から営業運転に復帰しました。
▲リニューアル更新工事・重要部検査を施工するため大野総合車両所に入場していた3000形3273Fが運用に復帰。残るは3000形6次車1編成(3275F)・7次車2編成(3276F3277F)のみとなっていて、次なる施工対象編成が注目されそうだ。

この編成は3000形6両固定編成で数少ない種別行先案内表示器が3色LED式の編成でしたのでリニューアル更新工事施工の際にフルカラーLED式に交換され、前回施工の3274Fと同じリニューアル内容になりました。旅客用扉の交換は省略されていますので、ぎりぎり2025年度分とみていいのかもしれませんね。残るは6次車の1編成と7次車の2編成だけなので、次の施工対象編成がどれになるのか注目されます。前回検査期限などを考慮する必要はありますが、2026年度も3編成の施工になるのでしょうか。それとも…。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2026年4月12日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》2編成(12両)
3269F3271F3272F
《2025年度》3編成(12両)
3270F3273F3274F
《現在入場中》0編成(  0両)

《現在未施工》3編成(18両)
3275F3276F3277F

【現行デザインで初?】東日本旅客鉄道E259系都クラNe001編成と都クラNe014編成が試運転で久しぶりのあの区間に入線

2026年4月11日未明から明け方まで、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE259系都クラNe001編成(クロE259-1以下6両)と都クラNe014編成(クロE259-14以下6両)が連結して試運転を行い、久しぶりに横須賀線逗子(JO-06)~大船(JO-09)間に入線したようです。
▲現行の2代目デザイン(飛行機ロゴ撤去後)となって以降、何らかの試運転で横須賀線逗子~大船間に久しぶりに入線したE259系(写真は都クラNe003編成)。かつて繁忙期に特急『成田エクスプレス』が横須賀(JO-03)まで延長運転された際に6両単独で入線したほか、コロナウィルスの蔓延でほとんどの列車が運休となった時にも車両留置などのため入線している。
▲E259系の初代塗装デザイン(写真は都クラNe004編成)。横須賀まで延長運転にて入線していたときはまだこの塗装デザインであったため、2代目では異例のことである。

E259系『成田エクスプレス』はかつて大船から鎌倉(JO-07)・逗子・横須賀という順の停車駅で延長運転された経緯があり(当時側面部の行先案内表示器は『鎌倉・横須賀』と表示されていた)、初代デザインで入線していたことがあったほか、コロナウィルスの影響で日中時間帯の列車が運休となった際に、車両留置スペースの確保の観点から鎌倉1番線・2番線に接する電留線にE259系12両2本を留置させたことがあり、その際にも入線しています。大船~逗子間の入線はそれ以来のことになるでしょうか。日中時間帯の運休があった時以来で、2代目塗装デザインでは初めてではないでしょうか。12両での入線ということですから、今回の試運転に何の目的があるのでしょうか。

2026年4月12日

【スカイブルーからタキシードへ】東日本旅客鉄道E657系都カツK1編成が651系0番台オマージュ塗装で営業運転に

2026年4月11日の8M列車(い0921→品1151)より、同年4月1日から開催されている『ふくしまデスティネーションキャンペーン』に合わせて、東日本旅客鉄道E657系都カツK1編成(クハE657-1以下10両)が往年の特急『スーパーひたち』・『フレッシュひたち』で運用されていた651系0番台オマージュの塗装に変更された姿で営業運転に充当されました。
▲E653系0番台のオーシャンブルー復刻塗装となっていた都カツK1編成が今度は651系0番台オマージュの復刻塗装に。トップナンバーは651系0番台・E653系0番台の両方の塗装を復刻された唯一の編成で、4月11日の8M列車(い0921→品1151)から充当されている。
▲かつて常磐線特急列車、晩年は波動輸送で活躍した651系0番台。E657系では連結器カバー部分に編成番号が書かれているが、その部分は都カツK1編成では『JR』マークのみである。

E657系都カツK1編成では『茨城デスティネーションキャンペーン』に合わせ常磐線特急列車で活躍していたE653系0番台基本編成のオーシャンブルーに復刻されて運用され、今年の郡山総合車両センター入場の際に元に戻るのかと思いきや、今度は『福島デスティネーションキャンペーン』に合わせて651系0番台復刻塗装となり、側面部の行先案内表示器付近と連結器カバーに『JR』マークが配されました。この復刻塗装での次回検査施工時の2028年春までということで、通常塗装への復帰は約2年後になりそうです。

【予備編成かE11運用充当編成か】小田急電鉄5000形の撮影会を海老名検車区で開催へ

2026年4月3日より、小田急電鉄の子会社である小田急トラベルより、同年5月23日開催予定の『小田急通勤車両図鑑Vol.5 - 5000形撮影会』に伴うツアーが発売されています。海老名検車区東側で5000形を使用して撮影会が行われます。使用車両は海老名検車区予備留置の編成もしくは土曜休日E11運用(回送のみ)充当編成が使用されるものと思われます。
▲5000形(写真は5061F)は2020年に就役し、約6年で4000形と並ぶ在籍数になり、主力車両のひとつになっている。新型コロナウィルスの影響から就役前に予定されていた試乗会が中止となったものの、西武鉄道譲渡対象・対象外の8000形の置き換えに5000形が新製されていることから、数をさらに増やしそうだ。
▲4000形と並ぶ在籍数を誇る5000形。同形式で『もころん号』として運転されている写真の5055Fと、渋い男性の声の車内放送のツアーで5062Fが特別団体専用列車に充当されていた。

5000形はリニューアル対象から外れていた1000形の代替と8000形の老朽化に伴う代替のために登場した形式で、10両編成のC運用(代走のみ)、E運用に充当されています(ダイヤ乱れ時にはB運用に充当されることがある)。このうち5052F5054Fは3号車の子育て応援車両に装飾を施した“Love for Baby”車両として表示されていたときがあったほか、5055Fは営業運転に充当されればラッピング電車の『もころん号』として公式アプリのロマンスカーのページに表示されます(回送列車でも出ます)。今回は予備留置となる編成または土曜休日E11運用充当の編成を用いて行われるものと思われます。4月29日の4000形、5月23日の5000形の撮影会と長編成の撮影会となりますので、編成全体を収めるにはちょっと工夫が必要になるかもしれませんね。

2026年4月11日

【臨時普通列車に充当】東日本旅客鉄道E231系1000番台都コツK-27編成に『神奈川・横浜DCキャンペーン』ヘッドマーク装着

2026年4月11日、2027年春に開催される『神奈川・横浜デスティネーションキャンペーン』のプレキャンペーン(開催期間は2026年4月~6月)の一環として、東日本旅客鉄道国府津車両センター所属のE231系1000番台都コツK-27編成に『神奈川・横浜デスティネーションキャンペーン』ヘッドマークが掲出され、臨時普通列車の9921M列車に充当されました。
▲上野東京ライン開業時から長距離運用となるためE231系1000番台では珍しいヘッドマーク掲出だが、今回の都コツK-27編成では『神奈川・横浜デスティネーションキャンペーン』にちなんだ『カナウネ ハマルネ』と書かれたものとなっている。『カナ』は神奈川県、『ハマ』はその県庁所在地の横浜市にかけたものだ。

E231系1000番台は原則として上野東京ライン・湘南新宿ラインを中心に、東海道線(東京(JT-01)~沼津(CA-03)間)、伊東線、宇都宮線(上野~宇都宮間、以前は黒磯まで運用されていた)、高崎線、上越線、両毛線(前橋発着のみ)、横須賀線逗子(JO-06,JS-06)~西大井(JO-16,JS-16)付近を走行するため運行範囲が広く、ヘッドマークを掲出して運転することは非常に珍しい光景となっています。同系列では小山車両センター所属編成に上野東京ライン開業記念ヘッドマークを掲出していましたが、今回は神奈川県内でのデスティネーションキャンペーンとなりますので、国府津車両センター所属の同系列に掲出されました。機器更新工事前の『墜落インバータ』が消滅したE231系1000番台ですが、ヘッドマーク車ということで、狙うのはそう簡単ではなさそうです。なおこのプレキャンペーン開催に伴い運転された臨時普通列車の9921M列車は横浜(JT-05)5番線始発の普通小田原(JT-16)行きであり(小1146←横1048)、大船(JT-07)で『踊り子7号』の9027M列車(8077M列車)を待避しました。なお臨時列車といえど東海道線内完結列車ということで、定期列車と変わらない『東海道線』表示、側面部は『東海道線』『小田原』の交互表示でした。

2026年4月10日

【約1年間運転予定】舞浜ディズニーリゾートライン“Type C”100形151号編成(グリーン)が『スパークリング・ジュビリー ライナー』に

2026年4月8日より、舞浜ディズニーリゾートラインでは同年9月に東京ディズニーシーが開園してから25周年を迎えることから、ラストナンバーの“Type C”100形151号編成(グリーン)を使用した『スパークリング・ジュビリー ライナー』が当初予定から1週間ほど前倒しされて運転されています。
▲東京ディズニーシー開園25周年記念の『スパークリング・ジュビリー ライナー』の運転を開始した“Type C”100形151号編成(グリーン)。この車両は『ファンタジースプリングス ライナー』にも使用されたことがあり、ディズニーシー関連のラッピングを2回担当している。

舞浜ディズニーリゾートラインでは東京ディズニーシー開園25周年記念として、2024年6月にグランドオープンした新エリアの『ファンタジースプリングス ライナー』にも起用されていた“Type C”100形151号編成(グリーン)にジュビリーブルーのラッピングを装飾し、内装もジュビリーブルーに染まっているほか、吊革デザインも変更されています。車内で流れるBGMは“Come Join Jubilee”に変更されています。運転時刻は8日から14日までは当日の運行予定のみ掲載されており、15日以降は3日ほど先の運転予定まで公表される可能性がありますが、当日のみの運転予定時刻となる可能性がありますので、15日以降に狙う際にもホームページで必ず確認して狙うようにしましょう。

なお東日本旅客鉄道京葉線舞浜(JE-07)の発車メロディについても、ディズニーシー25周年の“Come Join Jubilee”に4月8日から変更されました。2027年3月あたりまでは流れるものと思われます(この駅はご当地メロディであるが、京葉線の汎用メロディの“JRE-IKST-001”には変更されていない)。

2026年4月9日

【唯一の2025年度分】小田急電鉄5000形5065F(10両固定編成)が定期営業運転を開始

2026年4月9日の喜多見検車区出庫の1507レ(平日E82運用)より、日本車両製造豊川製作所で製造された小田急電鉄5000形の最新鋭編成の5065Fが定期営業運転を開始しました。同編成は海老名検車区に納車されて性能確認試運転を実施した後、喜多見検車区に自走回送されていたようです。この動きから置き換えられるであろう8000形の動向が注目されます。
▲2025年度導入分の5000形5065Fが定期営業運転を開始。基本的な仕様は5063F5064Fとほぼ変わらないが、この編成ではラック式ドアエンジンの騒音が低減されている。現時点で海老名検車区には5066Fが留置されており、近く性能確認試運転を実施する可能性がある。同編成もドアエンジンの騒音が低減されていることだろう。
▲5000形5065Fが就役したことで8000形の動きが注目されそう。このうち8051F8252Fは最古参同士のペアで組んでいるほか、8258Fは単独運用が続いている。8000形の置き換えと除籍が予想されるなか、2026年度の西武鉄道譲渡となる編成は現れるのだろうか。

同編成は事業計画のなかでは唯一の2025年度導入編成で、5063F5064Fにある検測機能の本搭載・準備工事が一切ない以外はその2編成とほぼ同一仕様と思われますが、ラック式ドアエンジンの騒音が低減されているのが特徴です。このために海老名検車区に納車されている5066Fについてもドアエンジンの騒音が低減されている可能性があります。8000形に大きな動きが出ることは間違いなさそうです。

【小田急電鉄5000形の在籍】※2025年4月9日現在
<川崎車両株式会社(旧川崎重工業兵庫工場)>
5051F5052F5055F5056F5060F5061F5062F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F5054F5063F5064F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F5058F5059F5065F5066F