2026年7月17日

【今後置き換えはあるのか】相模鉄道8000系8712Fがかしわ台車両センターを検査出場も今後要注意?

2026年7月16日、相模鉄道かしわ台車両センターに検査入場していた8000系8712Fが出場、回送表示で試運転を実施しました。ただし新型車両13000系が導入される予定であるほか、9000系9703Fが当初予定よりも早く廃車除籍処分となったことから、動向が注目されます。
▲かしわ台車両センターを検査出場してきれいになった8000系8712F。しかしながら今後は置き換えらえる可能性も残されており、動向が気になる編成でもある。
▲今春に就役した相模鉄道13000系。写真の13101Fは8両固定編成であるが、ワンマン運転の導入を視野に入れた設備(非常用梯子)が備えられているほか、8000系や9000系の代替も予想されている。

8000系および9000系は“YOKOHAMA NAVYBLUE”となって活躍中の編成がいますが、8000系では1編成(8709F)の施工にとどまっているほか、他編成は2代目塗装のまま、前照灯の移設や種別行先案内表示器の更新が行われた程度であり、今後は13000系に代替される可能性があるのです。相模鉄道では海老名(SO-18)をもって各駅へのホームドア設置と本格稼働が完了し、いずれはワンマン運転を導入する準備を進めている可能性があります。東急電鉄の車両ではすべての車両でワンマン運転に対応しています。なんなら東日本旅客鉄道E233系7000番台でもワンマン運転対応工事が実施されています。いずれは自社車両でもワンマン運転に対応させる必要があるので、車両に改造を施すよりも新車で代替する方が早く導入できるメリットはありそうです。8000系・9000系は代替が予想されますから、編成関係なく記録を取ったほうがいいかもしれません。両系列もいつまで残れるのでしょうか。

【205系置き換えか】東日本旅客鉄道FV-E991系『HYBARI』、2027年度末(2028年3月)を目途に営業用車両として就役へ

2026年7月14日、東日本旅客鉄道鎌倉車両ベース(中原)所属のFV-E991系『HYBARI』(都ナハHY編成)について、2027年度末を目途として営業用車両に改造し、南武線(支線)および鶴見線(鶴見(JI-01)~扇町(JI-10)間)で営業運転に投入することを発表しました。南武線(支線)ではE127系0番台と同じ3扉車ですが、鶴見線ではE131系1000番台の4扉車とは異なります。
▲南武線(支線)ではE127系0番台(3扉車)に混ざって205系1000番台都ナハW4編成(クモハ205-1003+クモハ204-1003の4扉車)が運用されているが、FV-E991系は南武線(支線)では実質この205系1000番台を置き換えるために営業用車両に改造されることになるのだろうか。
▲鶴見線は原則4扉車のE131系1000番台(写真は都ナハT8編成)が海芝浦(JI-52)・大川(JI-61)発着を含む全線で運用されている。ただしFV-E991系は鶴見~扇町間の本線しか記載がなく、海芝浦発着や大川発着での運用を考慮していない。これは扇町のみに同系列専用の水素充填設備が設けられているためだ。
▲鶴見線の終点のひとつである扇町。浜川崎(JI-08,JN-54)~昭和(JI-09)~扇町間は現行ダイヤでは日中時間帯に2時間に1本しか列車が来ない(武蔵白石(JI-07)・浜川崎で折り返してしまう)ため、これにFV-E991系『HYBARI』を充てることになるのだろうか。

鎌倉車両ベース(中原)に配属されているFV-E991系『HYBARI』(都ナハHY編成)は片側3扉車の2両で構成されていて、1号車のFV-E991形にはシングルアームパンタグラフが搭載できる台座が備えられており、実際の電車と同じようにすることができるほか、もともと試験走行用の車両ではあるものの、客室内は営業運転に投入可能なように座席(ロングシート)や半自動ドアスイッチが設置されていて、営業運転への投入に備えた設備がいくつか存在するわけです。今回は営業運転に向けて改造工事を行うことで、電車として運用できるようになり、残存した205系1000番台の置き換えに充てられるほか、鶴見線で朝夕時間帯に1時間1本、日中時間帯に2時間1本程度となる鶴見~扇町間の運用に充てることで、利用者の少ない時間帯にも対応が可能となりますね。今後の状況を見極めていきましょう。

2026年7月16日

【今年度初譲渡】東急電鉄9000系9002Fと9014Fの2編成8両が西武鉄道7000系7101F・7112Fとして譲渡へ

2026年7月14日、東急電鉄大井町線で運用されていた9000系9014Fのうち3号車のデハ9414を除く4両、7月15日に9002Fのうち3号車のデハ9402を除く4両の合計8両が、西武鉄道譲渡のため長津田検車区から甲種輸送されました。のちに2編成で小手指車両基地に甲種輸送されるものと思われ、9002Fは7000系7101F9014Fは7000系7112Fの種車となりそうです。
▲東横線と大井町線で運用された9000系9002F9014Fが西武鉄道譲渡のため長津田検車区を出発した。2編成とも未改造の状態なので、武蔵丘車両検修場での転用改造となりそうである。ついに7000系トップナンバーの種車が西武鉄道へ。

9000系9002F9014Fは譲渡対象外(一部部品取りに使用)のデハ9402・デハ9414を抜き取った状態となっており、転用改造は武蔵丘車両検修場で実施されるようです。9000系9002Fは転用改造後は7000系7101Fとなりますので(赤帯復刻の9001Fが譲渡対象から外れる)、トップナンバーの種車が含まれるのが特徴です。一方の9000系9014Fは赤帯復刻の9001F9013Fが譲渡対象外であると仮定すると、2編成分ずれるので、7000系7112Fの種車となります。またほぼ同時期に譲渡対象外の車両である9011F9012Fの譲渡対象外のデハ9411・デハ9412が廃車解体処分のため長津田検車区からの陸送が行われましたので、編成から抜き取られたデハ9402・デハ9414の2両は廃車解体処分となりそうです。

【公式発表あり】江ノ島電鉄1000形1001Fが定期営業運転終了を発表 ~約47年間の活躍をありがとう1001F~

2026年7月14日の233レの江ノ島電鉄本線極楽寺(EN-11)到着後の編成解放をもって、1000形1001F(藤沢(EN-01)寄りから1001+1051の2両)の定期営業運転が終了となったことを同月15日に発表しました。これ以降の1000形は1001F以外の5編成での運用となります。
▲多くの沿線住民やインバウンドを含む観光客を乗せて走ってきた1000形1001F233レでの編成解放を最後に定期営業運転を終了した。ヘッドマーク掲出からちょうど約1ヶ月で退役となった。1979年の就役から約47年間の活躍に終止符を打った。
▲6月16日から1000形1001Fに掲出されていたヘッドマーク。1001と1051で車番が違うのみのヘッドマークだが、掲出から約1ヶ月で定期営業運転の終了を迎えた。極楽寺検車区で余生を過ごすことになるが、今後どのような動きを見せてくれるのか。
▲700形は追加導入が予想されている。1000形を置き換えるには複数編成が必要となるが、1501F1502Fはなぜかワンマン運転対応の乗降安全確認カメラが設置済みである。

同編成は1979年の就役ですので、約47年間の活躍でした。江ノ島電鉄では500形501F502F以来となる新型車両700形701F702Fを導入し、最古参の300形ではなく主力車両の1000形を置き換えるということから、最初の置き換え対象となった1000形1001Fにヘッドマークを掲出する形となり、約1ヶ月間の運用となりました。現在は極楽寺検車区で留置中と思われますが、1001Fはどうなるのか注目されます。個人的には保存を実現してほしいですね。

2026年7月15日

【ついに解体か】京浜急行電鉄1500形1725編成(8両固定編成)がファインテック久里浜事業所で廃車解体処分か

2026年3月26日をもって運用を離脱していた京浜急行電鉄1500形8両固定編成の1725編成が同年7月11日に架線のない線路へ移動されていることが確認されました。フルカラーLED式の列車番号表示器・前面部種別行先案内表示器、側面部種別行先案内表示器(幕式)が抜かれており、廃車解体処分の公算は大きいものと思われます。
▲昨年度増備された1000形23次車によって置き換えられた1500形8両固定編成の1725編成。この編成は3月26日をもって定期営業運転を離脱していた。廃車解体処分の可能性は高い。

2025年度の事業計画では新1000形8両固定編成が2編成(16両)増備され、老朽化が進んでいる1500形が置き換えられることは想定済みでした。このうち1719編成1725編成が結果的に1000形23次車で置き換えられた結果となりました。今年度は4両固定編成・2両固定編成の導入が予定されていますから、いずれは6両固定編成の置き換えも行われるかもしれませんね。1000形も23次車どころか、24次車が登場するものと見込まれます。いずれは1500形をすべて置き換える勢いまで増えるとなると、編成番号の設定も大変そう…。

2026年7月14日

【次々旅立つ8000系】東武鉄道8000系8171Fが経理部資材管理センター北館林車両解体場へ自走回送される

2026年7月10日、東武鉄道南栗橋車両管区七光台支所所属であった8000系8171F(6両固定編成)が経理部資材センター北館林車両解体場へ自走回送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲野田線から退いた8000系8171Fが帰らぬ旅へ。今年度分の80000系の新製車両は出ていないが、それよりも一足先に置き換えられた形に。

2026年度分は野田線向けに80000系5編成(25両、ただし編成番号次第では60000系の改造編入車両組み込み編成の場合あり)の導入が予定されていますが、それに先立って置き換えられた形となっています。野田線では柏(TD-24)~船橋(TD-35)間で車掌が乗務しないワンマン運転を導入する予定であることから、60000系5両固定編成、80000系に統一される見込みで、6両固定編成は同区間からは撤退となりますから、6両固定編成を可能な限り大宮(TD-01)~柏間に集約させたいのでしょう。来春のダイヤ改正でどうなるかは分かりませんが、柏を跨いで運転される列車が残るのかどうかも気になります。

【祝デビュー3年!】小田急電鉄子育て応援キャラクター『もころん』デビュー3周年で5000形5055F使用の特別団体専用列車運転

2026年7月12日、小田急電鉄の子育て応援キャラクター『もころん』が3周年を迎えるため、5000形5055Fの『もころん号』のプラレールが発売されることを記念し、同編成を使用した特別団体専用列車が唐木田(OT07)→新百合ヶ丘(OH23)→海老名(OH32)間で運転されました。
▲5000形の『もころん号』として運転されている5055F。同編成の2代目のラッピング電車がプラレールとなって発売されることとなり、それに伴う特別団体専用列車が走った。車両は大野総合車両所(特別団体専用列車前日は土曜休日E11運用のあと大野総合車両所留置)から送り込まれて運転された。
▲子育て応援キャラクターの『もころん』。ロマンスカーミュージアムでグリーティングが行われた。

この特別団体専用列車は5000形の『もころん号』がプラレールとして発売されることから、それを記念した特別団体専用列車として、大野総合車両所で予備車両として留置されていた5000形5055Fを始発駅の唐木田まで送り込んで充当させた形です。ロマンスカーミュージアムでは『もころん』とのグリーティングが行われました。また『もころん号』仕様の高速バス(三菱ふそう製エアロエース)も海老名検車区にやってくる予定なので、これらの撮影ツアーに参加するにはツアーの申し込みが必要です。

2026年7月11日

【今年の江ノ島電鉄の目玉】江ノ島電鉄で最新鋭の700形と最古参の300形、引退を迎える1000形に出会う

2026年7月11日、私は神奈川県藤沢市で用事があり、そのついでに久しぶりに江ノ島電鉄を訪れました。藤沢(EN-01)からはちょうど入線してきた500形501F+502F241レに乗車し、有名観光地を避けるため、鵠沼(EN-04)で下車。線路沿いを少し歩くと、いい撮影地を発見。せっかくなので少し観察することにしました。
1000形1001F+1101F240レ。1000形といえば藤沢寄りに連結され、引退記念ヘッドマークを出した1001Fが注目されていますが、鎌倉(EN-15)寄りの1101Fにも注目。ワンピースとのコラボラッピングになっています。カーブがきつめですが、ゆっくり入線してくれるので、撮影には困りません。
ヘッドマークも無事にゲットできました。トラブルなく最後まで走り続けてもらいたいものです。
300形305F+2000形2001F242レ。江ノ島電鉄の長らくの顔ともいうべき最古参。この路線でワンマン運転が導入された際にはこの形式もお役御免となってしまうかもしれないですね。小田急箱根鉄道(山岳区間)の最古参車両も2028年で引退なので、この形式も長くないと思った方がいいでしょう
700形702F+701F244レ。最新鋭の700形を無事にゲット。一時期別々になっていましたが再び同じ形式同士になりました。藤沢寄りが702F、鎌倉寄りが701Fとなりました。この路線にはホームページで車両アイコンを用いた列車走行位置があり、確認ができます。700形を狙う際の参考に。

700形に置き換えられる1000形は1001Fを含めて6編成あり、1501F1502Fに乗降安全確認カメラが設置されていて、車掌が乗務しないワンマン運転対応の準備が進んでいるものと思われます。その2編成と500形の2編成、700形の2編成に確認されており(700形は新製当初から設置)、1000形の置き換えとワンマン運転導入に向けて700形が追加導入される見込みです。次に置き換えとなる1000形は果たして…。今度はどこかで700形に乗ってみようかな。

2026年7月8日

【今年5月にも不具合】小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形70052Fの車両確認・不具合で0906レが運休、0729レ以降のみ代走に

2026年7月6日、小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形70052F回9011レ(平日N32運用)で喜多見検車区を出庫、秦野(OH39)に回送されたあと、0906レで発車準備をしていたところ、車両確認(車両不具合とは発表されていなかった)の影響からか当該列車のみ運休となり、大野総合車両所に緊急で入場しました。7日についても同列車のみが運休となりました。
▲2026年5月にも車両不具合を起こしていたロマンスカー“GSE”70000形70052F。7月上旬に車両確認のため、0906レが運休となり、大野総合車両所に緊急入場となった。再出庫以降の0729レ0621レはロマンスカー“MSE”60000形60252Fが緊急代走した。
▲秦野での車両確認の当該となった“GSE”70000形70052Fの代わりに大野総合車両所に留置されていたロマンスカー“MSE”60000形60252Fが代役を務めた。ロマンスカーの予備車両が少ないからこそ、このような運休が発生してしまうのが問題であろう。

ロマンスカーの予備は平日に“EXE”・“EXEα”30000形が1編成(4両固定編成・6両固定編成)、平日に限り“MSE”60000形が1編成(6両固定編成)あり、その予備車両をうまく活用することで予備車両のない“GSE”70000形の代走を担当することがありますが、同形式の代走はもともとは8日・9日・10日・13日・15日・17日・23日・24日・31日に予定されていて、ちょこちょこと代走が入るようになっています。この影響からロマンスカー“GSE”70000形70051Fは代走となる期間中にほとんど平日N31運用の固定になる可能性があります。他形式代走が多い平日N32運用(0906レ0729レ0621レ)のうち、朝の秦野・本厚木(OH34)・海老名(OH32)からの通勤利用に便利で普段から満席になりやすい0906レが運休となることで、後続の3010レ(平日E31運用)以降の快速急行に乗客が流れることになります。6日に0906レが走らなかったことに違和感を覚えていましたが、車両確認による運休があったからなんですね。

同形式では5月にも70052Fが車両不具合を起こしたことから他形式で運休及び代走となった経緯があるため、早急に再発防止を図っていただきたいものです。

2026年7月7日

【今後どうなる】西武鉄道新101系263Fの休車で今後の牽引車両はどうなる…?

2026年7月5日、西武鉄道狭山線で元東急電鉄9000系を譲受し転用改造工事を受けた7000系が6月27日から定期営業運転とワンマン運転を開始し、新101系が狭山線の定期運用から撤退となったことで、車両牽引を兼ねる263Fが休車となりました。現段階での新101系の定期運用は孤立路線の多摩川線のみであるため、今後の動向が注目されます。
▲西武鉄道狭山線で運用され、ときには新型車両の配属や新101系の車両交換に伴う自社線内での車両の牽引役を担ってきた新101系263F。ついに休車となってしまった。事業用車両としても活躍できるこの編成は一体どうなるのだろうか。
▲元東急電鉄9000系改め西武鉄道7000系は続々と定期営業運転を開始している。東急電鉄時代のボックスシートはそのまま活用されている。なお半自動ドアスイッチは他の支線に投入となれば使用される可能性はありそうだ。

西武鉄道新101系は多摩湖線での運用から撤退した後、7000系導入前は池袋線系統の狭山線と孤立路線の多摩川線でのみ運用され、事業用車両の役割も果たす263Fを除き、車両交換が行われることがあり、その際には自社線内に限られますが甲種輸送の先頭に263Fが立つことが多くなっていました。新101系は多摩川線に集約させることもできそうですが、白糸台車両基地のスペースの関係もあるのでしょう。今後も小田急電鉄8000形の譲受や新宿線・拝島線の着席サービス一新のための新型車両(40000系ベースの『トキイロ』)や001系ベースのレストラン車両などの導入が予定されていますので、休車状態とはいえど、263Fの活躍は欠かせません。事業用車両に転用する場合は先頭車が電動車のこの編成でないと意味がありません。いずれは数を減らすであろう新101系がどういう動きを見せるのか、気になりますね。