【TDR開園35周年記念】東日本旅客鉄道651系0番台による『TDR35周年号』運転

2018年8月3日から4日にかけて、東日本旅客鉄道勝田車両センターに所属する651系0番台水カツK103編成（クハ651-3以下7両）を使用した『TDR（東京ディズニーリゾート）35周年号』が東北本線仙台～京葉線舞浜（JE-07）間で運転されました。これは2018年4月15日に東京ディズニーリゾートが開園35周年を迎えたことを記念して運転されたものです。
▲団体専用列車ではあったものの、651系0番台が仙台に帰ってきた。同系列が仙台に乗り入れたのは当時の特急『スーパーひたち』（現在の特急『ひたち』）以来、約7年4ヶ月ぶりである。

今回の団体専用列車の特色として651系0番台が約7年4ヶ月ぶりに仙台に入線し客扱いを行ったことです。この系列は2011年3月11日の東日本大震災発生前当時の特急『スーパーひたち』として定期運用を持っていたので（ただし4両編成のみ）、東京ディズニーリゾート方面への団体専用列車ではありましたが、同系列の仙台への入線と客扱いが約7年4ヶ月ぶりに実現したのです。ただし、前面部のLED式の愛称表示器は一切使用されませんでした。ちなみに、651系0番台は元水カツK102編成が1000番台宮オオOM207編成として転属し、水カツK105編成が郡山総合車両センターに自走回送されたため、7両編成で残る純粋な651系0番台は水カツK103編成のみとなっており、動向が注目されています。