2018年8月24日

【予想外】東日本旅客鉄道E231系元八ミツB16編成が4両編成で川越線・八高線向けに転用へ

2018年8月22日、東日本旅客鉄道E231系0番台元八ミツB16編成(クハE231-16以下10両)のうちの4両(クハE231-16+モハE231-32+モハE230-32+クハE230-16)が制御装置の更新工事のため入場していた青森改造センターを出場し、秋田総合車両センターへ入場のため配給輸送されました。

▲E231系では元0番台八ミツB5編成から改造された3000番台宮ハエ41編成および元0番台八ミツB6編成から改造された3000番台宮ハエ42編成以来となる、3編成目となる3000番台(予想:宮ハエ43編成)が元0番台八ミツB16編成から改造の4両で誕生か。

▲ついに置き換えられる209系3000番台(宮ハエ)。川越線・八高線向け同系列で最初に離脱したのは宮ハエ62編成(クハ209-3002以下4両)である。機器更新工事は受けずにそのまま廃車か。

同編成には制御装置の機器更新工事のほか、半自動ドアスイッチが新たに設置されていたため、武蔵野線向けではなく川越線・八高線向けに転用され、3000番台となり『(仮)宮ハエ43編成(クハE231-3003+モハE231-3003+モハE230-3003+クハE230-3003)』として改造されるものと思われます。なお編成から外された付随車4両(6扉車のサハE230-16を含む)はすべて廃車解体になるものと思われますが、半自動ドアスイッチが設置されなかったモハE231-31+モハE230-31の電動車1ユニットが残されているので、八ミツB11編成(付随車2両の代わりにモハE231-9+モハE230-9を組み込み)、八ミツB14編成(付随車2両の代わりにモハE231-11+モハE230-11を組み込み)に続いてもう1編成の0番台は中央・総武線に残留することが考えられます。

一方で209系3500番台・E231系3000番台の転入で209系3000番台・3100番台も置き換えられ、すでに宮ハエ62編成が運用を離脱しています。近く廃車になるものと思われ、残る209系は3000番台が3編成、3100番台が2編成となります。