2026年2月8日

【帯は維持できれいに】小田急電鉄2000形2059F(8両固定編成)がロイヤルブルーを維持して大野総合車両所を検査出場

2026年2月6日、小田急電鉄大野総合車両所に重要部検査を施工するため入場していた2000形2059F(8両固定編成)が出場し、試運転を実施しました。この形式の唯一のロイヤルブルー帯は引き続き維持されています(消滅は回避)。
▲2000形で唯一ロイヤルブルー帯を巻く2059F(8両固定編成)が検査を通し出場した。注目のロイヤルブルーはそのままとされた。

2000形は2059Fだけがロイヤルブルーを維持しているため、検査入場時の帯色が注目されていましたが、今回もロイヤルブルーをしっかり維持しての出場となりました。2000形では2056F2057F2058Fに続いて2059Fが検査入場していた関係から、その穴埋めとして1000形1067F+1069Fを組んで対応しています。8両固定編成は予備がほどんどなく、1000形でブツ8を組めないなどの事情が絡むと、平日B21運用など、一部のB運用を予備のある10両編成で補填(代走)することがあります。2000形は就役から30年が経過していますが、1000形とは異なり、新製当初から小田急電鉄の通勤形電車で初めてIGBT素子VVVFインバータ制御で新製されていることもあり、現時点で1両も廃車が発生していません。この形式の代替車種が出てこない限り、この形式の活躍は30年以上経っても欠かせないものとなりそうです。

2026年2月7日

【遂に増備再開】東急電鉄6020系6158F(5両固定編成)が総合車両製作所新津事業所を出場、甲種輸送される

2026年2月5日より、総合車両製作所新津事業所にて製造された東急電鉄6020系6158F(5両固定編成、クハ6158+モハ6258+モハ6358+モハ6458+クハ6558)が出場し、長津田検車区までの甲種輸送が行われました。6020系の増備は昨年9月の6157F以来、約5ヶ月ぶりです。
▲2026年初の増備となった6020系(写真)の8編成目、6158Fがついに出場。9000系の西武鉄道譲渡に伴う一部編成の転用改造工事などもあり、当初の予定よりも遅れての出場となった。
▲各駅停車充当が原則の6020系5両固定編成では急行専用車両の7両固定編成との誤乗防止の観点から、外観では旅客用扉の窓とほぼ同じ長さの青色のテープが貼付されているが、新製出場の時点では貼付されていない。
▲西武鉄道7000系として譲渡が進む9000系だが、9001F9013F9015Fの赤帯復刻編成のみ除外される可能性が出てきた。つまり赤帯に復刻されなかった9000系(元2000系を含む編成)が譲渡され、赤帯復刻編成は譲渡対象外となるかもしれない。

6020系5両固定編成は昨秋の6157Fで増備が一旦途絶えていましたので(これよりも9000系の西武鉄道譲渡が絡んでいる)、久しぶりの増備となります。なお新製時点では急行専用車両と識別するための青色のテープが旅客用扉付近にはありませんので、営業運転投入までに貼付されるものと思われます。これにより大井町線グラデーションの9000系がまた西武鉄道に譲渡される動きを見せそうです。なお6020系5両固定編成は9000系および元2000系の全編成の置き換えにはあと10編成(50両)が導入されるものと思われます。

さて、西武鉄道に譲渡された元9000系9005Fは7000系7104Fとして姿を見せ、元小田急電鉄8000形を譲受した8000系と同じ付番法則が採用されている可能性があり、赤帯復刻の3編成以外の譲渡の可能性が高まっています。次に大井町線から撤退し譲渡となるのはどの編成になるのでしょうか。

2026年2月6日

【専任編成すべて赤色に】小田急電鉄1000形1065F(4両固定編成)、インペリアルブルー帯からバーミリオンはこね塗装に変更へ

2026年2月4日より、小田急電鉄海老名検車区に留置されている1000形1065F(4両固定編成)のインペリアルブルー帯が撤去されている様子が確認されました。この編成ではバーミリオンはこね塗装に変更され、小田急箱根鉄道(平坦区間)専任編成のインペリアルブルーは消滅するようです。
▲小田急箱根鉄道(平坦区間)専任の1000形4両固定編成では最後にバーミリオンはこね塗装に変更する動きとなった1065F。バーミリオンはこね塗装に変更する順番がリニューアル更新工事を受けた順番となっていて、1065Fではリニューアルから約6年で塗装変更となった。
▲1000形のバーミリオンはこね塗装は1063F1064F1066Fの3編成。1065Fの塗装変更で専任編成の塗装変更が終了となる。

1000形4両固定編成の小田急箱根鉄道(平坦区間)専任編成のバーミリオンはこね塗装への変更の順番は偶然にもリニューアル更新工事を受けた時の順番になっており、2020年度が1065Fであったので、約6年で塗装変更となりました。この動きをもって専任編成の塗装変更が終了することになります(専任編成でインペリアルブルーが消滅)。この1000形は2代目の赤い電車となりましたが、この塗装は山岳区間の3000形に合わせた塗装となっております。今春3月のダイヤ改正からはワンマン運転が実施され、小田急箱根鉄道平坦区間ではロマンスカーを除き車掌が乗務しなくなります。

2026年2月5日

【“E”が取れた!】元東日本旅客鉄道E501系(元都カツK752編成・元都カツK753編成)、九州旅客鉄道501系としてデビューへ?

2025年9月に東日本旅客鉄道から九州旅客鉄道へ譲渡され、小倉総合車両センターに転用改造工事で入場していた元勝田車両センター所属のE501系改め九州旅客鉄道501系(元都カツK752編成元都カツK753編成)のうち、元都カツK752編成を種車として改造した『H-1編成』が2026年2月3日に試運転を実施しました。
▲E501系元付属編成を4両固定編成に短縮した電車は新たに九州旅客鉄道501系として就役を果たすことになるが、交直流電車でありながら登場は1995年ということで、車齢はこの時点で30年を経過している。

九州旅客鉄道に渡った元E501系は新たに『クハ501-1』が確認されており、『501系』という形式名が与えられていて、東日本旅客鉄道の電車である『E』が取れただけとなっています。列車番号表示器だった部分に編成番号らしきものが書かれており、元都カツK752編成の4両は『H-1編成』となるようです。そうなると元都カツK753編成は『クハ501-2』から成る『H-2編成』でしょうか。譲渡前は2編成で種別行先案内表示器が異なっていて、前者は2編成のみにとどまりましたが3色LED式、後者は幕式のままでしたので、後者はLED式へと改造されるでしょうか。過去に常磐線で活躍していた415系が九州旅客鉄道に3編成分が売却された経緯があります。

編成は元5号車側からクハ501-1(元クハE501-1002)+モハ501-1(元モハE501-4)+モハ500-1(元モハE500-4)+クハ500-1(元クハE500-2)となっていて、スカートや車椅子対応トイレ、座席のモケットは譲渡当時のままとなっています。編成番号は列車番号表示器のあった部分に『H-1』と表記されたようです。

2026年2月4日

【9000系を置き換え】東武鉄道90000系91001F(10両固定編成)が日立製作所笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2026年2月3日より、東武鉄道が東上線森林公園検修区に配属されている9000系を置き換えるための新型車両90000系のトップナンバー、91001F(10両固定編成)が日立製作所笠戸事業所で製造され、森林公園検修区に配属するための甲種輸送が実施されています。
▲いよいよ置き換え目前に迫る9000系。現在は9102F9108F9151F9152Fの計9編成が在籍している。90000系の投入数は7編成だが、同系列で唯一のGTO素子VVVFインバータ制御の9151F9152Fを含む動向が注目されることに。

編成は池袋(TJ-01)寄りの10号車からクハ91001+モハ92001+サハ93001+モハ94001+サハ95001+サハ96001+モハ97001+サハ98001+モハ99001+クハ90001と組成され、モハ92001・モハ94001・モハ97001・モハ99001にはシングルアームパンタグラフと日立製作所製SiC素子VVVFインバータ制御装置が搭載されています。東京地下鉄17000系10両固定編成などと同じ4M6T構造と思われます。東京地下鉄有楽町線・副都心線などに乗り入れることを考慮してか貫通扉が設置されているほか、旅客用扉の窓は子どもでも見やすいように側面窓よりも低く下方向まで拡大されているようです。新製投入される90000系は7編成(70両)ということで、91001Fから91007Fまでが配属されることになるでしょう。

2026年2月3日

【千住検車区で保存してた】東京地下鉄03系03-141Fの先頭車2両が上毛電鉄800形として譲渡へ

2026年2月1日、東京地下鉄千住検車区で留置されていたと思われる03系03-141Fの両先頭車のクハ03-141とクハ03-141の2両が上毛電鉄に譲渡のため甲種輸送されました。同車両は上毛電鉄800形になるものと思われます。
▲先頭車が残されていた03系03-141Fは上毛電鉄に譲渡となった。

13000系に置き換えられて廃車となった03系のうち、千住検車区に留置されていたと思われるのはこの両先頭車2両だけであることから、最後の譲渡車両になるものと思われます。03系は貴重な18m車体の3扉車であり、結果として熊本電気鉄道、北陸鉄道、上毛電鉄、長野電鉄に譲渡されたことになります。これで千住検車区から03系はほぼ完全にいなくなりました。この系列の引退の時は6000系での特別運転での混乱の影響から、それ以降ラストランイベントを行わない傾向があり、同じく東武鉄道スカイツリーラインを走っていた8000系もまもなく引退となることから、イベントを実施しない形で引退となりそうです。

2026年2月2日

【入線時撮影不可に】相模鉄道本線海老名(SO-18)の列車停止位置変更によりホーム横浜(SO-01)寄りからの撮影が不可に

2026年2月1日初電車より、相模鉄道本線海老名(SO-18)の駅改良工事の進捗に伴い、山側2番ホームの列車停止位置が1階中央改札口寄りに約30mほど移動・変更されました。これにより1月18日初電車から列車停止位置が1階中央改札口寄りに約30mほど移動・変更された海側1番ホームと列車停車位置が揃えられた形となっています。この変更で北口側の改札口とホームを結ぶエレベーター付近から横浜(SO-01)寄りのホームが立ち入り禁止となっています。
▲相模鉄道で唯一ホームドア未設置駅の海老名の駅改良工事進捗に伴い、ホームの停止位置がすべて1階中央改札口付近から北口改札口エレベーター付近までに変更され、最も横浜寄りのホーム1両分が立ち入り禁止となったことで、同駅ホーム先端から編成全体を入れての写真のような入線シーンの撮影が不可能となった

▲相模鉄道には東日本旅客鉄道埼京線のE233系7000番台や東急電鉄東横線の5000・5050系4000番台、目黒線系統の電車(3000系、5000・5080系0番台、3020系)が乗り入れる。写真は上段から3000系(3107F)、5000・5080系(5185F)、3020系(3122F)である。
▲小田急電鉄小田原線や東日本旅客鉄道相模線との乗り換えの利便性のため、2階にも改札口が設けられたが、現時点では出口専用となっていて、ホームと2階の出口専用の改札口を結ぶエレベーターは設置工事中である。のちにエスカレーターも設置される予定である。

海老名では駅改良工事が進められており、相模鉄道で最後まで残ったホームドア未設置駅となっています(転落防止幌未設置の目黒線系統の電車が乗り入れるため、黄色の転落防止柵が設置されている)。これまでに列車停止位置は横浜寄りに約1両分ずれていましたが、工事進捗に伴い、1月18日の初電車から1番ホームの列車停止位置が1階の中央改札口寄りに変更され、8両と10両の下り方先頭車の停止位置が揃えられ、2番ホームとは一時的に列車の停止位置が異なっていました。2月1日の初電車から2番ホームの列車停止位置が1階の中央改札口寄りに変更され、ホームと北口改札口を結ぶエレベーターから横浜寄りのホーム1両分(駅改良工事の都合で横浜寄りに延伸していた部分)が立ち入り禁止となり、エレベーター付近に柵が設置されたため、結果的に海老名の上り方ホーム先端から入線シーンの撮影が一時的に不可能となった形です。なお2階の出口専用改札口に通ずるエスカレーターを設置する工事を実施するため、1番ホーム側の通路が狭くなります。

【もう1本は検査入場中】小田急電鉄『音鉄ファン録音ツアー「轟けVVVFインバータ!」EXE未更新車録音ツアー』を開催

2026年1月31日、小田急電鉄の子会社の小田急トラベルの主催でロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257Fを使用した『音鉄ファン録音ツアー「轟けVVVFインバータ!」EXE未更新車録音ツアー』が行われ、それに伴う特別団体専用列車が運転されました。
▲この日は小田原線栢山(OH43)~富水(OH44)間で人身事故があった影響でこの特別団体専用列車にも影響が出たが、ツアー開催前日の運用の流れから土曜休日N44N64運用相当となったロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257Fを使用した録音ツアーは無事に開催された。
▲もう1編成の未更新車である“EXE”30000形30055F+30255Fは愛称未定の新型の80000形に置き換えられる前の最後の検査入場を行っているものと思われる。

このツアーでは前面部愛称表示器を残す“EXE”30000形30057F+30257Fを使用させるため、ツアー前日の30日には海老名検車区出庫の平日N43N63運用に充当させたようです(31日には土曜休日N44N64運用相当となるため、ツアー列車に使用が可能)。ツアー当日の31日は10時29分頃に小田原線栢山~富水間で人身事故が発生し、新松田(OH41)~小田原(OH47)間で運転を見合わせていたため、録音ツアー列車にも少し影響が出たものと思われます。このツアーでは小田原も通っていますし、定期列車と定期列車の合間を走行するので、遅延はあったのかもしれません。小田急電鉄の車両では非常に珍しい東芝製の制御装置を搭載しており(ただし乗り入れ車両は東京地下鉄16000系がある)、確率は7分の2となっています。ただしN43N63運用の入庫先が唯一海老名検車区ではないため、翌日はN44N64運用の充当になることは容易に推察できるかと思います。

2026年2月1日

【早くも2編成目】江ノ島電鉄700形702Fが総合車両製作所横浜事業所を出場、極楽寺検車区に納車される

2026年1月30日、総合車両製作所横浜事業所で製造された江ノ島電鉄700形702F(藤沢(EN-01)寄りが702、鎌倉(EN-15)寄りが752となる車両)が出場し、陸送作業が行われました。31日に1000形1201Fの牽引で極楽寺検車区に納車されました。
▲現時点で廃車が発生していない1000形(写真は1001F1502F)だが、新型車両700形は早くも2編成目が登場した。前回の701Fでは伝統を受け継ぐ江ノ島グリーンとなったが、702Fでは江ノ島グリーンとなるのか、それとも江ノ島ブルー・鎌倉ストーングレーになるのか。

最初に納車された700形701Fでは江ノ島電鉄の伝統を引き継ぐという意味で、内装は江ノ島グリーンが座席モケットに採用されており、702Fでは701Fと同じものになるのか、それとも江ノ島ブルー・鎌倉ストーングレーが採用されているのか、気になるところです。置き換えとなる1000形は6編成(1001F1002F1101F1201F1501F1502F)で、すべて置き換えを仮定した場合、3種類の内装の700形を2編成ずつ用意する計算になるものと思われます。

【8000系と同じルールに?】西武鉄道7000系7104F(元東急電鉄9000系9005F)が武蔵丘車両検修場を出場、姿を見せる

2026年1月30日、西武鉄道7000系のトップとして7104F(4両固定編成)が武蔵丘車両検修場を出場し、武蔵丘車両基地構内に姿を見せました。この編成の改造種車は譲渡前にスカートの取付を行った元東急電鉄9000系9005Fで、市松模様デザインが装飾されています。
▲西武鉄道7000系7104Fとなった元東急電鉄9000系9005F。種別行先案内表示器の日本語と英語が交互表示になるのは6000系(最初の2編成を除く)と変わらない。7000系でも8000系に準じた付番ルールが適用される可能性が高そうだ。
▲西武鉄道8000系は最初の編成が8103Fだが、元は小田急電鉄8000形8261Fで、番号順ではフルカラーLED式の種別行先案内表示器を搭載する形式の3番目(8252F8260F元8261F8262F8263F8265F8266F)にあたるからである。

西武鉄道7000系7104F(4両固定編成)は側面部の車番から、新宿線内基準では西武新宿(SS-01)寄り、池袋線内基準では飯能(SI-26)寄りからクハ7104+モハ7204+モハ7904+クハ7004の4両と思われます。先に譲渡された8000系と付番方法が類似しており、譲渡対象の元の編成番号をもとに番号順に付番されていくものとみられます。東急電鉄9000系の赤帯復刻編成(3編成)を除外してそれ以外の編成をすべて譲渡するものと仮定すると、譲渡数は4両15編成分(60両)となり(元東横線の11編成、大井町線生え抜きの1編成、元2000系の3編成)、武蔵丘車両基地に所属する4000系(全12編成)よりも3編成多い譲渡となりそうです。ただし4000系は7000系の登場前(譲渡前)に2編成が廃車となっていますので、その分は残存する新101系の置き換えに充てられそうな気がします。付番法則に当てはめると、大井町線生え抜きで活躍した元9007F7106F、元東横線の9014F7112F、最後の元2000系3編成は7113F以降と予想されます。

【譲渡対象の9000系の付番予想】※赤帯復刻編成を譲渡対象外とした場合の予想です
東急電鉄9000系9002F → 西武鉄道7000系7101F
東急電鉄9000系9003F → 西武鉄道7000系7102F
東急電鉄9000系9004F → 西武鉄道7000系7103F
東急電鉄9000系9005F → 西武鉄道7000系7104F
東急電鉄9000系9006F → 西武鉄道7000系7105F
東急電鉄9000系9007F → 西武鉄道7000系7106F
東急電鉄9000系9008F → 西武鉄道7000系7107F
東急電鉄9000系9009F → 西武鉄道7000系7108F
東急電鉄9000系9010F → 西武鉄道7000系7109F
東急電鉄9000系9011F → 西武鉄道7000系7110F
東急電鉄9000系9012F → 西武鉄道7000系7111F
東急電鉄9000系9014F → 西武鉄道7000系7112F
東急電鉄9000・9020系9021F → 西武鉄道7000系7113F
東急電鉄9000・9020系9022F → 西武鉄道7000系7114F
東急電鉄9000・9020系9023F → 西武鉄道7000系7115F