2018年4月30日

東日本旅客鉄道が2018年度事業計画を発表

2018年4月27日、東日本旅客鉄道が2018年度事業計画を発表しました。投資額は約5,250億円です。

▲『スーパーあずさ』向けのE351系の置き換え完了後も基本9両編成のみの増備が続けられるE353系(写真は初めて基本編成のみで出場した長モトS106編成)。今回は『かいじ』『あずさ』向けのE257系0番台の置き換えが始まるのだろうか。
▲今後も10号車(サハE235形4600番台)抜きの10両ながらもさらなる増備が続くE235系。同系列のクハE235-18以下から成る東トウ18編成からは新製当初より監視カメラが設置されている。

車両面では上越新幹線に投入するE7系の追加増備、関東首都圏のE235系(東トウ)の追加増備、E231系0番台(八ミツ)と500番台(東トウ)の転用工事、子会社のモノレール10000形の追加製造などが予定されています。設備面では東日本大震災で被災した常磐線の復旧工事推進のほか、関東首都圏のホームドア設置(今年度は京浜東北線の有楽町[JK-25]、秋葉原[JK-28]、御徒町[JK-29]、総武快速線の新小岩[JO-23]で使用開始予定)、一部路線の駅ナンバリング追加等が行われます。なお横須賀線・総武快速線(いずれもJO)、山手線(JY)・常磐緩行線(JL)・横浜線(JH)では自動放送に駅ナンバリング放送がすでに追加されています。

小田急電鉄『ロマンスカーミュージアム』が2021年春に海老名に開業へ

小田急電鉄が2021年春に小田原線海老名(OH32)の海老名検車区西側の隣接地に『ロマンスカーミュージアム』を開業すると発表しました。
▲『ロマンスカーミュージアム』に保存展示されるロマンスカー『SE』3000形。3021Fのうちの5両が海老名検車区西側の49番留置線横の格納庫で保存されている。クハ3021がロマンスカーミュージアムに展示されるのだろうか。
▲『ロマンスカーミュージアム』に保存展示されるロマンスカー『NSE』3100形。
▲『ロマンスカーミュージアム』に保存展示されるロマンスカー『LSE』7000形。引退後に先頭車1両(デハ7003・デハ7004のいずれか)が保存されるほかは解体処分になるものと思われる。

このほか喜多見検車区にはロマンスカー『RSE』20000形のデハ20001、大野総合車両所にはロマンスカー『HiSE』10000形のデハ10001が保存されており、これらの車両もすべてロマンスカーミュージアムに搬入されるものと思われ、それまでは静態保存が続きそうです。1階には引退した歴代のロマンスカーと小田急電鉄が開業した際の最初の車両(モハ1形)が展示されるほか、2階には鉄道ジオラマや電車運転シミュレーターやグッズショップ、キッズゾーンが併設されます。その上の屋上はビュースポットとなっており、海老名検車区西側や海老名を発着する列車の姿を見ることができます。なお入場料金など詳細は不明ですが、詳細が決まり次第発表されるとのことです。

子どもも大人も楽しめるミュージアムとしてオープンする『ロマンスカーミュージアム』、私も機会があればぜひ行ってみたいと思っています。『ロマンスカーミュージアム』がオープンすると土曜休日を中心に親子連れでにぎわうため、乗降客数もさらに増えそうな予感です。私も地元から海老名へは快速急行や急行で10分ほどで到着するので、いつでも気兼ねなく行けそうですね。

相模鉄道が2018年度事業計画を発表

2018年4月26日に相模鉄道が2018年度事業計画を発表しました。投資額は約126億円(路線バスを含む)です。今回は鉄道のみで【車両面】と【設備面】に分けて紹介します。

【車両面】
▲昨年投入された20000系(写真)に続く新型車両『12000系』が1編成(10両)導入される。編成番号は『12101F』と予想される。20000系では初めて個別ドアスイッチが設置されたため、12000系でも半自動ドアスイッチ付きの車両となるのだろうか。
▲9000系のリニューアル更新工事は1編成、8000系のVVVFインバータ更新工事は2編成、冷房システムの改良は1編成の施工となる。9000系の2代目塗装車は9701F・9706F・9707Fの3編成のみであり、唯一の幕車である9701F、車番の字体が異なる9707Fに注目だ。

車両面では20000系20101Fに続く新型車両『12000系』1編成(12101F)の導入を発表しました。この系列は2019年度下期に相模鉄道本線と東日本旅客鉄道の直通線向けとして導入されるものです。また9000系では1編成のリニューアルが施工され(リニューアル車5編成目)、8000系2編成の制御装置の機器更新工事が施工されます。9000系は9701F・9706F・9707Fが2代目塗装のままで残っており、動向が注目されます。8000系もあの豪快な日立製作所製GTO素子がどんどん減って寂しくなりそうです。

【設備面】

▲上りの高架化工事が進む本線星川(SO-05)。現在も上り線で鋭意工事中である。

▲駅舎リニューアルが進む二俣川(SO-10)(2017年10月撮影)。

設備面では駅舎リニューアルや待合室の設置、行先案内表示器の設置などが予定されており、駅舎リニューアルは西横浜(SO-03)、緑園都市(SO-33)、弥生台(SO-34)の各駅、待合室の設置は西横浜、鶴ヶ峰(SO-09)、弥生台の各駅、行先案内表示器の設置は西横浜、上星川(SO-07)、南万騎が原(SO-31)、弥生台、ゆめが丘(SO-36)の各駅を予定しています。二俣川では駅舎リニューアルを進めるほか、海老名(SO-18)では改札口の新設、ホームドアの設置、保育設備の整備と駅舎の建て替え工事を行います。ホームドアについては今年度の整備予定の駅はありませんが、ホームの補強工事と列車定位置停止装置(TASC)の導入を予定しています。

2018年4月28日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2018.04.28 フルカラーLEDとなった3000形1次車に遭遇~

4月28日は小田急電鉄小田原線を撮影。今回は伊勢原(OH36)にて。

1000形1096F。3021レ(土曜休日E64運用)。

1000形1065F+3000形3252F。1266レ(土曜休日E39運用)。1065Fの相方に注目。

なんと種別行先案内表示器がフルカラーLED式に更新された3252Fに出会いました。移動中だけではありますが、江ノ島線でもフルカラーLED式となった3251Fを目撃しました。

ちゃんと証拠に側面の車番と種別行先案内表示器を収めました。

1000形1253F。6821レ(土曜休日A13運用)。偶然にも1253Fを見かけました。最後は伊勢原~愛甲石田(OH35)間にて。

ロマンスカー『VSE』50000形50002F。0054レ(土曜休日N32運用)。ここで撮影を終えました。

東京急行電鉄田園都市線と大井町線(新型車両登場)をトコトン楽しむ!

4月28日は茅ヶ崎市での用事のあとに東京急行電鉄田園都市線・大井町線メインで楽しんできました。まずは中央林間(DT-27)にて。

東武鉄道50000・50050系51056F。076-112レ(土曜休日76T運用)。

東武鉄道50000・50050系51054F。058-112レ(土曜休日58T運用)。50000・50050系でもROM更新で『各停』表示を出す編成が出始めています。個人的には『各停』表示があった方がわかりやすいですが、逆に言えば種別無表示の各駅停車の姿も貴重ですね。

東武鉄道50000・50050系51066F。082-112レ(土曜休日82T運用)。

東武鉄道50000・50050系51061F。060-112レ(土曜休日60T運用)。なんと4連続で東武鉄道車両。

8500系8622F。008-112レ(土曜休日08K運用)。2020系の登場で注目される8500系。そのうちの8622Fが来たところでこれに乗って移動しました。

溝の口(DT-10, OM-16)で下車し、大井町線をメインで撮影(ただし2番ホームに進入する列車のみ)。たまに田園都市線も撮っています。

9000系9010F。104-111レ(土曜休日104運用)。

9000系9007F。105-111レ(土曜休日105運用)。大井町線の9000系では新製当初から配置されている編成。偶然にも撮れました。

9000系9009F。106-111レ(土曜休日106運用)。

8500系8637F。005-111レ(土曜休日05K運用)。なんと『Bunkamura』ラッピング車に出会いました。ドアが4色になっていた理由はこのラッピングに備えたものでしょうか。
『Bunkamura』ヘッドマークは貫通扉の帯下部に掲出されていました。

5000系5113F。018-111レ(土曜休日18K運用)。

9000系9001F。107-111レ(土曜休日107運用)。東横線では最後まで残った9001F。

6020系6121F。134-111レ。ついに新型車両6020系を撮ることができた、かと思いきや、9000系9009Fの106-122レの出発とかぶる結末に・・・。

後追いも撮りました。種別行先案内表示器には『急行  OM-16  溝の口(MIZONOKUCHI)』と表示されており、田園都市線との誤乗防止のため、行先表示は前面部・側面部ともに橙色で囲まれています。

ヘッドマークを撮影し、今度は上りホームの中央林間寄りへ。ここでは田園都市線をメインで撮影。ただしたまに大井町線も撮っています。

東武鉄道50000・50050系51060F。064-112レ(土曜休日64T運用)。

引き上げ線にたたずむ6020系6121F(土曜休日134運用)と9000系9012F(土曜休日108運用)。

8500系8631F。021-112レ(土曜休日21K運用)。9000系の進入と同時でした・・・。

6020系6121F。134-122レ(土曜休日134運用)。引き上げ線から進入する6121F。こちらの方がきれいに撮れたなという感じがします。

5000系5101F。006-112レ(土曜休日06K運用)。5000系トップナンバーを目撃。

9000系9004F。109-122レ(土曜休日109運用)。

東武鉄道50000・50050系51051F。066-122レ(土曜休日76T運用)。トップナンバーには『春の全国交通安全運動』のヘッドマークが掲出されたものの、運動終了後にヘッドマークは撤去され、今度は『春日部大凧あげ祭り』のヘッドマークを掲出。偶然にも見ることができました。

ヘッドマークのアップ。GW期間中の5月3日と5日に行われるため、多くの観客で賑わいそうですね。

9000系9002F。110-122レ(土曜休日110運用)。

8500系8630F。012-112レ(土曜休日12K運用)。2020系の増備が進めば8500系も危ないはずなので、8500系をどんどん記録したほうがいいと思います。

6020系6122F。136-122レ(土曜休日136運用)。なんともう1編成の方の6020系、6122Fも撮れました。こちらのほうがもっときれいに撮れました。この編成は6121Fとは異なり、新製出場時から『7 CARS』のステッカーが掲出されています。

東京地下鉄8000系8112F。057-112レ(土曜休日57S運用)。6020系を2編成ともカメラに収めましたが、もう少しこの場にとどまって撮影することに。

2000系2002F。032-122レ(土曜休日32K運用)。土曜休日の唯一の『サークルK』運用は今回も2000系。しかしリニューアル前の記録だったので貴重です。

9000系9015F。101-122レ(土曜休日101運用)。

東京地下鉄8000系8117F。065-122レ(土曜休日65S運用)。

9000系9008F。102-122レ(土曜休日102運用)。

8500系8629F。015-122レ(土曜休日15K運用)。

6000系6102F。132-122レ(土曜休日132運用)。溝の口折り返しの6000系も撮影。

東京地下鉄08系08-104F。063-122レ(土曜休日63S運用)。写真左側には引き上げ線に入る9000系9003F(土曜休日103運用)の姿が・・・。

8500系8637F。005-122レ(土曜休日05K運用)。『Bunkamura号』の折り返しを撮りましたが、9000系9003Fの被りは回避できず。ただ青帯の8637Fを記録できただけでもよしとしましょう。

私はここで溝の口を離れました。かなり長く滞在しましたが、車種が多いので飽きませんでした。このほかにも下りでは8500系8614Fの伊豆急行カラーや5000系5107Fの『TOKYU SQUARE(東急スクエア)』のヘッドマーク・ラッピング車も目撃。今度は2020系が運用している時に行きたいです。