2026年5月14日

【5000形8両を初導入へ】小田急電鉄が2026年度鉄道設備投資事業計画を発表

2026年5月13日、小田急電鉄が2026年度鉄道設備投資事業計画を発表しました。今年度の投資額は約586億円です。今回も【車両面】と【設備面】に区分して紹介します。

【車両面】
▲2026年度の新製車両は2代目5000形で、10両1編成(10両)と8両2編成(16両)が増備される。5000形に8両固定編成が初めて登場するほか、現状予備がない8両固定編成の予備車両確保が期待される。昨年度は10両固定編成の5065Fだけと思いきや、5066Fも立て続けに出場してすでに定期営業運転を開始している。その編成が2026年度分だったりして…?
▲2026年度も3000形6両固定編成のリニューアル更新工事が進められる予定で、電気連結器を残す3275F3276F3277Fが対象となりそう。3000形3次車以降の6両固定編成は今年度ですべてリニューアル車両となり、1000形4両固定編成と連結する光景や電気連結器が見納めとなる。2代目5000形8両固定編成の導入で1000形4両+4両も見られなくなる可能性が。
▲通勤形最古参形式の8000形は5000形の増備で置き換えられる可能性があるが、西武鉄道への譲渡については言及なし。まもなく西武鉄道8000系も就役1年となる。

車両面では2代目5000形が増備され、今年度分は10両固定編成が1編成(10両)、8両固定編成が2編成(16両)となります。5000形に新たに8両固定編成が登場します。10両固定編成は当初昨年度分の10両固定編成が1編成(5065F)と発表されていましたが、実際には5066Fも続けて登場していて、13日の平日E83運用(ただし人身事故の影響で平日E68運用に運用変更された)から定期営業運転を開始しています。その編成が今年度分の扱いとなるのでしょうか。一方の8両固定編成では10両固定編成の5M5Tに対して2000形・3000形8両固定編成と同様の4M4Tと予想されます。編成番号が気になりますが、3000形8両固定編成と同じ付番方法を考慮すると(仮)5651F・(仮)5652Fになるものと予想されます。小田急電鉄の8両固定編成は現行ダイヤで3000形8編成と2000形9編成の17編成に対して17運用(予備留置を含めB11運用~B18運用・B21運用~B29運用)あり、基本的に予備がほとんどありませんので(代走は1000形4両+4両を使用)、その予備車両の確保が期待されています。ちなみに5000形5065F5066Fはいずれも日本車両製造豊川製作所で製造されましたが、初登場となる8両固定編成ではどこのメーカーで製造されるのでしょうか。また3000形3次車以降の6両固定編成へのリニューアルは3編成に施工され、電気連結器を残す6次車の3275Fと7次車の3276F3277Fとなりそうです。現在では3277Fが入場中のようで、今年度最初の施工分と思われます。いずれはリニューアル更新工事の施工が延期され検査出場していた2編成にも施工されるものと思われますので、今年度分をもって3次車以降の6両固定編成、3000形から増解結が可能な電気連結器が消滅し、1000形4両固定編成と連結する光景も見納めとなりそうでしょうか。言い換えれば3次車以降の6両固定編成のリニューアルが完了することにもなりそうです。

一方の8000形は2代目5000形の増備で置き換えられるものと思われますが、今年度分も西武鉄道への譲渡については言及がなく、廃車解体処分となるであろう一部6両固定編成(8253F8258F)の動向が気になります。また新たに導入される予定のロマンスカー(愛称未定)80000形についても車両設計を実施します。

【設備面】
▲今年度のホームドア設置は経堂(OH11)・和泉多摩川(OH17)のみだが、和泉多摩川にホームドア本体が設置されると、複々線区間の緩行線のみホームのある各駅での設置が完了する。来年度分は南新宿(OH02)・成城学園前(OH14)のほか、駅改良工事が進む鶴川(OH25)・藤沢(OE13)でもホームドア設置準備工事が進められているものと思われる。

小田急電鉄では2032年度までに新宿(OH01)~伊勢原(OH36)間(いつの間にか愛甲石田(OH35)と伊勢原が追加)の小田原線各駅と江ノ島線快速急行停車駅、多摩線全駅にホームドアの設置を進める予定で、昨年度は豪徳寺(OH10)・千歳船橋(OH12)・祖師ヶ谷大蔵(OH13)・喜多見(OH15)・狛江(OH16)の各駅でしたが、今年度は経堂と和泉多摩川のみで、来年度設置予定の南新宿・成城学園前と、駅改良工事が進む鶴川・藤沢でも少しずつ設置の準備工事が進んでいるほか、2028年度設置予定駅の向ヶ丘遊園(OH19)でも準備工事が進んでいます。今年度で複々線区間の緩行線のみにホームのある各駅への設置が完了することになります(急行線側にもホームのある駅では向ヶ丘遊園が実質ラスト)。

また新宿・鶴川・藤沢では駅舎改良工事が行われるほか(新宿ではホーム直上の建物の解体と新築、鶴川・藤沢では駅舎建築)、鶴川・藤沢は2027年度に南新宿・成城学園前とともにホームドア設置を予定していますので、来年度は駅舎改良工事と同時進行で行われることになりそうです。藤沢では橋上駅舎の2階改札口に通じるエスカレーター、エレベーターを設置し、供用を開始します。

さらに海老名(OH32)~厚木(OH33)間の東日本旅客鉄道相模線と交差する跨線橋、梅ヶ丘(OH09)~登戸(OH18)間での複々線高架橋での耐震補強工事、読売ランド前(OH22)・相武台前(OH30)・座間(OH31)・新松田(OH41)のホーム上家の耐震補強工事、藤沢本町(OE12)~藤沢間の法面改修工事、新松田(OH41)~開成(OH42)間の酒匂川橋梁の塗膜塗り替え工事を今年度で完了します(一部内容は昨年度から引き続き行われる形)。

また小田急電鉄の全車両の車両検査なども実施する大野総合車両所について、開設から60年以上が経過していて、施設の老朽化および一部検査内容が10両に対応していない課題から、伊勢原~鶴巻温泉(OH37)間に新たな総合車両基地の整備を進めるため、用地取得の手続きと次年度以降の工事着工に向けた詳細設計を進めます。

さらには2030年頃から小田原線新宿~相模大野(OH28)間で車掌が乗務しないワンマン運転を導入する予定で、将来的なワンマン運転拡大に備えて、運転士が扉の開閉操作やアナウンスが可能となるようにワンマン運転対応改造工事を行うほか、駅ホーム上に設置されている監視カメラの映像を車両側の運転台で確認できるような仕組みを構築します。

【ホームドア設置済み】
新宿(4番・5番・8番・9番ホーム)・代々木八幡(OH04)・代々木上原(OH05)・東北沢(OH06)・下北沢(OH07)・世田谷代田(OH08)・梅ヶ丘・豪徳寺・千歳船橋・祖師ヶ谷大蔵・喜多見・狛江・登戸・町田(OH27)・相模大野・海老名・本厚木(OH34)・中央林間(OE02)・大和(OE05)

【2026年度ホームドア整備予定駅】
経堂・和泉多摩川

【2027年度ホームドア整備予定駅】
南新宿・成城学園前・鶴川・藤沢

【2028年度ホームドア整備予定駅】
参宮橋・向ヶ丘遊園

【2032年度までにホームドア整備を予定している駅】
上記以外の小田原線各駅(生田(OH20)~柿生(OH24)・玉川学園前(OH26)・小田急相模原(OH29)~座間・厚木・愛甲石田・伊勢原)・湘南台(OE09)・多摩線各駅

2026年5月13日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2026.05.08 通勤利用で就役したばかりの5000形5066Fに遭遇~

2026年5月8日は小田急電鉄小田原線を撮影。今回は通勤時間帯の新宿(OH01)にて。
1000形1091F3804レ1705レ(平日E29運用)。このときは3010レ(平日E31運用)で移動中に江ノ島線はなんと7時02分頃に大和(OE05)~桜ヶ丘(OE06)間で人身事故が発生し、大和~藤沢(OE13)間が運転を見合わせていたため、駅アナウンスでは相模大野(OH28)行きでしたが、表示上では町田(OH27)行きに。
5000形5066F3608レ3003レ(平日E83運用)。なんと5000形最新鋭で定期営業運転を開始したばかりの5066Fに出会えました。この編成の導入で今後の動向が注目されることになりそうです。人身事故が発生した時間帯に江ノ島線を脱出できたものの、このあと運用変更がされることになろうとは…。

今回もスマートフォンでの写真にて失礼します。撮影は以上です。

【前面はE129系っぽい】東日本旅客鉄道E131系200番台都ナノN1編成・都ナノN2編成が総合車両製作所新津事業所を出場

2026年5月11日、総合車両製作所新津事業所で製造された東日本旅客鉄道211系電車の後継となるE131系200番台都ナノN1編成都ナノN2編成が出場、信越本線新津~羽生田間で試運転を実施しました。後日新潟車両センターまで回送のち、長野総合車両センターまでE493系の牽引による配給輸送が行われるものと思われます。
▲ついに211系の後継となるE131系200番台が2編成出場した。前面部は2編成以上での連結を考慮した同系列600番台(680番台)以来の貫通形構造であり、スノープラウ搭載のスカートの形状からE129系0番台・100番台(新ニイ)やしなの鉄道SR1系と同様の耐寒耐雪構造のよう。
▲E131系(写真は0番台都マリR06編成)は0番台・500番台・600番台・800番台・1000番台と登場しているが、200番台は初めてである。一部編成は線路設備モニタリング装置搭載編成となるため、その編成は280番台となる

中央本線では同系列200番台の導入を見据えてE131系0番台(都マリ)・500番台(都コツ)を借用して試運転を行っていたので、ついに公式発表からわずか数日で211系置き換えのための新型車両が登場したことになります。編成は211系1000番台・3000番台に合わせておそらく高尾(JC-24)・東京(JC-01)方からの組成と思われますが、クモハE131-201+モハE131-201+クハE130-201から成る都ナノN1編成クモハE131-202+モハE131-202+クハE130-202から成る都ナノN2編成となっていて、号車番号の表記はありませんので、2編成以上で連結する運用を想定しているようです。車椅子対応トイレはこれまでのクモハE131形ではなく、クハE130形に車椅子対応のものが設置されており、800番台(880番台)と同様のコストカット(旅客用扉や車両間貫通扉の化粧板省略、荷物網棚のパイプ化など)が図られています。E131系200番台の制御装置となるVVVFインバータ制御はこれまでの区分番台で採用されている日立製作所製SiC素子で、クモハE131形200番台は単独1M車、モハE131形200番台は0.5M車のように思えます(1.5M1.5T構造に近い)。車内案内表示器は運用範囲が比較的広いため、これまでの17インチワイドのLCD式ではなく、E233系0番台(都マリ)と同様のカラーのLED式の案内表示器に変更されています。E131系で車内案内表示器がLED式となるのは初めてのことです。種別行先案内表示器では『ワンマン』の表示が入るのでしょうか。800番台(880番台)ではダイヤ改正後のワンマン運転開始後も『普通』表示だったので、200番台(280番台)でもワンマン運転開始後も『ワンマン』ではなく『普通』表示となるのでしょうか。E131系200番台の導入で211系の一部が置き換えられるものと思われます(現時点でベンチレータ未撤去で延命化工事されていない編成が中心か)。

【まさかの2両固定編成も】京浜急行電鉄が2026年度鉄道設備投資事業計画を発表

2026年5月11日、京浜急行電鉄が2026年度の鉄道設備投資事業計画を発表しました。今年度の投資額は約449億円となります。

【車両面】
▲新製車両の新1000形は4両固定編成4編成(16両)と2両固定編成4編成(8両)の合計24両。輸送需要に応じた柔軟な組成が可能となる2両固定編成は2代目では初で、初代からは約15年ぶり(新製は約67年ぶり)だ。23次車をベースにするが20次車・21次車以来の貫通扉を中央に配置した24次車と思われ、予想で1841編成1842編成1843編成1844編成が登場か。
▲1000形2両固定編成は2代目では初であるが、初代では引退直前の2011年3月まで事業用車の牽引用として存在した1351編成(デハ1351+デハ1356)があった。2017年のイベント展示に際してきれいに再塗装されて展示されていた。
▲新1000形8両固定編成1本と4両固定編成3本には車体更新工事とフリースペースなどの増設や一部固定窓の開閉可能窓への改造が行われる。フリースペースにはピクトグラムも追加されることとなっている。
▲京浜急行電鉄の電車に採用されている車内防犯カメラの“IoTube”。

車両面では新1000形で20次車・21次車以来の貫通扉を中央に配置した4両固定編成が4編成(16両)と2両固定編成が4編成(8両)の合計24両が増備され、引き続き1500形を置き換えるものと思われます。今年度導入分の新1000形では初の2両固定編成が登場します。2両固定編成は初代1000形にも存在しましたので、約15年ぶり(新製は約67年ぶり)となります。前年度導入の1702編成1703編成(双方とも23次車)をベースにしつつ、20次車・21次車以来で前面部の貫通扉を中央に配置し、編成間で連結した際に幌を繋げられるようにするためか、24次車に分類されるものと思われます。2両固定編成も貫通扉は中央の配置になるでしょうか。ちなみにプレスリリースにあった4両固定編成では車両イメージからハイフン入りの番号となり、1841編成1842編成1843編成1844編成が登場するものと思われます。気になるのは制御電動車のみとなる2両固定編成の編成番号がどうなるかですね。これらの新製車両には車内防犯カメラが設置されますが、通信機能付きの“IoTube”というカメラの全車両への設置が今年度中に完了します。

【設備面】
▲駅大規模改良工事が行われている神奈川新町(KK-34)。エスカレーターやエレベータの新設が予定されている。この駅は橋上駅舎となる予定だ。
▲駅舎耐震補強工事が予定されている花月総持寺(KK-30)(旧花月園前)。トイレ新設やコンコースのリニューアルも併せて予定されている。

設備面では本線泉岳寺(A-07)~新馬場(KK-03)間の連続立体交差事業の推進(泉岳寺~品川(KK-01)間の南行線(下り線)の仮線への切替、品川の大屋根撤去、北品川(KK-02)の駅部本設高架橋の構築を予定)、踏切安全対策の強化、ホームドアの設置(羽田空港第3ターミナル(KK-16)ではホームドア更新工事を実施し、2番ホームにはデジタルサイネージ設置)、羽田空港第1・第2ターミナル(KK-17)での引き上げ線新設工事と駅改良工事、大規模駅改良工事は神奈川新町で引き続き予定しているほか、泉岳寺でも改良工事を実施するほか、花月総持寺では駅舎耐震工事のほか、トイレ新設やコンコースのリニューアルも実施されます。また新馬場(KK-03)など10駅のホーム・コンコースおよび車両(27両)にLED照明が導入されるほか、法面防護工事や一部架道橋橋脚の耐震補強工事などが進められます。また穴守稲荷(KK-14)では上りホームの一部拡幅を発表しており、その工事も進められるようです。

【2026年度から2028年度までのホームドア設置予定駅】
新馬場・鮫洲(KK-05)・立会川(KK-06)・大森海岸(KK-07)・京急蒲田(KK-11)2番ホーム・5番ホーム(待避線など)・糀谷(KK-12)・大鳥居(KK-13)・穴守稲荷・天空橋(KK-15)・雑色(KK-18)・京急川崎(KK-20)大師線3番ホーム・港町(KK-21)・鈴木町(KK-22)・川崎大師(KK-23)・東門前(KK-24)・八丁畷(KK-27)・弘明寺(KK-43)・屏風浦(KK-45)・杉田(KK-46)・横須賀中央(KK-59)・県立大学(KK-60)・京急久里浜(KK-67)

【耐震補強工事】
弘明寺~上大岡(KK-44)間の高架橋

【法面防護工事】
杉田~京急富岡(KK-47)間など

【駅舎照明LED化】
新馬場など10駅

【駅改良工事予定駅】
大規模改良工事…神奈川新町
駅舎耐震補強…花月総持寺(KK-30) ※トイレ新設・コンコースリニューアルも実施

2026年5月12日

【詳細はリンクチェック】小田急電鉄ロマンスカー“MSE”60000形の車両故障で一部日程で車種変更・両数変更が発生

2026年5月11日、小田急電鉄ロマンスカー“MSE”60000形に車両故障が発生したため、一部の日程で車種変更や両数変更が発生するようです。5月27日は“EXE”・“EXEα”30000形の運用を代走する予定でしたが取りやめとなり(車種は元に戻るが6両固定編成での運転)、6月1日から5日までは平日N21運用が非連結(6両固定編成の単独)となります。
▲予備車両が少ないロマンスカー“MSE”60000形に緊急事態。運用離脱中の60253Fに加えて60053Fが車両故障の影響か運用を離脱しているようだ。このため5月27日に代走運用の予定が取りやめとなったほか、6月の一部日程は平日N21運用が非連結となるので要注意だ。
▲予備車両が少ないロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形だが、5月27日に代走予定であった平日N45N65運用は所定はこの形式だ。ロマンスカー“MSE”60000形の車両故障で予備がないため代走ができなくなり、車種変更で元に戻る形となるが、6両固定編成の単独となる。

ロマンスカー“MSE”60000形60053Fの車両故障の影響から、4両固定編成の予備はなく1編成が運用を離脱すると通常は平日・土曜休日問わずN23運用が非連結(6両固定編成のN73運用のみ)となることが多いですが、6両固定編成の60253Fが4月以降からしばらく運用を離脱しているタイミングでの故障とあって、5月27日にロマンスカー“MSE”60000形で代走運用を予定していた平日N45N65運用(0980レ0617レ)は所定のロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形に戻りますが、平日N45運用が非連結(6両固定編成の平日N65運用のみ)となるほか、所定の6月1日から5日までは平日N21運用が非連結(N71運用のみ)となり、10両の運転でも6両のみ客扱いを行う0501レを含めて10両で運転される上り0902レ0960レ0012レ、下り0501レ0771レ0759レ0645レ0633レが6両単独運転となります。以下のリンクをご確認の上、特急券をお持ちの方で7号車~10号車を予約していた方などは適切な対応を取っていただくようお願いします。

2026年5月11日

【集合場所・時刻は確認を】小田急電鉄、ロマンスカー“MSE”60000形4両固定編成と1000形バーミリオンはこね塗装の撮影会開催へ

2026年5月8日より、小田急電鉄の子会社の小田急トラベルより、同年6月27日ぶ開催予定の相武台前(OH30)構内留置線でロマンスカー“MSE”60000形4両固定編成と1000形4両固定編成のバーミリオンはこね塗装を使用した撮影会のツアーが発売中ですが、午前の部と午後の部で撮影会の車両が変わりますので、2種類とも撮りたい場合は午後の部を選択してください。
▲相武台前構内留置線での撮影会に使用されるロマンスカー“MSE”60000形4両固定編成(写真は60052F)。同形式の運用の都合から土曜休日N21運用充当編成が大野総合車両所一旦入庫の合間を活用し午後の部の撮影会の展示車両に。海老名検車区経由で臨時回送となりそうか。
▲相武台前構内留置線での撮影会に使用される1000形バーミリオンはこね塗装編成(写真は1063F)。土曜休日111運用出庫前相当または土曜休日114運用入庫後相当を使用し、通常では大野総合車両所入出場時にしか走行しない海老名(OH32)~相武台前間を臨時回送で走行し、バーミリオンはこね塗装に変更されて初めて相武台前構内留置線に入線する。

午前の部では1000形バーミリオンはこね塗装編成のみを留置して撮影会を行い、午後の部では土曜休日N21運用に充当されたロマンスカー“MSE”60000形4両固定編成が加わり、両者を並べた撮影会となります。通常は海老名検車区(土曜休日は単独留置があり)や大野総合車両所(車輪検査入場中など)以外でロマンスカー“MSE”60000形4両固定編成と1000形バーミリオンはこね塗装編成が単独同士で並ぶことはあまりないので、新鮮ではあります。今年1月に行われた1000形バーミリオンはこね塗装編成の海老名検車区での撮影会に参加できなかった方は、あえて午前の部に参加してみるのもいいかもしれません。両者の並びを撮影したい方は午後の部に参加するようにしましょう。ツアー料金は1000形バーミリオンはこね塗装編成のみの場合は大人8,000円ですが、ロマンスカーが加わると大人10,000円になります。集合場所と時刻に注意してください。

ちなみに6月28日にはこれとは別にクヤ31形の撮影会ツアーが4回に分かれて開催されるようです。こちらは喜多見検車区で行われるようですが、クヤ31形のパンタグラフは上がりません(架線検測なしの状態を想定か)。電源供給車の8000形(8065F8066F)が同伴になるものと思われます。ツアー料金は15,000円と少々お高めですが、通常は見られないクヤ31形を間近で見てみるのもいいかもしれませんね。

【塗装変更の動きか】東日本旅客鉄道253系1000番台都オオOM-N02編成が大宮総合車両センターに入場で塗装変更実施か

2026年5月8日、東日本旅客鉄道大宮総合車両センター東大宮センター所属の253系1000番台都オオOM-N02編成が大宮総合車両センター本所に入場しました。エクステリアデザインの変更(群青色と黄色への変更)が行われるものと思われ、出場時の姿が注目されます。
▲253系1000番台のエクステリアデザイン変更は都オオOM-N02編成からになりそうか。赤色基調から群青色基調に変更され、日光・鬼怒川の両方へ向かうことをイメージした黄色の帯が入るものと思われる。しばらくは現行の赤色基調と新塗装を楽しむのもありだろう。

253系1000番台(元200番台)は東武鉄道直通の特急列車に転用する際に栃木県日光市の神橋と二社一寺(日光の社寺)をイメージした赤色・朱色、ニッコウキスゲと紅葉をイメージした黄色の帯の塗装となっていましたが、日光東照宮の東西透塀へ印象的に用いられる群青色とニッコウキスゲと二社一寺の社殿などに見られる煌びやかな金をイメージした黄色の帯に変更となり、エクステリアデザイン変更後の一番列車は団体専用列車となりそうです。以前も言及をしましたが、黄色の帯は途中で2本に分かれていて、東武鉄道日光線と鬼怒川線との分岐駅の下今市(TN-23)から東武日光(TN-25)と鬼怒川温泉(TN-56)への経路をイメージするものとなっています。出場後の姿が楽しみになってきました。

2026年5月10日

【車両不具合の影響か】小田急電鉄ロマンスカー“EXEα”30000形30051F+30251Fが平日N32運用を代走

2026年5月6日に小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形70052Fの車両不具合に伴う一部列車の運休の影響で、7日の平日N32運用(0906レ0729レ0018レ0611レ0621レ)が急遽ロマンスカー“EXEα”30000形で代走運転となりました。通常の代走ならば6両固定編成で代走される運用ですが、今回の0906レに限り30051F+30251F10両で代走となりました。
▲ロマンスカー“GSE”70000形70052Fの車両不具合に伴い、喜多見検車区出庫・一旦入庫となる平日N32運用にロマンスカー“EXEα”30000形30051F+30251F海老名検車区出庫で充当された。通常の代走運用であれば6両固定編成のみが使用されるが、今回は急遽の代走であるためか朝のみ4両固定編成を連結した10両のままで運転された。

通常の平日N32運用はロマンスカー“GSE”70000形が使用され、場合によっては喜多見検車区入庫の合間を活用して特別団体専用列車などに充当される場合があります。展望席を備えるロマンスカーの運用は公表されていて、代走の場合はロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形またはロマンスカー“MSE”60000形が6両固定編成の単独で代走となりますが、今回のケースでは6日にロマンスカー“GSE”70000形70052Fの喜多見検車区出庫前の点検にて車両不具合が見つかり、土曜休日N32運用の0904レから0504レの江ノ島線内まで運休となったため、7日の代走は“EXE”・“EXEα”30000形であることが発表されましたが、6両の単独ではなく10両が使用され、朝の上り0906レでは“EXEα”30000形30051F+30251Fが充当されました。再出庫となる0729レ以降では30251Fの代走に変更され、海老名検車区一旦入庫に変更した後、解放されたあとに単独代走になったものと思われます。この関係から7日の平日E31運用の充当編成が通常は大野総合車両所にそのまま入庫となるところを変更されており、7日の運用はかなり特殊な動きをしていたようでしょうか。

【1編成3両で製造か】東日本旅客鉄道中央本線・篠ノ井線・信越本線向けにE131系電車(都ナノ)を新製投入へ

2026年5月7日、東日本旅客鉄道が中央本線・篠ノ井線・信越本線向け新型車両のE131系電車を新製投入することを発表しました。これまでに同路線ではE131系0番台(都マリ)や500番台(都コツ)を使用した試運転を行っていた経歴から、将来的なワンマン運転導入を見据えてか、E131系の導入を決めたものと思われ、211系の動向が注目されることになりそうです。
▲中央本線高尾(JC-24)~塩尻(CO-61,SN-01)間、篠ノ井線塩尻~篠ノ井(SE-06)間、信越本線篠ノ井~長野(SE-13)間および大糸線松本(SN-06,42)~信濃大町(23)間では211系が運用されている。0番台・1000番台・2000番台・3000番台と多岐にわたり、6両固定編成は0番台・2000番台の14編成、3両固定編成は1000番台・3000番台の36編成ある。
▲E131系(写真は0番台都マリR06編成)は3両固定編成を基本に20編成60両の導入で、クモハE131形には車椅子対応トイレが設置されるものと思われる。こちらは2編成以上の連結を想定するため、600番台以来の貫通形構造となり、スカートの形状も変更される。車内は800番台と同じコストカット仕様であるほか、車内案内表示器はLCD式ではなくLED式となる

過去に中央本線ではE131系0番台(都マリ)・500番台(都コツ)を借用し試運転を行っていたことから、211系置き換えのための新型車両が計画されている可能性がありましたが、どうやらE131系になりそうです。E131系では長野地区でE127系100番台(都モト)以来のワンマン運転に対応する車両となるため、将来的に中央本線や篠ノ井線などで211系で運転されてきた列車を置き換えた後、E127系100番台とE131系によるワンマン運転を導入することが予想されています。現在の中央本線は長野総合車両センター所属の211系0番台・1000番台・2000番台・3000番台で運転されており、主に3両固定編成を中心に置き換えるものと思われますが、6両固定編成も残るとは限りません。早めに記録をしておきましょう。

導入されるE131系は211系から引き継ぐ長野色を基本に、前面部のドット柄デザインは日本最高峰の富士山やアルプスなどをイメージする山のデザインとなり、車内はアルプスの天然水の恵みをイメージしたブルー基調のシートモケットを採用するオールロングシート配置としたうえで(ただし211系0番台・1000番台はセミクロスシート、2000番台・3000番台はロングシートである)、0番台(80番台)・600番台(680番台)以来となる貫通形構造(ただし500番台(580番台)は乗務員室の構造から貫通形仕様だが通常は連結しない)、電動車と付随車の比率は600番台(680番台)・1000番台(1080番台)の1.5M1.5T(中間の電動車が0.5M仕様)に対して山梨や長野の山間部区間などを走る関係で電動車比率を上げる必要性、6両を組むときに4M2Tとなるように2M1T仕様になるものと思われ、クモハE131形にのみシングルアームパンタグラフを搭載するためクハE130形・モハE130形(パンタグラフなし)・クモハE131形の3両構成になるものと見込まれます。種別行先案内表示器はフルカラーLED式ですが、800番台(880番台)ではワンマン運転開始後も種別部分は『ワンマン』となっていませんので、E131系長野色でも同様となるのか注目されます。先頭車1両には車椅子対応洋式トイレを設置するほか、全車両に車椅子やベビーカーが利用できるフリースペースの設置、半自動ドアスイッチ(211系と同様)の設置、800番台(880番台)・1000番台(1080番台)と同じコストカット仕様ながら、旅客用扉にはラック式ドアエンジンを採用するほか、E131系ではこれまでどの区分番台においても車内案内表示器に17インチワイドのLCD式を採用してきましたが、この中央本線仕様ではなんと房総地区向けのE233系0番台(都マリ)と同じLED式に変更され、千鳥配置となります。これまでのE131系と同様にワンマン運転に対応する機器や車内防犯カメラが設置されるほか、一部編成は線路設備モニタリング装置を搭載する編成となるため、一部車両の車番には80が追加されるものと思われます。2026年秋からの営業運転投入を目指していますので、いずれは実車の登場が気になるところでしょうね。

2026年5月9日

【譲渡前最後の検査?】小田急電鉄8000形8266F(6両固定編成)、大野総合車両所を検査出場で翌日に運用復帰

2026年5月7日、小田急電鉄8000形8266F(6両固定編成・2006年度リニューアル車両)が大野総合車両所を検査出場、小田原線内で試運転を実施し、翌8日に8066F(4両固定編成・2011年度リニューアル編成)とのペアで1501レ(平日E17運用)から運用復帰を果たしました。
▲西武鉄道譲渡前最後と思われる検査出場を果たした8000形8266F。4月18日・19日にクヤ31形との定期検測運転を除いて予備留置となっていた4両固定編成の8066Fとともにペア復帰を果たした。この動きで8000形8064F+8258Fが解放されている。また8252F8262Fは相方との解放により単独運用に充当されている。
▲8000形8066Fクヤ31形の電源供給車としても機能している。2026年4月の定期検測運転もこのペアで行われている。検測機能付きと準備工事の5000形を導入したにもかかわらず、クヤ31形も併用していくということなのだろうか。

この編成では8253F8258Fとは異なり、西武鉄道への譲渡が予想されており、譲渡前で最後の検査出場になった可能性があります。西武鉄道に譲渡が実現すると、この8266Fは8000系(仮)8107Fとなることが予想されます。8000形は昨年度の譲渡はなく、東急電鉄9000系が優先されているため、今年度の事業計画ではどのくらいの譲渡が実現するのか、気になります。導入が進む5000形も2025年度に1編成の予定が実際には2編成となり、4000形の在籍数に並びましたが、これらの編成の導入に伴う8000形の動きも気になりますね。