2018年8月7日

【臨時増発】東京地下鉄16000系16101F、臨時各駅停車運用に充当される

2018年8月4日、小田急電鉄小田原線では『第72回あつぎ鮎まつり大花火大会』にの開催に伴い、本厚木(OH34)~海老名(OH32)間などを中心に一部各駅停車の増発と運転区間の延長変更、急行・快速急行の厚木(OH33)への臨時停車を行うなど、臨時ダイヤで運転されました。

▲乗り入れ先の千代田線からの急行列車(2239レ:土曜休日25S運用)の折り返し回送の一部を用いて臨時増発列車に充当された東京地下鉄16000系16101F。本厚木→厚木→海老名の短区間の営業運転だったが、10両固定編成であることを活かして臨時ダイヤの輸送力増強に貢献した。

なかでも土曜休日25S運用に充当されていた東京地下鉄綾瀬検車区所属の16000系16101F(川崎重工業1次車)が小田原線内2239レ(我孫子[JL-30]18時38分発、伊勢原[OH36]20時45分着)の折り返し回送(回9260レ・相武台前[OH30]20番構内留置線入庫、翌日は平日に57S、土曜休日に45Sの運用に繋がる定期回送)の一部を活用した本厚木始発の臨時各駅停車海老名行き(本厚木21時05分発、海老名21時08分着)に充当されたようです。種別行先案内表示器や車内のLCD式旅客案内表示器、自動放送にも対応していたようで、運用番号の『25S』を出したまま『各駅停車 海老名』と表示して運転されました。短区間ではありましたが、10両固定編成である16000系が輸送力増強に一役買ったことは間違いありません。なお16000系が臨時列車ながらも本厚木~海老名間の区間営業列車に入るのは非常に珍しいことです。