2026年5月7日

【古い新参者がデビュー】東日本旅客鉄道E233系1000番台都ケヨ103編成が京葉線と直通先路線で定期営業運転を開始

2026年5月7日の  533Y列車(平日33運用)より、東日本旅客鉄道京葉線の全線と直通先路線の内房線・外房線にてE233系1000番台都ケヨ103編成(元都サイ103編成・クハE233-1003以下10両)が定期営業運転を開始しました。同系列5000番台の機器更新工事が進むなか動向が注目されます。
▲E233系1000番台都ケヨ103編成が京葉線で定期営業運転を開始し、日中時間帯から夕方前には外房線にも直通した。車内案内表示器は広告用画面が撤去済みで、E235系仕様の停車駅案内となった。ドアエンジンはスクリュー式のままであるが、5000番台は機器更新工事施工に伴いドアエンジンがリニアモーター式からラック式に更新されている。
▲京葉線ではE233系5000番台が主力として運用されている。機器更新工事の施工で2000番台と同様にラック式ドアエンジンに更新されている編成が登場した。5000番台のなかには車内案内表示器がE235系タイプに更新された編成がいる。

編成は蘇我寄りからクハE233-1003+モハE233-1403+モハE232-1403+サハE233-1203+サハE233-1003+モハE233-1003+モハE232-1003+モハE233-1203+モハE232-1203+クハE232-1003で、一部号車が組み替えられました。フルカラーLED式の種別行先案内表示器は交換で5000番台と同じROMに変更されたほか、車体側面部の所属表記は完全消去されました(ただし前所属先の痕跡がある)。連結器の形状の違いやドアエンジンがスクリュー式など、5000番台に混ざる1000番台として注目を集めるの確実で、5000番台が機器更新工事を含めてどういう動きを見せるのか、209系500番台に変化があるのか、気になります。

【新製車両多数?】東武鉄道が2026年度鉄道設備投資事業計画を発表

2026年4月30日、東武鉄道が2026年度鉄道設備投資事業計画を発表しました。同年度の投資額は昨年度よりも多い約655億円です。
▲車両面では野田線(アーバンパークライン)向け80000系が5編成(25両)製造され、全車新製の編成か60000系改造車両編入の編成となるかは不明だ。既存の60000系は5編成でリニューアルが実施され、中間車1両を抜き取り5両固定編成に短縮される予定だ。5両固定編成に短縮となった60000系は百の位を変えて改番が実施されている(例…61601F61501F)。
▲9000系(写真は9104F9106F)の置き換えに90000系が導入され、今年度は2編成(20両、91004F91005F)が製造される。90000系の就役は2026年夏以降導入されるようだ。地下鉄にも乗り入れられるので、和光検車区新木場分室で乗務員訓練が行われていた。
▲亀戸線・大師線向け新型車両1000系は2編成(4両)が製造される。車両編成が短いため500系のように一度に2編成を甲種輸送できそうではあるが果たして…。
▲東武鉄道の通勤形電車にはLED照明と一体化した防犯カメラの設置を進める。2027年度末までには全車両に車内防犯カメラ設置される見込み。

車両面として今年度は野田線向けに80000系5編成(25両、ただし編成番号次第では60000系の改造編入車両組み込み編成の場合あり)、東上線向けに90000系2編成(20両)、亀戸線・大師線向けに1000系2編成(4両)が製造され、80000系では全車両新製が5編成(うちの2編成は『みまモニ』搭載編成)導入済みで残り2編成、60000系の中間付随車1両の改造編入編成が4編成(4両は60000系からの改造編入車両)導入済みで残り14編成となっていますので、前者2編成と後者3編成が可能性としてありそうでしょうか。また60000系は5編成がリニューアル(5両固定編成に短縮)が予定されており、5両固定編成に短縮された編成は80000系に準じたリニューアルを行い、改番が実施される見込みです。車内防犯カメラは今年度は特急形車両の100系と200系の6編成ずつ、野田線(アーバンパークライン)の10000系7編成、日光線の20000系22編成、東上線・越生線の8000系(ワンマン運転対応)3編成に設置するほか、野田線(アーバンパークライン)で今後導入されるであろうワンマン運転などに備えて、80000系12編成(新製車両には当初から設置の可能性)と60000系4編成には車内防犯カメラの映像確認用のモニターが設置されます。

設備面では伊勢崎線(スカイツリーライン)とうきょうスカイツリー(TS-02)の連続立体交差事業における留置線の高架化工事、春日部(TS-27,TD-10)付近の野田線(アーバンパークライン)の上下線の東側への移設、東上線大山(TJ-04)付近の支障物移転工事、浅草(TS-01)構内・谷塚(TS-15)~大袋(TS-23)間、小菅(TS-10)~五反野(TS-11)間、草加(TS-16)~獨協大学前(TS-17)間、越谷(TS-21)~北越谷(TS-22)間の高架橋柱耐震補強工事、伊勢崎線とうきょうスカイツリー~曳舟(TS-04)間、日光線栗橋(TN-04)~新古河(TN-05)間、新大平下(TN-10)~栃木(TN-11)間、東上線高坂(TJ-28)~東松山(TJ-29)間の橋梁改修工事、北千住(TS-09)・小菅(TS-10)~五反の(TS-11)間、東上線武蔵嵐山(TJ-32)~小川町(TJ-33)間、東武竹沢(TJ-34)~みなみ寄居(TJ-35)間での法面補強工事などを推進します。さらに電気設備の更新、駅舎リニューアル工事やホーム固定柵およびホームドアの設置(工事に着手する駅と整備を開始する駅がある)、エレベーターの設置整備および工事着手、内方線付き点字ブロックの整備などが予定されています。また普通乗車券(きっぷ)についても磁気乗車券からQRコードを使用するタイプへの置き換え(とQRコード対応への自動改札機の更新)を進め、2027年春から運用を開始する予定です。果たして大手私鉄で初めての普通乗車券のQRコード化を達成できるのでしょうか。気になります。

【2026年度駅舎リニューアル】
北千住(特急専用ホームのみ)、越谷(TS-21)、日光線東武日光(TN-25)、野田線南桜井(TD-12)
※北千住・東武日光では間伐材を使用予定

【2026年度駅舎リニューアル工事実施】
浅草(TS-01)・西新井(TS-13)・東武動物公園(TS-30)・大師前(TS-51)・足利市(TI-15)・鬼怒川線鬼怒川温泉(TN-56)・東上線志木(TJ-14)

【2026年度ホームドア整備】
西新井(TS-13)3番ホームと6番ホーム(急行線)・高柳(TD-28)・新鎌ヶ谷(TD-30)・ふじみ野(TJ-18)・上福岡(TJ-19)

【2026年度ホームドア工事実施】
西新井1番ホームと2番ホーム(大師線ホーム)・大宮(TD-01)・岩槻(TD-06)・野田市(TD-17)・流山おおたかの森(TD-22)・ときわ台(TJ-06)・上板橋(TJ-07)・柳瀬川(TJ-15)

【2026年度固定式ホーム柵&監視装置整備】
大宮公園(TD-03)、大和田(TD-04)、七里(TD-05)、愛宕(TD-16)、梅郷(TD-18)

【2026年度エレベーター更新】
姫宮(TS-29)

【2026年度エスカレーター更新】
梅島(TS-12)、新越谷・越谷・武里(TS-25)・増尾(TD-26)・逆井(TD-27)・船橋(TD-35)・成増(TJ-10)・ふじみ野・若葉(TJ-25)・坂戸(TJ-26)

【2026年度駅トイレリニューアル】
谷塚(TS-15)・大師前・小泉線東小泉(TI-44)・清水公園(TD-15)・塚田(TD-33)・大山・上板橋(TJ-07)・東武練馬(TJ-08)・鶴瀬(TJ-17)・上福岡(TJ-19)・つきのわ(TJ-31)

【2026年度車両とホーム段差・隙間解消】
西新井3番ホーム・6番ホーム・高柳・新鎌ヶ谷・ふじみ野・上福岡

【2026年度内方線付き点字ブロック整備・改修(JIS規格対応化を含む)】
多々良(TI-11)・県(TI-12)・福居(TI-13)・東武和泉(TI-14)・韮川(TI-17)・木崎(TI-20)・境町(TI-22)・野洲大塚(TN-32)・壬生(TN-33)・安塚(TN-36)・南宇都宮(TN-39)・大谷向(TN-51)・大桑(TN-52)・小佐越(TN-54)・鬼怒川公園(TN-57)・成島(TI-41)・本中野(TI-42)・篠塚(TI-43)・東小泉(TI-44)・小泉町(TI-45)・西小泉(TI-46)・竜舞(TI-47)・治良門橋(TI-52)・藪塚(TI-53)・東武金崎(TN-15)・東武竹沢(TJ-34)・鉢形(TJ-37)・玉淀(TJ-38)

【2026年度駅照明LED化更新】
館林(TI-10)・柏(TD-24)・池袋(TJ-01)など48駅 そのほか南栗橋車両管区でも実施

2026年5月6日

【70052Fに何が】小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形70052Fの車両不具合で一部列車運休、7日は平日N32運用が代走に

2026年5月6日、小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形70052Fが喜多見検車区で出庫前点検を行っていたところ車両不具合が発生し、時刻表では『展▲』と記載のある土曜休日N32運用の0904レから0022レまで運休し、追加で0683レの全区間と、0504レの江ノ島線内が運休となりました。7日は喜多見検車区一旦入庫の平日N32運用を代走で賄うようです
▲喜多見検車区出庫前点検で車両不具合が見つかったロマンスカー“GSE”70000形70052F。大野総合車両所にロマンスカー“MSE”60000形60253Fが入場中で、所定の土曜休日N75運用をロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形6両固定編成で補填、固定運用の土曜休日N31運用に70051Fを充てたため、土曜休日N32運用の大半の列車が運休となってしまった
▲喜多見検車区出庫前点検で判明した“GSE”70000形70052Fの車両不具合のため、土曜休日N32運用の0504レ(急遽相模大野(OH28)始発に変更)から30052F+30252Fが代走を担当した。7日の平日N32運用は“EXE”・“EXEα”30000形6両固定編成が使用される。やはり2023年12月で引退したロマンスカー“VSE”50000形2編成分を減らした影響は大きいだろう。

土曜休日ダイヤではロマンスカーの予備は“EXE”・“EXEα”30000形の1編成(4両固定編成+6両固定編成)しかなく、ロマンスカー“MSE”60000形と“GSE”70000形はフル稼働であり、1編成が入場すると代走を充てる必要があり、現段階では“MSE”60000形60253Fが大野総合車両所に入場中の状態で、しばらくは土曜休日N75運用を“EXE”・“EXEα”30000形で代走する必要があり、ロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形も予備の4両固定編成を除くと、状況次第ではフル稼働状態になり、代走車両がない状況になります。それに加えて今回の喜多見検車区での出庫前点検で判明したロマンスカー“GSE”70000形70052Fの車両不具合により同編成を使用できないため、土曜休日N32運用の大半の列車(0904レ0683レ0504レの江ノ島線内のみ)が運休となったわけです。0504レの小田原線内から急遽代走が出たようで、0603レまで土曜休日N43N63運用に充当されていた30052F+30252Fが土曜休日N32運用を代走しました(2日から6日まで臨時列車として0860レが設定されていた関係で土曜休日N43N63運用の充当編成は土曜休日N44N64運用充当の30055F+30255Fと交換された)。

7日は平日N32運用(0906レ0729レ0621レ)は平日・土曜休日ともに通常は1編成分の予備があるロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形の6両固定編成で代走となります。事前に当該の特急券を持っている方は座席の変更が発生します。乗車前に駅員のアナウンスを聞き逃さないようにしてください。可能であれば乗車前に駅係員や車掌に問い合わせするのも手です。

ちなみに過去にはこんなことがありました。ロマンスカー“EXEα”30000形30052F30054F単独で土曜休日N75運用を代走した出来事です。30052Fの代走は当時人身事故の影響からその当該車両が“GSE”70000形70052Fであったため(窓ガラスの修理などが必要)、30054Fの代走は当時展望座席を持つロマンスカーがロマンスカー“VSE”50000形と“GSE”70000形70052Fで合計4編成体制だったときに1編成の入場で運用離脱した都合によるもので、4両固定編成が珍しく小田急箱根鉄道平坦区間の小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間に入線した実績がありましたが、当時は夕方までの運用であったため4両固定編成が使用できましたが、現在の土曜休日N75運用では海老名検車区再出庫が絡むものの、夜間帯まで運用がありますので、なるべく4両固定編成を使用しないようにした結果、このようになったものと思われます。

ロマンスカーの予備車両が少ない状況のなかで、今度は新型車両の80000形が登場するわけですが、これは就役30周年のロマンスカー“EXE”30000形30055F+30255F30057F+30257Fを置き換えるので、車両運用や予備に変化が出ることは予想できそうです。

2026年5月4日

【目撃情報なし…あくまで予想】小田急電鉄3000形3277F(日本車両製造7次車・6両固定編成)、リニューアル更新工事を施工中か…?

2026年2月7日の5327レ(土曜休日A25運用)を最後に、小田急電鉄3000形3277F(日本車両製造7次車・6両固定編成)がここ最近では運用に入っていません。大野総合車両所に入場している可能性があり、リニューアル更新工事を受けている可能性があります。この編成は2月最初の週末以降は目撃情報がないようです。
▲2026年2月上旬を最後に目撃情報がない3000形3277F。大野総合車両所に入場中の可能性があり、2026年度分の最初のリニューアル更新工事施工となりそうか。もしそうであるならば旅客用扉の交換が実施されそうだ。
▲3000形3277Fは種別行先案内表示器が登場当時からフルカラーLED式だが、入場前は1両の種別行先案内表示器が故障状態で無表示だった。リニューアル更新工事施工となれば、種別行先案内表示器の交換も行われるはずで、7次車では初施工となりそうだ。

この編成では3000形6両固定編成で3276F以降とともに登場当時からフルカラーLED式の種別行先案内表示器となっていますが、前年度分の扱いとなった3273Fと同じリニューアル内容をベースに、旅客用扉の交換が実施されるものと思われます。この3次車以降ではリニューアル更新工事が施工されると6号車の電気連結器が撤去されることになっており、1000形1057F1067F1069F(いずれも4両固定編成)と連結はできなくなります。ついにリニューアル更新工事は3編成を残していた状態だったので、ついに7次車に及ぶことになりそうです。最後に施工となるのは検査の時期から推察するとおそらく1000形1057Fと連結して運用されている3276Fの可能性があります。事業計画次第では今年度中に完了する可能性がありそうで、こうなるといずれは10両編成の運用に1057Fが充当できなくなる(3000形3次車以降の編成と連結ができなくなる)ため、小田急箱根鉄道専任の代役または実質ペアを組んでいる1067F+1069Fのどちらかの代役となりそうな気がします。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2026年5月4日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》2編成(12両)
3269F3271F3272F
《2025年度》1編成(  6両)
3270F3273F3274F
《現在入場中》1編成(  6両) ※3277Fは検査を兼ねる予定
3277F
《現在未施工》2編成(12両)
3275F3276F

【次の置き換えは…?】東京臨海高速鉄道71-000形東臨Z14編成が定期営業運転を開始

2026年4月27日の1690T列車(平日91運用)より、総合車両製作所新津事業所で製造された東京臨海高速鉄道71-000形東臨Z14編成が定期営業運転を開始しました。この動きで70-000形1編成が置き換えられるものと思われます。
▲東京臨海高速鉄道71-000形の4編成目(全体では8編成の予定数の半数)となる東臨Z14編成が定期営業運転を開始した。残るは4編成の投入を残しており、70-000形のうちどの編成が置き換えられて九州旅客鉄道行きとなるのだろうか。

導入予定の71-000形は全8編成(80両)のためあと4編成分となります。今回出場の東臨Z14編成は大宮(JA-26)・川越寄りからクハ71-401+モハ71-402+モハ71-403+サハ71-404+モハ71-405+モハ71-406+サハ71-407+モハ71-408+モハ71-409+クハ71-410となっています。前面下部にはホーム検知装置を備えているほか、ATACSを搭載することから前面部には『ID-174』と書かれています。残るは東臨Z15編成東臨Z16編成東臨Z17編成東臨Z18編成となりそうです。ちなみに線路設備モニタリング装置は乗り入れ車両の東日本旅客鉄道E233系7000番台都ハエ131編成に搭載されていますが、71-000形ではどうするのでしょうか。

2026年5月3日

【臨時増発で便利に】小田急電鉄ロマンスカーの『さがみ52号』延長列車の『臨時60号』運転

2026年5月2日から6日まで、小田急電鉄ロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形の充当で定期列車の『さがみ52号』(0052レ・土曜休日N42N63運用)を箱根湯本(OH51)始発(19時12分発)に延長・変更した、『臨時60号』(0860レ・土曜休日N43N63運用)が運転されています。この列車は大型連休期間中の多客期に人気観光地の箱根から帰る方向けに設定されています。
▲定期列車の『さがみ52号』(0052レ)に充当されるロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形。これを5月の大型連休期間中は箱根湯本始発の『臨時60号』(0860レ)に変更して運転される。箱根湯本始発のロマンスカーを1本臨時増発する形となるが、同列車の充当運用・発着時刻に問題点が浮上したことから、一部運用を変更させて充当させている。
▲実は今回の臨時列車では充当運用・発着時刻の問題点を無くすため、5日間とも同じ編成が使用される。どの日程も“EXE”30000形30055F+30255Fが使用されるようだ。

今回の『さがみ52号』(0052レ・土曜休日N43N63運用)を延長した『臨時60号』(0860レ)の設定でとある問題が浮上します。実は所定の0052レは土曜休日N43N63運用で、本来小田原(OH47)始発(19時33分発)となるのですが、箱根湯本始発に延長したため、その列車の前運用の0603レ(土曜休日N43N63運用)の小田原到着が18時58分で、0860レの使用編成は箱根湯本へと回送させる必要があります。ただし小田急箱根鉄道の小田原~箱根湯本間の平坦区間では単線であり、箱根板橋(OH48)・風祭(OH49)・入生田(OH50)のいずれかで行き違いが必要になるほか、0603レの充当車両が箱根湯本へと回送させるには分割と回送が必要であるほか、箱根湯本に6両固定編成を単独回送させるにしても、箱根湯本19時12分発なので、小田原から土曜休日N63運用充当編成を回送とするのは時間的に厳しいため、0603レ到着後は折り返しを海老名検車区への回送列車(土曜休日N44N64運用に変更)させ、代わりに0153レ(土曜休日N44N64運用)充当編成が回送のうえで、充当させているようです(回送までは足柄(OH46)構内留置線に待機させている可能性がある)。小田原で意図的に土曜休日N43N63運用と土曜休日N44N64運用の充当編成を相互に交換することで、0860レの充当編成は5日間とも同じ編成になります。つまり5月1日に土曜休日N43N63運用、2日に土曜休日N44N64運用に充当されていた“EXE”30000形30055F+30255Fが結果として5日間とも土曜休日N44N64運用→土曜休日N43N63運用と流すため、5日間とも0860レの運用に入るということになります。5日間とも同一列車に同じ編成が充当されるのもなかなか珍しい気がします。

【Y000系とともに充当】東急電鉄8500系8637Fの臨時列車運用がこどもの国線で開始される

2026年5月2日より、東急電鉄8500系8637F(4両固定編成)が大型連休期間中の輸送力増強で、こどもの国線の臨時増発列車から臨時列車運用を開始しました。同系列は田園都市線の主力車両として2023年まで活躍した電車で、8637Fのみ動態保存の形でデハ8537の前面部を赤帯に復刻したうえで3M1Tの4両に組成されていました。
▲5月の大型連休のこどもの国線の輸送力増強で臨時運用を開始した動態保存車両の8500系8637F。これはこどもの国線で運用されている横浜高速鉄道Y000系Y001F(2代目うしでんしゃ)・Y002F(ひつじでんしゃ)が連結して運用されているためである(Y003Fはしばらく予備)。
▲10両固定編成で活躍していた8500系8637F。このうちデハ8637+デハ8797+サハ8980+デハ8537を残している。8500系は大半の編成が赤帯をまとっていたことから、デハ8537の前面部に赤帯が復刻された。

この系列は2023年1月に定期営業運転を終了して引退したものの、鉄道ファンのみならず東急電鉄社員からも引退を惜しむ声が多かったため、この鉄道会社では最後の直流モーター電車であることから、技術伝承の意味も込めて残されたものと思われます。当初は田園都市線・大井町線と、こどもの国線での臨時列車充当、イベント列車としての使用を想定していましたが、初運用は当初予定よりも遅れて、こどもの国線での臨時増発列車となりました。田園都市線では2028年から、5000系などで設置工事が進んでいるCBTC(無線式の列車制御システム)の導入が予定されており、8500系は(準備工事すらない)非対応となることから、いずれは田園都市線を走れなくなるかもしれません。横浜高速鉄道Y000系の離脱が絡んだ場合の予備車的な意味もあるのでしょうね。

2026年5月2日

【トップを切って発表】相模鉄道が2026年度鉄道・バス設備投資事業計画を発表

2026年4月29日、相模鉄道が2026年度鉄道・バス設備投資事業計画を発表しました。今年度の投資額は約160億円(鉄道事業が約148億円、バス事業が約12億円)となります。今回も路線バスの分が含まれているため、【鉄道】・【バス】に分けて紹介します。

【鉄道】
《車両面》
▲相模鉄道の新型車両13000系は13101F(8両固定編成)が新製され、営業運転に投入された。今年度も8両固定編成の1編成(13102F)が導入される予定だ。この系列の導入された影響からか9000系9703Fが廃車となった。8000系・9000系が置き換えられることになるのだろうか。
▲10000系のリニューアルはおそらく10708F(10両固定編成)に施工されるだろう。事業計画では触れられなかったが、動向に注意が必要であることは変わりない。

鉄道車両面での新製車両は総合車両製作所横浜事業所で製造されるであろう13000系8両固定編成1本(13102F)が導入され、3代目塗装に変更された一部編成を含む8000系・9000系を順次置き換えていくものと思われます。なお13000系13101Fの導入の影響かは不明ですが9000系9703Fが廃車除籍処分となっていますので、8000系・9000系が置き換えらえることは想像に難くないことでしょう。また10000系のリニューアル更新工事には触れられませんでしたが、10708F(10両固定編成)が対象となりそうでしょうか。11000系は『そうにゃんトレイン』の関係もありますが、リニューアルなどの更新工事は一体どうするのでしょうか。

《設備面》
▲連続立体交差事業の進捗で地下駅となる予定の鶴ヶ峰(SO-09)。今年度も工事が進められる予定でシールドマシン工法で発進を進めることになる。
▲本線西側の終着駅である海老名(SO-18)には今年度にホームドアが設置され、相模鉄道全駅への設置が完了する。転落防止幌を設置しない東急電鉄目黒線車両の乗り入れや停止位置を考慮して黄色の転落防止柵が設置されていた。東日本旅客鉄道埼京線直通列車に使用する12000系・E233系7000番台以外の転落防止幌は今後撤去される可能性もありそうか。
▲車内防犯カメラは全車両への設置が完了する。20000系以降の車両は新製当初から設置されている。

設備面については海老名にホームドアが設置され、駅数が比較的少なめの相模鉄道全駅での設置が完了することになります。鶴ヶ峰付近での連続立体交差事業についても引き続き進められ、シールドマシン工法による発進を予定しているほか、横浜(SO-01)・星川(SO-05)・鶴ヶ峰・三ツ境(SO-12)・相模大塚(SO-15)・緑園都市(SO-32)・羽沢横浜国大(SO-51)・新横浜(SO-52)の各駅には車両とホームの隙間を小さくする隙間解消材を設置します。さらに海老名の駅改良工事では横浜寄りに北口改札、海老名寄りに2階改札口(現在は出口専用)の新設などを行ってきましたが、今年度は駅構内改札口・昇降設備(エレベーターなど)・南北連絡通路の全面使用開始、駅舎・連絡通路の内外装仕上げ工事を実施し、今年度にて竣工となります。また自動改札機についてもクレジットカードでのタッチ決済での乗車サービスの利用開始に伴い全駅で利用可能となりましたが(ただし現時点で一部駅では窓口対応が必要)、自動改札機の更新に合わせてタッチ決済サービス機能を搭載する自動改札機に順次置き換えていくようです。昇降機能の更新については今年度は西谷(SO-08)でエスカレーター、エレベーター双方の更新工事、相模大塚でエスカレーターの更新工事が実施されます。

【バス】
▲相模鉄道の一般路線バス(写真は綾瀬営業所のもの)。路線バスは21台、高速バスは1台、EVノンステップバスが11台(うち1台は既存車両をEV仕様に改造したレトロフィットバス)、コミュニティバス(日野ポンチョなど)は1台が導入され、ドライバー異常時対応システムは32台に搭載される。

バス事業ではドライバー異常時対応システムを搭載した大型ノンステップバス21台、高速バス1台(行先表示フルカラーLED式)、EVバス11台(うち1台は既存ノンステップバス車両をEV仕様に改造したレトロフィットバス)、コミュニティバス1台(日野ポンチョなど)を導入する予定です。導入されるバスのうち32台にはドライバー異常時対応システムを搭載します。EVノンステップバスは唯一中乗り前降りの綾瀬営業所管内にも導入されるのでしょうか。

2026年5月1日

【梅雨もほぼフル稼働?】小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形の2026年6月分の運用を公表(2026年3月ダイヤ改正)

2026年5月1日、小田急電鉄が2026年3月14日ダイヤ改正以降での2026年6月分の展望座席を備えるロマンスカー“GSE”70000形の運用予定表を公表しました。車両運用の状況により土曜休日の固定1運用を除き“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形が代走する場合があります。
▲展望席(1編成32席)を備えるロマンスカー“GSE”70000形70051F70052F。平日の1運用は特別団体専用列車が設定される場合を除き、基本的に喜多見検車区に一旦入庫の運用、土曜休日の1運用は同形式の固定運用である。先頭車の進行方向側の展望席は争奪戦のため、乗車予定日の1ヶ月前の購入をお勧めする。80000形が加わる際には共通運用が見込まれる。
▲運用予定表に黒丸がない日程の列車には“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形が使用されるが、6両固定編成のみでの運転となる。充当車種は当該日程の1ヶ月前から“e-Romancecar”空席照会で確認できる。

両先頭車に展望席(16席ずつ)を備えるロマンスカーは2018年3月に就役した“GSE”70000形70051F70052Fで運用され、予定表では黒丸マーク(●)のついている列車に充当されます。列車番号から運用を表記しますのでご確認ください。2編成で2運用を回す関係で土曜休日N31運用は同形式が必ず充当される固定運用で、それ以外は代走が出る場合があります。

2026年3月14日のダイヤ改正では列車番号と発着時刻が変更された程度で(回送列車のみ一部を除きアスタリスクを用いて表記)、ほぼ変更はありません。今回からはN31運用(平日)・N32運用で“EXE”・“EXEα”または“MSE”で代走となる日程のみ表記します(それ以外はN31運用・N32運用ともに代走はないという意味です)。代走運用の充当車種は当該日程の約1ヶ月前から“e-Romancecar”の空席照会で確認できます。

◆代走で“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される運用と日程◆
平日N32運用…2026年5月13日・14日・19日、2026年6月2日・11日
※それ以外の日程はN31運用・N32運用ともにロマンスカー“GSE”70000形で運転

◆ロマンスカー“GSE”70000形の運用について◆
【駅名表記について】
宿…新宿(OH01)、成…成城学園前(OH14)、大…相模大野(OH28)、海…海老名(OH32)、厚…本厚木(OH34)、伊…伊勢原(OH36)、秦…秦野(OH39)、足…足柄(OH46)、小…小田原(OH47)、湯…箱根湯本(OH51)、藤…藤(OE13)、江…片瀬江ノ島(OE16)

★平日N31運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される場合あり
喜多見検車区出庫
大0000←成0000 9001レ
大野総合車両所入庫/出庫
大0612→宿0648 0992レ
小0816←宿0700 0791レ
小0826→宿0945 0790レ
湯1127←宿1000 0003レ
湯1135→宿1305 0006レ
湯1456←宿1320 0727レ
湯1513→宿1646 0736レ
湯1828←宿1700 0601レ
湯1836→宿2006 0120レ
藤2120←宿2020 0687レ
藤0000→成0000 9042レ
喜多見検車区入庫

★平日N32運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…2026年5月13日・14日・19日・6月2日・11日は“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転
喜多見検車区出庫
秦0000←成0000 9011レ
秦0630→宿0741 0906レ
成0000←宿0000 9023レ
喜多見検車区入庫/出庫
成0000→宿0000 9028レ
湯1737←宿1600 0729レ
湯1746→宿1926 0018レ
秦2043←宿1940 0611レ
秦0000→宿0000 9038レ
秦2301←宿2200 0621レ
秦0000→成0000 9058レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N31運用(“GSE固定運用)★
喜多見検車区出庫
小0000←成0000 90**レ
小0827→宿0945 0790レ
湯1121←宿1000 0709レ
湯1138→宿1305 0006レ
湯1448←宿1320 0321レ
湯1514→宿1644 0318レ
湯1838←宿1700 0601レ
湯1845→宿2010 0128レ
江2120←宿2020 0687レ
江0000→成0000 90**レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N32運用(“GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE”)★
注意…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される場合あり
喜多見検車区出庫
厚0000←成0000 90**レ
厚0702→宿0745 0904レ
湯0924←宿0800 0003レ
湯0933→宿1107 0002レ
湯1301←宿1120 0315レ
湯1315→宿1445 0010レ
湯1628←宿1500 0025レ
湯1636→宿1805 0022レ
江1926←宿1820 0683レ
江2003→宿2105 0504レ
藤2217←宿2120 0689レ
藤0000→成0000 90**レ
喜多見検車区入庫

☆参考資料☆ “GSE”が充当される可能性のある列車のみ抜粋
《平日上り》
大0612→宿0648 0992レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦0630→宿0741 0906レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
小0826→宿0945 0790レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1135→宿1305 0006レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1513→宿1646 0736レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1746→宿1926 0018レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1836→宿2006 0120レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)

《平日下り》
小0815←宿0700 0791レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1127←宿1000 0003レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1456←宿1320 0727レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
湯1737←宿1600 0729レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1828←宿1700 0601レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦2042←宿1940 0611レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
藤2120←宿2020 0687レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N31)
秦2301←宿2200 0621レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

《土曜休日上り》
厚0702→宿0745 0904レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
小0827→宿0945 0790レ “GSE固定運用(N31)
湯0933→宿1107 0002レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1138→宿1305 0006レ “GSE固定運用(N31)
湯1315→宿1445 0010レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1514→宿1644 0318レ “GSE固定運用(N31)
湯1636→宿1805 0022レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1845→宿2010 0128レ “GSE固定運用(N31)
江2003→宿2105 0504レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

《土曜休日下り》
湯0924←宿0800 0003レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1121←宿1000 0709レ “GSE固定運用(N31)
湯1301←宿1120 0315レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1448←宿1320 0321レ “GSE固定運用(N31)
湯1628←宿1500 0025レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
湯1836←宿1700 0601レ “GSE固定運用(N31)
江1926←宿1820 0683レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)
江2120←宿2020 0687レ “GSE固定運用(N31)
藤2217←宿2120 0689レ “GSE”/“EXE”・“EXEα”/“MSE(N32)

2026年4月28日

【8両は更新完了】相模鉄道10000系10707F(8両固定編成)が“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装となってかしわ台車両センターを出場

2026年4月27日、相模鉄道かしわ台車両センターで“YOKOHAMA NAVYBLUE”への塗装変更と制御装置や種別行先案内表示器類の更新を含むリニューアル更新工事を受けていた10000系10707F(8両固定編成)が試運転を実施しました。まもなく運用復帰となりそうでしょうか。
▲10000系10707Fが3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装とリニューアルを終えて無事に出場した。10000系8両固定編成はすべての編成でリニューアルが完了した。残るは10両固定編成の10708Fだけとなっており、動向が注目されることに。
▲10000系で最後まで2代目塗装で残った10708F。出場した10707Fの運用復帰のタイミングに関係なくいつ運用離脱になってもおかしくはなさそうだ。

この編成はいずみ野線ゆめが丘(SO-36)に隣接する『ゆめが丘ソラトス』開業後に同駅利用の乗降客数が300万人を達成した記念で同編成にラッピングを施した『ゆめが丘ソラトス号』として運用されたあと入場し、リニューアル更新工事と塗装変更を同時に施工されましたね。この動きから8両固定編成の未更新車、3色LED式の種別行先案内表示器が消滅、残る未更新の編成は10000系10708Fだけとなりました。まだリニューアルが施工されていない11000系がどうなるのかが気になりますが…。さて13000系13101Fがデビューを果たして少し経つわけですが、10000系10707Fが運用復帰すると20000系(8両固定編成)を除いた場合の8両固定編成は6編成なので、予備1本は少なくとも確保できます。ただし予備は多くないため、所定の11運用~15運用の代走は20000系8両固定編成や8000系などの10両固定編成で補填されることはあるでしょうね。