2018年3月12日、小田急電鉄大野総合車両所でリニューアル更新工事と重要部検査を受けていた1000形1091F(10両固定編成)が出場し、リニューアル後の試運転を相模大野(OH28)~小田原(OH47)間で行いました。
▲スカート交換前のリニューアル途中の1000形1091F。このときは上り4両側のみ完成済み。
▲製造当初からの10両固定編成では初めてのリニューアル車となった1000形1091F(3月14日、大野総合車両所64番留置中の様子を車内から撮影)。制御装置は三菱電機製のSiC素子となったが、約7年前は純電気ブレーキ未更新の三菱電機製GTO素子(2012年以降純電気ブレーキ化改造済み)だった。
出場時にスカートは大形のものが装着され、6両編成+4両編成から10両固定編成に改造された1095F・1096Fと同じく、両先頭車のクハ1491・クハ1091と6号車サハ1291・7号車サハ1191には車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されています。なお通勤形の全形式に掲出されている地下化による新ダイヤヘッドマークは掲出されていませんでした(3月14日時点)。運用復帰時に掲出されるものと思われます。大野総合車両所出庫ということは、運用復帰時は平日C11運用、平日E16運用、平日E18運用、平日E32運用、平日E37運用のいずれかということになりますね(再出庫のみの場合は平日E22運用、平日E28運用もあり)。