2022年9月12日

【早くも蛍光灯消滅へ】小田急電鉄4000形4063Fの車内照明がLED式に(4064Fも近く交換へ)

2022年9月12日、小田急電鉄4000形4063Fが大野総合車両所構内で車内照明を蛍光灯からLEDタイプに交換し、4308レ(平日C19運用)より営業運転に復帰しました。大野総合車両所構内に同形式で車内照明が蛍光灯のままである4064Fが留置中で、動向が注目されます。
▲大野総合車両所構内にて車内照明が蛍光灯からLEDタイプに交換された4000形4063F。これで蛍光灯のまま残る同形式は4064Fのみだが、同編成が11日の土曜休日C18運用で大野総合車両所に入庫しており、車内照明の交換が実施されるものと思われる。
▲4000形4064Fの車内照明は登場時から蛍光灯だった。この編成が車内照明を交換すると蛍光灯を搭載する4000形は消滅する。
▲2011年度までに製造された4000形で進む車内照明のLEDタイプへの交換は4064Fを残すのみだが、大野総合車両所に同編成がいることから、実質上は4000形で車内照明が蛍光灯の編成は消滅している状態だ。

同形式の車内照明は4064Fを除く13編成(130両、登場当初からLED照明の4065F4066Fを除く)でLEDタイプへの交換が確認されています。蛍光灯のまま残る4064Fが11日の土曜休日C18運用で大野総合車両所入庫運用でそのまま留置されており、車内照明の交換作業が順次実施されるものとみられています。このため4064Fが営業運転に入らずに留置となって仮に車内照明が交換された場合は、4000形で車内照明が蛍光灯のままである編成は登場から約15年で消滅します。ちなみに1000形では最後の6両固定編成が廃車除籍処分となったことで現役の非リニューアル車両はレーティッシュカラーのみとなり、その編成の廃車をもって同形式のリニューアル車両への統一と全編成の車内照明のLED式への統一が完了となります。

【4000形の車内照明LED化状況】2022年9月12日現在
《蛍光灯のまま》4064F
《LED照明交換》4051F4052F4053F4054F4055F4056F4057F4058F4059F4060F4061F4062F4063F
《新製当初から》4065F4066F