2026年3月28日

【なぜ今更設置する?】京王電鉄7000系の一部先頭車両に転落防止幌設置のわけとは?

2026年3月26日、京王電鉄7000系でペアを組む7807F(4両固定編成)と7701F(6両固定編成)の編成中間に入るクハ7857(7号車)・クハ7701(6号車)の部分に転落防止幌が設置されて外観上の変化が見られたことで密かに注目されています。
▲4両固定編成と6両固定編成、2両固定編成と8000系8両固定編成または9000系8両固定編成と組んで10両を組むことが多い7000系(10両固定編成を除く)。このうち、半固定でのペアを組む7807F(4両固定編成)と7701F(6両固定編成)に転落防止幌が追加設置された。運転台機能は若葉台検車区などでの入換を見越して残しているものと思われる。

この系列は京王電鉄の現役最古参であり、2両固定編成(ワンマン運転対応編成を含む)、4両固定編成(ワンマン運転対応編成を含む)、6両固定編成、10両固定編成が存在し、かつては8両固定編成も存在していました。このうち2両固定編成が8000系・9000系8両固定編成と10両を組むとき、2両固定編成は新宿(KO-01)方に組成されます。4両固定編成と6両固定編成が10両を組むとき、4両固定編成が新宿(KO-01)方、6両固定編成が京王八王子(KO-34)方にそれぞれ組成されるのが通常で(8000系はその逆となっていたが、中間車化改造で消滅)、先頭車同士の転落防止幌はその中間に入る2両に設置されたものとなっていて、7000系のペアが半固定化されるのか注目されています。大手の私鉄では近畿日本鉄道のほか、東武鉄道10000・10030系に転落防止幌を設置した例がありますので、今後このパターンが別編成のペアにもあり得るのか注視する必要があります。他編成にも設置されれば、10両を組む編成が限られるわけですが、現行ダイヤでは分割併合を実施しないことから、設置しても問題がなかったのでしょう。入換の際に転落防止幌のある先頭車が出ることはありそうです。