2022年9月17日、東京都交通局三田線の志村車両検修場に貸出されていた相模鉄道20000系8両固定編成(21000系)の21101Fが列車番号25Kを表示し東京地下鉄王子検車区へ自走回送されました。高島平(I-25)→白金高輪(I-03,N-03)→王子神谷(N-17)で運転されたことから王子検車区への貸出と思われます。
▲20000系8両固定編成で編成識別番号(“101”)と“8 CARS”が掲出されていない21101Fが志村車両検修場から王子検車区に白金高輪折り返しで回送された。このため日中時間帯では初めて三田線と南北線を走行する形になった。
同編成の貸出先は志村車両検修場から王子検車区に変更されるものと思われます。途中白金高輪で南北線方面へ折り返しました。日中時間帯に南北線・三田線ともに白金高輪折り返し列車、すなわち東急電鉄目黒線方面に直通しない列車の設定があるため、異常時に20000系8両固定編成(21000系)でも白金高輪折り返しとなる可能性があります。なお相模鉄道本線やいずみ野線での営業運転に入っている同系列では編成識別番号があるため、その識別番号がない貴重な編成です(返却時に識別番号が貼付される可能性はある)。なお埼玉高速鉄道にはすでに浦和美園車両基地に貸出されたことがありますので、おそらく王子検車区での訓練を残していたということでしょうか。
【相模鉄道20000系の編成識別番号】※列車番号表示器下部に掲出される番号です
20101F…001 20102F…002 20103F…003 20104F…004 20105F…005 20106F…006 20107F…007 21101F…101 21102F…102 21103F…103 21104F…104