2018年8月1日、東京都交通局馬込車両検修場所属の5300形5301Fが京浜急行電鉄本線・逗子線を経由して総合車両製作所横浜事業所まで自走回送されました(列車番号91T)。5500形の運用開始に伴う廃車の動きの可能性があります。
▲全27編成(216両)が在籍していた5300形(写真の左右両端)についに廃車が発生か。5500形(写真中央)の新製出場時の回送とはほぼ真逆の経路で帰らぬ旅に出たようだが、5300形の場合は入場先でもあったファインテック久里浜事業所まで回送されていたことが特筆できる。
同年7月30日には総合車両製作所横浜事業所から5500形5504Fが新製出場し所属先の馬込車両検修場まで自走回送しており、5500形の増備が進んでいることから、5300形5301Fは廃車となる可能性がありそうです。なお5500形の出場回送とは異なり、ファインテック久里浜事業所まで回送ののち総合車両製作所横浜事業所へ向かったことが特徴です。今後は初期編成の動きに気をつけたいですが、いずれは全27編成が5500形に置き換わるので、5300形自体の動きには特に注意するべきですね。