2021年2月24日

【廃車除籍も?】東京地下鉄7000系7110F(10両固定編成)が和光検車区新木場分室に自走回送される

2021年2月22日、東京地下鉄7000系7110F(10両固定編成)が和光検車区から同新木場分室に自走回送されました。その前日には17000系17101FがB777S列車(土曜休日77S運用)から営業運転を開始しているため、廃車除籍のための回送の可能性があります。
▲17000系の運用開始に伴って和光検車区新木場分室に自走回送された7000系7110F。
▲置き換えが再開されていてもおかしくはない7000系。10両固定編成から置き換えとなるようだが、7110Fが新木場分室に向かった。これが廃車除籍の目的ならば有楽町線・副都心線兼用の現行仕様になってから初めての廃車となるだろう。
▲2月21日に有楽町線の片道のみでひっそりデビューした17000系。本来なら7000系10両固定編成や10000系と共通運用だが、クハ17000側の運転台(グラスコックピット仕様)には『西武線入線禁止』のラベルが貼付されたため、当面は朝夕の時間帯のみで和光市(Y-01,F-01)を発着する有楽町線内運用が中心になりそう。

2018年11月に引退した6000系(一部編成はインドネシアで活躍中)と同様に新木場分室に回送されていることから、廃車除籍となる可能性は否定できないと思います。列車番号が『94S』ということですが、6000系とは異なり所属先から新木場分室への臨時回送とはいえども、あたかも定期回送列車と見間違えてしまうほどなので注意が必要といえます。7110Fが廃車除籍となると残る7000系は10両固定編成が5編成(7101F・7102F・7104F・7105F・7118F)、8両固定編成が15編成の20編成140両となります。7000系は副都心線対応改造から外れた編成の一部がインドネシアに譲渡されて活躍していますが、副都心線にも対応した編成はどうするのか注目されます。インドネシア譲渡の可能性は否定しませんが、東日本旅客鉄道武蔵野線で活躍した205系0番台・5000番台の42編成336両すべてがインドネシアに渡っていることもありますので、解体処分となる可能性もありそうです。

※2021年3月9日、7110Fの写真をアップしました。