2018年4月30日

小田急電鉄『ロマンスカーミュージアム』が2021年春に海老名に開業へ

小田急電鉄が2021年春に小田原線海老名(OH32)の海老名検車区西側の隣接地に『ロマンスカーミュージアム』を開業すると発表しました。
▲『ロマンスカーミュージアム』に保存展示されるロマンスカー『SE』3000形。3021Fのうちの5両が海老名検車区西側の49番留置線横の格納庫で保存されている。クハ3021がロマンスカーミュージアムに展示されるのだろうか。
▲『ロマンスカーミュージアム』に保存展示されるロマンスカー『NSE』3100形。
▲『ロマンスカーミュージアム』に保存展示されるロマンスカー『LSE』7000形。引退後に先頭車1両(デハ7003・デハ7004のいずれか)が保存されるほかは解体処分になるものと思われる。

このほか喜多見検車区にはロマンスカー『RSE』20000形のデハ20001、大野総合車両所にはロマンスカー『HiSE』10000形のデハ10001が保存されており、これらの車両もすべてロマンスカーミュージアムに搬入されるものと思われ、それまでは静態保存が続きそうです。1階には引退した歴代のロマンスカーと小田急電鉄が開業した際の最初の車両(モハ1形)が展示されるほか、2階には鉄道ジオラマや電車運転シミュレーターやグッズショップ、キッズゾーンが併設されます。その上の屋上はビュースポットとなっており、海老名検車区西側や海老名を発着する列車の姿を見ることができます。なお入場料金など詳細は不明ですが、詳細が決まり次第発表されるとのことです。

子どもも大人も楽しめるミュージアムとしてオープンする『ロマンスカーミュージアム』、私も機会があればぜひ行ってみたいと思っています。『ロマンスカーミュージアム』がオープンすると土曜休日を中心に親子連れでにぎわうため、乗降客数もさらに増えそうな予感です。私も地元から海老名へは快速急行や急行で10分ほどで到着するので、いつでも気兼ねなく行けそうですね。