2022年9月1日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センターに所属するE217系横クラY-133編成(クハE217-2033以下4両)が所属先から東海道線湯河原(JT-20)に疎開回送されました。この編成については所属先に戻った後の動向が注目されます。
▲E217系の疎開では珍しく付属編成のみが東海道線湯河原で疎開留置に。同編成は先に疎開留置されていた横クラY-33編成+横クラY-143編成とは異なりドアステッカーが撤去されているため、近く廃車除籍処分になる可能性がありそうだ。
8月1日に湯河原に疎開回送され留置されていたE217系横クラY-30編成と横クラY-132編成は所属先の鎌倉車両センターに戻ったものと思われ、その代わりに横クラY-33編成と横クラY-143編成が8月30日に回送されて疎開留置されています。今回さらには付属編成の横クラY-133編成のみが加わった形です。これまでに湯河原に疎開留置となったE217系は基本編成と付属編成を連結した15両が多いために、付属編成単独での湯河原疎開留置は珍しいものと思われます。先に疎開留置されている横クラY-33編成と横クラY-143編成はドアステッカーがそのまま残されていましたが、今回の横クラY-133編成ではドアステッカーが撤去されています。このことから、横クラY-133編成は廃車除籍処分(に伴う長野総合車両センターへの配給輸送)が近いものと思われ、所属先に戻った後の動きが気になりますね。