2026年4月20日

【最後の1編成が更新された】東武鉄道50000系列の種別行先案内表示器の3色LED式が消滅、全編成がフルカラーLED式に

2026年4月19日の土曜休日78T運用より、東武鉄道50000・50050系51064Fの前面部・側面部の種別行先案内表示器・列車番号表示器が3色LED式からフルカラーLED式に更新され、この50000系列の全編成がフルカラーLED式への換装が完了しました(3色LED式が消滅)。
▲種別行先案内表示器・列車番号表示器が最後まで3色LED式で残っていた50000・50050系51064F。2026年3月14日実施のダイヤ改正以降に51061Fの種別行先案内表示器・列車番号表示器が更新され、残るはこの編成だけとなっていた。
▲東上線から移籍してきた2編成は早々に更新が完了しているが、転入当初は51008Fが登場当時からの3色LED式、51009Fは転入時に種別行先案内表示器はそのままだったが列車番号表示器だけフルカラーLED式に更新されていた。

東武鉄道50000系列では有楽町線に直通する50000・50070系、東上線の有料座席指定列車『TJライナー』向けの50000・50090系を除き、種別行先案内表示器の更新と列車番号表示器の更新が行われ、50000・50050系では一時的な試験として51052Fに種別行先案内表示器のフルカラーLED化などを実施したあと、一時的に戻された後、徐々に本格的に換装される形になり、東上線の他の編成や伊勢崎線・日光線の編成にも施工されるようになりました。最後まで3色LED式で残っていた51064Fも運用に入らなかった日程で種別行先案内表示器・列車番号表示器の更新が実施されたものと思われます。これで同系列の3色LED式が見納めとなりました。

2026年4月19日

【江ノ島電鉄の新顔】江ノ島電鉄700形701F・702Fが定期営業運転を開始、2編成連結で運用される

2026年4月19日の228レ(鎌0838→藤0915)より、江ノ島電鉄の新型車両700形701F702Fが定期営業運転を開始しました。初日は同じ形式同士の連結となり、701Fが藤沢(EN-01)寄り、702Fが鎌倉(EN-15)寄りに連結されました。今後は他形式との連結や最古参形式との連結での運用が期待されています。
▲1000形(写真は1001F1502F)の後継となる700形が江ノ島電鉄でデビューを飾った。就役記念のヘッドマークは小さめだが、今後はさらに増備が予想されている。701F702Fともに座席モケットは江ノ島グリーンとなった。今後は他形式と共通であるため、別形式との連結での運用が期待されている。
▲700形が就役した当日の江ノ島電鉄では300形305Fも1000形1001Fとともに定期営業運転に充当され、何度か新型車両とすれ違ったことだろう。

この形式は1000形(1001F1002F1101F1201F1501F1502F)の後継として、6編成が導入されるものと見込まれており、703F以降は座席モケットの色を変更して導入するものと思われます。ワンマン運転に対応する車両であり、小田急電鉄1000形バーミリオンはこね塗装の小田急箱根鉄道専任編成と同じ乗降安全確認カメラが設置されているほか、乗降促進を流す車外スピーカーは車体屋根部分に取り付けられています。その乗降促進放送はなんと親会社の小田急電鉄の通勤形電車(8000形を除く各形式)と同じであるほか、ドアエンジンには初めて空気式が採用されました。制御装置はSiC素子かと思われましたが、なんと500形(501F502F)と同じような東洋電機製IGBT素子と思われます。車内案内表示器は左側寄りに1画面配置となったほか、海側の座席が1人掛けクロスシート、山側の座席がロングシートという配置になり、途中で相模湾の海の景色を見ることができます。車両間転落防止幌が設置されているほか、連結時の転落防止放送が装備されました。現時点でドアステッカーは貼付されていませんが、今後は極楽寺検車区で貼付が実施されるものと思われます。

【てっぱく展示後に実施】東武鉄道10000・10030系11267F(2両固定編成)が近畿日本鉄道の標準色風ラッピング電車に

2026年4月18日、東武鉄道10000・10030系11267F(2両固定編成)が南栗橋車両管区にて近畿日本鉄道の一般形電車に採用されているマルーンレッド・シルキーホワイトを纏う標準色風ラッピング電車として出場、南栗橋車両管区春日部支所へ自走回送されました。
▲10000系列の2両固定編成は多くがリニューアル車両・ワンマン運転対応だ。このうち近畿日本鉄道のカラーリングになったのはリニューアル工事を受けておらずシングルアームパンタグラフ搭載で鉄道博物館での展示を終えて戻ってきた11267Fとなった。運用路線・区間に注意が必要である。4両固定編成・6両固定編成と組むときは下り方に連結される。

10000系列の2両固定編成は4両固定編成・6両固定編成の増結編成としてだけでなく亀戸線・大師線・小泉線などのワンマン運転で支線で運用する編成も存在しますが、近畿日本鉄道の塗装に変更された11267Fではリニューアルを受けていないため、増結編成として運用されることが多いかと思います。狙うなら下り方の編成がいいのでしょうかね。近畿日本鉄道でも東花園検車区に所属する1230系1277Fが東武鉄道8000系風ラッピング電車として運転されていますので、両者の塗装が見られるのが違和感ありそうです。

2026年4月18日

【新潟の“死神”全滅】東日本旅客鉄道新潟車両センター所属のEF64形1030号機が秋田総合車両センターに配給輸送される

2026年4月17日、東日本旅客鉄道新潟車両センターの電気機関車EF64形1030号機がDE10形1700号機に牽引され秋田総合車両センターに配給輸送されました。この電気機関車は東日本旅客鉄道に在籍していた最後の電気機関車で、これまで185系・205系・209系・E217系などの廃車車両、E235系0番台・1000番台などの新製配置の配給輸送を担当していました。
▲廃車解体処分の車両(写真はE217系都クラY-11編成)や新製車両の配給輸送を担当していたEF64形1030号機(写真手前の1両)もついに廃車解体処分に。配給輸送の役割は電化区間ではE493系、非電化区間ではGV-E197系に引き継がれた。
▲E233系の機器更新工事施工に伴う配給輸送には事業用電車のE493系(量産先行車の都オク01編成と量産車の都オク02編成)が使用されている。
▲EF64形1030号機・1031号機・1032号機は過去に大手私鉄の車両を牽引したことがある。それが大宮総合車両センターでの東京地下鉄千代田線のホームドアに対応する改造工事施工のための入場で松戸車両センターから輸送された小田急電鉄4000形(写真は4060F)である。

EF64形1030号機・1031号機・1032号機は総合車両製作所新津事業所で落成した電車の配給輸送に必要な双頭連結器を備えていることから、首都圏の新製された電車を配置するための配給輸送列車や、廃車解体業務を担当する長野総合車両センターに廃車車両を送り込むための配給輸送列車にこの3両のほか、EF81形の5両(134号機・136号機・139号機・140号機・141号機)を使用して行われていました。通常は大手私鉄車両を牽引することはないですが、特例として小田急電鉄4000形の松戸車両センターから大宮総合車両センターへの入場・出場に伴う輸送列車を担当したことがあります。車両が1編成あたり2両~4両と短い場合は1両の電気機関車で2編成以上を輸送することもありました。このEF64形1030号機は2025年11月に団体専用列車の『ありがとうEL号』をもって運用を終了し、新潟車両センターに留置されていたものと思われます。これにより東日本旅客鉄道に在籍していたEF64形、電気機関車が消滅しました。

2026年4月17日

【まさかの愛称が…】東海旅客鉄道、営業車検測機能を搭載するN700S系の名称を『ドクターS』に決定

2026年4月16日、東海旅客鉄道が2025年1月に引退した923形0番台ドクターイエロー(幹トウT4編成)に代わる車両として、営業車検測機能を搭載したN700S系の愛称を『ドクターS』とすることを発表しました。ドクターイエローの後継であるため、『ドクター』が引き継がれ、車両はN700S系であることや、7号車の“S Work”車両で定着した“S”を使用するようです。
▲N700系2000番台(N700a)の置き換えで増備が進むN700S系0番台(写真は幹トウJ35編成)。検測機能を搭載するN700S系0番台では『ドクターS』となり、先頭車(1・16号車)と奇数号車(3・5・7・9・11・13・15号車)にロゴマークを配置する。16両4編成が『ドクターS』となるので、東京と大阪の2つの車両基地に2編成ずつの配置となるのだろうか。

N700S系『ドクターS』の営業運転開始は2026年10月からを予定していますが、この時点では検測機器の運用はせず、そのあと試験運用・確認試験などを経て、西日本旅客鉄道923形3000番台ドクターイエロー(幹ハカT5編成)の引退が迫る2027年1月から、検測機能の運用が開始される予定となっています。なおこの『ドクターS』となる4編成には前任の923形0番台ドクターイエローの車体からアルミ部材が水平リサイクルされ、屋根部や側面部の一部にも再利用されるようです。『Dr.S』と書かれたロゴマークは旅客用扉の戸袋部分とロゴマークの“Supreme”の下部に配置されるようです。検測機能のN700S系は日本車両製造豊川製作所で製造されることになるのでしょうか。『ドクターS』の最初の編成がどうなるのか、気になるところです。

【最初の投入は狭山線に】西武鉄道7000系(元東急電鉄9000系)、ワンマン運転導入の狭山線で営業運転を開始へ

2026年4月16日、西武鉄道池袋線系統の西所沢(SI-18)~下山口(SI-40)~西武球場前(SI-41)間を結ぶ狭山線について、同年6月27日から『サステナ車両』の7000系電車(元東急電鉄9000系)を投入し、車掌が乗務しないワンマン運転を開始することを発表しました。小手指車両基地所属となる編成を狭山線に投入することとなりそうです。
▲性能確認試運転が続く西武鉄道7000系7104F。国分寺線の8000系8103Fと同様に営業運転開始後はほぼ走行しないであろう池袋線のほか新宿線を走行している。なお車体側面部には東日本旅客鉄道E131系電車などと同様の乗降安全確認カメラが設置され、狭山線で8両以上の臨時列車を除き、ワンマン運転が導入される。
▲西武鉄道7000系に設置された乗降安全確認カメラ(写真は東日本旅客鉄道E131系1000番台のもの)。乗降安全確認カメラはこのタイプが採用されており、E131系500番台で導入が進む乗客の車両への接近を検知するシステム(ホームの点字ブロックから外側、車両側に人がいることを検知するシステム)が導入される。

狭山線では区間列車に新101系(代走で2000系)が運用されていますが、これを7000系(4両固定編成)に置き換えます。同系列を使用する区間列車に限り、車掌が乗務しないワンマン運転が導入されます(8両以上の臨時列車は対象外で引き続き車掌乗務となる)。車体側面部に東日本旅客鉄道E131系などと同様の乗降安全確認カメラが設置されており、乗降安全確認カメラを用いて東日本旅客鉄道相模線(E131系500番台)で導入される、点字ブロックから車両側に人がいる場合にその人を検知するシステムが導入され、ホーム用センサーを準備しなくとも安全確認ができます。この7000系の導入で置き換えられる新101系の動向が注目されます。狭山線に最初に導入されるわけですが、それ以外の支線系統でも順次導入されていくのでしょうか。2026年度は7000系・8000系の種車となる車両の譲渡があるのか、気になります。

2026年4月16日

【特急券確認と適切な対応を!】東日本旅客鉄道255系都マリBe-03編成の車両不具合で充当予定列車をE257系500番台に変更へ

2026年4月10日、東日本旅客鉄道幕張車両センター所属の255系都マリBe-03編成(クハ255-3以下9両)を使用して5月2日から6日まで運転される予定だった『新宿わかしお』(1号・2号)と『わかしお』(82号・83号)について、同系列の車両不具合のため急遽指定席特急券の発売を見合わせていましたが、その代替車両が決まり、発売が再開されているようです。
▲大型連休期間中の最繁忙期に『新宿わかしお』の1往復と『わかしお』(82号・83号)に充当予定だった255系都マリBe-03編成の車両不具合で使用できなくなり、E257系500番台に変更となった。グリーン車の連結がなくなるほか、9両から5両に半減するため、指定席特急券を持っている方は必ず確認し、適切な対応をしてほしい。
▲255系が充当予定だった『新宿わかしお』の1往復と『わかしお』(82号・83号)にE257系500番台が起用されることに。255系目的の方には残念なことだが、1編成のみの希少な編成であるほか、E257系5000番台でも特急『あずさ』や『踊り子』などに使用されるため、代役となるとE257系500番台しかなかったのかも。

今春の255系を使用する臨時特急列車は5月2日から6日の『新宿わかしお』(往路1号、9051M列車9053M列車・復路2号、9056M列車9058M列車)、5月2日から5日の『わかしお83号』(9083M列車)、5月3日から6日の『わかしお82号』(9082M列車)に使用される予定でしたが、幕張車両センターで整備中の255系に車両不具合が発生したことで、一時的に指定席特急券の販売が見合せとなっていました。255系9両の代替はE257系500番台5両となり、グリーン車の連結が無くなるほか、5両に半減されることから、特急券の発売再開に伴い特急券の変更などの対応を取ってください。255系から車両サービスは向上されますが、グリーン車がなくなったほか、普通車のみの5両と短いので、最繁忙期だけでも10両にできなかったのだろうか、とも思ってしまいます。

2026年4月15日

【売却叶わず解体処分へ】東急電鉄8500系8622Fのデハ8522が廃車解体処分のため陸送される

2021年11月2日に東急電鉄長津田車両工場に廃車解体処分のため回送され、8500系8630Fとともに両先頭車の販売が行われていた8622Fのうち、中央林間(DT-27)寄り先頭車のデハ8522が2026年4月14日に空調装置を撤去された状態で陸送されました。
▲両先頭車の販売が行われていた8500系8622Fのうち、最後まで残っていたデハ8522が空調装置などを撤去され、売却されることなく解体業者へ向けて陸送された。販売額と輸送面で大きな障壁となったためか、売却されたのは8500系8630Fのデハ8530だけだったようだ。

8500系8622F8630Fでは廃車後に両先頭車(デハ8622・デハ8522・デハ8630・デハ8530)の販売が行われていたのですが、費用面や輸送面において高額な負担がネックとなり、車両売却が実現したのはデハ8530のみでした。売却されなかった渋谷(DT-01)寄り先頭車のデハ8622・デハ8630は2022年7月に廃車解体処分のため陸送され、この時点では売却されたデハ8530を除くと、デハ8522だけ残っていたものと思われます。結局はデハ8522についても売却は叶うことがなく、解体処分となってしまいました。デハ8530が残っているだけでも素晴らしいことですが、8500系の動態保存車両(8637F)がいますので、実車をご覧になりたい方は8637Fを狙いましょう。デハ8537だけ赤帯が復刻されています(それ以外は青帯のまま)。

2026年4月14日

【横浜線外の完結運用】東日本旅客鉄道E233系6000番台に京浜東北・根岸線内完結運用が誕生

2026年3月14日のダイヤ改正で、東日本旅客鉄道横浜線では車掌が乗務しないワンマン運転が開始され、駅備え付けの発車メロディが車載メロディ“JRE-IKST-017”に変更されました。そのなかでもE233系6000番台の運用で横浜線内を走らない短距離運用が誕生しています。
▲E233系6000番台のみ運用されている横浜線では根岸線直通列車(磯子(JK-06)・大船(JK-01)発着)を含めワンマン運転を導入した。しかし早朝の東海旅客鉄道東海道新幹線への乗り継ぎを考慮した列車の増発が実施された結果、車両送り込みの都合から横浜線を走行しない京浜東北・根岸線内完結の列車が登場した。列車番号は異なるが毎日運転である。
▲横浜線の早朝の列車増発で新横浜で同駅6時台発車の東海道新幹線『のぞみ』に乗り継ぎが可能である。

今回のダイヤ改正で横浜線では早朝時間帯に東海道新幹線との乗り継ぎを考慮して列車増発が実施されましたが、その際に鎌倉車両センター東神奈川派出所を出庫する運用で桜木町(JK-11)への車両送り込みを兼ねて、東神奈川(JK-13,JH-13)始発桜木町行き(途中の停車駅は横浜(JK-12)のみ)という、横浜線を走行しない短距離運用が誕生したのです。列車番号を除けばE233系1000番台で運用されるのではと思われがちですが、列車番号の末尾に“K”があるためE233系6000番台の運用になっており、ワンマン運転となっています。平日は  516K列車(平日17K運用・桜0533←神0526)、土曜休日は  532K列車(土曜休日33K運用・桜0531←神0524)でそれぞれ設定されているようです。なお自動放送での案内は『根岸線』となっていて、東神奈川~横浜間は路線名は京浜東北線ですが、根岸線扱いとして案内されているようです。なおいずれの列車も折り返しは桜木町から直通してくる横浜線直通列車の1番列車となっているようです。新横浜(JH-16)では東海道新幹線の品川始発の『のぞみ99号』(99A列車)や東京始発の『のぞみ1号』(1A列車)に乗り継ぐことができます。

【解体処分の可能性は…】東急電鉄9000系9003Fのデハ9403が長津田車両工場に入場、一体どうなる?

2026年4月6日、西武鉄道に7000系7102Fとして譲渡された元東急電鉄9000系9003Fのうち、西武鉄道への譲渡対象から外れたデハ9403が7500系“TOQ ”に挟まれて長津田車両工場(東急テクノシステム)に回送されました。廃車解体処分の可能性がありそうでしょうか。
▲西武鉄道に譲渡された元9000系9003Fのデハ9403が西武鉄道への譲渡対象から外れ、廃車解体処分となってしまうのだろうか。同編成は西武鉄道に4両で譲渡された最初の2編成分のうちの1編成で、昨年夏の初譲渡から約半年、長津田検車区に留置されていた。

元9000系9003Fでは元3号車のデハ9403を抜き取り、西武鉄道7000系7102Fとして昨年夏に譲渡されました。デハ9403は譲渡対象外となることから、同車両の動向が注目されていましたが、約半年間長津田検車区に留置されていました。西武鉄道7000系向けの部品取りや他社譲渡も含めた動きをするのかと思われていましたが、改造されている痕跡がほどんどないことから、解体処分となる可能性が高いのでしょう。元9000系9003F(と9011F)の譲渡の際には東急テクノシステムズでの改造は行わず、西武鉄道武蔵丘車両検修場で行われていました。